
茂林寺
「分福茶釜」の寺として親しまれる曹洞宗の古刹。参道に並ぶ愛嬌たっぷりのたぬきが出迎え、福徳、開運、必勝を願う人が訪れます。
このページでわかること
- 「分福茶釜」の寺として知られる由緒と、福徳、開運、必勝のご利益
- 応永33年(1426)の開山と、守鶴和尚と茶釜にまつわる言い伝え
- 総門(黒門)から山門(赤門)へ続く、たぬき像が並ぶ参道の見どころ
- 宝物館、本堂、隣接する茂林寺沼、湿原の楽しみ方
- 行き方、駐車場などの基本情報と、館林名物のうどんの店
茂林寺ってどんなスポット?
群馬県館林市堀工町、東武伊勢崎線の茂林寺前駅から歩いてすぐの場所に、青龍山茂林寺は静かに佇んでいます。応永33年(1426)、大林正通大和尚によって開かれた曹洞宗の古刹ですが、この寺の名を全国に知らしめたのは、なんといっても「分福茶釜」の昔話でしょう。寺に伝わる話によれば、その昔、茂林寺に守鶴という一人の僧がいました。守鶴が愛用していた茶釜は、いくら汲んでも湯が尽きることがなく、大勢の僧の喉をうるおし続けたといいます。やがて守鶴は、実は齢を重ねたたぬき(貉)の化身であったと伝わります。福を分け与える「分福(ぶんぶく)」の名の通り、汲めども尽きぬ茶釜の物語は、絶えることのない福徳の象徴として、人々に親しまれてきました。総門(黒門)をくぐって参道を進むと、両脇にはずらりと、大小さまざまな表情のたぬきの像が出迎えてくれます。とぼけた顔、笑った顔、思わず頬がゆるむ愛嬌たっぷりの姿に導かれて歩けば、その先には元禄期の建立と伝わる堂々たる山門(赤門)が待っています。本堂に手を合わせれば、福徳、開運、そして「必勝」のご利益。汲めども尽きぬ茶釜のように、努力が実り福が続くようにと願う参拝者が、今日も静かに頭を垂れます。宝物館には、伝説の分福茶釜をはじめ守鶴ゆかりの品々が納められ、昔話の世界にそっと触れられます。参拝のあとは、寺の裏手に広がる茂林寺沼、湿原へ。県指定天然記念物のこの低地湿原には木道が整えられ、四季折々の草花が訪れる人を迎えます。たぬきの福に包まれたこの寺は、笑顔とともに前を向く力を、そっと分け与えてくれる場所です。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 茂林寺(もりんじ)/青龍山茂林寺(せいりゅうざんもりんじ) |
|---|---|
| 所在地 | 〒374-0033 群馬県館林市堀工町1570 |
| 宗派 | 曹洞宗 |
| 山号 | 青龍山 |
| 創建 | 応永33年(1426)、大林正通大和尚により開山 |
| ご利益 | 福徳、開運、必勝 |
| 拝観 | 境内参拝自由(無料)。宝物館の拝観は大人300円ほか(変更の可能性があるため要確認) |
| 駐車場 | あり |
| アクセス | 東武伊勢崎線茂林寺前駅から徒歩約8分/東北自動車道館林ICから車で約10分 |
行き方・駐車場
茂林寺は館林市の南部、東武伊勢崎線の茂林寺前駅から徒歩約8分の距離にあります。駅から続く道の先に総門(黒門)が見えてきます。車の場合は東北自動車道館林ICから約10分が目安で、参拝者用の駐車場が用意されています。電車でも車でもアクセスしやすく、館林観光の拠点となる館林駅からも近いエリアです。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
茂林寺とあわせて、つつじが岡公園や東武トレジャーガーデンなど館林の花の名所を巡るなら、車移動が便利です。つつじや花の見頃の時期は周辺が混み合うので、早めの手配が安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
参道の桜が咲き、赤門とたぬきの像に彩りが添えられる季節。近隣のつつじが岡公園も見頃を迎え、館林が花に包まれる時期です。
夏(6〜9月)
寺の裏手に広がる茂林寺沼、湿原に緑が茂り、木道の散策が心地よい季節。水辺の草花が静かに咲きます。
秋(10〜11月)
境内の木々が色づく季節。落ち着いた秋の光のなかで、たぬきの像と本堂をゆっくり巡れます。
冬(12〜2月)
初詣や、新年の必勝祈願に訪れる人でにぎわう季節。凛とした空気のなか、汲めども尽きぬ福を願えます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. たぬきの像が並ぶ参道を歩く
総門(黒門)をくぐると、両脇にずらりと並ぶたぬきの像が出迎えてくれます。愛嬌たっぷりの表情を眺めながら、赤門へと進みましょう。

2. 元禄期建立と伝わる山門(赤門)をくぐる
参道の先に堂々と構える山門(赤門)。長い歴史をくぐり抜けてきた門の下で、静かに一礼して境内へ進みます。

3. 本堂で福徳、開運、必勝を祈願する
本堂に手を合わせ、努力が実り福が続くようにと願いましょう。大切な勝負を控えた人が必勝を祈る寺でもあります。

4. 宝物館で分福茶釜と守鶴の伝説にふれる
宝物館には、伝説の分福茶釜や守鶴ゆかりの品々が納められています。汲めども尽きぬ茶釜の昔話の世界に、そっと触れられます。

5. 茂林寺沼、湿原を散策する
寺の裏手に広がる県指定天然記念物の低地湿原。木道が整えられ、四季折々の草花を眺めながらの散策が楽しめます。
あわせて回りたい、近くの見どころ
つつじが岡公園
樹齢800年を超える古木を含む、約1万株のツツジが咲き誇る公園。「花山」として国の名勝に指定され、春には園内が燃えるような彩りに包まれます。
近くの人気飲食店
茂林寺の周辺には、館林名物のうどんの店が点在しています。参拝の前後に立ち寄れる、コシのある手打ちうどんの店を紹介します。
もり陣うどん(まゆ玉うどん)館林市堀工町1560/茂林寺のすぐ近く📍Googleマップで現在地からのルートを見る茂林寺と同じ堀工町にある館林うどんの店。名物のまゆ玉うどんを、分福茶釜の茂林寺参拝の帰りに味わえます。写真はイメージです。
食べログを見る ›
花山うどん 本店うどん(館林うどん)館林市本町2-3-48/館林駅東口すぐ📍Googleマップで現在地からのルートを見る創業1894年の館林うどんの名店。幅広麺「鬼ひも川」が名物で、茂林寺観光とあわせて立ち寄れます。写真はイメージです。
食べログを見る ›
うどん本丸うどん(館林うどん)館林市本町3-8-1/館林市街📍Googleマップで現在地からのルートを見る館林うどんとなまず天ぷらが評判の店。茂林寺参拝の行き帰りに、地元の手打ちうどんを楽しめます。写真はイメージです。
食べログを見る ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
茂林寺の観光は、徒歩、車で約10分の館林駅周辺を拠点にするのが便利です。東武伊勢崎線が通り、つつじが岡公園などの館林の見どころへも動きやすいエリアです。

館林駅周辺エリア
館林観光、ビジネス双方の拠点向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
参道歩きや御朱印集め、必勝祈願のお守りとしてあると心強いアイテムです。



折りたたみ傘つつじが岡公園や湿原など屋外の見どころとあわせて巡るなら、天候の変化に備えて一本あると安心です。
最安値料金 1,280円〜(2026/8/3時点・楽天)
よくあるご質問(FAQ)
「茂林寺」の読み方は。
「もりんじ」と読みます。正式には青龍山茂林寺(せいりゅうざんもりんじ)といい、「分福茶釜」の寺として知られる曹洞宗の寺院です。
茂林寺のご利益は何ですか。
福徳、開運、必勝のご利益で知られています。汲めども尽きぬ「分福茶釜」の言い伝えにちなみ、福が続くこと、努力が実ることを願う参拝者が訪れます。
分福茶釜とはどのような話ですか。
寺に伝わる話では、守鶴という僧が持っていた茶釜がいくら汲んでも湯が尽きず、その守鶴は実はたぬきの化身だったと伝わります。福を分け与える「分福」の名の由来です。
拝観料はかかりますか。
境内の参拝は無料です。分福茶釜や守鶴ゆかりの品を収める宝物館の拝観は大人300円ほかが目安で、変更の可能性があるため訪問前にご確認ください。
茂林寺までのアクセス方法は。
東武伊勢崎線茂林寺前駅から徒歩約8分です。車の場合は東北自動車道館林ICから約10分で、参拝者用の駐車場があります。
茂林寺は、つつじが岡公園や東武トレジャーガーデンとあわせて巡る、館林の花と昔話めぐりの主役。群馬県の他のスポットもあわせてチェックしてみてください。
写真クレジット: 茂林寺の山門(Taketarou, CC BY-SA 3.0)/茂林寺の本堂、参道と赤門(京浜にけ, CC BY-SA 3.0)/たぬきの剥製(Namazu-tron, CC BY-SA 3.0)/東武館林駅(Suikotei, CC BY-SA 4.0)。いずれもWikimedia Commonsより。
航空券も、まとめて比較
群馬方面の玄関口となる空港ゆきの国内線をANA、JAL、スカイマークなど横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















