
東金砂神社(ひがしかなさじんじゃ)
標高481m、東金砂山の山頂に立つ大同元年創建の古社。「関東の比叡山」と称された常陸五山のひとつで、心と体を静かに整える参拝を。
このページでわかること
- 東金砂神社の由緒と、心身浄化のパワースポットとされる理由
- 対をなす西金砂神社との違いと、72年に一度の金砂大祭礼
- アクセス・駐車場情報(表参道・裏参道)
- あわせて回りたい近くの見どころと飲食店
- 常陸太田市内エリアの宿の料金比較
東金砂神社ってどんな神社?
常陸太田市の北部、標高481mの東金砂山の山頂に、大同元年(806年)創立と伝わる古社が鎮座します。社伝によれば、平城天皇の勅願を受けた天台僧・宝珠上人が社殿を造営して祭壇を設け、近江国比叡山の日吉神社の分霊を勧請・祭祀し、国家安泰と五穀豊穣を祈願する場としたのが始まりとされます。山田川の谷を挟んで西に鎮座する西金砂神社と対をなし、両社をあわせて「関東の比叡山」とも称される、常陸五山のひとつに数えられてきました。祭神は大己貴命と少彦名命の二柱(西金砂神社は国常立命を加えた三柱)。源頼朝との戦いに敗れた佐竹氏が西金砂山を拠点にしていたことから、信仰の中心が西から東の金砂山へ移されたとも伝えられています。境内で目を引くのが、樹齢およそ500年、茨城県指定天然記念物の御神木モチノキ。毎年2月11日には嵐除祭が営まれ、72年に一度、未年ごとに催される金砂大祭礼では、田楽舞が奉納されます。この田楽舞は国選択・茨城県指定無形民俗文化財に指定されており、前回は2003年(平成15年)、次回は2075年に予定される、一生に一度出会えるかどうかの神事です。山頂の澄んだ空気の中で手を合わせるひとときは、心身浄化、運気上昇、そして五穀豊穣を願う参拝者を、静かに迎え入れてくれます。
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基本情報
| 名称 | 東金砂神社(ひがしかなさじんじゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県常陸太田市天下野町9740 |
| 電話 | 0294-85-1638 |
| 標高 | 東金砂山 山頂(標高481m) |
| 創建 | 大同元年(806年) |
| 祭神 | 大己貴命、少彦名命 |
| ご利益 | 心身浄化、運気上昇、五穀豊穣 |
| 参拝料 | 無料 |
| 境内の名所 | 御神木モチノキ(樹齢約500年、県指定天然記念物)、田楽堂、鐘楼、仁王門 |
| 駐車場 | 鳥居前に無料駐車場(約10台) |
| アクセス | 常磐自動車道日立南太田ICから車で約40分/那珂ICから国道349号経由で約30km |
行き方・駐車場
車の場合、常磐自動車道の日立南太田ICから国道293号を経て竜神大吊橋方面へ約40分。那珂ICからは国道349号を経て約30kmです。鳥居前には無料駐車場(約10台)とトイレがあり、そこから本殿までは表参道(石段)を使えば10分足らず。表参道で登り、裏参道(山道)で下るのが定番のコースです。じっくり見て回っても20〜30分ほどで参拝できます。公共交通の場合はJR水郡線常陸太田駅からバスで約40分、下車後さらに徒歩約50分かかるため、車での訪問が現実的です。
マイカー・レンタカーでのアクセスが便利
山頂の鳥居前まで直接向かえるので、車があると参拝がぐっと楽になります。竜神大吊橋や西金砂神社など周辺の見どころとあわせて巡るなら、マイカーやレンタカーが便利です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
山の新緑が芽吹き、澄んだ空気の中を石段の表参道が続きます。参拝に心地よい季節です。
夏(6〜9月)
木々に覆われた境内は市街地より涼しく感じられますが、山道の裏参道は虫対策をしっかりと。
秋(10〜11月)
東金砂山一帯が紅葉に染まり、御神木モチノキと社殿のコントラストが美しい季節です。
冬(12〜2月)
2月11日には嵐除祭が営まれ、田楽舞が奉納されます。空気が澄み、山頂からの眺めも一段と際立ちます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 表参道の石段を登り、山頂の社殿で手を合わせる
鳥居前の駐車場から石段を登ると、仁王門、田楽堂、鐘楼を経て社殿へ。一歩ごとに空気が澄んでいくのを感じられます。

2. 樹齢500年の御神木モチノキを見上げる
県指定天然記念物のモチノキは境内随一の見どころ。72年に一度の金砂大祭礼を静かに見守り続けてきた御神木です。

3. 対をなす西金砂神社もあわせて参拝する
山田川の谷を挟んで向き合う西金砂神社。同じ大同元年創建、同じ日吉神社の分霊を祀る2社を巡ると、金砂大祭礼の物語がより深く感じられます。

4. 竜神大吊橋まで足を延ばして渓谷美を楽しむ
鳥居から車で約20分。全長375m、水面から約100mの歩行者専用吊り橋から渓谷を一望できます。

5. 徳川光圀ゆかりの西山荘で歴史散策
車で約30分。水戸黄門として知られる徳川光圀公が晩年を過ごした隠居所で、静かな庭園を歩けます。
あわせて回りたい、近くの見どころ

西金砂神社
東金砂神社と対をなす、標高418mの西金砂山山頂の古社。同じ大同元年創建で、金砂大祭礼では東金砂神社と行列を組みます。


近くの人気飲食店
東金砂神社の周辺、天下野町から竜神峡にかけては、常陸秋そばを使った手打ちそば処が点在しています。参拝の前後に立ち寄るのがおすすめです。
手づくりの郷 天下野そば天下野町1626-2/定休:日曜・祝日/11:00〜売り切れじまい📍Googleマップで現在地からのルートを見る東金砂神社と同じ天下野町にある、姉妹で営む手打ちそば処。自家農園の地粉を使ったそばと、名物のけんちんそばが人気です。
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そば処 やまいちそば定休:火曜・水曜/11:00〜14:00📍Googleマップで現在地からのルートを見る竜神峡近くの、古民家を改装した趣のある店。常陸秋そばの手打ち麺と、自家製こんにゃくが名物です。
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水府物産センター レストラン森の風そば・定食天下野町2133-6/11:00〜14:30📍Googleマップで現在地からのルートを見る竜神大吊橋を望む物産センター2階の展望レストラン。常陸秋そばの手打ちそばと、地元食材の定食が味わえます。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
車で約20分の竜神大吊橋周辺では、バンジージャンプやカヌー・SUPなど、渓谷の自然を生かしたアクティビティを予約できます。
竜神バンジーバンジージャンプ竜神大吊橋/高さ最大100m・年齢15歳以上橋上から渓谷へ飛び込む、日本最大級の常設バンジージャンプ。ウインチ式でジャンプ後は橋の上まで引き上げられます。
公式サイトで予約 ›
竜神峡アウトドアフィールド(カヌー・SUP)カヌー・SUP竜神ダム湖/インストラクター同行、午前・午後の2部制竜神ダム湖の穏やかな湖面で楽しむカヌー・SUP体験。苔むした洞門をめぐるコースが人気です。
公式サイトで予約 ›
このエリアの宿(料金比較)
東金砂神社は山あいに位置するため、常陸太田市内エリアの宿を拠点にすると、西金砂神社や竜神大吊橋などあわせて巡りやすくなります。

常陸太田市内エリア
東金砂神社・西金砂神社・竜神大吊橋をまとめて巡る滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
山頂の境内へ石段や山道を歩いて参拝するので、事前に揃えておくと安心なアイテムをまとめました。
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よくあるご質問(FAQ)
東金砂神社の読み方を教えてください。
「ひがしかなさじんじゃ」と読みます。「金砂」は「かなさ」と読み、「とうがねすな」ではありません。
西金砂神社との違いは何ですか。
ともに大同元年(806年)創建で山田川の谷を挟んで対をなしますが、東金砂神社は標高481mの東金砂山、西金砂神社は標高418mの西金砂山に鎮座します。祭神も、東金砂神社が大己貴命・少彦名命の二柱であるのに対し、西金砂神社は国常立命を加えた三柱です。
金砂大祭礼とは何ですか。次回はいつですか。
72年に一度、未年に営まれる神事で、東西の金砂神社から水木浜まで往復するお祭りです。前回は2003年(平成15年)に行われ、次回は2075年に予定されています。毎年2月11日には、より小規模な嵐除祭が営まれます。
駐車場はありますか。
鳥居前に無料駐車場(約10台)があります。そこから本殿までは表参道の石段で10分足らずです。
御朱印はいただけますか。
いただけます。社務所の対応状況は事前に神社(0294-85-1638)へお問い合わせいただくと安心です。
写真クレジット: 東金砂神社の社殿写真はWikimedia Commons「東金砂神社社殿.jpg」(撮影:Pksem、CC BY-SA 4.0)を使用。西山荘の写真はWikimedia Commons「Seizanso, Ibaraki 01.jpg」(撮影:Σ64、CC BY 4.0)を使用しています。
東金砂神社は、対をなす西金砂神社とあわせて巡りたい一社。あわせて茨城の他のパワースポットも巡ってみてください。
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