
六角堂(ろっかくどう)
太平洋の荒波を望む断崖の先端に、朱塗りの六角形の御堂がひっそりと佇みます。岡倉天心が思索の場として建てたこの場所は、東日本大震災の津波にのまれながらも、忠実な姿で蘇った五浦海岸のシンボルです。
このページでわかること
- 六角堂の由来と、岡倉天心が込めた思い
- 東日本大震災からの流失と、忠実な再建の物語
- 拝観料金、行き方・駐車場
- 五浦岬公園や天心記念五浦美術館など、あわせて回りたい近くの見どころ
- 近くの飲食店と、北茨城エリアの宿の料金比較
六角堂ってどんなスポット?
五浦海岸の断崖の先端に、太平洋へ向かって静かに佇む朱塗りの六角形の御堂。近代日本画の礎を築いた岡倉天心が明治38年(1905年)、自ら設計し「観瀾亭」と名付けました。太平洋の波音を聞きながら思索にふけったというこの場所には、翌1906年に日本美術院が移転し、横山大観ら若き画家たちが天心のもとに集い、数々の名作を生み出した舞台でもあります。2011年3月11日、東日本大震災の津波が五浦の断崖を襲い、六角堂は土台を残して太平洋に流失してしまいました。それでも地域と関係者の手によって、2012年4月17日、創建当時の姿にほぼ忠実な形で再建。「復興のシンボル」として2012年度グッドデザイン賞を受賞しています。断崖に立ち、松林越しに御堂と太平洋を望むと、天心が愛したこの景色が、幾多の困難を越えて今も変わらず残されていることに、静かな感動を覚えます。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 六角堂(ろっかくどう) |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県北茨城市大津町五浦727-2 |
| 建立 | 明治38年(1905年)、岡倉天心の設計 |
| 運営 | 茨城大学五浦美術文化研究所 |
| 再建 | 2012年4月17日(東日本大震災の津波流失後、忠実に再建) |
| 拝観料金 | 400円(中学生以下無料、20名以上の団体・70歳以上は350円) |
| 開館時間 | 9:30〜16:30(入館は16:00まで) |
| 休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌日) |
| 駐車場 | 無料駐車場15台 |
| アクセス | 常磐自動車道「北茨城IC」より車で約15分/JR常磐線「大津港駅」よりタクシーで約10分 |
| 電話 | 0293-46-0766 |
行き方・駐車場
常磐自動車道「北茨城IC」から国道6号、県道を経由して車で約15分。五浦の入り江に近づくと、松林の向こうに朱塗りの六角堂が見えてきます。敷地内には無料駐車場が15台分あります。電車の場合はJR常磐線「大津港駅」からタクシーで約10分です。六角堂そのものへの立ち入りは茨城大学五浦美術文化研究所の敷地内、拝観料400円のエリアとなります。周辺観光とあわせて回るなら、未手配の場合はレンタカーの最安値比較からどうぞ。
周辺観光には車が便利
六角堂から五浦岬公園、天心記念五浦美術館、花園神社まで、北茨城エリアの見どころを一日で効率よく回るなら車移動がおすすめです。公共交通は本数が限られるため、早めの手配が安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
過ごしやすい気候で、松の緑と青い海のコントラストが美しい季節です。
夏(6〜9月)
太平洋の青さが際立つ季節。断崖からの眺めが一年で最も鮮やかになります。
秋(10〜11月)
空気が澄み、夕暮れどきには六角堂と海が茜色に染まる景色が楽しめます。
冬(12〜2月)
波が高く荒々しい表情を見せる季節。空気が澄んでいるため遠くまで見渡せます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 断崖の上に佇む、朱塗りの御堂を間近に望む
茨城大学五浦美術文化研究所の敷地内から、天心が愛した御堂のすぐそばまで近づいて眺められます。

2. 松林越しに、太平洋を背にした六角堂を見下ろす
高台から見下ろす角度は、断崖と一体になった六角堂の佇まいがよくわかります。

3. 震災を越えて蘇った、復興のシンボルに触れる
2011年の津波で一度は流失しながら、翌年に忠実な姿で再建された歴史に思いを馳せてみてください。

4. 五浦の入江と断崖が織りなす絶景に浸る
「日本の渚百選」に選ばれた五浦海岸は、六角堂とあわせて眺めたい景勝地です。

5. 天心記念五浦美術館まで足を延ばす
徒歩約9分。展望ギャラリーからも、六角堂と同じ海を望むことができます。
あわせて回りたい、近くの見どころ

五浦岬公園
「日本の渚百選」に選ばれた五浦海岸を見下ろす高台の公園。断崖の下に浮かぶ六角堂を俯瞰的に眺められる人気のビュースポットです。



近くの人気飲食店
大津港はあんこうの水揚げで知られる港町。新鮮な海の幸を味わえる店が六角堂の周辺に揃っています。
大浜丸 魚力食堂・海鮮・あんこう大津町五浦/六角堂から徒歩約5分・水曜定休📍Googleマップで現在地からのルートを見る六角堂から徒歩圏内。海を望む一軒家食堂で、あんこう鍋やどぶ汁など地元の海の幸が味わえます。
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タリモ珈琲カフェ・レストラン関南町仁井田/9:00〜20:30・全席禁煙📍Googleマップで現在地からのルートを見る朝から開いているカフェ&レストラン。コーヒーやトーストのほか、カレーなど食事メニューも充実しています。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。掲載写真は一部、料理ジャンルのイメージです。
アクティビティ
六角堂の周辺では、海と陶芸、それぞれ北茨城らしいアクティビティが体験できます。
シーカヤック体験(二ツ島)マリンアクティビティ料金12,000円/六角堂から車で約11分・グランピングヴィレッジIBARAKI集合波の状態がよければ二ツ島の穴をくぐることも。体験後は太平洋を望む展望風呂と食事も楽しめるプランです。予約はアウトドアショップFLAT2ndへ電話(080-6675-6064)で。
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陶芸体験(陶芸工房 土の夢)ものづくり体験料金2,500円/六角堂から車で約20分・北茨城IC近く北茨城産の粘土を使い、電動ろくろか手びねりで作品を2個作れます。未経験者も歓迎、9:00〜17:00の間で開催。
予約サイトを見る ›
このエリアの宿(料金比較)
六角堂は五浦海岸沿いに位置するため、大津・平潟エリアの温泉宿を拠点にすると、海の幸や絶景露天風呂もあわせて楽しめます。

磯原・大津・平潟エリア
海の幸とあんこう料理、絶景露天風呂が魅力の温泉地※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
断崖沿いの景色や、海側から見る六角堂をより楽しむためのアイテムです。
よくあるご質問(FAQ)
六角堂の中には入れますか。
六角堂は茨城大学五浦美術文化研究所の敷地(入館料400円)内にあり、建物のすぐそばまで近づいて眺められます。堂内部への立ち入り可否は時期により異なる場合があるため、公式サイトまたは現地でご確認ください。
六角堂はいつ再建されましたか。
2011年3月11日の東日本大震災で津波により流失し、2012年4月17日に創建当時の姿にほぼ忠実な形で再建されました。「復興のシンボル」として2012年度グッドデザイン賞を受賞しています。
拝観料金と開館時間を教えてください。
拝観料金は400円(中学生以下無料)。開館時間は9:30〜16:30(入館は16:00まで)、休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)です。
駐車場はありますか。
無料駐車場が15台分あります。
アクセス方法を教えてください。
常磐自動車道「北茨城IC」から車で約15分です。電車の場合はJR常磐線「大津港駅」からタクシーで約10分かかります。
写真提供: Wikimedia Commons(CC BY-SA)「Rokkakudo seen from the sea (Kitaibaraki City) 2020」「New Rokkakudo, May 20, 2012」「Izura Beach with rebuilt Rokkakudo in 2012」「Dobu-jiru by hirotomo in Kitaibaraki, Ibaraki」「Kaisendon」「Caffe latte (6064969604)」
六角堂は、五浦岬公園や天心記念五浦美術館、花園神社とあわせて北茨城の歴史と絶景を巡る旅の起点になるスポットです。近くの見どころもぜひチェックしてみてください。
航空券も、まとめて比較
遠方から向かう場合は、最寄りの空港から常磐線、常磐道への乗り継ぎも検討を。国内線の運賃をまとめて比較できます。


















