
鷲子山上神社(とりのこさんじょうじんじゃ)
標高470mの山頂で、一歩ごとに茨城から栃木へ。本殿と参道の真ん中を県境が貫く、全国でも珍しい神社です。フクロウは「不苦労」、苦労を運び去り金運を呼ぶ神鳥として親しまれています。
このページでわかること
- 鷲子山上神社の由緒と、県境が本殿を貫く珍しい立地の理由
- 台座を含め像高7mの日本最大級「大フクロウ像」と金運信仰
- 行き方・駐車場、御朱印の受け方などの基本情報
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい近くの見どころ
- 常陸大宮市エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
鷲子山上神社ってどんな神社?
茨城県常陸大宮市と栃木県那珂川町にまたがる鷲子山の山頂、標高470mの地に鎮座する鷲子山上神社。もっとも大きな特徴は、本殿と参道の中央を県境が実際に貫いているという、全国でも例のない立地です。社伝によれば創建は大同2年(807年)、矢又村の大蔵坊宝珠上人が阿波国から鳥の神・天日鷲命を勧請したのがはじまりと伝わり、天長5年(828年)には疫病平癒を願って大己貴命、少彦名命が合祀されました。祭神が鳥の神であることから、古くから神の使いとしてフクロウが崇められ、実際に鷲子山にはフクロウが生息し、夜になると姿を見せることもあるといいます。「フクロウ」の音が「不苦労」「福老」に通じることから、苦労を運び去り福を呼ぶ鳥として信仰を集め、近年は金運、宝くじ運のパワースポットとして全国から参拝者が訪れるようになりました。境内には2008年、鎮座千二百年祭の集大成として建立された、台座を含め像高7m、幅・奥行き3.5mの日本最大級の大フクロウ像が金色に輝いています。読み方も少し変わっていて、茨城県側では「とりのこさんじょうじんじゃ」、栃木県側では「とりのこさんしょうじんじゃ」と読まれます。本来はどちらも同じ読みでしたが、1946年に神社庁へ登録する際、茨城県側の宮司が読みを書き誤ったことから、県ごとに異なる読みが定着したと伝わっています。
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基本情報
| 名称 | 鷲子山上神社(とりのこさんじょうじんじゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県常陸大宮市鷲子3627-1 |
| 御祭神 | 天日鷲命(主祭神)、大己貴命、少彦名命 |
| ご利益 | 金運、宝くじ運、苦労除け(不苦労)、開運 |
| 創建 | 伝・大同2年(807年)。天長5年(828年)に大己貴命、少彦名命を合祀 |
| 社務所受付 | 9:00〜16:30頃、年中無休(御朱印は栃木県側社務所で頒布、初穂料500円) |
| 駐車場 | 無料、約140台 |
| アクセス | 常磐道那珂ICから車で約1時間/JR烏山線烏山駅からタクシーで約20分 |
| 所要時間の目安 | 参拝と境内散策で30分〜1時間 |
行き方・駐車場
車の場合、茨城県側の国道293号沿いにフクロウの看板が出ているので、それを目印に進みます。栃木県側からの道は道幅が狭く、大型車での通行には向いていないため、茨城県側からのアクセスがおすすめです。無料駐車場は約140台分あり、そこから朱塗りの鳥居をくぐって石段の参道を上ると拝殿に着きます。公共交通機関の場合はJR烏山線烏山駅からタクシーで約20分。本数の少ないエリアなので、未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
山あいのエリアは車があると動きやすい
鷲子山上神社の周辺は公共交通の本数が限られる山あいのエリア。周辺の道の駅や見どころもあわせて回るなら、車があると圧倒的に動きやすくなります。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
例年4月下旬から5月上旬にかけて「春の大フクロウ祭り」が催されます。新緑に包まれた石段の参道は、この時期ならではの清々しさです。
夏(6〜9月)
夏祭り(例大祭)では神輿と、彫刻が施された6台の山車が繰り出し、夕暮れには提灯の明かりが灯ります。
秋(10〜11月)
10月下旬から11月中旬にかけて、樹齢200年を超えるカエデが色づく紅葉の季節。もみじ祭りや、幸運の「福玉」を授かる夜祭も行われます。
冬(12〜2月)
12月9日には、大フクロウ像の一年の汚れを払う「煤払い」の神事が執り行われます。空気が澄み、山頂からの眺めも冬らしく引き締まります。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 日本一の大フクロウ像に金運祈願
台座を含め像高7m、日本最大級の大フクロウ像は2008年、鎮座千二百年祭を記念して建立されました。金色に輝く姿を見上げれば、参拝の気持ちも自然と引き締まります。

2. 「県境」の標識をまたいで、一歩で茨城から栃木へ
随神門の床に埋め込まれた「県境」のプレート。またぐだけで茨城県と栃木県を行き来できる、この神社ならではの体験です。

3. 茨城・栃木両県指定文化財の随神門を見上げる
1990年に両県の有形文化財に指定された随神門(楼門)。木組みの精緻な彫刻と、両脇を固める狛犬にも注目です。

4. 拝殿前のフクロウ狛犬に苦労除けを祈る
拝殿の両脇には、狛犬の代わりにフクロウの像が鎮座します。「不苦労」の語呂にあやかり、苦労が去り福が訪れるよう手を合わせましょう。

5. 御朱印をいただく
御朱印は栃木県側の社務所で頒布されており、茨城・栃木共通の図柄です。受付時間は9:00〜16:30頃、初穂料は500円(季節限定は1000円)。
あわせて回りたい、近くの見どころ
那珂川町馬頭広重美術館
建築家・隈研吾設計の町立美術館。歌川広重の浮世絵コレクションを中心に展示しています。開館9:30〜17:00、月曜休館、入館料500円。
花立自然公園・花立山天文台「美スター」
常陸大宮市高部にある自然公園。天文台では毎週土曜に天体観測会が開かれ、アスレチック(300円)も楽しめます。
近くの人気飲食店
神社と同じ常陸大宮市鷲子地区にある「道の駅みわ」と、栃木県那珂川町の「道の駅ばとう」に、参拝の前後に立ち寄りやすい食事処があります。
レストラン北斗庵そば・日本料理道の駅みわ内/月曜定休/¥1,000〜¥1,999📍Googleマップで現在地からのルートを見る地元産の常陸秋そばを石臼で挽き、毎日手打ちする一軒。冷たいそばで香りを楽しむ天ざるそばが人気です。
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みわ★ふるさと館 北斗星ジェラート・かき氷・軽食道の駅みわ内/地元産の生しいたけなど特産品も販売📍Googleマップで現在地からのルートを見る参拝後のひと休みに。地元産直の野菜や、山間地ならではの生しいたけも並びます。
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レストランばとうそば・うどん・郷土料理道の駅ばとう内(栃木県那珂川町)/11:00〜21:00📍Googleマップで現在地からのルートを見る器からはみ出すほどの巨大なかき揚げそば・うどんが名物。イノシシ料理など地元食材のメニューも揃います。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
鷲子山上神社は日帰り参拝が中心のエリア。周辺の見どころとあわせてゆっくり回るなら、常陸大宮市街地エリアに宿を取ると移動がしやすくなります。

常陸大宮市街地エリア
奥久慈方面とあわせて回る滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
石段の参道や山中の境内を歩くため、参拝の前に揃えておくと当日ラクになるアイテムをまとめました。




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よくあるご質問(FAQ)
鷲子山上神社の読み方は。
茨城県側では「とりのこさんじょうじんじゃ」、栃木県側では「とりのこさんしょうじんじゃ」と読みます。1946年の神社庁への登録時、茨城県側の宮司が読みを書き誤ったことから、県ごとに異なる読みが定着したと伝わっています。
鷲子山上神社は何県にありますか。
茨城県常陸大宮市と栃木県那珂川町の県境にまたがっており、本殿と参道の中央を実際に県境が貫いています。境内には両県の社務所があります。
大フクロウ像の高さはどれくらいですか。
台座を含め像高7m、幅・奥行きともに3.5mの日本最大級のフクロウ像です。2008年、鎮座千二百年祭の集大成として建立されました。
御朱印はどこでいただけますか。
栃木県側の社務所でいただけます。茨城・栃木共通の図柄で、初穂料は500円(季節限定は1000円)です。
駐車場はありますか。
あります。無料で約140台分の駐車場があります。
鷲子山上神社は、県境をまたぐ珍しい立地と金運信仰で知られるパワースポット。周辺の道の駅や美術館とあわせて、常陸大宮市・那珂川町エリアをゆっくり巡るのもおすすめです。
航空券も、まとめて比較
茨城空港からのアクセスも便利なエリア。各地から茨城方面への航空券を横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















※境内の写真はWikimedia Commons掲載の写真(撮影: Σ64、CC BY 3.0)を使用しています。
