
川反(かわばた)郷土料理街
秋田駅から歩いて15分。旭川沿いに軒を連ねる灯りの下で、きりたんぽ鍋と地酒が、今夜も誰かを待っています。
このページでわかること
- 川反が「秋田一の繁華街」と呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
- 明治19年の俵屋火事が生んだ歓楽街の歴史と、川反芸者の記憶
- きりたんぽ鍋、比内地鶏親子丼、稲庭うどんが味わえる実在の郷土料理店
- 秋田駅から徒歩約15分というアクセスと、夜の街歩きの楽しみ方
- 秋田市内エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
川反ってどんな街?
秋田駅の改札を出て、旭川に向かって歩くこと15分。ネオンと提灯の灯りが増えてきたら、そこはもう川反です。「川反」という珍しい地名は、藩政時代には「川端」と書かれ、旭川を挟んで武士の町の反対側にあったことから、町人の町として「川反」の字が当てられるようになったと伝わります。この街が歓楽街として花開いたのは明治19年(1886年)。俵屋火事と呼ばれる大火で焼け出された芸者屋や飲食店が、次々と川反へ移転してきたのが始まりでした。明治末期から昭和初期にかけて、戦争特需などを背景に川反は栄華を誇り、川反芸者は県外にまでその名を知られるようになります。今も川反通り、五丁目橋を渡った先の横町通り、赤れんが館通りを中心に、きりたんぽ鍋や比内地鶏、稲庭うどんといった秋田の郷土料理と地酒を楽しめる店が軒を連ねています。観光地として整えられた場所ではなく、今も現役の飲み屋街。だからこそ、灯りの下を歩くだけで、秋田の人がどんな夜を過ごしてきたかが伝わってきます。
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基本情報
| 名称 | 川反(かわばた)郷土料理街 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県秋田市大町(旭川沿い) |
| 料金 | 街歩きは無料。飲食は各店舗の料金による |
| 営業時間の目安 | 多くの店が17時頃から。ランチ営業の店は少なめ |
| アクセス | JR秋田駅から徒歩約15分 |
| エリア構成 | 川反通り、横町通り(五丁目橋の先)、赤れんが館通り |
| 名物 | きりたんぽ鍋、比内地鶏親子丼、稲庭うどん、地酒 |
行き方・駐車場
JR秋田駅の西口を出て、旭川に向かって道なりに歩けば徒歩約15分。バスなら秋田駅西口から市内循環バス「ぐるる」で数分、川反入口や中央通りのバス停で下車すれば目の前です。タクシーなら秋田駅から5分ほどで、飲んだ帰りにも使いやすい距離。エリアは大きく3つに分かれ、川反通りは老舗の郷土料理店や居酒屋が密集するメインストリート、五丁目橋を渡った先の横町通りはやや落ち着いた雰囲気、赤れんが館通りは秋田市指定有形文化財の赤れんが郷土館が近く、街歩きの起点としても使えます。専用の大きな駐車場はないため、車で訪れる場合は周辺のコインパーキングを利用し、飲酒をする場合は公共交通か代行運転を使いましょう。秋田市内を車で回る日は、レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
秋田市内の移動はレンタカーも便利
川反そのものは徒歩とタクシーで完結しますが、翌日に角館や田沢湖まで足を延ばすなら車が圧倒的に有利です。秋田駅周辺には営業所が集まっているので、初日は徒歩で川反を楽しみ、レンタカーは翌朝からという借り方が無駄になりません。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
桜の季節は、川反から徒歩圏の千秋公園と合わせて訪れる人が増える時期。夜桜のあとに川反で温まる、という流れが秋田の定番です。
夏(6〜8月)
祭りシーズンは観光客と地元客が入り混じり、街全体がもっとも賑わう季節。冷たい地酒と稲庭うどんが恋しくなります。
秋(9〜11月)
きりたんぽ鍋が本格的においしくなる季節。比内地鶏の出汁が効いた一杯を求めて、県外からもリピーターが訪れます。
冬(12〜3月)
雪の中で灯る提灯の明かりが、川反をいっそう情緒的に見せる季節。あたたかいきりたんぽ鍋が何より恋しくなります。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 灯りが増える夕方から歩き始める
川反は昼と夜でまったく表情が違う街です。提灯とネオンが灯り始める17時過ぎから歩くと、この街本来の空気を味わえます。

2. 一軒目は郷土料理で腹ごしらえ
きりたんぽ鍋、比内地鶏親子丼、稲庭うどん。まずは秋田の代表的な味を一つ選んで、街歩きの活力にしましょう。

3. 横町通りまで足を延ばす
五丁目橋を渡った先の横町通りは、川反通りとはまた違う落ち着いた雰囲気。川反角のレトロ博物館のような、昭和の記憶を残す建物にも出会えます。

4. 翌朝、明るい時間にもう一度歩く
夜の賑わいが嘘のように静かな昼の川反。老舗の看板や建物の意匠をじっくり眺められるのは、この時間ならではです。

5. 地酒の飲み比べに挑戦する
秋田は日本有数の日本酒どころ。川反の居酒屋は地酒の品揃えが豊富な店が多く、飲み比べセットを置く店も少なくありません。
あわせて回りたい、近くの見どころ


近くの人気飲食店
川反はエリア全体が郷土料理店の集合体ですが、その中でも編集部が実在を確認した名店を紹介します。きりたんぽ鍋、比内地鶏、地酒。どこから箸をつけても、秋田の味に行き着きます。

秋田郷土料理と旨い酒のあるところ かまくら郷土料理・居酒屋📍Googleマップで現在地からのルートを見る店名の通り、郷土料理と地酒の組み合わせにこだわる一軒。川反らしい飲み比べを楽しみたい人におすすめです。

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
川反は現役の歓楽街です。店の前で長時間の撮影をしたり、通行の妨げになる場所での撮影は控え、灯りの雰囲気を活かした一枚を短時間で狙うのがマナーです。
看板とネオンを主役にするきりたんぽ鍋の大きな看板や、店先の提灯は川反らしさが凝縮された被写体。人の顔が写り込まない角度を選びましょう。
通行の妨げにならない場所から
昼の建物の意匠を撮る夜は暗くて見えにくい建物の装飾も、昼なら細部までくっきり。レトロな看板建築を探しながら歩くのもおすすめです。
個人宅や店舗の敷地内には立ち入らない
このエリアの宿(料金比較)
川反で夜遅くまで飲むなら、秋田駅周辺に宿を取るのが一番ラク。タクシーでもワンメーターに近い距離で、翌朝の移動もそのまま秋田駅から動けます。

秋田市中心部(秋田駅周辺)
川反で夜を楽しむなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
川反は歩いて回る飲み屋街。荷物を軽くして、両手を空けて店を選べる装備が正解です。
ウォーキングシューズ川反通り、横町通り、赤れんが館通りと、はしご酒は意外と歩きます。履き慣れた靴で街歩きを楽しみましょう。
小銭入れ・コインケース老舗の郷土料理店は現金のみの店も。会計で慌てないよう、小銭を分けておくとスムーズです。
モバイルバッテリー夜の街歩きは写真を撮る場面が多く、地図アプリも使い続けることに。一つ持っておくと安心です。
御朱印帳入れ巾着川反から千秋公園方面へ足を延ばす人向け。荷物をコンパクトにまとめておける巾着は街歩きに便利です。
羽織れる薄手アウター夜の川反は日中より冷え込みます。特に秋から春は一枚あるだけで、はしご酒の時間がぐっと快適になります。
よくあるご質問(FAQ)
川反はどんな場所ですか。
秋田市大町、旭川沿いに広がる秋田県内有数の繁華街です。きりたんぽ鍋や比内地鶏、稲庭うどんといった秋田の郷土料理店、居酒屋が軒を連ね、明治期からの歴史を持つ歓楽街として知られています。
秋田駅から川反までどれくらいかかりますか。
徒歩で約15分です。市内循環バス「ぐるる」やタクシーを使えば数分で到着します。
川反はいつ頃から賑わい始めますか。
多くの店が17時前後から営業を始め、夕方以降に灯りが増えていきます。ランチ営業の店は限られるため、昼の街歩きよりも夜の訪問が中心になります。
川反という地名の由来は何ですか。
藩政時代は「川端」と書かれ、旭川を挟んで武士の町の反対側にあったことから「川反」の字が当てられたと伝わります。明治19年の俵屋火事で被災した芸者屋や飲食店が移転してきたことが、歓楽街としての始まりとされています。
車で行っても大丈夫ですか。
専用の大きな駐車場はなく、周辺のコインパーキングを利用する形になります。飲酒をする場合は車を使わず、公共交通かタクシー、代行運転の利用をおすすめします。
川反は、角館・田沢湖モデルコースの秋田市内滞在日、夕方から夜にかけて組み込むのが定番です。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
秋田空港ゆきの国内線をANA、JALなど横断比較。往路と復路で交通手段を変えると、総額が下がることもあります。
















