
乳頭温泉郷 鶴の湯(にゅうとうおんせんきょう つるのゆ)
茅葺き屋根に雪が降り積もり、乳白色の湯からは絶えず湯気が立ちのぼる。江戸時代、藩主も浸かったという秘湯が、今も変わらぬ姿でそこにあります。
このページでわかること
- 乳頭温泉郷 鶴の湯が「秘湯の中の秘湯」と呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
- 寛永15年(1638年)開湯という歴史と、藩主の湯治場だった本陣の由来
- 日帰り入浴料金(大人600円、小学生300円)、営業時間10:00〜15:00の基礎知識
- 4つの源泉と乳白色の湯、茅葺き屋根の宿泊棟が残す江戸の面影
- 田沢湖エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
鶴の湯ってどんな温泉?
田沢湖の北、乳頭山の山懐に7つの湯が点在する乳頭温泉郷。その中で最も古い歴史を持つのが鶴の湯です。開湯は寛永15年(1638年)と伝わり、江戸時代には秋田藩主の湯治場としても利用されてきました。名前の由来には諸説ありますが、傷を癒す鶴がこの温泉で羽を休めていたという言い伝えが残っています。今も残る本陣の建物や、黒い板壁と茅葺き屋根が連なる宿泊棟は、当時の湯治場の面影をそのまま伝えています。敷地内には泉質の異なる4つの源泉があり、乳白色に濁った湯が、雪深い冬には白い湯気を立ちのぼらせながら露天風呂を満たします。木々に囲まれた露天風呂は、混浴として長年親しまれてきた名物風呂。日帰り入浴も受け付けており、宿泊しなくてもこの独特の湯を体験できます。派手な観光地化とは無縁の、静かで素朴な佇まい。それでいて全国から、そして海外からも湯治客が絶えない理由は、実際に湯につかればすぐに分かります。
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基本情報
| 名称 | 乳頭温泉郷 鶴の湯(にゅうとうおんせんきょう つるのゆ) |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林 |
| 開湯 | 寛永15年(1638年)と伝わる |
| 日帰り入浴料金 | 大人600円、小学生300円、未就学児(3歳以上)100円、3歳未満無料 |
| 日帰り入浴時間 | 10:00〜15:00 |
| 日帰り入浴の休止日 | 毎週月曜(露天風呂清掃のため内湯のみ。祝日の場合は翌日) |
| 泉質 | 4つの源泉を持ち、乳白色に濁った湯質が特徴 |
| 電話番号 | 0187-46-2139 |
行き方・駐車場
鶴の湯へは、田沢湖駅または角館駅から車での移動が基本です。田沢湖駅からは車で約30〜40分、路線バスとタクシーを乗り継ぐ方法もありますが本数が限られるため、レンタカーでのアクセスが現実的です。冬季は積雪のため、スタッドレスタイヤなど冬装備が必須になります。日帰り入浴は10:00〜15:00の受付で、料金は大人600円、小学生300円、未就学児(3歳以上)100円、3歳未満は無料です。毎週月曜日は露天風呂の清掃のため内湯のみの営業となり、月曜が祝日の場合は翌日が休止日になります。名物の混浴露天風呂は、女性専用の時間帯や女性用の内湯も用意されているため、初めての人でも安心して利用できます。乳頭温泉郷には鶴の湯のほかにも6つの湯があり、湯治期間中に湯めぐりを楽しむ人も少なくありません。田沢湖・角館エリアを車で回るなら、レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
乳頭温泉郷へはレンタカーが便利
鶴の湯を含む乳頭温泉郷は山あいに位置し、公共交通の本数が限られます。田沢湖駅や角館駅でレンタカーを借りると、湯めぐりも含めて自由度の高い旅程を組めます。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
雪解けとともに新緑が芽吹き、露天風呂から見える景色が一気に明るくなる季節です。
夏(6〜8月)
深い緑に包まれた露天風呂は、避暑を兼ねた湯治にちょうどよい季節。虫除け対策も忘れずに。
秋(9〜11月)
周辺の山々が紅葉に染まり、露天風呂から見える景色が一年で最も華やかになる季節です。
冬(12〜3月)
雪に包まれた茅葺き屋根と、湯気を上げる乳白色の露天風呂。鶴の湯が最も「秘湯」らしい表情を見せる季節です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 雪見の露天風呂に浸かる
冬季の鶴の湯は、雪に囲まれた露天風呂が最大の魅力。乳白色の湯と真っ白な雪のコントラストは、この時期しか味わえません。

2. 本陣の建物で歴史を感じる
江戸時代、藩主の湯治場だった本陣の建物は、今も当時の姿をとどめています。日帰りでも、この歴史ある佇まいをじっくり眺められます。

3. 4つの源泉を飲み比べる
鶴の湯には泉質の異なる4つの源泉があります。それぞれ色や香りが微妙に違うので、内湯と露天を回って違いを確かめるのも一興です。

4. 雪解け時期の静けさを味わう
観光客が落ち着く早春は、静かに湯治気分を味わうのに最適な時期。茅葺き屋根の宿泊棟と残雪のコントラストも見どころです。
あわせて回りたい、近くの見どころ

近くの人気飲食店
鶴の湯の本陣には、囲炉裏を囲んで郷土料理を味わえる食事処があります。日帰り入浴と合わせて利用する人も多くいます。
鶴の湯 山の宿の食事処郷土料理・囲炉裏端📍Googleマップで現在地からのルートを見る本陣に併設された食事処では、山菜料理などの郷土の味を囲炉裏端で楽しめます。日帰り入浴と合わせて訪れる人が多くいます。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
露天風呂は入浴中の方への配慮が必要な撮影スポットです。撮影可能なエリアと時間帯を必ず確認してから行いましょう。
外観は無人の時間帯を選ぶ露天風呂そのものの撮影は入浴者への配慮が必要です。建物の外観や雪景色は、朝の早い時間帯が比較的落ち着いて撮影できます。
入浴者が写り込む可能性のある撮影は控えましょう
茅葺き屋根は雪の重みごと撮る冬季は屋根に積もった雪の量が見どころの一つ。軒先のつららと合わせて撮ると、豪雪地帯らしい迫力が伝わります。
屋根からの落雪に注意し、軒下には長時間留まらないこと
このエリアの宿(料金比較)
鶴の湯そのものに宿泊する選択肢もありますが、周辺の田沢湖高原温泉郷に宿を取り、日帰りで湯めぐりをする旅行者も多くいます。

田沢湖エリア
鶴の湯を含む乳頭温泉郷を楽しむなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
山あいの秘湯で、冬は積雪も本格的です。日帰り入浴と移動を快適にする装備から逆算して選びました。
タオル・バスタオル日帰り入浴ではタオル類が有料貸出、または販売のみの場合があります。持参しておくと安心です。
滑りにくい防寒ブーツ積雪期は駐車場から浴場までの道が凍結することがあります。グリップの効いた防寒ブーツで安全に歩きましょう。
ステンレスボトル・水筒入浴後の水分補給に。山あいの秘湯のため、周辺に自販機は多くありません。事前に用意しておくと安心です。
よくあるご質問(FAQ)
鶴の湯の日帰り入浴料金はいくらですか。
大人600円、小学生300円、未就学児(3歳以上)100円です。3歳未満は無料です。営業時間は10:00〜15:00です。
鶴の湯はいつから続く温泉ですか。
寛永15年(1638年)の開湯と伝わり、乳頭温泉郷の中で最も古い歴史を持ちます。江戸時代には秋田藩主の湯治場としても利用されました。
露天風呂は混浴ですか。
名物の露天風呂は混浴です。ただし女性専用の時間帯や、女性用の内湯も用意されているため、安心して利用できます。
定休日はありますか。
毎週月曜日は露天風呂清掃のため内湯のみの営業となります。月曜が祝日の場合は翌日が休止日になります。
アクセス方法を教えてください。
田沢湖駅から車で約30〜40分です。路線バスとタクシーを乗り継ぐ方法もありますが本数が限られるため、レンタカーでのアクセスが現実的です。
乳頭温泉郷 鶴の湯は、角館・田沢湖モデルコースで田沢湖エリアに宿泊する際、湯治気分を味わえる特別な選択肢です。積雪期は冬装備での訪問を計画してください。
航空券も、まとめて比較
秋田空港ゆきの国内線をANA、JALなど横断比較。秋田空港から乳頭温泉郷へはレンタカーで約1時間30分の距離です。
















