
木幡山 隠津島神社(おきつしまじんじゃ)
杉木立に抱かれた山の中腹、伊達政宗の兵火をくぐり抜けた朱塗りの三重塔が立つ。「木幡の弁天様」と呼ばれ、1250年以上にわたり土地の人に大切にされてきた、山奥の穴場パワースポットです。
このページでわかること
- 木幡山隠津島神社の由緒と、伊達政宗の兵火を逃れた三重塔の物語
- 行き方・駐車場、山道の参道を歩く際の注意点
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい近くの見どころ
- 近くの飲食店と、二本松市東和地域グリーンツーリズム協議会の農業体験
- 最寄りの温泉地、岳温泉エリアの宿の料金比較
木幡山隠津島神社ってどんな神社?
福島県二本松市の山あい、木幡地区にひっそりと鎮座するのが木幡山隠津島神社です。神護景雲3年(769年)の勧請と伝わり、2026年で1257年目を迎える古社。宗像三女神(湍津姫命・隠津島姫命・田心姫命)を祀り、地元では古くから「木幡の弁天様」と呼ばれて親しまれてきました。天正13年(1585年)、伊達政宗の兵火によって山全体が焼き尽くされた際も、境内の三重塔だけは奇跡的に焼け残ったと伝わります。文明4年(1472年)建立のこの塔は昭和30年に県の重要文化財に指定され、朱色の姿は杉木立の緑に映えて一際目を引きます。境内は木幡山そのものが御神域で、山頂近くの本殿までは石段と山道が続く参道を30分ほど歩くことになります。観光地化されていない分、訪れる人は多くありません。だからこそ、木々の間から差し込む光と、鳥の声だけが響く静けさが残っている。地元の人にとっては変わらぬ信仰の場所であり、旅の途中でふと立ち寄った人には、忘れられない山の記憶を残してくれる場所です。
フォトギャラリー



基本情報
| 名称 | 木幡山隠津島神社(こはたやまおきつしまじんじゃ)/通称「木幡の弁天様」 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県二本松市木幡字治家49 |
| 創建 | 神護景雲3年(769年)勧請と伝わる。2026年で1257年目 |
| 御祭神 | 宗像三女神(湍津姫命・隠津島姫命・田心姫命) |
| ご利益 | 縁結び・招福知恵・交通安全・無病息災・厄除け(本殿)、学業成就・合格祈願(三重塔) |
| 拝観料 | 参拝無料(御祈祷・御朱印は別途初穂料) |
| 駐車場 | 拝殿近くと山上の2箇所(無料) |
| アクセス | 東北自動車道 二本松ICから車で約35分 |
| 所要時間の目安 | 参道往復+参拝で1時間〜1時間半(山道を含む) |
行き方・駐車場
東北自動車道 二本松ICから県道52号、349号を経由して東和地域へ約35分。木幡地区に入ると「隠津島神社」の看板が見えてきます。駐車場は拝殿近くと、参道の石段を登った山上の2箇所(いずれも無料)。参道を歩いて登りたい方は下の駐車場に、本殿まで最短距離で向かいたい方は山上の駐車場に停めるのがおすすめです。周辺は公共交通機関の便が少ないため、車での訪問がほぼ必須です。レンタカーが未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
二本松市東和地域は公共交通機関の便が少なく、車での移動がほぼ必須です。福島市や郡山市など主要駅からのアクセスも、レンタカーがあれば周辺の観光地とあわせて効率よく回れます。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
山の新緑が芽吹き、杉木立の参道に柔らかな光が差し込む季節。歩きやすい気候で参拝しやすい時期です。
夏(6〜9月)
杉木立に囲まれた参道は木陰が多く、涼しさを感じられます。ただし山道なので水分補給と虫除け対策は忘れずに。
秋(10〜11月)
境内を包む木々が色づき、朱塗りの三重塔とのコントラストが美しい季節です。
冬(12月〜2月)
12月には「木幡の幡祭り」が開催されます。日本三大旗祭りの一つに数えられ、国の重要無形民俗文化財に指定される特別な祭事です。積雪期は参道が滑りやすくなるため注意が必要です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 一の鳥居から参道を歩いて登る
白い鳥居をくぐり、山道の参道を自分の足で登ることで、かつて修験の山だったこの場所の空気を肌で感じられます。

2. 三重塔を間近で見る
伊達政宗の兵火をくぐり抜けて残った、文明4年(1472年)建立の三重塔。県の重要文化財に指定される歴史の重みを間近で味わえます。

3. 木幡の大杉に会う
門神社のかたわらに聳える、樹齢800年を超える国指定天然記念物。落雷の跡を支柱で支えながら、今も静かに立ち続けています。

4. こはたcafeでひと息つく
参宿所に併設されたカフェでは、神社の神職がハンドドリップでコーヒーを淹れてくれます。参道を登った後の休憩にぴったりです。

5. 御朱印をいただく
第2社務所でいただける御朱印は、季節ごとに絵柄が変わることも。参拝の記念に立ち寄ってみましょう。
あわせて回りたい、近くの見どころ





近くの人気飲食店
木幡地区は飲食店が少なめですが、境内併設のカフェから東和地域の食堂まで、立ち寄りやすいお店があります。
こはたcafeカフェ境内・参宿所併設/不定休/10:30〜16:30📍Googleマップで現在地からのルートを見る神社の神職が営むカフェ。ハンドドリップで淹れるコーヒーを、参道を登った後の一杯にどうぞ。神社の行事がある日は休業することもあるため、事前確認がおすすめです。※写真はイメージです。
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道の駅 ふくしま東和 あぶくま館(和食処みちくさ亭)食堂・直売所無休/11:00〜15:00(食事処)・9:00〜19:00(売店)📍Googleマップで現在地からのルートを見る特産の桑を使った桑うどんが名物。農産物直売所も併設され、参拝の後の休憩や買い物にぴったりです。※写真はイメージです。
食べログ予約 ›
川崎屋食堂食堂・うどん針道/定休:火曜/11:00〜19:00📍Googleマップで現在地からのルートを見る3代続く手打ちうどんの食堂。タンメンや味噌ラーメンなど、地元で長年親しまれてきた味を楽しめます。※写真はイメージです。
Googleマップで見る ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
木幡地区そのものにアクティビティはありませんが、道の駅ふくしま東和を拠点にした東和地域ならではの体験があります。
農家さんと季節の農作業・収穫体験二本松市東和地域グリーンツーリズム推進協議会が提供する日帰り体験。道の駅ふくしま東和を集合場所に、地元農家の畑やハウスを見学しながら季節の農作業を体験できます。神社と同じ東和地域に広がる里山の風景が舞台です。
このエリアの宿(料金比較)
木幡地区の周辺には宿泊施設がほとんどないため、二本松市を代表する温泉地、岳温泉エリアを拠点にするのがおすすめです。安達太良山の麓に広がる湯量豊かな温泉街で、参拝後の疲れを癒やせます。

岳温泉エリア
参拝の疲れを温泉で癒やせる滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
山道の参道を歩くスポットのため、歩きやすさと安全に関わるアイテムを揃えておくと安心です。
歩きやすい靴本殿までの参道は舗装されていない山道の区間が多く、雨天後は滑りやすくなります。歩き慣れた靴での訪問が安心です。※写真はイメージです。

虫よけスプレー杉木立に囲まれた山道のため、初夏から秋にかけて虫が多くなります。肌の露出が多い服装のときは特に対策を。
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LEDヘッドライト杉木立に囲まれた参道は日中でも薄暗く、日没後は照明がほぼありません。早朝や夕方に訪れる場合は、両手が空くヘッドライトがあると安心です。
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御朱印帳袋第2社務所でいただける御朱印を汚れや傷みから守る巾着袋。山道の参拝で汗ばんだ手からも御朱印帳を守れます。※写真はイメージです。
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よくあるご質問(FAQ)
隠津島神社の読み方を教えてください。
「おきつしまじんじゃ」と読みます。地元では「木幡の弁天様」の愛称でも呼ばれています。
駐車場はありますか。
拝殿近くと山上の2箇所に無料駐車場があります。参道を歩きたい方は下の駐車場、本殿まで最短で向かいたい方は山上の駐車場が便利です。
本殿まではどのくらい歩きますか。
山上の駐車場からでも石段があり、拝殿近くの下の駐車場からは山道の参道を30分ほど歩きます。歩きやすい靴での訪問をおすすめします。
御朱印はどこでいただけますか。
第2社務所でいただけます。御朱印巡りが目的の場合は、こちらへお立ち寄りください。
木幡の大杉はどこにありますか。
境内末社の門神社のかたわらに立っています。樹齢800年を超える国指定天然記念物です。
木幡山隠津島神社は、道の駅ふくしま東和や高林寺(あじさい寺)とあわせて、二本松市東和地域を巡るドライブルートに組み込みやすいスポットです。
航空券も、まとめて比較
福島空港ゆきの国内線をはじめ、周辺空港への航空券を横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















