
妙成寺
北陸でただ一つ、天へまっすぐ伸びる五重塔。加賀藩前田家が四百年をかけて守り継いだ十棟の国重要文化財が、能登の静かな杜の中に息づいています。
このページでわかること
- 妙成寺の歴史と、加賀藩前田家との深いゆかり
- 北陸唯一の五重塔をはじめとする十棟の国重要文化財の見どころ
- 拝観料や拝観時間、駐車場などの基本情報
- JR羽咋駅からのアクセスと車での行き方
- あわせて巡りたい千里浜や気多大社などの近隣スポット
妙成寺とは
妙成寺は、永仁2年(1294年)、日蓮聖人の孫弟子にあたる日像上人によって開かれたと伝わる日蓮宗の本山です。能登を旅していた日像上人に帰依した満蔵法師(のちの妙成寺開山)が、この地に一宇を構えたのが始まりとされています。時代がくだり、加賀藩祖前田利家の側室で、三代藩主前田利常の生母であった寿福院が慶長8年(1603年)に妙成寺を菩提所と定めると、前田家の手厚い庇護のもとで本堂や祖師堂、五重塔などが次々と建立されました。中でも高さ34.18メートルを誇る五重塔は、寿福院の発願により元和4年(1618年)に完成した北陸唯一の五重塔で、澄んだ空に向かって伸びるその姿は今も参拝者の心を静かに震わせます。本堂、祖師堂、二王門、五重塔などが一直線に並ぶ独特の伽藍配置は全国でもここにしか見られず、境内全体が江戸初期の建築美をそのまま今に伝えています。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 妙成寺(みょうじょうじ) |
|---|---|
| 宗派 | 日蓮宗 本山 |
| ご利益 | 開運、心願成就 |
| 所在地 | 石川県羽咋市滝谷町ヨ-1 |
| 拝観料 | 大人500円、小中学生300円(30名以上の団体は大人450円、小中学生270円) |
| 拝観時間 | 4月〜10月 8:00〜17:00 / 11月〜3月 8:00〜16:30 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(約100台) |
| アクセス | JR羽咋駅から車で約10分、路線バスで約15分 |
| 所要時間 | 境内の拝観に約40〜60分 |
行き方・アクセス
公共交通機関でお越しの場合は、JR七尾線の羽咋駅が起点になります。駅から路線バスに揺られて約15分、下車後は徒歩数分で山門に到着します。車の場合は羽咋駅から約10分、のと里山海道の柳田インターチェンジからは約15分ほどです。境内には約100台分の無料駐車場が用意されているので、家族連れやグループでもゆったり訪れられます。周辺は公共交通の本数が限られるため、能登を広く巡るならレンタカーでの移動が便利です。
能登を自由に巡るなら、レンタカーが安心です
妙成寺の周辺は路線バスの本数が限られています。千里浜や気多大社まで足を延ばすなら、時間を気にせず動けるレンタカーが最適です。複数社の料金をまとめて比較して、いちばんおトクな一台を見つけましょう。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
新緑がまぶしい季節。柔らかな若葉に包まれた五重塔や、青みを増した苔庭の静けさが心を落ち着かせてくれます。参道を渡る風もさわやかで、境内をゆっくり歩くのに気持ちのよい時期です。
夏(6〜9月)
深い緑に覆われた杜が木陰をつくり、蝉時雨の中に凛と立つ堂宇が力強く感じられます。朝の早い時間なら涼やかな空気の中で、静かに手を合わせるひとときを味わえます。
秋(10〜11月)
妙成寺がもっとも美しく色づく季節。紅葉に染まった五重塔や庭園は息をのむほどで、江戸初期の建築美と錦秋が織りなす景色は一年でいちばんの見どころです。
冬(12〜2月)
雪化粧をまとった伽藍が水墨画のような静謐さを見せます。凛と澄んだ空気の中で、白い雪と黒い木肌の対比が凛々しく、参拝者もまばらで心ゆくまで祈りに向き合えます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 北陸唯一の五重塔を見上げる
境内に入ってまず目を奪われるのが、高さ34.18メートルの五重塔です。寿福院の発願で元和4年に完成した北陸唯一の五重塔で、下から見上げると空へ吸い込まれるような荘厳さ。四百年前の職人技を、時間をかけて味わってみてください。

2. 本堂で静かに手を合わせる
前田家の帰依によって整えられた本堂は、重厚な木組みが美しい重要文化財です。堂内に満ちる厳かな空気の中で手を合わせれば、日々の慌ただしさがすっと遠のいていきます。開運や心願成就を願う人が絶えません。

3. 二王門をくぐって別世界へ
参道の入口に構える二王門は、力強い仁王像が両脇から参拝者を見守ります。この門をくぐった瞬間から流れる時間が変わり、日常から切り離された聖域へと足を踏み入れる感覚を味わえます。

4. 祖師堂と一直線の伽藍を歩く
本堂、祖師堂、二王門、五重塔が一直線に並ぶ伽藍配置は、全国でもここにしか見られません。祖師堂まで続く軸線をゆっくり歩けば、堂宇が織りなす端正な美しさを体感できます。

5. 四季の杜と庭園を味わう
境内を包む杜と県指定の名勝庭園は、季節ごとに表情を変えます。新緑、蝉時雨、紅葉、雪景色。訪れるたびに違う景色が待っているので、何度でも足を運びたくなる場所です。
あわせて回りたい、近くの見どころ

千里浜なぎさドライブウェイ
波打ち際を車で走れる、日本でここだけの砂浜の道。妙成寺から車で足を延ばせば、水平線に沈む夕日を眺めながらの爽快なドライブが楽しめます。

気多大社
縁結びの神様として知られる能登随一の古社。妙成寺とあわせて巡れば、開運や心願成就、良縁と、一日でご利益めぐりが叶います。原生林『入らずの森』も神秘的です。
近くの人気飲食店
妙成寺の参拝のあとは、羽咋や能登ならではの味を楽しみたいところ。日本海の海の幸を使った海鮮丼や、香り高いそば、丁寧な和食の御膳など、心も体も満たしてくれるお店をご紹介します。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、当サイトから予約できる妙成寺周辺のアクティビティはありません。妙成寺から車で20分ほどの千里浜なぎさドライブウェイでは、波打ち際を自分の車で走る日本でここだけの体験が楽しめます。能登の海と空を感じながらのドライブは、参拝とあわせて訪れたい爽快なひとときです。
このエリアの宿(料金比較)
妙成寺の拝観をゆっくり楽しむなら、羽咋・千里浜エリアや七尾・和倉温泉エリアの宿が便利です。楽天トラベル、じゃらん、Booking.comの料金をまとめて比較して、おトクな一泊を見つけましょう。

羽咋・千里浜エリア
七尾・和倉・羽咋※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
境内は砂利道や石段が多く、屋外を歩く時間も長めです。歩きやすい靴や、御朱印をいただくための御朱印帳など、参拝を心地よくしてくれるアイテムを揃えておくと安心です。
御朱印帳本山の参拝の記念に、御朱印をいただくための一冊。上質な和紙のものを選べば、旅の思い出がいつまでも美しく残ります。
最安値料金 1,500円〜(2026/8/6時点・楽天)
御朱印帳ケース大切な御朱印帳を汚れや折れから守る専用ケース。かばんの中でもかさばらず、持ち運びがぐっと快適になります。
最安値料金 1,200円〜(2026/8/6時点・楽天)
御守り袋・巾着授かった御守りやお札を大切に持ち歩くための巾着袋。開運や心願成就への願いを、そっと身近に感じられます。
最安値料金 1,000円〜(2026/8/6時点・楽天)
歩きやすいウォーキングシューズ砂利道や石段の多い境内をらくに歩ける一足。足への負担が軽くなり、広い伽藍もゆったり巡れます。
最安値料金 3,900円〜(2026/8/6時点・楽天)
折りたたみ傘日本海側は天気が変わりやすいもの。軽い折りたたみ傘を一本しのばせておけば、急な雨でも慌てずに参拝を続けられます。
最安値料金 1,500円〜(2026/8/6時点・楽天)
よくあるご質問(FAQ)
妙成寺の読み方を教えてください。
妙成寺は『みょうじょうじ』と読みます。日蓮宗の本山で、石川県羽咋市の滝谷町にあります。
拝観料はいくらですか。
拝観料は大人500円、小中学生300円です。30名以上の団体は大人450円、小中学生270円になります。拝観時間は4月から10月が8時から17時、11月から3月が8時から16時30分までです。
どのようなご利益がありますか。
妙成寺は開運や心願成就のご利益で知られています。境内の五重塔や本堂で静かに手を合わせ、日々の願いをこめてお参りするとよいでしょう。
五重塔はどのようなものですか。
高さ34.18メートルの北陸唯一の五重塔で、加賀藩三代藩主前田利常の生母である寿福院の発願により元和4年(1618年)に完成しました。国の重要文化財に指定されています。
駐車場やアクセスについて教えてください。
約100台分の無料駐車場があります。JR羽咋駅から車で約10分、路線バスで約15分ほどです。のと里山海道の柳田インターチェンジからは車で約15分です。
石川県のほかの見どころも探すなら、石川県の記事一覧からどうぞ。能登の旅がもっと豊かになるスポットが見つかります。
航空券も、まとめて比較
能登への旅は、まず空の便から。主要な航空券の料金を1か所でまとめて比較して、いちばんおトクなプランでお出かけください。


















