
潟沼(かたぬま)
鳴子温泉の裏山に、天候ひとつで表情を変える湖がある。エメラルドグリーン、スカイブルー、深い青緑。硫黄の香りが漂う風の中、日本有数の強酸性カルデラ湖が静かに佇む、知る人ぞ知る絶景の穴場です。
このページでわかること
- 潟沼が強酸性のカルデラ湖になった由来と、水の色が変わる理由
- 行き方・駐車場、貸しボートなど現地施設の情報
- 安全に楽しむための注意点(遊泳禁止の理由)
- あわせて回りたい近くの見どころと飲食店
- 鳴子温泉郷エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
潟沼ってどんなスポット?
鳴子温泉街の背後、標高306mの高台に、周囲約1.3kmの湖がひっそりと横たわっています。承和4年(837年)、『続日本後紀』に「更作新沼」と記された鳴子火山群の噴火活動によって生まれたと伝わるカルデラ湖、それが潟沼です。最大の特徴は、日本でも稀な強酸性の水質。pHはおよそ2.4、かつては1.4を記録し「世界一の強酸性湖」とまで呼ばれたこともありました。酸性度が高すぎるため魚は一匹も棲めず、生きものはサンユスリカという小さな虫のなかまだけ。それでも湖面は天候や時間帯によってスカイブルー、深い青、エメラルドグリーンへと表情を変え続け、その神秘的な色彩と、あちこちから立ちのぼる硫黄の匂いが、訪れる人を異世界に迷い込んだような気持ちにさせます。外輪山の南側には龍神を祀る祠があり、「毎年4、5月になると女の龍神が姿を現し機を織る」という伝説も残る、鳴子温泉郷でも屈指のパワースポットです。観光客で賑わう鳴子峡や日本こけし館に比べると訪れる人は少なく、静かに湖と向き合える穴場として、地元の人にも愛され続けています。
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基本情報
| 名称 | 潟沼(かたぬま) |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県大崎市鳴子温泉湯元 |
| 成因 | 837年(承和4年)の火山活動による鳴子火山群の火口湖(堰止湖説あり) |
| 水質 | 強酸性(pH2.4前後)。遊泳禁止、貸しボートは利用可 |
| 規模 | 周囲約1.3km、面積0.14km²、最大水深21m |
| 料金 | 無料(潟沼レストハウスの貸しボートは1,500円〜) |
| 駐車場 | あり(潟沼レストハウス周辺) |
| アクセス | JR鳴子温泉駅から車で約10分(約4km) |
| 冬期閉鎖 | 例年11月下旬〜4月下旬(積雪・凍結のため) |
| 所要時間の目安 | 30分〜1時間(遊歩道散策なら1時間〜) |
行き方・駐車場
JR陸羽東線・鳴子温泉駅から車で約10分。県道17号を南へ、山道を上っていくと湖畔の潟沼レストハウス周辺に無料駐車場があります。徒歩の場合は駅から約70分とかなりの距離があるため、車かタクシーの利用がおすすめです。鳴子温泉郷内の移動は坂道や山道が多く、レンタカーがあると鳴子峡や日本こけし館など周辺スポットも効率よく回れます。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
潟沼へは山道の運転が必要で、公共交通機関だけでは行きにくいスポットです。鳴子峡や日本こけし館など周辺観光とあわせて回るなら、レンタカーがあると一日の自由度がぐっと上がります。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
雪解けとともに湖畔に緑が戻る季節。伝説では、女の龍神が姿を現し機を織るとされる時期でもあります。
夏(6〜9月)
日差しを受けて湖面のエメラルドグリーンが最も鮮やかに見える季節。硫黄の香りも強く感じられます。
秋(10〜11月)
外輪山が紅葉に染まり、湖面に映り込む景色は一年で最も人気の高いシーズン。鳴子峡の紅葉とあわせて訪れる人も多い時期です。
冬(12〜2月)
積雪と凍結のため、例年11月下旬から4月下旬は冬期閉鎖。次のシーズンまでお預けです。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 天候による色の変化をじっくり眺める
晴れた日のエメラルドグリーン、曇りの日の深い青緑。同じ湖とは思えないほど表情が変わるので、時間があれば少し腰を据えて眺めるのがおすすめです。

2. 潟沼レストハウスで貸しボートに乗る
ライフジャケット付きで1,500円。湖上から眺める外輪山は、岸から見るのとはまた違った迫力があります(営業9時〜16時、冬期休業)。

3. 約1.3kmの遊歩道を歩く
湖を一周する遊歩道があり、角度が変わるたびに違う表情の湖に出会えます。硫黄の匂いが漂う場所もあり、火山湖であることを肌で感じられます。

4. 龍神様が祀られた祠にお参りする
外輪山の南側には龍神を祀る祠があります。「4、5月に女の龍神が現れる」という伝説に思いを馳せながら、静かに手を合わせてみてください。

5. 鳴子峡とセットで絶景ドライブ
車で15分ほどの鳴子峡は東北屈指の紅葉名所。潟沼の静けさと鳴子峡の大迫力、対照的な二つの絶景を一日で楽しめます。
あわせて回りたい、近くの見どころ




近くの人気飲食店
山あいの潟沼周辺は飲食店が少なめですが、湖畔と鳴子温泉街それぞれに立ち寄りたい一軒があります。
潟沼レストハウス食堂・ジビエ料理潟沼湖畔/9:00〜17:00・冬期休業(12〜3月)📍Googleマップで現在地からのルートを見る湖畔に建つ唯一の食堂。ジンギスカンやジビエ料理のほか、温泉水を使ったコーヒーやソフトクリームも味わえます。貸しボートの受付も兼ねています。
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たかはし亭食堂・郷土料理鳴子温泉駅そば/定休:火・水・木曜📍Googleマップで現在地からのルートを見る靴を脱いで上がる座敷が落ち着く地元食堂。名物の鳴子焼そばやおくずかけで、山あいの散策の後に温まれます。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
潟沼は鳴子温泉郷の一角にあり、温泉街の宿を拠点にすれば、日帰り入浴や食べ歩きとあわせて無理なく訪れられます。

鳴子温泉郷エリア
共同浴場めぐりと潟沼観光を両立できる滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
山あいの遊歩道散策や湖の色の変化を楽しむのに、持っていくと便利なアイテムです。



モバイルバッテリー周辺は山あいでコンビニなども少なめ。写真撮影や地図アプリでの電池消耗に備えて予備があると安心です。
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よくあるご質問(FAQ)
潟沼で泳ぐことはできますか。
できません。強酸性(pH2.4前後)のため遊泳は禁止されています。潟沼レストハウスの貸しボートであれば湖上に出られます。
湖に落ちたら体が溶けるという噂は本当ですか。
誇張です。金属を長時間浸けると腐食しますが、肌が触れた程度で溶けるようなことはありません。ただし目や傷口に入らないよう注意し、触れた場合は真水で洗い流してください。
冬でも行けますか。
例年11月下旬から4月下旬は積雪・凍結のため冬期閉鎖となります。訪問前に鳴子温泉郷観光協会(0229-82-2102)へ確認すると安心です。
駐車場はありますか。
潟沼レストハウス周辺に無料駐車場があります。
鳴子温泉駅からの所要時間は。
車で約10分(約4km)です。徒歩だと約70分かかるため、車かタクシーの利用がおすすめです。
潟沼は、鳴子峡や日本こけし館とあわせて鳴子温泉郷を巡る旅にぴったりの一箇所。温泉街の共同浴場めぐりと組み合わせれば、自然と温泉、両方の魅力を一日で味わえます。
航空券も、まとめて比較
仙台空港ゆきの国内線をANA、JAL、スカイマークなど横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















