
志賀理和氣神社(しかりわけじんじゃ)|通称・赤石神社
坂上田村麻呂が創建したと伝わる、日本最北の延喜式内社。町名「紫波」の由来となった赤い石と、樹齢約700年の縁結びの桜「南面の桜」が、参道の奥で静かに息づいています。
このページでわかること
- 坂上田村麻呂ゆかりの由緒と、町名「紫波」の由来となった赤石の伝承
- 樹齢約700年、縁結びの伝説が残る「南面の桜」の見どころ
- 行き方・駐車場と、参拝の作法
- あわせて訪れたい近くの見どころと、紫波町の名物グルメ
- 紫波中央駅前エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
志賀理和氣神社ってどんな神社?
紫波町桜町、北上川にほど近い静かな一角に、志賀理和氣神社は鎮座しています。社伝によれば創建は延暦23年(804年)。蝦夷平定のため北上した坂上田村麻呂が、東北開拓の守護神として経津主命(香取神)・武甕槌命(鹿島神)を勧請したことに始まると伝わります。平安時代の法典「延喜式」に記載された、いわゆる式内社としては日本最北に位置することでも知られ、地元では古くから「赤石さん」の愛称で親しまれてきました。境内の一角には、紫幕に包まれて祀られる赤みを帯びた大きな石があります。これが神社の通称「赤石神社」の由来であり、伝承では、この地を治めた斯波詮直が北上川の川底でこの石を見つけ、その色を「紫に似ている」と歌に詠んだことから、「紫波」という郡名が生まれたとされています。一つの石が、社の名前だけでなく、町の名前まで決めた。そう考えると、この静かな境内が背負ってきた歴史の重みが見えてくる気がします。参道には、樹齢約700年と伝わる古桜「南面の桜」が今も花を咲かせ、恋愛成就の伝説とともに、縁結び・産業繁栄・交通安全のご利益を願う人々を迎え続けています。
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基本情報
| 名称 | 志賀理和氣神社(しかりわけじんじゃ)/通称「赤石神社」「赤石さん」 |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県紫波郡紫波町桜町字本町川原3-1 |
| ご利益 | 縁結び、産業繁栄、交通安全 |
| 拝観料 | 無料(境内参拝自由) |
| 駐車場 | 普通車20台分 |
| アクセス | JR東北本線日詰駅からタクシーで約10分/JR紫波中央駅から車で約5分 |
| 桜の見頃 | 例年4月中旬(南面の桜) |
| 例祭 | 9月第1金曜〜日曜 |
| 問い合わせ | 志賀理和氣神社社務所 019-672-2767 |
行き方・駐車場
公共交通機関の場合は、JR東北本線の日詰駅からタクシーで約10分。紫波中央駅からは車で約5分と、紫波町の玄関口であるオガール紫波からもアクセスしやすい距離です。車の場合は東北自動車道・紫波ICから約10分。境内入口に普通車20台分の無料駐車場が用意されています。参道は砂利敷きで、桜のシーズンや例祭時は参拝者で賑わうため、時間に余裕を持って向かうのがおすすめです。紫波町・盛岡市内をあわせて回るなら、レンタカーの最安値比較から手配しておくと便利です。
紫波・盛岡観光はレンタカーが便利
神社そのものは公共交通機関でも訪れられますが、高水寺城跡や志和稲荷神社まで足を延ばすなら車があると効率的。紫波中央駅前やいわて花巻空港で借りて、紫波町内を巡るプランがおすすめです。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
例年4月中旬、参道の「南面の桜」をはじめとする古桜が見頃を迎えます。町指定天然記念物のヒガンザクラ群が参道を彩る、一年で最も華やぐ季節です。
夏(6〜9月)
杉木立に囲まれた境内は木陰が多く、参拝には比較的過ごしやすい季節。9月第1金曜〜日曜の例大祭では、神輿渡御や郷土芸能が奉納されます。
秋(10〜11月)
境内を包む木々が色づき、静けさが一段と増す季節。参道の桜並木も紅葉し、春とは違った趣で楽しめます。
冬(12〜2月)
雪化粧した鳥居と社殿が凛とした空気をまとう季節。初詣を兼ねて訪れる地元の参拝者も多い時期です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 樹齢700年「南面の桜」に縁結びを願う
参道脇にそびえる古桜は、恋愛成就の伝説が残る縁結びの桜。太い幹と枝ぶりに、長い年月を生きてきた迫力を感じられます。

2. 町名の由来「赤石」に手を合わせる
紫幕の奥に祀られる赤みを帯びた石。「紫波」という地名の起源と伝わるこの石の前で、静かに手を合わせてみましょう。

3. 拝殿で参拝し、御朱印を頂く
令和3年に新築された社殿で参拝したあとは、社務所で御朱印を頂けます。1200年を超える歴史を、手元の一冊に残せます。

4. 桜並木の参道をゆっくり歩く
鳥居から社殿まで続く参道には、南面の桜のほかにも古いヒガンザクラが立ち並びます。木漏れ日の中を歩くだけで気持ちが落ち着きます。

5. オガール紫波で食事・街歩きを楽しむ
車で約5分の紫波中央駅前には、複合施設「オガール紫波」が広がります。参拝のあとは地元グルメや買い物を楽しむのも定番です。
あわせて回りたい、近くの見どころ



近くの人気飲食店
紫波町・日詰エリアには、地元で長く愛される食堂やそば店が揃います。参拝のあとに立ち寄りやすい、車で10分圏内の名店を紹介します。
はらぺこ十割そば日詰西/そば粉だけで打つ十割蕎麦の専門店📍Googleマップで現在地からのルートを見る研究を重ねた製麺法で打つ、挽き立て・打ち立て・茹で立ての十割そばが評判。だったんそばなど複数の品種から選べます。
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御食事処 松竹かつ丼・食堂日詰/昭和レトロな佇まいの老舗食堂📍Googleマップで現在地からのルートを見る名物はボリューム満点のソースカツ丼。昔ながらの雰囲気の中で、地元に長く愛される定食を味わえます。
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藤屋食堂ラーメン・食堂日詰/地元食材を使う昔ながらのお食事処📍Googleマップで現在地からのルートを見る紫波町の食材をできるだけ使う、地域密着の食堂。ボリュームのある一杯が並ぶ、日詰商店街の名物店です。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
志賀理和氣神社から車で約5分、紫波中央駅前には複合施設「オガール紫波」に隣接する宿泊施設があります。紫波町・盛岡市内をあわせて観光するなら、この一帯を拠点にするのが便利です。

オガールイン(紫波中央駅前)
紫波町・盛岡観光の拠点として動きやすい滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
境内は砂利道と杉木立に囲まれた参道が続くエリア。参拝や御朱印集めを快適にする、事前に揃えておきたいアイテムをまとめました。
御朱印帳1200年を超える歴史を持つ古社の御朱印は、旅の記念にぴったり。志和稲荷神社などとあわせて巡るなら持参しておきましょう。
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よくあるご質問(FAQ)
志賀理和氣神社はどんな由緒がありますか。
社伝では延暦23年(804年)、坂上田村麻呂が東北開拓の守護神として経津主命・武甕槌命を勧請したことに始まると伝わります。平安時代の「延喜式」に記載された式内社としては、日本最北に位置します。
「赤石神社」という通称の由来は。
境内に祀られる赤みを帯びた石「赤石」に由来します。北上川の川底で見つかったこの石を「紫に似ている」と詠んだ歌から、「紫波」という郡名が生まれたと伝えられています。
南面の桜はいつ見頃ですか。
例年4月中旬が見頃です。樹齢約700年と伝わる古桜で、恋愛成就の伝説とともに縁結びの桜として親しまれています。
ご利益は何ですか。
縁結び、産業繁栄、交通安全のご利益があるとされています。
駐車場はありますか。
境内入口に普通車20台分の無料駐車場があります。
志賀理和氣神社は、城山公園・高水寺城跡や志和稲荷神社と組み合わせて回ると、紫波町の歴史を一日で味わえるコースになります。オガール紫波での食事もあわせて、紫波町観光の起点にどうぞ。
新幹線・航空券もまとめて比較
東京から新幹線はやぶさで盛岡駅まで約2時間10分、盛岡駅から紫波中央駅までさらに約15分。西日本方面からはいわて花巻空港ゆきの便も便利です。移動手段はまとめて比較してからどうぞ。
















写真クレジット(Wikimedia Commons): 志賀理和氣神社(鳥居、南面の桜、赤石、拝殿)/Saigen Jiro(CC0)。紫波中央駅/Mister0124(CC BY-SA 4.0)。
