
あぶくま洞(あぶくまどう)
一滴の地下水が、8000万年かけて紡いだ地底の造形。ライトアップされた鍾乳石の連なりに、言葉を失う瞬間があります。
このページでわかること
- あぶくま洞が8000万年かけて形づくられた理由と、見逃せない見どころ
- 入洞料金、営業時間、一般コースと探検コースの違い
- 行き方・駐車場と、洞内で快適に過ごすコツ
- あわせて回りたい近くの見どころと飲食店
- 郡山エリアの宿の料金比較
あぶくま洞ってどんなスポット?
福島県田村市の山あいに口を開ける、あぶくま洞。地下水が石灰岩を溶かしながら、実に8000万年という途方もない時間をかけて形づくった鍾乳洞です。1969年9月12日、石灰岩の採掘中に偶然発見されたときは、深さ12mの縦穴と短い横穴があるだけの小さな洞でした。しかし翌年、日本大学の探検隊が行き止まりとされていた風穴を掘り抜くと、その先には想像を超える大空間が広がっていたといいます。1973年6月に一般公開が始まって以来、鍾乳石の種類と数の多さから「東洋一」とも称され、多くの人を地底の旅へ連れ出してきました。歩みを進めるほどに、天井から垂れる白い樹氷、幾重にも重なるクリスタルカーテン、円盤状に広がる洞穴シールドと、表情を変える鍾乳石が続きます。ハイライトは高さ29m、幅25mの大空間「滝根御殿」。そして最後にたどり着く「月の世界」は、日本で初めて舞台演出用の照明システムを鍾乳洞に導入した場所で、刻一刻と色を変える光が日の出から日没までの一日を静かに再現します。洞内は年間を通じて約15℃前後で安定しており、真夏でもひんやりとした空気に包まれる別世界。地元では「伝説のパワースポット巡りツアー」にも組み込まれる場所で、8000万年という時間そのものが持つスケールに触れることが、このスポットで得られる何よりの体験です。
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基本情報
| 名称 | あぶくま洞(あぶくまどう) |
|---|---|
| 所在地 | 福島県田村市滝根町菅谷字東釜山1番地 |
| 入洞料金 | 一般コース:大人1,200円/中学生800円/小学生600円/幼児無料 探検コース(一般コース込み):大人1,500円/中学生1,100円/小学生900円 |
| 営業時間 | 8:30〜17:00(7〜9月は17:30まで、12月〜3月12日は16:30まで)年中無休 |
| 洞内温度 | 年間を通じて約15℃前後 |
| 洞の規模 | 全長4,218.3m(一般公開部分約600m) |
| 駐車場 | 普通車700台・バス30台(無料) |
| アクセス | 磐越自動車道「小野IC」「田村スマートIC」から車で約15分 |
| 所要時間の目安 | 一般コース約40分。探検コースを含めると約50分 |
※料金は改定される場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
行き方・駐車場
車の場合は磐越自動車道「小野IC」または「田村スマートIC」から約15分。電車の場合はJR磐越東線「神俣駅」からタクシーで約5分です。洞の入口までは無料の大型駐車場(普通車700台・バス30台)から歩いてすぐ。周辺は山あいのため、公共交通機関のみでの訪問はタクシーの利用が前提になります。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
あぶくま洞は山あいに位置し、周辺観光には車がほぼ必須。電車+タクシーだと移動の自由度が下がるため、郡山や福島の空港・駅でレンタカーを確保しておくと周辺散策までスムーズです。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
洞内は年間を通じて気温が安定しているため、春先のまだ肌寒い時期でも快適に見学できます。
夏(6〜9月)
外気との温度差が大きく、天然のクーラーのような涼しさが体感できるベストシーズン。あぶくま洞への道沿いでは7月中旬ごろあじさいも見頃を迎えます。
秋(10〜11月)
阿武隈高原一帯が色づく季節。洞内見学のあとに周辺の紅葉ドライブを楽しむ人も多いシーズンです。
冬(12〜2月)
外は氷点下でも洞内は約15℃前後を保つため、むしろ暖かく感じる季節。防寒着を脱いで見学する人もいるほどです。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 「月の世界」で光の演出を見届ける
一般コースの終点。舞台演出用の照明が刻一刻と色を変え、日の出から日没までの一日を静かに再現します。

2. 探検コースで冒険気分を味わう
一般コースの途中から分岐する追加コース。かがんで進む狭所や丸太のはしご、飛び石があり、冒険気分を味わえます。

3. 高さ29mの「滝根御殿」でスケールを体感する
洞内最大のホール。見上げるほどの高さと広さに、8000万年という時間の重みを実感できます。

4. 星の村天文台と「天地人橋」でセット観光
あぶくま洞と星の村天文台は歩行者専用の「天地人橋」でつながり、駐車場も共用。地底の神秘のあとは、夜空の神秘へ足を延ばせます。

5. レストランあぶくまで鍾乳洞グルメを味わう
敷地内のレストランでは、鍾乳洞をイメージしたホワイトカレーや、あぶくま洞貯蔵ワインを使った塩ラーメンなど、ここでしか出会えないメニューが楽しめます。
あわせて回りたい、近くの見どころ

星の村天文台
県内最大級、口径65cmの反射式天体望遠鏡を備える天文台。あぶくま洞とは「天地人橋」で直結し、駐車場も共用しています。

大滝根山
標高1,192m、阿武隈山地の最高峰。あぶくま洞や入水鍾乳洞が育まれたカルスト台地の水源にもあたる山で、登山や自然散策が楽しめます。

あじさい回廊
あぶくま洞へ向かう道沿い、約1kmにわたってあじさいが植えられたエリア。例年7月中旬が見頃で、洞内見学とあわせて楽しめます。
※星の村天文台、大滝根山の写真は現地の実写です。あじさい回廊の写真は別の名所で撮影されたイメージです。
近くの人気飲食店
あぶくま洞の敷地内、および車で数分の距離に、鍾乳洞ならではのメニューから地元の定食まで揃っています。
レストランあぶくまカフェ・軽食あぶくま洞敷地内/10:00〜14:30LO・年中無休📍Googleマップで現在地からのルートを見る2025年春にリニューアル。鍾乳洞をイメージしたホワイトカレーや、あぶくま洞貯蔵ワインを使った塩ラーメンなど、ここでしか味わえないメニューが揃います。
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かなや食堂食堂・焼肉滝根町神俣/1974年創業・あぶくま洞から車で約3分📍Googleマップで現在地からのルートを見る精肉店併設の老舗食堂。焼肉や定食など、観光の合間にがっつり食べたいときにおすすめです。
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さんくるげラーメン滝根町神俣/平日7:00〜12:00(スープなくなり次第終了)・土日祝休📍Googleマップで現在地からのルートを見る火入れしない生醤油を使ったまろやかなスープが評判の人気店。営業は平日午前のみ、スープがなくなり次第終了なので早めの来店がおすすめです。
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※レストランあぶくま、かなや食堂、さんくるげの写真はイメージです。営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
あぶくま洞周辺の田村市滝根町には宿泊施設が少ないため、車で約1時間の郡山市街地を拠点にすると、周辺観光や交通の便がまとまりやすくなります。

郡山駅前エリア
田村市方面の観光拠点として動きやすい滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
洞内は年間を通じて約15℃。季節を問わず快適に見学するためのアイテムをまとめました。
羽織るもの(カーディガン等)洞内は真夏でも約15℃。外との温度差で肌寒く感じることがあるため、一枚羽織れるものがあると安心です。
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歩きやすい靴洞内は段差や濡れて滑りやすい箇所があります。探検コースに挑戦するなら、動きやすい靴が必須です。
最安値料金 2,980円〜(2026/7/18時点・楽天)

モバイルバッテリー山あいのエリアで周辺に充電できる店が少なめ。写真撮影や地図アプリでバッテリーを消耗しがちなので、予備があると安心です。
最安値料金 1,480円〜(2026/6/27時点・楽天)
よくあるご質問(FAQ)
あぶくま洞の読み方を教えてください。
「あぶくまどう」と読みます。福島県田村市滝根町にある鍾乳洞です。
あぶくま洞はどのくらいの時間をかけてできたのですか。
約8000万年という長い年月をかけて、地下水が石灰岩を溶かしながら形づくられたとされています。1969年9月に石灰岩の採掘中に偶然発見されました。
一般コースと探検コースの違いは何ですか。
一般コースは整備された通路を歩く約40分のコース。探検コースは一般コースの途中から分岐し、狭い場所をかがんで進んだり、丸太のはしごや飛び石を渡ったりする、より冒険気分を味わえるオプションコースです。
入洞料金はいくらですか。
一般コースは大人1,200円、中学生800円、小学生600円、幼児は無料です。探検コースを含める場合は、大人1,500円、中学生1,100円、小学生900円になります。
駐車場はありますか。
普通車700台、バス30台分の無料駐車場があります。
洞内の温度はどのくらいですか。
年間を通じて約15℃前後で安定しています。真夏はひんやりと涼しく、真冬はむしろ暖かく感じられます。
あぶくま洞は、隣接する星の村天文台とセットで訪れるのが定番。地底の神秘と夜空の神秘、両方を一日で味わえます。
航空券も、まとめて比較
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