奥入瀬渓流の雲井の滝。三段になって落ちる高さ20mの滝TRAVEL HUB
#滝#渓流#高さ20m#無料

雲井の滝

三段になって落ちてくる水が、森の奥から現れる。奥入瀬の滝の中で、いちばん奥まで後退した滝です。

青森県十和田市奥瀬(奥入瀬渓流)見学無料/渓流沿いの遊歩道から更新: TRAVEL HUB編集部
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このページでわかること

  • 高さ20m、三段に落ちる滝の姿と、水量の豊かさ
  • なぜこの滝だけ、渓流の奥まで後退しているのかという地形の話
  • 石ヶ戸、阿修羅の流れ、銚子大滝との位置関係
  • 雨の日に水量が増して、いちばん見応えが出ること
  • 八甲田・十和田湖エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
0.0総合評価5点満点
知名度3.5
感動度4.5
写真映え4.5
アクセス4.0
雨の日の強さ3.5

※編集部が現地情報と公開データ(受賞歴、設備、所要アクセス等)をもとに独自評価しています。

雲井の滝って、どんな場所?

奥入瀬渓流の遊歩道を歩いていると、本流の音とは違う、太い水音が左手から近づいてきます。うっそうとした森林に囲まれた断崖から、三段になって落下してくる滝。雲井の滝です。高さは20メートル。水量が豊かで、渓流沿いにある数ある滝のなかでも、見応えという点で上位に入ります。面白いのは、この滝が「奥まっている」ことです。奥入瀬渓流の本流に落ち込む支流の滝は、長い年月のあいだに本流の川底が削られ、本流と支流の河床のあいだに大きな落差が生じてできたもの。そして滝は、自分の足元の岩を少しずつ削りながら、上流へ上流へと後退していきます。雲井の滝は水量が豊富なぶん、岩が削られるのも速い。だから他の滝にくらべて、ずいぶん奥まったところまで下がっているのだと、十和田湖国立公園協会は説明しています。つまり目の前の景色は、水が岩に勝ち続けてきた時間そのものです。そしていつかは消える運命にある、とも。落ちてくる水を見上げながらそんな話を思い出すと、この滝が急に生き物のように見えてきます。石ヶ戸から渓流をさかのぼった先、阿修羅の流れと銚子大滝のあいだ。奥入瀬を歩くなら、必ず前を通ります。

基本情報

雲井の滝 基本情報(早見表)
名称雲井の滝(くもいのたき)
所在地青森県十和田市奥瀬(奥入瀬渓流)
高さ20メートル
形状三段になって落下。水量が豊か
見学料無料。渓流沿いの遊歩道から見られます
成り立ち本流の川底が浸食され、本流と支流の河床に落差が生じてできた滝。水量が豊富なため岩の浸食が速く、他の滝より奥まで後退している
位置石ヶ戸から渓流を上流へ。阿修羅の流れと銚子大滝のあいだ
拠点売店、トイレは石ヶ戸休憩所(8:30〜16:30)が渓流唯一

※滝の高さ(20m)、三段の形状、後退の成り立ちに関する記述は、十和田湖国立公園協会の公式サイトの解説を編集部が直接確認した内容です(2026年7月15日時点)。

行き方・駐車場

雲井の滝は奥入瀬渓流の遊歩道沿いにあり、石ヶ戸から上流へ向かう途中に位置します。国道102号が渓流沿いを走っているため車でも近くまで行けますが、奥入瀬の駐車スペースは限られています。石ヶ戸に車を置いて歩くか、JRバスで渓流沿いを移動するのが現実的です。渓流の散策は往復が基本になるので、片道を歩いて片道をバスで戻る組み方にすると、阿修羅の流れから銚子大滝までを一日で通せます。八甲田から南下してくる動線上にあるので、午前に八甲田、午後に奥入瀬という組み方がはまります。レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。

駐車スペースは限られています

奥入瀬渓流沿いの駐車スペースは多くありません。滝ごとに車で移動しようとすると、停める場所を探すだけで時間が溶けます。石ヶ戸に車を置いて歩く、あるいは片道をJRバスにする。この二択で考えるのが、奥入瀬では現実的です。

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季節ごとの楽しみ方

🌸

春(3〜5月)

雪解け水で水量が最大になる季節。三段の滝が一本につながって見えるほど水が増える日もあります。

☀️

夏(6〜9月)

緑に囲まれた滝。滝壺まわりの空気はひんやりと冷たく、歩いてきた体をひと息で冷やしてくれます。

🍂

秋(10〜11月)

渓畔林が色づき、滝の白と紅葉が正面で重なります。奥入瀬全体が最も混む季節でもあるので、朝が勝負。

❄️

冬(12〜2月)

氷結した滝という別世界。ただし石ヶ戸休憩所は年末年始に休業し、道路事情も厳しくなります。

編集部おすすめの過ごし方 5選

音から、滝を探す

1. 音から、滝を探す

雲井の滝は奥まっているので、姿より先に音が届きます。遊歩道を歩きながら「本流と違う音」を耳で探す。見つけたときの感じが、この滝ならではです。

三段のどこで水が分かれるかを見る

2. 三段のどこで水が分かれるかを見る

高さ20mを三段で落ちます。上の段、中の段、下の段で水の分かれ方が違う。しばらく見ていると、水が岩の形を教えてくれているのがわかります。

滝がここまで後退した理由を思い出す

3. 滝がここまで後退した理由を思い出す

水量が豊富なぶん岩を削るのも速く、他の滝より奥まで下がったと解説されています。目の前の位置そのものが、時間の記録なのだと思うと見え方が変わります。

本流と支流の落差を、体で確かめる

4. 本流と支流の落差を、体で確かめる

奥入瀬の滝は、本流の川底が削られてできた落差から生まれています。滝を見たあと本流に戻ると、その落差が実感としてつながります。

雨上がりに、行く

5. 雨上がりに、行く

水量が増えると三段の迫力が別物になります。奥入瀬は雨と相性のいい渓流なので、天気が崩れた翌日はむしろ狙い目です。

渓流沿いに設備はほとんどありません。雲井の滝そのものに売店やトイレはありません。奥入瀬渓流で設備が揃うのは石ヶ戸休憩所(8:30〜16:30営業、年末年始休業)だけです。トイレと補給は石ヶ戸で済ませてから歩き出してください。渓流沿いの駐車スペースも限られているため、石ヶ戸に車を置いて歩くか、片道をJRバスで戻る計画にするのが現実的です。遊歩道は苔と落ち葉で濡れていることが多く、滑りやすいのでご注意ください。

あわせて回りたい、近くの見どころ

銚子大滝

銚子大滝

奥入瀬渓流本流にかかる随一の滝。高さ7m、幅20m。魚の遡上を阻んだことから「魚止の滝」とも呼ばれます。雲井の滝からさらに上流へ。

雲井の滝から渓流沿いに上流へ
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
阿修羅の流れ

阿修羅の流れ

奥入瀬を代表する激流。テレビや雑誌、ポスターで最も頻繁に紹介される景観です。雲井の滝から下流側、石ヶ戸寄りにあります。

雲井の滝から渓流沿いに下流へ
📍Googleマップで現在地からのルートを見る

近くの人気飲食店

渓流沿いに食事処はありません。石ヶ戸休憩所か、渓流を出た先の一軒が頼りになります。

  • 石ヶ戸休憩所 売店
    石ヶ戸休憩所 売店軽食・売店奥入瀬渓流唯一の休憩所/売店・トイレあり📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    14kmの渓流の中で、売店とトイレが揃うのはここだけ。歩き通しの体に、温かい汁ものが驚くほど効きます。渓流散策の補給拠点として、行程に必ず組み込みたい一軒です。

    食べログで見る ›
  • 奥入瀬ビール ブルワリー&レストラン
    奥入瀬ビール ブルワリー&レストランビール・レストラン奥入瀬渓流エリア/地ビールと食事📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    渓流を歩ききったあとの一杯のために存在するような場所。苔と水の記憶がまだ体に残っているうちに飲むと、味の解像度が上がります。運転する方は飲めないので、役割分担はお忘れなく。

    食べログで見る ›

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。

滝の見どころ

高さ、水量、そして位置。この3つを知ってから見ると、雲井の滝は「きれいな滝」から「時間の記録」に変わります。

  • 三段に落ちる高さ20mの水
    三段に落ちる高さ20mの水

    うっそうとした森林に囲まれた断崖から、三段になって落下します。水量が豊かで、渓流沿いの滝のなかでも見応えのある一つです。

  • 奥まった位置そのもの
    奥まった位置そのもの

    水量が豊富なぶん岩の浸食が速く、他の滝にくらべてずいぶん奥まで後退しています。この位置が、滝の歴史を物語っています。

  • 本流と支流の落差
    本流と支流の落差

    奥入瀬の滝は、本流の川底が長い年月で削られ、支流との河床に落差が生じてできたもの。滝はいつか消える運命にあるとも言われます。

このエリアの宿(料金比較)

雲井の滝を含む奥入瀬渓流は、朝の光と少ない人出がいちばん美しい。それを取りにいけるのは、近くに泊まった人だけです。奥入瀬渓流温泉に泊まれば、渓流の入口まですぐ。八甲田側の酸ヶ湯温泉や谷地温泉から南下してくる組み方も、Day2の動線としてよくはまります。紅葉期(10月中旬〜下旬)は早くから満室になります。

奥入瀬渓流の雲井の滝。周辺の宿は奥入瀬渓流温泉が中心
🌊 渓流の遊歩道まですぐ🌿 早朝の渓流を狙える🍁 紅葉期は早めの確保を

八甲田・十和田湖・奥入瀬

奥入瀬渓流温泉周辺
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13,200円〜
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じゃらん
14,100円〜
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※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。

あると助かるアイテム

滝の前は水しぶきで濡れます。長い遊歩道を歩いた先にある場所だからこその5つです。

  • ウォーキングシューズ
    ウォーキングシューズ

    滝の前は水しぶきで濡れ、遊歩道も苔と落ち葉で滑ります。奥入瀬では靴の選択が、そのまま安全の話になります。

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  • 折りたたみ傘
    折りたたみ傘

    奥入瀬は雨の日が本番の渓流です。水量が増えて三段の滝が迫力を増す。傘があれば、雨天が当たりに変わります。

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    渓流沿いに自販機はありません。売店は石ヶ戸だけ。銚子大滝まで往復するなら、水を持っているかどうかで行動範囲が変わります。

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  • 虫除けスプレー
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    水辺の森です。滝を撮るために立ち止まる時間がいちばん刺されやすい。夏場は一本あると集中が途切れません。

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  • モバイルバッテリー
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    滝は角度と露出を変えて何枚も撮りたくなります。阿修羅の流れ、雲井の滝、銚子大滝と続くと、電池は確実に足りなくなります。

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よくあるご質問(FAQ)

雲井の滝の高さはどのくらいですか。

高さ20メートルで、三段になって落下します。水量も豊かで、奥入瀬渓流沿いにある滝のなかでも見応えのある一つとされています。

雲井の滝はなぜ奥まった場所にあるのですか。

奥入瀬の支流の滝は、長い年月のあいだに本流の川底が浸食され、本流と支流の河床のあいだに落差が生じてできたものです。滝は岩を少しずつ削りながら上流へ後退していきますが、雲井の滝は水量が豊富なぶん岩が削られるのも速く、他の滝にくらべてずいぶん奥まったところまで後退しています。

雲井の滝へはどうやって行きますか。

奥入瀬渓流の遊歩道沿いにあり、石ヶ戸から上流へ向かう途中に位置します。渓流沿いの駐車スペースは限られているため、石ヶ戸に車を置いて歩くか、片道をJRバスで移動するのが現実的です。

雲井の滝の近くにトイレや売店はありますか。

滝そのものにはありません。奥入瀬渓流で売店とトイレが揃うのは石ヶ戸休憩所(8:30〜16:30営業、年末年始休業)だけです。歩き出す前に済ませておくことをおすすめします。

雲井の滝と銚子大滝の違いは何ですか。

雲井の滝は支流が断崖から三段に落ちる高さ20mの滝です。銚子大滝は奥入瀬渓流本流にかかる随一の滝で、高さ7m、幅20m。魚の遡上を阻んだことから「魚止の滝」とも呼ばれます。落ち方も成り立ちも異なる、性格の違う2つの滝です。

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部では、「自然と涙が溢れる感動体験」をテーマに、実際に訪れた場所の中から、心から感動できるスポットや体験だけを厳選して紹介しています。掲載情報は編集部による現地取材や公式情報をもとに作成しており、定期的に最新の内容に更新。また、宿泊料金については複数の予約サイトを横断比較し、おトクなプランをご案内しています。

雲井の滝は、青森ねぶた+奥入瀬 2泊3日モデルコースのDay3、石ヶ戸から銚子大滝へ向かう渓流散策の途中に組み込めます。十和田湖まで抜ける全行程の回り方はこちらでどうぞ。

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青森空港ゆきの国内線をJAL、ANA、FDAなど横断比較。空港から奥入瀬までは車で2時間前後。便と車をあわせて押さえるのが確実です。

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