
北海道神宮(ほっかいどうじんぐう)
円山の杜、18万平方メートルの境内に一歩入ると、札幌の街の喧騒が急に遠くなります。開拓三神と明治天皇を祀る、道内随一の格を誇る総鎮守です。
このページでわかること
- 北海道神宮が「道内随一の最強パワースポット」と呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
- 開拓三神と明治天皇という祭神、明治2年の創建から現在までの歴史
- 参拝は無料、参拝時間は季節によって6:00〜17:00など変動するという基礎知識
- 地下鉄円山公園駅から徒歩15分、無料駐車場230台というアクセスの良さ
- 境内の六花亭「判官さま」や、円山・宮の森エリアの飲食店、周辺の見どころ
北海道神宮ってどんな神社?
札幌の街の中心からいくらも離れていないのに、鳥居をくぐった瞬間に空気が変わります。北海道神宮は、明治2年(1869年)、蝦夷地が「北海道」と改められたその年に、開拓の守り神として鎮座した神社です。祭神は大国魂神、大那牟遅神、少彦名神の開拓三神、そして昭和39年(1964年)に増祀された明治天皇。「北海道一の宮」「北海道総鎮守」と呼ばれる格式は、この土地が歩んできた歴史そのものを背負っています。表参道を進むと現れる神門には、太さ2.5メートル、重さ約400キログラムの「フラヌイ大注連縄」が掲げられています。米俵を二段に積んだ姿は他に類を見ない迫力で、約4年に一度、富良野の地でつくり替えられ奉納されるのだそうです。境内は約18万平方メートル、円山の杜と呼ぶにふさわしい深い緑に包まれ、約1,400本の桜と約120本の梅が、本州よりひと足遅い春を告げます。拝殿の前に立つと、開拓者たちが見てきたのと同じ杜の静けさが、そのまま自分の肩にのしかかってくるような感覚になります。地下鉄円山公園駅から徒歩約15分、車なら無料駐車場が230台。札幌観光の合間にふらりと立ち寄れる距離にありながら、道内随一の「最強パワースポット」として道民に愛され続けている理由が、一歩境内に入ればわかります。
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基本情報
| 名称 | 北海道神宮(ほっかいどうじんぐう) |
|---|---|
| 所在地 | 北海道札幌市中央区宮ケ丘474 |
| 祭神 | 大国魂神、大那牟遅神、少彦名神(開拓三神)、明治天皇 |
| 創建 | 明治2年(1869年)/現在地・円山への鎮座は明治4年(1871年) |
| 参拝時間 | 4月〜10月 6:00〜17:00/3月 7:00〜17:00/11月・12月、1月8日〜2月 7:00〜16:00(年末年始は特別時間) |
| 参拝料 | 無料(境内摂社・開拓神社の祈願札は初穂料300円、御朱印は初穂料500円) |
| 駐車場 | 無料230台(西駐車場 約170台、東駐車場 約70台) |
| アクセス | 地下鉄東西線 円山公園駅から徒歩約15分/JR札幌駅から車で約15分 |
| 例祭 | 北海道神宮例祭(札幌まつり)6月14日〜16日 |
行き方・駐車場
北海道神宮への最寄り駅は、地下鉄東西線の円山公園駅です。1番出口を出て、円山公園の緑を抜けるように歩いて約15分。公園の中を歩く道のりそのものが、参道の続きのように感じられます。バスならJR札幌駅前や大通からじょうてつバス、中央バスの路線もあります。車の場合はJR札幌駅から約15分、道央自動車道の札幌南インターチェンジからも近く、境内には230台分の無料駐車場(西駐車場 約170台、東駐車場 約70台)が用意されています。ただし初詣期間と桜の見頃(4月下旬〜5月上旬)は周辺道路が大渋滞になるため、この時期は地下鉄での参拝が確実です。表参道は舗装され高低差もほとんどないので、ベビーカーや車椅子でも歩きやすいのも北海道神宮らしいところ。神門をくぐった先に拝殿があり、そこから少し進むと境内摂社の開拓神社にも参拝できます。札幌市街地の他のスポットと組み合わせるなら、北海道の観光スポット一覧から周辺エリアもあわせてチェックしてみてください。
道内周遊ならレンタカーが便利
北海道神宮そのものは地下鉄と徒歩で十分ですが、富良野や小樽など道内の他エリアまで足を延ばすなら、新千歳空港や札幌駅前でレンタカーを借りるのが定番です。境内には無料駐車場が230台あるので、車移動でも参拝の心配はいりません。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
拝観の主役は桜と梅。境内には約1,400本の桜と約120本の梅が植えられ、見頃は例年4月下旬から5月上旬です。本州よりひと足遅い春が、表参道を淡い色に染めます。エゾヤマザクラは葉と花が同時に開くのが特徴で、ソメイヨシノより長く楽しめます。
夏(6〜8月)
深緑に包まれる円山の杜がもっとも生き生きする季節。6月14日から16日には北海道神宮例祭、通称「札幌まつり」が行われ、市内は御輿と山車で賑わいます。木陰の参道は夏でも涼しく、散策にちょうどいい気温です。
秋(9〜11月)
境内の木々が色づき、参拝者の数も落ち着く静かな季節。紅葉に包まれた神門と大注連縄の対比は、この時期ならではの一枚になります。11月からは参拝時間が7:00〜16:00に短縮されるので注意してください。
冬(12〜3月)
雪をまとった社殿は北海道神宮の冬の顔。大晦日から元日にかけては道内随一の初詣スポットとして多くの人が訪れ、二年参りの人波ができます。参道は圧雪や凍結もあるため、滑りにくい靴と防寒着は必須です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 神門で「フラヌイ大注連縄」を見上げる
太さ2.5メートル、重さ約400キロ。米俵を二段に積んだ大注連縄は、全国の神社を見ても類を見ない迫力です。約4年に一度、富良野の地でつくり替えられ奉納されると知ると、見上げる目つきが変わります。

2. 拝殿の前で、静かに手を合わせる
開拓三神と明治天皇が祀られる拝殿。観光地であると同時に、今も道民が日々参拝に訪れる現役の信仰の場です。声を落とし、列の流れに沿って静かに参拝しましょう。

3. 開拓神社まで足を延ばす
拝殿の奥にひっそりと建つ境内摂社。伊能忠敬や間宮林蔵、松浦武四郎ら北海道開拓に関わった37柱が祀られ、商売繁昌の祈願札(初穂料300円)も授かれます。御朱印は北海道神宮の祈祷受付所でいただけます。

4. 円山の杜を、ただ歩く
約18万平方メートルの境内は、それ自体が深い森です。表参道だけでなく、少し脇に逸れてみると、開拓期からそこにあったような大木に出会えます。

5. 六花亭 神宮茶屋店で「判官さま」を味わう
境内、令和の鳥居のすぐそばにある六花亭の店舗限定メニュー。そば粉入りの焼き餅の中に、塩気の効いた粒あんがたっぷり。目の前で焼いてくれる一枚を、無料のほうじ茶と一緒にどうぞ。
あわせて回りたい、近くの見どころ


円山動物園
円山公園内にある動物園で、ホッキョクグマなど北国らしい展示が人気です。神宮本殿から遊歩道を歩けば、10〜20分ほどで入り口に着きます。

大通公園
札幌のシンボルとなる中心部の公園。地下鉄東西線で円山公園駅から大通駅まで乗り換えなしで移動でき、街歩きの拠点にもなります。

札幌市時計台
大通公園から徒歩約4分の場所に立つ、札幌を代表する歴史的建造物。神宮参拝のあと、街歩きの締めくくりに立ち寄る人が多い定番スポットです。
近くの人気飲食店
境内には六花亭の店舗限定和菓子があり、参拝の合間の一服にちょうどいい場所です。少し足を延ばせば、宮の森や円山エリアに地元で長く愛される食事処もあります。
六花亭 神宮茶屋店和菓子・茶屋円山公園・西18丁目・宮の森/境内、令和の鳥居のそば📍Googleマップで現在地からのルートを見る境内、令和の鳥居のすぐそばに店を構える六花亭の限定店舗。焼きたての「判官さま」が名物で、営業時間は9:00〜17:00、定休日はありません。
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スープカレー奥芝商店 おくしばぁちゃんスープカレー宮の森/60歳以上のスタッフが接客📍Googleマップで現在地からのルートを見る宮の森の住宅街にひっそりと構える一軒。60歳以上のスタッフが接客するのが名物で、揚げたての天ぷらとスープカレーの組み合わせが人気です。営業11:00〜15:00(L.O.)、木曜定休。
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和食処 円(TSUBURA)日本料理大通西27丁目/ラソールガーデン札幌1階📍Googleマップで現在地からのルートを見る大通西27丁目、円山公園駅からすぐのラソールガーデン札幌内にある和食店。道産食材を使った御膳をランチで楽しめます。営業は11:30〜14:00、定休日は要確認。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
このエリアの宿(料金比較)
北海道神宮は札幌市街地にあるので、宿は札幌駅前やすすきの、大通エリアが便利です。早朝参拝や初詣を狙うなら、地下鉄で神宮に近い円山・大通エリアに泊まるのもおすすめです。

札幌エリア
早朝参拝と初詣を狙うなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
北海道神宮は参拝そのものは徒歩圏で完結しますが、冬の防寒と、御朱印・祈願札のための現金の備えがあると安心です。
防寒アウター(防風・防寒ジャケット)表参道は木立の中とはいえ吹きさらしになる場所もあり、冬は氷点下が当たり前。1枚あるだけで参拝中の快適さがまったく変わります。
防寒・滑りにくいアウトドアシューズ冬の表参道は圧雪や凍結が普通にあります。距離は短くても、滑りにくい靴底のものを選ぶと安心して参拝に集中できます。
御朱印帳北海道神宮、境内摂社の開拓神社ともに御朱印がいただけます(各初穂料500円)。北海道一の宮まで来たなら、御朱印帳をきちんと携えて行きたいところです。
コインケース/小銭入れ開拓神社の祈願札は初穂料300円、御朱印は500円と、いずれも現金でのお納めが基本です。小銭を分けておくと受付がスムーズです。
防寒帽子・イヤーマフ冬の参拝は耳と首元から体温が奪われます。表参道を歩く15分の往復でも、帽子が1つあるかどうかで体感がまったく違います。
よくあるご質問(FAQ)
北海道神宮の拝観料はいくらですか。
境内の参拝は無料です。境内摂社の開拓神社でいただける祈願札は初穂料300円、御朱印は北海道神宮・開拓神社ともに初穂料500円が目安です。
参拝時間を教えてください。
季節によって変わります。4月〜10月は6:00〜17:00、3月は7:00〜17:00、11月・12月と1月8日〜2月は7:00〜16:00です。年末年始(12月31日〜1月7日)は特別時間になるため、事前に公式サイトで確認するのがおすすめです。
北海道神宮へのアクセス方法は。
地下鉄東西線 円山公園駅から徒歩約15分です。車の場合はJR札幌駅から約15分、境内に無料駐車場が230台(西駐車場 約170台、東駐車場 約70台)あります。初詣期間と桜の時期は周辺道路が混雑するため、地下鉄がおすすめです。
北海道神宮のご利益は何ですか。
開拓三神(大国魂神、大那牟遅神、少彦名神)と明治天皇を祀り、開拓・発展の守護神として商売繁盛、仕事運、勝負運、開運のご利益で知られています。境内摂社の開拓神社では商売繁昌の祈願札もいただけます。
桜の見頃はいつですか。
例年4月下旬から5月上旬です。境内には約1,400本の桜(エゾヤマザクラが中心)と約120本の梅があり、本州よりひと足遅い春を同時に楽しめます。
写真提供: Ray Swi-hymn(CC BY-SA 2.0)、Immanuelle(CC BY 4.0)、Savannah Rivka(CC BY-SA 4.0)、Nesnad(CC BY 3.0)
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