
丹内山神社(たんないさんじんじゃ)
壁に触れずに岩の隙間をくぐり抜けられれば、願いがかなう。約1200年、山あいでひっそりと祈られ続けてきた、岩手県内最強とも噂される巨石信仰の社。
このページでわかること
- 丹内山神社の由来と、ご神体「胎内石」に伝わる大願成就の作法
- 境内に伝わる「七不思議」の内容
- 行き方・駐車場と、参拝の所要時間
- あわせて回りたい近くの見どころと飲食店
- 花巻温泉郷エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
丹内山神社ってどんなスポット?
岩手県花巻市東和町、山あいの深い杉木立に囲まれてひっそりと佇む古社です。創建は平安時代、弘法大師の弟子・日弘によって開かれたと伝わり、坂上田村麻呂の東征の際にもこの地で祈りが捧げられたという伝承が残ります。奥州藤原氏の藤原清衡が篤く信仰を寄せ、後には盛岡藩主・南部利敬も参詣したと伝えられる、東北の地で千年以上にわたり祈りを集めてきた社です。本殿の厨子と彩色彫刻は、名工・千葉八重郎の手によるもので岩手県指定有形文化財。ですが、この神社の核心はその奥、本殿裏手の最奥部にあります。祀られているのは記紀にその名を持たない謎の神、アラハバキ大神。ご神体は高さ3メートルを超える巨石で、「胎内石」と呼ばれています。大きな岩に小さな岩が寄りかかるようにして生まれた隙間があり、壁面に一切触れずにこの隙間をくぐり抜けることができれば、大願成就がかなうと伝わります。実際にくぐってみると、内部は思いのほか凹凸が多く、身をよじりながら進むことになるはず。息を止めて岩の隙間に体を通す、その数十秒間だけは、誰もが本当に何かを試されているような感覚になります。県内最強とも噂されるパワースポットという評判は、決して大げさな謳い文句ではありません。
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基本情報
| 名称 | 丹内山神社(たんないさんじんじゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県花巻市東和町谷内2-303 |
| ご祭神 | アラハバキ大神(丹内山大明神) |
| ご利益 | 大願成就、諸願成就 |
| 拝観料 | 無料 |
| 駐車場 | あり(無料、参拝者用) |
| 御朱印 | 要電話連絡(0198-44-2623/小原宮司宅) |
| アクセス | 釜石自動車道「東和IC」から車で約15分 |
| 所要時間の目安 | 30分〜1時間 |
行き方・駐車場
釜石自動車道「東和IC」から車で約15分。県道を進み、杉木立に囲まれた参道の入り口に無料の駐車スペースがあります。四の鳥居から続く参道は自然の地形をそのまま生かした造りで、石段や坂道もあるため、歩きやすい靴での参拝がおすすめです。公共交通機関の場合は、JR釜石線・晴山駅からバスまたはタクシーの利用が現実的です。胎内石をくぐる場合は服が擦れることがあるため、汚れてもよい服装での参拝をおすすめします。
レンタカーは早めに予約を
丹内山神社は公共交通機関の便が少なく、周辺の見どころもあわせて回るなら車移動がほぼ必須。新花巻駅や花巻空港から借りられるレンタカーを、早めに押さえておくのが安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
雪解けとともに境内の緑が芽吹き始める季節。杉木立を抜ける空気が澄み、参道歩きが心地よい時期です。
夏(6〜9月)
木々が生い茂り、境内全体が深い緑に包まれます。山あいのため平地より涼しく感じられますが、虫よけ対策はしておくと安心です。
秋(10〜11月)
境内を囲む木々が色づき、古社の厳かな雰囲気と紅葉が重なる季節。参拝には最も過ごしやすい時期のひとつです。
冬(12〜2月)
雪に包まれた境内は静寂そのもの。参道が凍結・積雪することがあるため、防寒と滑りにくい靴での訪問をおすすめします。
境内に伝わる「七不思議」
丹内山神社には、古くから語り継がれる七つの不思議な言い伝えがあります。科学的な説明のつかないこれらの言い伝えが、この社の神秘性をいっそう際立たせています。
本殿の唐獅子
本殿脇障子に彫られた唐獅子をなめると、居眠りをしなくなると伝わります。
つららが下がらない
境内の建物には、真冬でもつららが下がらないといわれています。
肌石に雪が積もらない
境内にある「肌石」には雪が積もらないと伝わります。
手水鉢の水が乾かない
どんなに日照りが続いても、手水鉢の水は乾くことがないといわれています。
竹が生えない
境内には昔から竹が一切生えないと伝わっています。
イチョウの葉が飛び散らない
境内のイチョウは、どんな強風の日でも葉が境内の外へ飛び散らないといわれています。
幻の巨木
かつて境内には樹齢2000年ともいわれた巨木があったと伝わりますが、火災で失われたとされています。
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1. 本殿に参拝し、彩色彫刻を見上げる
名工・千葉八重郎の手による本殿の彩色壁彫刻は県指定有形文化財。まずは静かに手を合わせ、細部の彫りの見事さを見上げてみてください。

2. 参道を歩き、杉木立の空気を感じる
四の鳥居から五の鳥居まで続く参道は、自然の地形をそのまま生かした造り。一歩ごとに空気が変わっていくのを感じられます。

3. 胎内石をくぐり、大願成就を願う
本殿裏手のご神体、アラハバキ大神の巨石へ。壁面に触れずに隙間をくぐり抜けられれば大願成就と伝わります。汚れてもよい服装で挑んでみてください。

4. 七不思議の跡をたどる
手水鉢や肌石など、七不思議に登場する境内の各所をめぐりながら、古くからの言い伝えに思いを馳せてみましょう。

5. 御神木「爺杉」の根株に手を合わせる
長い年月この社を見守ってきた御神木の根株。今もなお残るその姿に、時間の重みを感じられます。
あわせて回りたい、近くの見どころ

成島毘沙門堂(三熊野神社)
日本一の一木造・兜跋毘沙門天立像(高さ4.73m)を祀る古社。丹内山神社と並ぶ東和町のもうひとつのパワースポットです。

近くの人気飲食店
丹内山神社の周辺は山あいの静かなエリアのため、隣接する土沢・安俵の商店街まで足を延ばすのがおすすめです。地元で愛され続ける食堂や、東和町名物のたこ焼きが味わえます。
味処とうわ食堂・定食東和町安俵/11:00〜15:00(L.O.14:30)📍Googleマップで現在地からのルートを見る地元で長く親しまれてきた食堂。日替わりの定食を、畳敷きの座敷でのんびりといただけます。
松葉商店たこ焼き・大判焼き東和町土沢/10:00〜18:30・年中無休📍Googleマップで現在地からのルートを見る東和名物、しょう油味のたこ焼きが名物。地元産の小麦とタコ、地元醸造の醤油を使った素朴な味です。


※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
丹内山神社は花巻市街地からやや離れた山あいにあるため、車で約20分の花巻温泉郷を拠点にすると、周辺観光と温泉でのんびりする時間を両立できます。

花巻温泉郷エリア
東和町観光とあわせた温泉滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
山あいの参道歩きや胎内石くぐりであると便利なアイテムです。
歩きやすいスニーカー参道には石段や坂道があり、雨天時は滑りやすくなります。歩き慣れた靴での参拝が安心です。
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モバイルバッテリー山あいのエリアでコンビニや充電できる店が少なめ。地図アプリや撮影でバッテリーを消耗しがちなので、予備があると安心です。
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携帯ウェットティッシュ胎内石をくぐると衣服や手が汚れることがあります。参拝後にさっと使えるウェットティッシュがあると快適です。
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よくあるご質問(FAQ)
胎内石は誰でもくぐれますか。
隙間は狭く内部に凹凸があるため、体格や体調によっては難しい場合があります。無理のない範囲で参拝してください。
丹内山神社の拝観料はかかりますか。
拝観料は無料です。境内入り口付近に無料の駐車スペースがあります。
御朱印はいただけますか。
常時対応ではないため、事前に宮司宅(0198-44-2623)へ電話で確認することをおすすめします。
丹内山神社までのアクセス方法は。
釜石自動車道「東和IC」から車で約15分です。公共交通機関の場合はJR釜石線・晴山駅からバスまたはタクシーの利用が現実的です。
七不思議とはどんな内容ですか。
唐獅子をなめると居眠りしない、つららが下がらない、手水鉢の水が乾かないなど、境内に伝わる七つの不思議な言い伝えです。
丹内山神社は、日本一の毘沙門天立像を祀る成島毘沙門堂とあわせて、東和町のパワースポット巡りに組み込みやすいスポットです。
航空券も、まとめて比較
花巻空港ゆきの国内線をANA、JAL、スカイマークなど横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















