
少林山達磨寺(しょうりんざんだるまじ)
全国の縁起だるまは、ここから始まりました。天明の飢饉に苦しむ農民を救うため伝えられた張り子だるまの技。300年以上、人々の願いを受け止め続けてきた古刹です。
このページでわかること
- 縁起だるま発祥の由来と、心願成就、開運、子宝のご利益
- 毎年1月6日、7日に開催される少林山七草大祭だるま市の見どころ
- 瑞雲閣で体験できる、だるま絵付け体験の内容と料金
- 行き方、駐車場などの基本情報
- あわせて回りたい高崎白衣大観音など周辺の見どころ
少林山達磨寺ってどんなスポット?
群馬県高崎市、少林山の中腹に建つ黄檗宗の古刹、少林山達磨寺。社伝では元禄10年(1697年)、渡来僧の心越禅師(東皐心越)を迎えて開かれたと伝わります。この寺を全国に知らしめたのは、天明の大飢饉(1783〜1787年)の出来事でした。困窮した農民を救おうと、九代目の東嶽和尚が、心越禅師の描いた一筆だるまのお札をもとに木型を彫り、張り子だるまの作り方を副業として伝授したのです。これが「縁起だるま発祥の寺」と呼ばれる由来であり、今も高崎だるまづくりの原点として受け継がれています。境内の達磨堂には、歴代総理大臣が奉納しただるまをはじめ、全国から寄せられた大小さまざまなだるまがずらりと並び、心願成就、開運、子宝を願う参拝者の思いの重なりを肌で感じられます。毎年1月6日、7日には「少林山七草大祭だるま市」が開かれ、本堂前にだるま店が軒を連ね、境内は一年で最も熱気に包まれます。境内にはもうひとつ、意外な見どころも。昭和初期にドイツの建築家ブルーノ・タウトが亡命先として身を寄せ、著作活動に専念した茶室「洗心亭」が今も静かに残されています。だるま一色の賑わいと、静寂に包まれた文化遺産。ふたつの顔を併せ持つのが、この寺の奥深さです。
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基本情報
| 名称 | 少林山達磨寺(しょうりんざんだるまじ) |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県高崎市鼻高町296 |
| 宗派・ご本尊 | 黄檗宗/十一面観音、北辰鎮宅霊符尊 |
| ご利益 | 心願成就、開運、子宝 |
| 拝観料 | 無料 |
| 拝観時間 | 9:00〜17:00(寺務所・達磨堂)、祈祷受付は9:00〜16:00 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| アクセス | JR群馬八幡駅からタクシーで約5分/JR高崎駅からタクシーで約20分 |
| 開創 | 社伝によれば元禄10年(1697年) |
| だるま市 | 毎年1月6日、7日「少林山七草大祭だるま市」 |
行き方・駐車場
電車の場合、JR高崎駅からタクシーで約20分、または高崎駅西口から「ぐるりん少林山線」バスで約30分。JR群馬八幡駅からはタクシーで約5分、徒歩でも約20分です。車の場合は関越自動車道高崎ICから約30分、上越自動車道前橋ICから約30分。境内入口手前に無料駐車場が用意されています。本堂までは石段が続くため、歩きやすい靴での参拝がおすすめです。公共交通のみでの移動は本数が限られるので、未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
少林山達磨寺と高崎白衣大観音、周辺の古墳めぐりをまとめて回るなら車移動が便利。だるま市開催時期は周辺道路、駐車場が混み合うので、早めの手配が安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
新緑が芽吹き、参拝しやすい気候。すぐそばの鼻高展望花の丘では菜の花が見頃を迎えます。
夏(6〜9月)
境内は木々に囲まれ、木陰でひと息つきやすい季節。日差し対策をしっかりして参拝を。
秋(10〜11月)
赤いだるまと紅葉が重なる、全国でもここだけの風景。例年10月下旬から11月が見頃です。
冬(12〜2月)
1月6日、7日は少林山七草大祭だるま市で境内が一年で最も賑わう時期。防寒対策をお忘れなく。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 総門をくぐり、石段の参道をゆっくり上る
総門から本堂までは石段が続きます。だるまの由来に思いを馳せながら、一段ずつ上ってみてください。

2. 達磨堂で全国から集うだるまを見比べる
歴代総理大臣が奉納しただるまも展示。大小さまざまな表情のだるまを眺めるだけで時間を忘れます。

3. 瑞雲閣でだるま絵付け体験に挑戦する
自分だけのだるまに顔を描き、金色の体を彩色。予約不要で参拝のついでに楽しめます。写真はイメージです。

4. 洗心亭でブルーノ・タウトの足跡をたどる
亡命先で日本の美に触れ、著作活動に専念したタウト。だるま一色の境内で、静かな一角に立ち寄ってみてください。

5. 1月6日、7日のだるま市で一年の願掛けを
本堂前にだるま店が並ぶ少林山七草大祭だるま市。新しい一年の心願成就を願うなら、この2日間がおすすめです。
あわせて回りたい、近くの見どころ

高崎白衣大観音(慈眼院)
高さ41.8mの観音像が市内を見守る、高崎のもう一つのシンボル。少林山達磨寺とセットで巡る参拝客の多い定番コースです。


だるまのふるさと大門屋
200年以上の歴史を持つ高崎だるまの製造直売所。必勝だるまや安産だるまなど、目的別のだるま選びが楽しめます。写真はイメージです。
近くの人気飲食店
少林山達磨寺の周辺、群馬八幡駅エリアには地元で愛される個性派の店が揃います。参拝の前後にぜひ立ち寄ってみてください。
だるま大使 本店ラーメン高崎市剣崎町/月・火曜定休/¥1,000〜¥1,999📍Googleマップで現在地からのルートを見るその名の通り「だるま」を冠する、地元で行列の絶えない濃厚とんこつラーメンの人気店。写真はイメージです。
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菊寿司寿司高崎市上豊岡町/火曜・第1、3水曜定休📍Googleマップで現在地からのルートを見る創業から約40年、地元で親しまれる街の寿司店。参拝後、少し贅沢な食事をしたい時にどうぞ。写真はイメージです。
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Beauty&Health Zenカフェ・ヘルシー食群馬八幡駅徒歩3分/月・火・日曜定休📍Googleマップで現在地からのルートを見る群馬八幡駅からすぐの小さなカフェ。参拝前後の軽い食事や休憩にちょうどいい一軒です。写真はイメージです。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
境内の瑞雲閣では、縁起だるま発祥の寺ならではの「だるま絵付け体験」ができます。参拝の記念に、自分だけのだるまを描いてみませんか。
だるま絵付け体験(瑞雲閣)サイズと色を選び、寺とだるまの由来を聞いたあと、顔を墨で、体を金色で彩色。当日そのまま持ち帰れます。一丸(12cm)1,500円、一丸半(15cm)2,000円(いずれも税込)。写真はイメージです。
現地予約(受付10:00〜15:30、1名から予約不要。10名以上は要予約。積雪、台風時は休止)
このエリアの宿(料金比較)
少林山達磨寺には宿泊施設がないため、新幹線も停まるJR高崎駅周辺を拠点にするのが便利です。高崎白衣大観音や周辺観光とあわせて、一泊するのもおすすめです。

JR高崎駅周辺エリア
少林山達磨寺、高崎白衣大観音とあわせて巡る拠点向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
石段の参拝や、だるま絵付け体験であると便利なアイテムです。
よくあるご質問(FAQ)
少林山達磨寺の読み方を教えてください。
「しょうりんざんだるまじ」と読みます。
拝観料はかかりますか。
拝観無料です。だるま絵付け体験など一部の体験のみ別途料金がかかります。
だるま市はいつ開催されますか。
毎年1月6日、7日の「少林山七草大祭だるま市」で開催されます。本堂前にだるま店が並び、境内は一年で最も賑わいます。
だるまの絵付け体験はできますか。
できます。境内の瑞雲閣で、1名から予約不要で体験可能です(10名以上の団体は要予約)。料金は一丸(12cm)1,500円からです。
駐車場はありますか。
境内入口手前に無料駐車場があります。
少林山達磨寺は、高崎白衣大観音とあわせて巡る「高崎2大名所めぐり」の定番コース。群馬県の他のスポットもあわせてチェックしてみてください。
航空券も、まとめて比較
群馬方面の玄関口となる空港ゆきの国内線をANA、JAL、スカイマークなど横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















写真提供: Wikimedia Commons(本堂、達磨堂: © puffyjet, CC BY 2.0/総門、洗心亭: © Takashi Koike, CC BY 3.0/高崎だるまのイメージ: © Nesnad, CC BY 3.0/高崎白衣大観音: © J-ta, Public Domain/八幡二子塚古墳: © AsPJT, CC0)




