
佐波波地祇神社(さわわちぎじんじゃ)
東征の海で嵐に遭った日本武尊のもとに、白衣の神人が現れ「吾はこれ佐波波の神なり」と告げたと伝わる古社。大津港を見下ろす唐帰山の高台で、千二百年以上にわたり海の安全を見守り続けています。
このページでわかること
- 佐波波地祇神社の由緒と、日本武尊を導いた海上守護の伝承
- 行き方・駐車場(境内駐車場、約30台)
- 大津岬灯台や六角堂・五浦海岸など、あわせて回りたい近くの見どころ
- 近くの飲食店と、シーカヤック・陶芸などのアクティビティ
- 北茨城エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
佐波波地祇神社ってどんな神社?
大津港を見下ろす唐帰山に、佐波波地祇神社は鎮座しています。創建は斉衡・天安の頃(9世紀半ば)と伝わり、『延喜式』神名帳にも「多珂郡一座小 佐波波地祇神社」と記載される、千二百年以上の歴史を持つ式内社です。御祭神は天日方奇日方命を主祭神に、大己貴命、事代主命、大物主命、姫蹈鞴五十鈴姫命、五十鈴依姫命の6柱。あわせて「六所明神」とも呼ばれています。社伝によれば、日本武尊が東征の折、大津の沖で嵐に遭い船が波に翻弄されたとき、夢枕に白衣の神人が立ち「吾はこれ佐波波の神なり」と告げ、これより海上を守護すると約束したと伝わります。以来、海上安全の神として漁師や船乗りたちの篤い信仰を集めてきました。元禄年間には水戸藩主・徳川光圀公が神徳を敬い、自ら神鏡を奉納して「大宮大明神」と尊称したという記録も残っています。5年に一度、5月2日・3日に催される例大祭「常陸大津の御船祭」は、神輿を載せた木造の船を陸上の木のレールの上で曳くという珍しい神事で、2017年に国の重要無形民俗文化財に、2025年12月にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。境内から一歩視線を上げれば太平洋と大津港が一望でき、海とともに生きてきたこの土地の歴史を肌で感じることができます。
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基本情報
| 名称 | 佐波波地祇神社(さわわちぎじんじゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県北茨城市大津町1532 |
| 御祭神 | 天日方奇日方命(主祭神)、大己貴命、事代主命、大物主命、姫蹈鞴五十鈴姫命、五十鈴依姫命(六所明神) |
| 創建 | 斉衡・天安年間(9世紀半ば)と伝わる。『延喜式』にも記載される式内社 |
| ご利益 | 海上安全、目的達成、交通安全、家内安全 |
| 参拝料金 | 無料(境内参拝は自由) |
| 御朱印 | 初穂料500円以上。平日は書置き、土日は手書き対応(混雑状況により変わる場合あり) |
| 駐車場 | 境内駐車場(約30台)※トイレはなし |
| アクセス | JR常磐線「大津港駅」より徒歩約10分/常磐自動車道「北茨城IC」より車で約15分 |
| 電話 | 0293-46-0328(受付9:00〜16:00) |
行き方・駐車場
JR常磐線「大津港駅」から徒歩約10分。駅を出て唐帰山への坂道を上っていくと、太平洋を背にした鳥居が見えてきます。車の場合は常磐自動車道「北茨城IC」から約15分。境内には約30台分の駐車スペースがありますが、トイレは設置されていないため、大津港駅や大津漁港の施設で済ませてから向かうと安心です。移動はレンタカーが便利なので、未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
周辺観光には車が便利
佐波波地祇神社から大津岬灯台、六角堂・五浦海岸まで、北茨城の海辺の見どころを一日で効率よく回るなら車移動がおすすめです。公共交通は本数が限られるため、早めの手配が安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
例年5月2日・3日は例大祭「常陸大津の御船祭」の日。5年に一度の開催(次回2029年)に重なれば、木造船を陸上で曳く珍しい神事に出会えます。
夏(6〜9月)
太平洋の青さが際立つ季節。参拝のあとは大津港周辺で獲れたての海の幸も楽しみです。
秋(10〜11月)
空気が澄み、唐帰山から見下ろす大津港と太平洋のコントラストが一段と美しくなります。
冬(12〜2月)
一年でもっとも空気が澄む季節。遠くまで見渡せる境内からの眺めは、初日の出を拝みに訪れる参拝者にも人気です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 鳥居をくぐり、太平洋を望む参道を歩く
唐帰山の高台に立つ鳥居をくぐると、視線の先に太平洋が広がります。海とともにある神社の空気を、まず参道でゆっくり感じてみてください。

2. 拝殿で海上安全、目的達成を祈願する
日本武尊を守護したと伝わる佐波波の神へ、旅の安全や目標の達成を祈って手を合わせましょう。

3. 杜に包まれた本殿の静けさに触れる
唐帰山の緑に抱かれるように立つ本殿。潮騒からひととき離れた、静かな時間が流れています。

4. 境内末社の稲荷神社にも参拝する
境内には稲荷神社も祀られています。本社とあわせて参拝すれば、より多くのご利益を授かれるかもしれません。

5. 大津岬灯台まで足を延ばし、海の絶景を楽しむ
車で約5分の大津岬灯台へ。太平洋を一望する高台から、佐波波の神が見守り続けてきた海を眺めてみてください。
あわせて回りたい、近くの見どころ



二ツ島(磯原海岸)
磯原海岸の沖に浮かぶ、対照的な姿の二つの岩。干潮時には歩いて渡れることもあり、願い事を三つ祈るとひとつ叶うと伝えられています。
近くの人気飲食店
大津港のすぐそばは、水揚げされたばかりの魚介を味わえる店が集まるエリア。参拝の行き帰りに立ち寄りやすいのが魅力です。
食彩太信海鮮・あんこう・居酒屋大津港駅徒歩2分/定休:水曜/昼¥2,000〜¥2,999・夜¥5,000〜¥5,999📍Googleマップで現在地からのルートを見る大津港で水揚げされた魚を店主自ら買い付ける海鮮料理店。名物の「どぶ汁」やあんこう鍋が味わえます。
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大津漁協直営 市場食堂海鮮・食堂定休:水曜/11:00〜14:30(LO14:00)/¥1,000〜¥1,999📍Googleマップで現在地からのルートを見る地元漁師の妻たちが切り盛りする食堂。水揚げのある日限定の「生しらす丼」や、ボリューム満点の海鮮丼が人気です。
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大浜丸 魚力海鮮・食堂五浦/定休:水曜/あんこう鍋は10〜3月・要予約📍Googleマップで現在地からのルートを見る太平洋を望む五浦の海鮮料理店。大ぶりに切られた刺身定食や海鮮丼が評判で、屋根付きの屋外席は愛犬同伴も可能です。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。掲載写真は一部、料理ジャンルのイメージです。
アクティビティ
参拝とあわせて、北茨城の海と自然を体で楽しむアクティビティも揃っています。
シーカヤック体験(二ツ島)マリンアクティビティ料金12,000円/グランピングヴィレッジIBARAKI集合波の状態がよければ二ツ島の穴をくぐることも。体験後は太平洋を望む展望風呂と食事も楽しめるプランです。予約はアウトドアショップFLAT2ndへ電話(080-6675-6064)で。
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陶芸体験(陶芸工房 土の夢)ものづくり体験料金2,500円/所要2時間/北茨城IC近く北茨城産の粘土を使い、電動ろくろか手びねりで作品を2個作れます。未経験者も歓迎、9:30〜16:00の間で開催。
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このエリアの宿(料金比較)
佐波波地祇神社は大津港のすぐそばに位置するため、磯原・大津・平潟エリアの温泉宿を拠点にすると、海の幸や絶景露天風呂もあわせて楽しめます。

磯原・大津・平潟エリア
海の幸とあんこう料理、絶景露天風呂が魅力の温泉地※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
参拝や海辺の散策の際にあると便利なアイテムです。
御朱印帳佐波波地祇神社では初穂料500円以上で御朱印がいただけます。お気に入りの一冊を持って参拝するのもおすすめです。
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よくあるご質問(FAQ)
佐波波地祇神社の読み方は。
「さわわちぎじんじゃ」と読みます。海上安全、目的達成、交通安全、家内安全のご利益で知られています。
御朱印はいただけますか。
いただけます。初穂料は500円以上で、平日は書置き、土日は手書き対応です(混雑状況により変わる場合があります)。
御船祭とは何ですか。
5年に一度、5月2日・3日に催される例大祭「常陸大津の御船祭」です。神輿を載せた木造船を陸上の木のレールで曳く珍しい神事で、2017年に国の重要無形民俗文化財、2025年12月にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。次回は2029年5月です。
駐車場はありますか。
境内に約30台分の駐車スペースがあります。トイレは設置されていないため、大津港駅などで事前に済ませておくと安心です。
アクセス方法を教えてください。
JR常磐線「大津港駅」から徒歩約10分です。車の場合は常磐自動車道「北茨城IC」から約15分かかります。
佐波波地祇神社は、大津岬灯台や六角堂・五浦海岸とあわせて北茨城の海辺を巡る旅の起点になるスポットです。近くの見どころもぜひチェックしてみてください。
航空券も、まとめて比較
遠方から向かう場合は、最寄りの空港から常磐線、常磐道への乗り継ぎも検討を。国内線の運賃をまとめて比較できます。
















