
秋田内陸縦貫鉄道(あきたないりくじゅうかんてつどう)
鷹巣から角館まで94.2km。マタギの里を貫く一両編成の車窓は、秋田の四季をそのまま見せてくれます。
このページでわかること
- 秋田内陸縦貫鉄道が「日本一長い第三セクター鉄道」と呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
- 鷹巣駅(北秋田市)〜角館駅(仙北市)94.2km、運賃片道1,700円・往復3,400円の基礎知識
- 観光列車「鉄の3兄弟」(秋田マタギ号・笑EMI・縄文号)と貸切列車の楽しみ方
- 普通列車で約2時間20〜40分、急行「もりよし」なら約2時間という所要時間の目安
- 角館・田沢湖エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
秋田内陸縦貫鉄道ってどんな路線?
秋田県の内陸部を北から南へ、94.2kmにわたって貫く一本のローカル線があります。それが秋田内陸縦貫鉄道、愛称「秋田内陸線」です。北秋田市の鷹巣駅からJR奥羽本線に乗り継ぎ、仙北市の角館駅でJR田沢湖線と接続するこの路線は、第三セクター鉄道としては日本一の長さを誇ります。全線を貫くのは、深い山あいと清流、そしてかつてマタギが暮らした集落です。沿線には阿仁マタギの里や打当温泉があり、車窓には秋田杉の森と米代川水系の渓流が交互に流れていきます。1989年の全線開通からおよそ35年、今も一両編成の気動車がこの長い距離を走り続けています。名物は観光列車「鉄の3兄弟」。秋田マタギ号、笑EMI(えみ)、縄文号という3つの車両が、ランチ列車や貸切列車として季節ごとに走ります。「笑EMI」という愛称には、スマイルレールの名のとおり、乗る人みなの笑顔を乗せて走り続けてほしいという願いが込められています。終点の角館駅は、東北の小京都と呼ばれる角館の玄関口。木造の駅舎に降り立てば、しだれ桜と武家屋敷の町がすぐそこに広がっています。
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基本情報
| 名称 | 秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線 |
|---|---|
| 区間 | 鷹巣駅(北秋田市)〜角館駅(仙北市) |
| 営業距離 | 94.2km(第三セクター鉄道として日本一の長さ) |
| 運賃 | 鷹巣〜角館 片道1,700円、往復3,400円 |
| 所要時間 | 普通列車で約2時間20〜40分、急行「もりよし」で約2時間 |
| 観光列車 | 秋田マタギ号、笑EMI(えみ)、縄文号(鉄の3兄弟)。ランチ列車・貸切列車あり |
| 接続路線 | 鷹巣駅でJR奥羽本線、角館駅でJR田沢湖線・秋田新幹線こまちに接続 |
| 沿線の見どころ | 阿仁マタギの里、打当温泉、秋田杉の森、四季折々の渓流 |
行き方・駐車場
秋田内陸縦貫鉄道は、北秋田市の鷹巣駅と仙北市の角館駅を結ぶ一本のローカル線です。鷹巣駅ではJR奥羽本線に、角館駅ではJR田沢湖線と秋田新幹線こまちに乗り継げるため、角館・田沢湖観光と組み合わせるなら角館側から、大館・鷹巣方面から北上するなら鷹巣側から乗車するのが一般的です。全線を通して乗ると普通列車で約2時間20〜40分、急行「もりよし」なら約2時間。運賃は鷹巣〜角館の片道が1,700円、往復だと3,400円です。本数は都市部の鉄道ほど多くないため、事前に公式サイトの時刻表を確認してから予定を組みましょう。観光列車「秋田マタギ号」「笑EMI」「縄文号」は運行日が限られており、事前予約が必要な便もあります。角館駅から乗車する場合は、しだれ桜の見頃や紅葉シーズンに合わせて内陸線に乗ると、車窓と沿線の両方で秋田の四季を味わえます。角館・田沢湖エリアを車で回るなら、レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
沿線散策にはレンタカーも便利
内陸線は本数が限られるため、途中駅で降りて周辺を散策するなら、角館か鷹巣でレンタカーを借りておくと動きやすくなります。阿仁マタギの里や打当温泉への立ち寄りも身軽に組めます。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
終点角館のしだれ桜が咲く4月中旬から下旬は、内陸線に乗るだけで一年で最も華やかな車窓に出会える季節です。
夏(6〜8月)
秋田杉の深い緑と沿線の清流が涼を運ぶ季節。窓を開けて走る観光列車も気持ちのよい時期です。
秋(9〜11月)
沿線の山々が紅葉に染まり、鉄橋を渡る列車と紅葉のコントラストが一年で最も写真映えする季節です。
冬(12〜3月)
雪原を走る一両編成の車両は、内陸線ならではの静かな冬景色。マタギの里らしい厳しくも美しい表情を見せます。
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1. 鉄橋区間を車窓から狙う
沿線には米代川水系にかかる鉄橋がいくつもあります。進行方向や座る位置を工夫すると、鉄橋を渡る瞬間の眺めがより印象的になります。

2. 観光列車「鉄の3兄弟」に乗る
秋田マタギ号、笑EMI、縄文号という3つの観光列車は、それぞれ運行日と内容が異なります。事前に公式サイトでスケジュールを確認して予約しましょう。

3. 阿仁マタギの里で途中下車する
沿線には阿仁マタギの里や打当温泉があります。全線乗り通すだけでなく、途中駅で降りてマタギ文化に触れる旅程もおすすめです。

4. 冬の内陸線をあえて選ぶ
本数が減る冬季ですが、雪山を背にオレンジや赤の車両が走る姿は、内陸線が最もローカル線らしく見える季節でもあります。
あわせて回りたい、近くの見どころ


近くの人気飲食店
内陸線の車内では、事前予約制のランチ列車で地元食材を使った弁当が楽しめます。角館駅、鷹巣駅の周辺にも、乗り換えの合間に立ち寄れる店があります。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
車窓からの撮影は、揺れる車内からの手持ち撮影が基本になります。停車時間のある駅では、ホームに出ての撮影も楽しめます。
鉄橋通過は進行方向側の窓で鉄橋を渡る瞬間は、進行方向側の窓から見下ろすと川と橋げたの構図がよく見えます。シャッタースピードは少し速めに。
走行中の車内は揺れます。無理な姿勢での撮影は控えましょう
冬は駅撮りも狙い目積雪期は沿線の駅で下車し、雪原を走る列車を編成ごと撮る「駅撮り」もおすすめ。ただし本数が少ないため待ち時間の計画が必要です。
ホームでの撮影は駅係員の案内に従ってください
このエリアの宿(料金比較)
内陸線を楽しむなら、終点の角館か田沢湖に宿を取り、翌朝ゆっくり乗車する組み方が現実的です。しだれ桜や紅葉のシーズンは早めの予約が安心です。

角館・田沢湖エリア
内陸線の旅を組み込むなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
ローカル線の一両編成は冷暖房が効きにくいこともあります。長時間乗車を快適にする装備から逆算して選びました。
羽織れる薄手アウター山あいを走る内陸線は季節を問わず車内が冷えることがあります。一枚羽織れるものがあると長時間乗車も快適です。
ステンレスボトル・水筒駅の売店や自販機が少ない区間もあります。長時間の乗車に備えて、飲み物は事前に用意しておきましょう。
モバイルバッテリー車窓の撮影や乗り換え検索でスマートフォンを使う場面が多い旅程です。1つ持っておくと安心です。
よくあるご質問(FAQ)
秋田内陸縦貫鉄道の運賃はいくらですか。
鷹巣駅から角館駅までの全線片道運賃は1,700円、往復は3,400円です。途中駅までの区間利用は距離に応じて運賃が変わります。
全線乗車にはどれくらい時間がかかりますか。
普通列車で約2時間20〜40分です。急行「もりよし」を利用すると約2時間で走破できます。列車によって停車駅数が異なるため、時刻表で確認してください。
観光列車「鉄の3兄弟」とは何ですか。
秋田マタギ号、笑EMI(えみ)、縄文号という3つの観光列車の総称です。ランチ列車や貸切列車としても運行され、運行日は公式サイトで確認、予約が必要な便もあります。
なぜ「日本一長い第三セクター鉄道」なのですか。
鷹巣駅から角館駅までの営業距離が94.2kmあり、これは日本国内の第三セクター鉄道の中で最も長い距離だからです。
角館観光と組み合わせられますか。
可能です。終点の角館駅は角館の武家屋敷通りから徒歩圏内。内陸線で到着してそのまま城下町散策に移れる動線です。
秋田内陸縦貫鉄道は、角館・田沢湖モデルコースの移動手段としても、鉄道旅そのものを目的とした一日としても楽しめます。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
秋田空港ゆきの国内線をANA、JALなど横断比較。秋田空港から鷹巣駅、角館駅どちらへもレンタカーでアクセスできます。
















