
釣石神社(つりいしじんじゃ)
山の斜面から突き出た周囲14mの巨石が、しめ縄一本で「釣られている」ように見える。1978年の宮城県沖地震も、2011年の東日本大震災も乗り越え、一度も落ちたことがない男石は、いつしか「落ちない受験の神」として全国から参拝者を集めるようになりました。
このページでわかること
- 釣石神社の由来と、「落ちない受験の神」と呼ばれる理由
- 男石・女石の見どころと、境内の唐揚げ店「こっこ屋」
- 行き方・駐車場、「ヨシ合格」の輪など季節の風物詩
- あわせて回りたい近くの見どころと飲食店
- 参拝時にあると助かるアイテム
釣石神社ってどんな神社?
宮城県石巻市、北上川が太平洋へ注ぐ北上町十三浜の山あいに、釣石神社は鎮座しています。山の斜面から突き出た御神体・男石は周囲約14m。しめ縄一本で「釣られている」ように見えることから、いつしか「釣石」の名で呼ばれるようになりました。実際にはしめ縄で吊っているわけではなく、長い年月をかけて自然に形づくられた奇岩です。1618年頃に現在地へ遷宮したと伝わり、1772年の仙台藩地誌『封内風土記』にもその姿が記録されています。この巨石が全国区の知名度を得たのは、その耐震性によるもの。1978年の宮城県沖地震でもびくともせず、2011年の東日本大震災では社務所や鳥居が津波にさらわれながらも、男石だけは一度も落ちることがありませんでした。祭神である天児屋根命は知恵と学業の神様。「落ちそうで落ちない」その姿から「落ちない受験の神」として崇められるようになり、正月には合格祈願の受験生が県内外から訪れます。1998年頃からは、氏子たちが北上川に自生するヨシで編んだ輪を「ヨシ合格」の語呂合わせで境内に設置。毎年12月中旬になると、この年末年始だけの風物詩を目当てに訪れる参拝者も少なくありません。男石のそばには、絵馬がびっしりと結ばれた平らな女石も鎮座し、あわせて手を合わせる参拝者の姿が見られます。
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基本情報
| 名称 | 釣石神社(つりいしじんじゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県石巻市北上町十三浜字菖蒲田305 |
| 祭神 | 天児屋根命(知恵の神様・学業の神様) |
| ご利益 | 合格祈願、学業成就、商売繁盛 |
| 参拝料 | 無料(境内自由) |
| 駐車場 | 無料、100台以上 |
| アクセス | 三陸自動車道「河北IC」から車で約25分。JR石巻駅から車で約40分 |
| 電話 | 0225-25-6345 |
行き方・駐車場
三陸自動車道「河北IC」から北上川沿いを北上町方面へ進み、車で約25分。「石巻河南IC」からもアクセスできます。JR石巻駅からは車で約40分。公共交通の場合は、ミヤコーバス「北上線」に乗車し「上品の郷」バス停で下車、徒歩約10分です。神社手前には無料駐車場があり、100台以上停められるため、正月の参拝シーズンでも比較的落ち着いて参拝できます。バスの本数が限られるため、未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
北上町十三浜エリアはバスの本数が限られ、車での移動が便利です。神割崎など周辺の見どころとあわせて巡るなら、レンタカーを押さえておくと安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
受験シーズンの合格発表を終え、お礼参りに訪れる参拝者が目立つ季節。境内の新緑も美しく、心穏やかに手を合わせられます。
夏(6〜9月)
北上川河口の水辺や、車で少し足を延ばした神割崎の荒々しい海景色とセットで楽しめる季節です。
秋(10〜11月)
境内の木々が色づく一方、12月中旬の「ヨシ合格」の輪の準備が静かに始まる季節でもあります。
冬(12〜2月)
受験シーズン本番。「ヨシ合格」の輪をくぐり、1月1日の歳旦祭、1月8日のどんと祭では多くの参拝者で賑わいます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 男石を仰ぎ見て、落ちない力を授かる
しめ縄一本で支えられているように見える周囲14mの巨石を、まずはじっくりと見上げてみましょう。二度の大地震にも屈しなかった姿に、思わず背筋が伸びます。

2. 境内の「こっこ屋」で落ちないから揚げを味わう
参拝のあとは、境内で開業した唐揚げ専門店へ。注文を受けてから揚げる熱々の唐揚げは、参拝の余韻とともに味わいたい一品です。

3. 「ヨシ合格」の輪をくぐる(12月中旬〜)
北上川に自生するヨシで編まれた輪は「ヨシ合格」の語呂合わせ。年末年始限定で境内に設置される、この神社ならではの風物詩です。

4. 神割崎まで足を延ばし、荒々しい海景色を見る
車で約20分。二つに割れた断崖の間から波が押し寄せる、三陸復興国立公園内の景勝地です。参拝とあわせて訪れたいドライブコースです。

5. 北上観光物産交流センターで十三浜の特産品を探す
車で約5分。十三浜産のわかめやこんぶなど、地元の海の幸をお土産に。併設のビジターセンターでは北上川の生き物の展示も見られます。
あわせて回りたい、近くの見どころ


北上観光物産交流センター
十三浜産のわかめ、こんぶなど地元特産品が並ぶ物産センター。併設の「石巻・川のビジターセンター」では、北上川の生き物の展示も見られます。

近くの人気飲食店
北上町十三浜エリアは大きな繁華街ではありませんが、参拝の合間に立ち寄れる名物店があります。
から揚げ こっこ屋からあげ専門店釣石神社の境内/不定休/名物「落ちないから揚げ」📍Googleマップで現在地からのルートを見る釣石神社の境内で2020年に開業した唐揚げ専門店。注文を受けてから揚げるため、参拝のあとに熱々の唐揚げを味わえます。名物は神社の巨石にちなんだ「落ちないから揚げ」。
食べログ予約 ›
北上川テラス七間倉カフェ・軽食十三浜吉浜/定休:火・水/しじみとわかめのバター焼きが名物📍Googleマップで現在地からのルートを見る大正時代の古い板倉を移築した絶景カフェ。北上川が太平洋へ注ぐ河口を眺めながら、十三浜産わかめやしじみを使った料理が楽しめます。
食べログ予約 ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
釣石神社周辺では、現時点で予約可能なアクティビティは確認できませんでした。北上町十三浜の自然や周辺エリアを楽しむプランが見つかり次第、随時追加していきます。
あると助かるアイテム
境内までは石段が続き、冬場は海からの風が冷たいエリアです。参拝前に揃えておくと安心なアイテムをまとめました。



モバイルバッテリー北上町十三浜は山あいの静かなエリアで、周辺にコンビニや充電できるお店が少なめ。地図アプリや写真撮影でバッテリーを消耗しがちなので、予備があると安心です。
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よくあるご質問(FAQ)
釣石神社の拝観料はかかりますか。
無料です。境内は自由に参拝できます。
なぜ「落ちない受験の神」と呼ばれるのですか。
御神体の男石は1978年の宮城県沖地震、2011年の東日本大震災でも一度も落ちたことがありません。その「落ちそうで落ちない」姿から、合格祈願の神として信仰されるようになりました。
駐車場はありますか。
神社手前に無料駐車場があり、100台以上駐車できます。
アクセス方法を教えてください。
三陸自動車道「河北IC」から車で約25分です。公共交通の場合は、ミヤコーバス「北上線」で「上品の郷」バス停下車、徒歩約10分です。
境内に飲食店はありますか。
はい。境内には唐揚げ専門店「こっこ屋」があり、名物の「落ちないから揚げ」を味わえます。
写真提供: Wikimedia Commons(男石・参道 撮影: Msawamoto / CC BY-SA 4.0、神割崎 撮影: Yasu / CC BY-SA 3.0、北上川河口のヨシ原・北上観光物産交流センター 撮影: 石巻敎祖 / CC BY 4.0、追波湾(北上川河口) 撮影: Satoh Junpei / CC BY-SA 3.0)
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