
今治城(いまばりじょう)
堀を満たすのは海の水。日本三大水城のひとつが、瀬戸内の潮とともに今も呼吸している。
このページでわかること
- 日本三大水城のひとつ、今治城が海城と呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
- 入場料(一般520円、高齢者420円、高校生以下無料)と開館時間9:00〜17:00の基礎情報
- 築城の名手・藤堂高虎が手がけた、堀に海水を引き込む独自の構造
- 天守内部の展示と、最上階から望む今治市街としまなみ海道の眺望
- 今治・しまなみ海道エリアの宿の料金比較
今治城ってどんな城?
今治城は、慶長7年(1602年)に築城の名手として知られる藤堂高虎が築いた城です。最大の特徴は、堀に瀬戸内海の海水を直接引き込んだ「海城」であること。高松城、中津城とともに「日本三大水城」に数えられ、堀の中には海の魚が泳ぐ姿も見られます。広く水を湛えた堀と高石垣、その奥にそびえる白亜の天守という構成は、平城でありながら要塞のような堅牢さを感じさせます。現在の天守は昭和55年(1980年)に再建されたもので、内部は今治にゆかりのある美術品や刀剣、甲冑などを展示する資料館として公開されています。最上階からは今治市街、瀬戸内海、そしてしまなみ海道の島々までを一望でき、藤堂高虎がこの地を海の要衝として選んだ理由が景色から伝わってきます。JR今治駅から徒歩圏内という立地の良さもあり、今治観光の起点として多くの人が最初に訪れるスポットです。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 今治城(いまばりじょう) |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県今治市通町3丁目1-3 |
| 開館時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 12月29日〜12月31日、その他展示替え等の運営上必要な場合 |
| 入場料 | 一般520円、高齢者(65歳以上)420円、学生260円、高校生以下または18歳未満は無料 |
| 電話 | 0898-31-9233 |
| アクセス | JR今治駅から徒歩約20分、または今治小松自動車道 今治ICから車約10分 |
行き方・駐車場
JR今治駅からは徒歩約20分。今治駅前からせとうちバスなど路線バスを利用すればさらに近づけます。車の場合は今治小松自動車道の今治ICから約10分、しまなみ海道方面から向かう場合も今治湯ノ浦ICから約15分ほどでアクセスできます。城の周辺には今治市役所や今治市美術館があり、来場者用の駐車場が整備されています。しまなみ海道サイクリングの起点、サンライズ糸山からも車で15分ほどの距離なので、サイクリング前後の観光に組み込みやすい立地です。
今治・しまなみ海道の周遊はレンタカーが便利
今治城から大三島、大島までしまなみ海道エリアをまとめて回るならレンタカーが効率的です。今治駅前や今治湯ノ浦ICの周辺で借りられます。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
桜の季節は、堀沿いの桜と天守が織りなす景色が今治城の人気の見どころ。海水を湛えた堀に桜が映り込みます。
夏(6〜8月)
堀の水面が瀬戸内の強い日差しを照り返します。天守内は空調が効いているため、暑い日の休憩スポットとしても重宝します。
秋(9〜11月)
空気が澄み、天守最上階からしまなみ海道の島々までくっきり見渡せる季節です。
冬(12〜3月)
海からの風が冷たくなる季節ですが、澄んだ空気の中での眺望は格別。年始は初詣を兼ねて訪れる人も多い時期です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 堀越しに天守を眺める
海水を引き込んだ堀に天守が映り込む構図は、今治城ならではの景色です。堀沿いをぐるっと歩いて、ベストな角度を探してみてください。

2. 高石垣の積み方に注目する
藤堂高虎が手がけた高石垣は、当時の築城技術の粋を集めたもの。石の積み方や角の処理を間近で観察してみてください。

3. 最上階から瀬戸内海を一望する
天守の最上階からは今治市街と瀬戸内海、しまなみ海道の島々まで見渡せます。藤堂高虎が選んだ海の要衝を、実際に眺めてみてください。

4. 藤堂高虎像の前で歴史に思いを馳せる
築城の名手として知られる藤堂高虎の騎馬像が城内に立っています。今治城だけでなく、日本各地の名城を手がけた人物の功績に触れてみてください。
あわせて回りたい、近くの見どころ

サンライズ糸山
しまなみ海道サイクリングの今治側拠点。今治城から車で15分ほどの距離で、サイクリング前後の観光に組み込みやすい立地です。



近くの人気飲食店
今治といえば焼き鳥。今治城周辺、今治駅前には鉄板焼きスタイルのご当地焼き鳥店が集まっています。天守見学の後にぜひ立ち寄ってみてください。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
堀の水面と天守の白壁、それぞれの組み合わせを意識すると今治城らしい一枚が撮れます。堀沿いをぐるっと歩いてベストな角度を探してみてください。
堀の水面に映る天守を狙う風が穏やかな時間帯は、堀の水面に天守が鏡のように映り込みます。堀の対岸から狙うと、海水を引き込んだ今治城らしい一枚になります。
堀沿いの柵から身を乗り出さないでください
最上階は橋を主役に構図を組む天気が良い日は、遠くにしまなみ海道の橋影が見えることがあります。今治市街と橋を一緒にフレームに収めてみてください。
窓越しの撮影になる区画があります
このエリアの宿(料金比較)
今治市街に泊まれば、今治城のライトアップされた夜の姿も楽しめます。しまなみ海道サイクリングの拠点としても便利な立地です。

今治・しまなみ海道エリア
今治市街を拠点にするなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
今治城は堀沿いの屋外散策と、天守内の階段見学の両方があります。日差しと歩きやすさを意識して選びました。
帽子堀沿いは日差しを遮るものが少ない区間があります。天守外観をじっくり眺める時間が長くなるスポットなので、日差し対策に。
歩きやすい靴天守内は階段が中心です。堀沿いの散策とあわせて、歩きやすい靴で訪れると快適に見学できます。
ステンレスボトル/水筒堀沿いの散策と天守の見学で、思った以上に歩き回ります。こまめな水分補給のために持参をおすすめします。
よくあるご質問(FAQ)
今治城の入場料はいくらですか。
一般520円、高齢者(65歳以上)420円、学生260円です。高校生以下または18歳未満は無料です。
開館時間と休館日を教えてください。
開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)です。休館日は12月29日〜12月31日、その他展示替え等の運営上必要な場合です。
今治城が「日本三大水城」と呼ばれる理由は何ですか。
堀に瀬戸内海の海水を直接引き込んだ「海城」であるためです。高松城、中津城とともに日本三大水城に数えられ、堀の中に海の魚が泳ぐ姿も見られます。
今治城は誰が築いたのですか。
築城の名手として知られる藤堂高虎が、慶長7年(1602年)に築城しました。現在の天守は昭和55年(1980年)に再建されたものです。
JR今治駅からのアクセスを教えてください。
徒歩で約20分です。今治駅前から路線バスを利用することもできます。
今治城は、今治・しまなみ海道観光の起点として最初に訪れるのが定番です。近くのサンライズ糸山からしまなみ海道サイクリングへ続けるプランもおすすめです。
松山空港からのアクセスもチェック
松山空港から今治方面へは車で約1時間。羽田、伊丹、福岡などから就航しており、航空券とレンタカーを組み合わせた旅程も現実的です。
















