
西馬音内盆踊り(にしもないぼんおどり)
顔を隠した踊り手が、篝火の下で静かに輪を描きます。「人は顔じゃない、手だ」。そう言われる理由が、一目で分かります。
このページでわかること
- 西馬音内盆踊りが「日本三大盆踊り」の一つと呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
- 2026年の開催日程(8月16日〜18日)、16日・17日の開催時間19:30〜21:30の基礎知識
- 編み笠と彦三頭巾、2種類の衣装が生む「亡者踊り」と呼ばれる独特の雰囲気
- 交通規制、駐車料金、有料観覧席など訪問前に知っておきたい実務情報
- 横手・湯沢エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
西馬音内盆踊りってどんなお祭り?
篝火に照らされた本町通りに、編み笠や黒い頭巾で顔を隠した踊り手たちが静かに現れます。国指定重要無形民俗文化財、西馬音内盆踊りです。徳島の阿波おどり、岐阜の郡上おどりと並んで、日本三大盆踊りの一つに数えられています。起源については記録が残っておらず、すべて言い伝えによるものです。最も古い説では、鎌倉時代の正応年間(1288〜93年)に修行僧が蔵王権現(現在の西馬音内御嶽神社)を勧請し、豊年祈願として踊らせたのが始まりとされます。ここに、関ヶ原の戦いで敗れて滅んだ西馬音内城主小野寺一族を偲び、土着した家臣たちが宝泉寺の境内で行った「亡者踊り」がいつしか合流したと伝わります。この盆踊りを特別なものにしているのが、2種類の衣装です。「編み笠」は前後の端が大きく反った独特の形で、目深にかぶって赤い紐や布で留めます。「彦三頭巾」は目元にだけ穴の開いた黒い袋状の覆面で、農作業用の日除けや歌舞伎の黒子に由来するとも言われますが、はっきりとした起源は分かっていません。顔が完全に隠れることで、踊り手の個性は「手」の動きだけに集約されます。「人は顔じゃない、手だ」という言葉が語り継がれるのは、このためです。踊りは「音頭」と「がんけ」の2種類で構成され、特に輪を描くように横に一回転する動きは「輪廻転生」を意味するとも言われ、亡者踊りと称される所以になっています。
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基本情報
| 名称 | 西馬音内盆踊り(国指定重要無形民俗文化財) |
|---|---|
| 開催地 | 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内本町通り |
| 2026年開催日程 | 8月16日(日)〜18日(火) |
| 開催時間(16日・17日) | 19:30〜21:30 |
| 交通規制 | 16:00〜23:30(18日のみ24:00まで) |
| 駐車料金 | 乗用車1,000円、バイク500円 |
| 観覧 | 有料観覧席の購入が必要(一般観覧エリアもあり) |
| 西馬音内盆踊り会館 | 入館無料、9:00〜17:00、月曜休館(祝日の場合は翌日)、年末年始休館 |
行き方・駐車場
西馬音内盆踊りが行われる本町通りは、羽後町の中心部にあります。公共交通機関の場合はJR湯沢駅から羽後交通バスで西馬音内へ向かうのが基本ルートです。車の場合は湯沢横手道路の湯沢インターチェンジから約15〜20分。ただし祭り期間中は本町通り周辺で16:00から23:30(18日のみ24:00まで)交通規制が実施されるため、車で向かう場合は規制範囲の外に駐車する必要があります。駐車料金は乗用車1,000円、バイク500円です。観覧するには有料観覧席の事前購入が推奨されており、無料の見学スペースは早い時間から埋まります。羽後町観光物産協会の公式サイトで観覧席の申込み方法や最新の交通規制情報を確認してから出かけましょう。祭り期間以外に訪れる場合は、本町通りにある「西馬音内盆踊り会館」がおすすめです。入館無料で、9:00〜17:00の営業(月曜休館、年末年始休館)、実際に使われてきた編み笠や彦三頭巾の衣装、盆踊りの歴史をいつでも見学できます。横手・湯沢方面を車で回るなら、レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
祭り期間の移動はレンタカーを計画的に
祭り当日は本町通り周辺が交通規制になります。レンタカーで向かう場合は規制範囲外の駐車場を事前に調べ、羽後町観光物産協会の案内に従って駐車するのが安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
祭りの準備が本格化する季節。本町通りの商店では、盆踊り関連のグッズや案内が並び始めます。
夏(6〜8月)
8月16日〜18日、年に一度の本祭りが開催される、西馬音内が一年で最も熱を帯びる季節です。
秋(9〜11月)
祭りの熱気が過ぎ、静かな本町通りに戻る季節。西馬音内盆踊り会館でゆっくり衣装や歴史を学ぶのに向いています。
冬(12〜3月)
雪に包まれる羽後町。盆踊り会館の展示を通して、夏の記憶を振り返るような静けさがあります。
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1. 2種類の衣装の違いを見比べる
編み笠は前後の端が反った独特の形、彦三頭巾は目元だけ穴の開いた黒い覆面。同じ踊りでも、衣装によってまったく違う表情に見えます。

2. 篝火が灯る時間まで待つ
開催時間は19:30〜21:30。日が完全に落ち、篝火が灯った頃がもっとも幻想的な雰囲気になります。早めに到着して、この時間の変化を体感しましょう。

3. 昼のうちに本町通りを歩いておく
夜は人出で混雑するため、昼の明るいうちに会場周辺の地理や駐車場、観覧席の位置を確認しておくと当日スムーズです。

4. 祭り以外の日は盆踊り会館へ
8月以外の時期でも、西馬音内盆踊り会館なら入館無料で実際の衣装や踊りの歴史を学べます。祭りに来られない人にもおすすめです。
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近くの人気飲食店
祭り期間中は本町通りに露店が並び、羽後町の郷土料理を味わえます。祭り以外の時期は、羽後町内の食事処での一杯がおすすめです。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
西馬音内盆踊りは薄暗い篝火の下での撮影になるため、通常の三脚使用は他の観覧者の妨げになります。マナーを守った撮影を心がけましょう。
篝火の灯りを活かして撮る暗い会場では、篝火の灯りが自然なスポットライトになります。ISO感度を上げ、手ブレに注意しながら踊り手の手の動きを狙いましょう。
有料観覧席以外での三脚使用は他の観覧者の妨げになります
ゲート前は早めの時間に「西馬音内盆踊り」の看板が灯るゲート前は絶好の撮影スポットですが、時間が進むほど人出が増えます。開始前の明るい時間帯に撮っておくのも一つの手です。
通行の妨げにならない位置での撮影を心がけましょう
このエリアの宿(料金比較)
祭り期間中は羽後町周辺の宿が早期に埋まります。湯沢・横手エリアまで範囲を広げて宿を探すのが現実的です。

湯沢・横手エリア
西馬音内盆踊りを見に行くなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
夜の屋外イベントかつ人出も多いため、動きやすさと熱中症対策の両方から逆算して選びました。
携帯扇風機・冷却グッズ8月中旬の夜とはいえ人混みの中は蒸し暑くなります。携帯扇風機や冷却タオルがあると快適に観覧できます。
歩きやすい靴本町通りは長時間立ちっぱなしでの観覧になります。履き慣れた歩きやすい靴で臨みましょう。
小型のショルダーバッグ混雑する会場では両手が空くバッグが安心です。観覧席のチケットや小銭をすぐ取り出せるようにしておきましょう。
よくあるご質問(FAQ)
2026年の西馬音内盆踊りはいつ開催されますか。
2026年8月16日(日)〜18日(火)の3日間です。16日・17日の開催時間は19:30〜21:30です。
観覧は無料ですか。
有料観覧席の購入が推奨されています。無料の観覧スペースもありますが、早い時間から混雑するため、じっくり見たい場合は有料席の事前購入がおすすめです。
車で行っても大丈夫ですか。
会場周辺は祭り期間中16:00〜23:30(18日のみ24:00まで)交通規制が実施されます。駐車場は規制範囲外に用意されており、乗用車1,000円、バイク500円です。
西馬音内盆踊りが「亡者踊り」と呼ばれるのはなぜですか。
編み笠と彦三頭巾で顔を完全に隠す衣装と、輪廻転生を意味するとも言われる回転の動きから、亡者踊りと称されるようになったと伝わっています。
祭りの時期以外でも西馬音内盆踊りについて知ることはできますか。
本町通りにある西馬音内盆踊り会館で、実際の衣装や歴史をいつでも学べます。入館無料、9:00〜17:00(月曜休館)です。
西馬音内盆踊りは、湯沢・横手エリア滞在時に組み込む夏の定番イベントです。小安峡大噴湯や稲庭うどんとあわせて角館・田沢湖モデルコースの延長として訪れる旅行者も増えています。
航空券も、まとめて比較
秋田空港ゆきの国内線をANA、JALなど横断比較。秋田空港から羽後町へはレンタカーで約1時間20分の距離です。
















