
黒川温泉(くろかわおんせん)
田の原川沿いに27軒の旅館が寄り添う、「黒川温泉一旅館」の思想でできた温泉街。入湯手形1枚で、好きな露天風呂を3ヶ所めぐれます。
このページでわかること
- 黒川温泉が「一旅館」の理念でつくられた温泉街だという成り立ちと、編集部5指標評価
- 入湯手形1,500円(税込、2023年10月改定)で露天風呂3ヶ所に入浴できる仕組み
- 2026年は入湯手形40周年。1986年に始まった湯めぐり文化の歴史
- 田の原川沿いの温泉街の景観と、そぞろ歩きの楽しみ方
- 内牧温泉、阿蘇神社からのアクセスと、阿蘇観光における位置づけ
黒川温泉ってどんなところ?
黒川温泉は、熊本県南小国町の田の原川沿いに27軒の旅館が寄り添うように建つ温泉地です。この温泉街をつくり上げた考え方が「黒川温泉一旅館」という理念。温泉街全体を一つの旅館に見立て、旅館ごとの露天風呂を「離れの湯」、そぞろ歩きの道を「廊下」に見立てて、景観を統一してきました。派手な看板やネオンを抑え、木々と川のせせらぎに溶け込む町並みは、この理念があってこそのものです。この温泉街を象徴するのが、1986年に始まった「入湯手形」の仕組み。1枚の手形(税込1,500円、2023年10月改定)で、加盟する旅館の露天風呂のうち好きな3ヶ所に入浴できます。有効期限は6ヶ月あり、1回で使いきれなくても期限内なら再訪して使えます。手形は温泉街の案内所「風の舎」などで購入可能。2026年は入湯手形の40周年にあたり、2026年7月1日から2027年3月31日まで記念プロジェクトが実施される予定です。日本の温泉地ランキングでも上位の常連として知られ、川沿いの湯けむりと木造の温泉街が織りなす風景は、何度訪れても飽きさせません。
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基本情報
| 名称 | 黒川温泉(くろかわおんせん) |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺 |
| 入湯手形 | 1,500円(税込、2023年10月改定)。加盟旅館の露天風呂3ヶ所に入浴可、有効期限6ヶ月 |
| 購入場所 | 温泉街の案内所「風の舎」ほか、加盟旅館の一部でも購入可能 |
| 旅館数 | 約27軒(黒川温泉観光旅館協同組合加盟) |
| 2026年の話題 | 入湯手形40周年。2026年7月1日〜2027年3月31日に記念プロジェクトを実施予定 |
| 駐車場 | 温泉街周辺に有料駐車場あり |
行き方・駐車場
車の場合、阿蘇くまもと空港から約60分、熊本市内から約90分、由布院方面からは約60分(いずれも概算)です。九州横断バス(別府、由布院方面と熊本、阿蘇方面を結ぶ路線)が黒川温泉バス停に停車するため、公共交通でもアクセスできます。温泉街は車の乗り入れが制限されているエリアもあるため、周辺の有料駐車場に停めて徒歩でめぐるのが基本です。田の原川沿いの遊歩道はゆるやかな高低差があるので、歩きやすい靴での訪問がおすすめ。レンタカー未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
黒川温泉めぐりはレンタカーが便利
黒川温泉は公共交通の便が限られるエリアです。阿蘇神社や内牧温泉、瀬の本高原などとあわせて回るなら、レンタカーでの移動が現実的です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
新緑が温泉街を包み、川のせせらぎが心地よい季節。そぞろ歩きにちょうどいい気候です。
夏(6〜8月)
緑濃い木々と川面が涼をもたらす季節。露天風呂と川風の組み合わせが心地よい時期です。
秋(9〜11月)
温泉街を囲む木々が色づき、湯けむりと紅葉が重なる一年で人気の高い季節です。
冬(12〜3月)
雪化粧した温泉街と湯けむりのコントラストが美しい季節。露天風呂のありがたみが増す時期です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 入湯手形で3ヶ所の露天風呂をめぐる
1,500円の入湯手形1枚で、好きな露天風呂を3ヶ所選んで入浴できます。旅館ごとに湯の趣が違うので、めぐり比べるのが定番の楽しみ方です。

2. 夜は行灯の灯りでそぞろ歩く
日が落ちると川沿いに行灯やライトアップの灯りが浮かび上がります。昼間とはまったく違う、しっとりとした表情を見せてくれます。

3. 木製の入湯手形を手に取る
木を輪切りにした素朴な手形は、それ自体が記念になる旅の道具。首から下げて温泉街を歩けば、湯めぐりの気分が高まります。

4. 「一旅館」の景観を味わいながら歩く
看板やネオンを抑えた統一感のある町並みは、温泉街全体を一つの宿に見立てた理念のたまもの。歩くだけで風情が伝わってきます。
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近くの人気飲食店
温泉街には食べ歩きグルメや甘味処が点在。湯めぐりの合間の休憩にちょうどいい規模感です。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
露天風呂そのものは撮影マナー上ご遠慮を。温泉街の町並みと川辺の風景が、黒川温泉らしい被写体です。
橋の上から温泉街を見渡す川に架かる橋の上は、旅館群と湯けむりを一望できるビューポイント。日中の柔らかい光で撮ると、木造の町並みが引き立ちます。
露天風呂内の撮影はご遠慮ください
夜はライトアップを長秒露光で行灯の灯りが川面に映る夜景は、三脚を使った長秒露光でより幻想的に写せます。足元が暗いので、歩行には十分注意してください。
夜間の撮影は他の宿泊客への配慮を
このエリアの宿(料金比較)
黒川温泉そのものが宿泊の目的地。露天風呂自慢の旅館が揃い、宿泊すれば貸切風呂や内湯もあわせて楽しめます。

黒川温泉・南小国エリア
入湯手形と合わせて宿泊するなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
温泉街は徒歩でのそぞろ歩きが基本。湯めぐりを快適にする持ち物を選びました。
歩きやすいスニーカー田の原川沿いの遊歩道はゆるやかな高低差があります。複数の旅館を歩いて回るので、履き慣れた靴が安心です。
巾着・小物入れ入湯手形を首から下げたり持ち歩いたりする際、タオルや貴重品をまとめられる小さな巾着があると湯めぐりがスムーズです。
薄手の羽織りもの露天風呂の入浴後は体が冷えやすいもの。湯上がりに羽織れる1枚があると、次の旅館まで快適に歩けます。
よくあるご質問(FAQ)
入湯手形はいくらですか。
税込1,500円です(2023年10月改定)。加盟旅館の露天風呂のうち、好きな3ヶ所に入浴できます。有効期限は6ヶ月で、1回で使いきれなければ期限内に再訪して使うこともできます。
入湯手形はどこで買えますか。
温泉街の案内所「風の舎」のほか、一部の加盟旅館でも購入できます。
黒川温泉はなぜ景観が統一されているのですか。
「黒川温泉一旅館」という理念のもと、温泉街全体を一つの旅館に見立て、看板やネオンを抑えて木々や川と調和する町並みをつくってきたためです。
2026年は入湯手形にとって特別な年ですか。
はい。1986年に始まった入湯手形は2026年で40周年を迎え、2026年7月1日から2027年3月31日まで記念プロジェクトが実施される予定です。
黒川温泉へのアクセス方法を教えてください。
車の場合、阿蘇くまもと空港から約60分、熊本市内から約90分です。九州横断バスも黒川温泉バス停に停車します。
黒川温泉は、阿蘇・くじゅう高原モデルコースで宿泊拠点として組み込みやすいスポット。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
熊本空港ゆきの国内線をANA、JAL、スカイマークなどで横断比較。黒川温泉へは空港から車で約60分と、周遊の拠点にしやすい立地です。
















