
オンネトー
雌阿寒岳の原生林にひっそりと抱かれ、訪れるたびに違う色を見せる湖。北海道三大秘湖のひとつに数えられる、静かな穴場のパワースポットです。
このページでわかること
- オンネトーが「五色沼」と呼ばれる理由と、アイヌ語に由来する名前の意味
- 行き方・駐車場と、季節ごとに変わる湖面の楽しみ方
- オンネトー湯の滝、雌阿寒岳などあわせて回りたい近くの見どころ
- 周辺エリアの飲食店と、実在するアクティビティ情報
- 阿寒湖温泉エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
オンネトーってどんなスポット?
阿寒摩周国立公園の南西、雌阿寒岳の山麓に広がる原生林の奥に、ひっそりと横たわる湖があります。アイヌ語で「年老いた沼」「大きな沼」を意味するオンネトーです。かつて雌阿寒岳が噴火した際、流れ出た溶岩が螺湾川をせき止めてできた堰止湖で、周囲約2.5km、最大水深は約10m。摩周湖、支笏湖と並び「北海道三大秘湖」のひとつに数えられています。この湖の最大の魅力は、二度と同じ表情を見せないことです。天候や時間帯、見る角度によって、湖面は澄んだ青、エメラルドグリーン、深いダークブルーへと静かに移り変わり、その変化から地元では「五色沼」の愛称で呼ばれてきました。西側の展望デッキに立てば、雌阿寒岳と阿寒富士を背にした湖面が広がり、風のない朝には山の姿がそのまま鏡のように映り込みます。観光地化された賑わいはなく、聞こえるのは風と鳥の声だけ。北海道の中でも屈指の「静けさ」を味わえる、知る人ぞ知るパワースポットです。
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基本情報
| 名称 | オンネトー/通称「五色沼」 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道足寄郡足寄町茂足寄(オンネトー地区) |
| 由来 | アイヌ語で「年老いた沼」の意。雌阿寒岳の噴火で螺湾川がせき止められてできた湖 |
| 規模 | 周囲約2.5km、最大水深約10m |
| 料金 | 無料(散策自由) |
| 駐車場 | 無料(10台程度、複数箇所) |
| アクセス | 道東自動車道足寄ICから車で約50分/阿寒湖温泉街から車で約20分/JR釧路駅から車で約100分 |
| 冬季について | 12月上旬〜4月上旬は奥の道路が通行止め。スノーシューでの散策が中心 |
| 問い合わせ | あしょろ観光協会 0156-25-6131 |
行き方・駐車場
道東自動車道足寄ICからは国道241号、242号を経由して車で約50分。もっとも近い観光拠点は阿寒湖温泉街で、車で約20分の距離にあります。JR釧路駅からは車で約100分。いずれのルートも公共交通機関だけでは到達が難しいため、レンタカーでの訪問が前提になります。湖畔には無料駐車場が複数箇所に分かれて整備されており、それぞれ10台程度が駐車可能です。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
オンネトーへの移動は車が前提。道東エリアは拠点間の距離が長く、繁忙期はレンタカーが早々に埋まることも珍しくありません。航空券を取ったら、まずレンタカーを押さえるのが鉄則です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
雪解け水を湛えた湖面が澄み、原生林に新緑が芽吹き始める季節。空気が澄み、遠くまで見通せる日が多くなります。
夏(6〜9月)
原生林の緑と湖面のエメラルドグリーンのコントラストが最も鮮やかな季節。散策路歩きに向く気候です。
秋(10〜11月)
紅葉が湖畔を彩る、オンネトー最大の見頃。色づいた木々と湖水の色が重なり、五色沼の名にふさわしい景色になります。
冬(12〜2月)
湖面が結氷し、一面の銀世界に。奥の道路は通行止めのため、手前からのスノーシュー散策が中心になります。
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1. 西側展望デッキから雌阿寒岳を望む
風のない朝は、雌阿寒岳と阿寒富士が湖面に映り込む鏡像が見られることも。もっとも静かな時間帯です。

2. 湖畔の散策路で原生林の空気を感じる
アカエゾマツの純林に囲まれた散策路を歩けば、クマゲラやエゾシカに出会えることもあります。

3. オンネトー湯の滝まで足を延ばす
南側駐車場から徒歩約1.4km。世界でも珍しい、陸上でマンガン鉱床が生成される国天然記念物です。

4. 雌阿寒岳登山とセットで楽しむ
オンネトーコースの登山口が湖のすぐそばにあり、日本百名山のひとつを初心者でも比較的登りやすいルートで楽しめます。

5. 紅葉シーズンに「五色」の変化を撮る
10月中旬が見頃の目安。同じ場所でも、雲の切れ間から差す光ひとつで湖面の色がまったく変わります。
あわせて回りたい、近くの見どころ

オンネトー湯の滝
高さ30mの2条の滝で、温泉中のバクテリアがマンガンを酸化させる、陸上では世界的にも珍しい現象が見られる国の天然記念物。現在は入浴不可、見学のみです。

雌阿寒岳
日本百名山のひとつに数えられる活火山。オンネトーコースの登山口が湖畔すぐにあり、下山後は野中温泉(10〜18時、500円)で日帰り入浴もできます。

近くの人気飲食店
オンネトーの周辺は原生林のみで飲食店はありません。車で約20分の阿寒湖温泉、または約50分の足寄市街まで足を延ばすのが現実的です。訪問前に食料や飲み物を準備しておくと安心です。
あしょろ庵丼・食堂足寄町西町/10:00〜15:00/炭火焼豚丼が名物📍Googleマップで現在地からのルートを見る足寄町唯一のドライブイン。松山千春さんゆかりの店としても知られ、炭火で焼き上げる豚丼がボリューム満点です。
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郷土料理 奈辺久郷土料理・天ぷら・そば阿寒湖温泉/ワカサギ天丼が名物📍Googleマップで現在地からのルートを見る阿寒湖の遊覧船乗り場近くにある郷土料理店。ワカサギやヒメマスなど、湖の恵みを使った天丼が人気です。
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民芸喫茶 ポロンノアイヌ料理阿寒湖温泉・アイヌコタン/オハウ、ユク(鹿肉)丼が名物📍Googleマップで現在地からのルートを見る阿寒湖畔アイヌコタンで40年以上続く老舗。エゾシカ肉やオハウ(伝統スープ)など、アイヌ料理を味わえる貴重な一軒です。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
オンネトーは登山口が隣接する自然フィールド。地元ガイドによる散策ツアーや登山ガイドを利用すれば、原生林の奥や火口の様子まで安全に楽しめます。
オンネトー散策ツアー地元ガイドと歩く、約4時間の自然散策ツアー。原生林の生態やオンネトーの成り立ちを解説してもらいながら、湖畔をじっくり楽しめます。
料金:1名8,800円(1人参加13,500円)/要予約公式サイトで詳細を見る ›
雌阿寒岳登山ガイドツアー活火山ならではの荒々しい火口地形と、高山植物を同時に楽しめる登山ガイドツアー。初めての火山登山でも安心して歩けます。
料金:1名35,000円、2名以降1名につき7,000円追加/要予約公式サイトで詳細を見る ›
このエリアの宿(料金比較)
オンネトー周辺には宿泊施設がなく、車で約20分の阿寒湖温泉が最も近い宿泊拠点になります。マリモや遊覧船とあわせて、道東観光の拠点として滞在するのがおすすめです。

阿寒湖温泉エリア
道東観光の拠点として動きやすい滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
周辺にコンビニや売店が少ないエリアです。事前に揃えておくと当日ラクになるアイテムをまとめました。
トレッキングシューズ湖畔の散策路や湯の滝までの道は未舗装。足元をしっかり守れる靴があると安心です。
ウィンドブレーカー標高が高く、夏でも朝晩は冷え込みます。羽織れる一枚があると体温調節がしやすくなります。
虫よけスプレー原生林のフィールドは夏場に虫が多くなります。散策やキャンプ場利用の際にあると快適です。
双眼鏡クマゲラなどの野鳥や、対岸の雌阿寒岳の様子をじっくり観察したい人におすすめです。
モバイルバッテリー周辺は電波が不安定なエリアもあり、地図アプリや撮影でバッテリーを消耗しがち。予備があると安心です。
よくあるご質問(FAQ)
オンネトーという名前の意味は何ですか。
アイヌ語で「年老いた沼」または「大きな沼」を意味します。雌阿寒岳の噴火で螺湾川がせき止められてできた湖です。
なぜ「五色沼」と呼ばれるのですか。
天候や時間帯、見る角度によって湖面の色が澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーへと変化することから、そう呼ばれています。
駐車場はありますか。
湖畔に無料駐車場が複数箇所あり、それぞれ10台程度駐車できます。
オンネトー湯の滝で温泉に入れますか。
入れません。マンガン酸化物の生成に影響があるため、現在は見学のみとなっています。
冬でも訪れることはできますか。
可能ですが、12月上旬〜4月上旬は奥の道路が通行止めになります。結氷した湖はスノーシューでの散策が中心です。
航空券も、まとめて比較
釧路空港ゆきの国内線をANA、JALなど横断比較。道東エリアは空席が限られやすいので早めのチェックが安心です。
















※掲載写真: オンネトー湖畔(撮影: melvil, コムケ, pakku)、オンネトー湯の滝(撮影: アラツク)、雌阿寒岳(撮影: 663highland)、阿寒湖のマリモ(撮影: コムケ)、アイヌ料理オハウ(撮影: jetalone)。いずれもWikimedia Commons掲載のクリエイティブ・コモンズ・ライセンス画像を使用しています(CC BY / CC BY-SA)。
