
昭和大仏 青龍寺
奈良でも鎌倉でもなく、青森。青銅の坐像としては日本一という大仏が、杉木立の奥で静かに目を伏せていました。
このページでわかること
- 青銅坐像として日本一という高さ21.35mの実感
- 青森ヒバでつくられた五重塔、金堂の見どころ
- 拝観時間が季節で変わること(4〜10月と11〜3月)
- 大仏胎内めぐりの中身と、地獄極楽図の強烈さ
- 青森市内の宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
昭和大仏 青龍寺って、どんな場所?
青森市の中心部から車で20分ほど、住宅地が途切れて緑が濃くなったあたりに、その大仏は座っています。昭和59年に造立された昭和大仏。仏体だけで高さ21.35メートル、材質は青銅で総量220トン。青銅の坐像としては日本一の大きさで、奈良や鎌倉の大仏をも凌ぐと寺は説明しています。数字を読んでも、正直あまりピンときません。ところが実際に境内に立って見上げた瞬間、その説明が誇張でも何でもなかったことがわかります。大きいのに、威圧してこない。伏せた目と、膝の上でゆるく組まれた手のあたりに、静かな余白があります。この寺の見どころは大仏だけではありません。金堂、五重塔、大師堂、開山堂は、いずれも天然の青森ヒバを材に用い、青森の名工・大室勝四郎棟梁が技量を尽くして建てたもの。特に五重塔は、雨に濡れると木肌の色が深く沈み、周囲の緑と溶け合って別の建物のように見えます。そして大仏の胎内には入れます。順路の最初に掲げられているのは地獄極楽図。三途の川、賽の河原、針の山、血の池地獄、閻魔大王。子どもの頃に絵本で震え上がったあの世界が、克明に描かれて壁を埋めています。一度見たら忘れられない強度がある。観光地として消費される感じがまるでない、青森市の静かな穴場です。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 全仏山 青龍寺(昭和大仏)/東北三十六不動尊霊場会 第十八番札所 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県青森市大字桑原字山崎45 |
| 拝観時間 | 4月〜10月=8:30〜17:00/11月〜3月=9:00〜16:00(年中無休) |
| 拝観料 | 大人(大学生以上)400円、小人(小学生以上)200円。15名以上の団体は大人350円、小人150円 |
| 昭和大仏 | 昭和59年造立。青銅坐像として日本一。高さ21.35m(仏体のみ)、材質=青銅、総量220トン。胎内2階に戦没者慰霊の碑 |
| 伽藍 | 金堂、五重塔、大師堂、開山堂は天然青森ヒバ材。青森の名工・大室勝四郎棟梁による |
| 駐車場 | 無料駐車場300台収容 |
| 問い合わせ | 青龍寺 TEL 017-726-2312 |
※拝観時間、拝観料、大仏の寸法、駐車場の収容台数は青龍寺公式サイトを編集部が直接確認した内容です(2026年7月15日時点)。法要等により拝観に制限がかかる場合があります。
行き方・駐車場
青森駅から車で約20分。青森市の中心部からは離れますが、無料駐車場が300台分あるため、車なら停める心配はほぼありません。公共交通で向かう場合は本数が限られるので、時刻を先に調べておくのが安全です。ねぶた期間は市中心部に交通規制がかかりますが、青龍寺は市街地の外にあるため巻き込まれにくく、祭りの昼間に静けさを取りに行く先としても機能します。八甲田、奥入瀬へ南下する前の午前に組むと動線がきれいです。レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
300台の無料駐車場が、この寺の余裕
青森市内の観光地としては珍しく、駐車場に不安がありません。300台収容の無料駐車場があるため、車で行くのが圧倒的に楽です。市街地から20分という距離も、八甲田へ向かう道すがらに組みやすい位置にあります。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
4月から拝観時間が8:30〜17:00に延びます。雪が解け、ヒバの伽藍のまわりに緑が戻ってくる季節。
夏(6〜9月)
杉木立に囲まれた境内は、市街地より体感でひんやりします。ねぶたの熱気から一時避難する場所として、この静けさは効きます。
秋(10〜11月)
境内の木々が色づき、青銅の緑青と紅葉が響き合います。10月までは17時まで拝観できるので、夕方の斜光を狙えます。
冬(12〜2月)
11月から3月は9:00〜16:00と拝観時間が短くなります。雪をかぶった大仏は、他の季節とはまるで違う顔をしています。
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1. まず、真下から見上げてみる
写真で見る大仏と、真下に立つ大仏はまったくの別物です。仏体だけで21.35メートル。首が痛くなる角度で見上げたとき、はじめて「日本一の青銅坐像」という説明が腑に落ちます。

2. 胎内めぐりで、地獄極楽図と対面する
大仏の胎内に入れます。順路の最初に掲げられた地獄極楽図が圧巻。三途の川、賽の河原、針の山、血の池地獄が克明に描かれ、一度見たら忘れられません。

3. 自分の「一代様」を探す
干支ごとに生涯の守り本尊が定められていて、津軽では「一代様」と呼んで大切にする信仰が今も続いています。胎内の内回廊にその八尊が祀られている。自分の生まれ年の仏に会いに行くという参拝の仕方ができます。

4. 五重塔を、雨の日に見る
青森ヒバでつくられた五重塔は、濡れると木肌が深く沈んで色気が出ます。晴天より雨の日のほうが美しいという、珍しいタイプの建物です。

5. 金堂まわりの杉木立で、音を聞く
境内は市街地から20分とは思えないほど静かです。大仏を見上げたあと、金堂の前でしばらく立っていると、鳥と葉の音しかしない時間があります。
あわせて回りたい、近くの見どころ

善知鳥神社
青森市発祥の地とされる青森総鎮守。湧水の「龍神水」があり、青森駅から徒歩圏です。青龍寺の静けさとあわせて、青森市の信仰の層を辿る一日にできます。

浅虫温泉
青森市の海辺の温泉郷。青龍寺で静けさに浸ったあと、そのまま海側へ抜けて湯に入る動線が組めます。ねぶた期に青森市内が満室のときの受け皿としても有効。
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近くの人気飲食店
青龍寺の周辺に飲食店は多くありません。青森市街へ20分戻れば、津軽の食が待っています。
お食事処おさない食堂・郷土料理青森市新町/貝焼き味噌定食、ホタテ料理が名物📍Googleマップで現在地からのルートを見るホタテの貝殻を鍋がわりに、味噌で煮て卵でとじる津軽の郷土料理「貝焼き味噌」。派手さはないのに、一口で青森の海と食卓が立ち上がってきます。行列覚悟で並ぶ価値のある一皿です。
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味の札幌 大西ラーメン・ご当地グルメ青森駅から徒歩圏/味噌カレー牛乳ラーメンが名物📍Googleマップで現在地からのルートを見る味噌とカレーと牛乳、そこにバター。字面で身構える組み合わせが、口に入れた途端まろやかにまとまる青森のソウルフードです。スープの余韻が驚くほど長く残ります。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
境内の見どころ
大仏、胎内、ヒバの伽藍。この3つを押さえると、青龍寺という寺の性格が立ち上がってきます。
昭和大仏昭和59年造立、高さ21.35m(仏体のみ)、青銅・総量220トン。青銅坐像として日本一とされます。胎内2階には戦没者慰霊の碑が祀られています。
大仏胎内めぐり順路の最初に地獄極楽図。三途の川から極楽までが克明に描かれ、内回廊には十二支一代守り本尊が祀られています。屋内なので雨の日も見られます。
青森ヒバの伽藍金堂、五重塔、大師堂、開山堂はいずれも天然青森ヒバ材。青森の名工・大室勝四郎棟梁が技量を尽くした仕事です。
このエリアの宿(料金比較)
青龍寺は青森市街から車で約20分。青森駅周辺に泊まれば、朝いちばんに青龍寺の静けさを取りに行って、そのまま国道103号で八甲田へ南下する動線が組めます。ねぶた期間(8月上旬)は青森市内が数か月前から満室になるため、早めの確保が前提です。

青森・浅虫温泉
青森駅・新青森駅周辺※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
境内は広く、砂利道と階段があります。堂内に上がる場面もある、参拝ならではの5つです。
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御朱印帳東北三十六不動尊霊場会の第十八番札所です。津軽には「一代様」を巡る信仰も残っているので、青森の寺社を辿る一冊があると旅の軸ができます。
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小銭入れ拝観料やお賽銭で小銭を使います。大きな財布を出し入れするより、参拝中は小銭入れひとつのほうが所作が軽くなります。
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ウェットティッシュ境内を歩き、堂内に上がり、また歩く。手を清めたい場面が意外に多い場所です。一つ鞄に入れておくと落ち着きます。
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よくあるご質問(FAQ)
昭和大仏 青龍寺の拝観時間を教えてください。
4月から10月は8:30〜17:00、11月から3月は9:00〜16:00です。年中無休で拝観できます。
昭和大仏 青龍寺の拝観料はいくらですか。
大人(大学生以上)400円、小人(小学生以上)200円です。15名以上の団体は大人350円、小人150円になります。
昭和大仏の大きさはどのくらいですか。
昭和59年に造立された昭和大仏は、青銅の坐像としては日本一とされ、高さは21.35メートル(仏体のみ)です。材質は青銅で、総量は220トン。胎内2階には戦没者慰霊の碑が祀られています。
青龍寺に駐車場はありますか。
300台収容の無料駐車場があります。青森駅からは車で約20分です。
大仏の胎内には入れますか。
入れます。胎内めぐりの順路の最初には地獄極楽図が掲げられ、三途の川や賽の河原、針の山、血の池地獄などが克明に描かれています。内回廊の壁面には十二支一代守り本尊(八尊)が祀られており、津軽で「一代様」と呼ばれる自分の生まれ年の仏に参拝できます。
昭和大仏 青龍寺は、青森ねぶた+奥入瀬 2泊3日モデルコースの9月版で、ねぶたの代わりに青森市内の静けさを取りに行く一手として組み込めます。八甲田、奥入瀬まで抜ける全行程の回り方はこちらでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
青森空港ゆきの国内線をJAL、ANA、FDAなど横断比較。空港から青龍寺までは車で20分ほどと近く、到着日の午後にそのまま組み込めます。
















