
温泉神社(おんせんじんじゃ)
承和2年(835年)、鳴子の地で熱湯が噴き出したとき、朝廷はこの地に社を建てて温泉の神を祀りました。以来千年以上、鳴子温泉の高台から湯を見守り続け、近年は安産祈願と縁結びを願う参拝者が増えています。
このページでわかること
- 温泉神社の創建にまつわる伝説(承和2年、朝廷による温泉の神の奉斎)と境内の見どころ
- 基本情報、駐車場(普通車5台)、鳴子温泉駅からのアクセス
- 大己貴命・少彦名命のご利益(温泉守護、安産祈願、縁結び)
- 滝の湯、日本こけし館など、あわせて回りたい近くの見どころと飲食店
- 鳴子温泉エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
温泉神社ってどんな神社?
鳴子温泉駅から坂道を上ること約6分、温泉街を見下ろす高台に、この地の名の由来ともなった神社が鎮座しています。伝わるところによれば、承和2年(835年)、鳴子の地で突如熱湯が噴き出し、その様子を知った朝廷がこの地に社を建て、温泉の神を祀ったのが始まりとされます。延喜式にも名を連ねる古社で、現在の社殿は昭和10年に建てられた総欅造り。祀られているのは大己貴命と少彦名命の二柱で、国造りと医薬の神として、湯治に訪れる人々を古くから見守ってきました。境内には、噴火の際に飛んできたと伝わる火山岩や、かつて東北地方の草相撲の中心地となった土俵も残り、鳴子の伝統工芸であるこけしにちなんだ大きなこけし像も置かれています。「湯に浸かり、神社に参拝すると子宝に恵まれ安産になる」と古くから伝わることから、近年は安産祈願、縁結びを願う参拝者が増加。鳥居のすぐ前には、神社の御神湯として千年の歴史を持つ共同浴場「滝の湯」が佇み、参拝とあわせて一浴するのが地元流の過ごし方です。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 温泉神社(おんせんじんじゃ)/通称「鳴子温泉神社」 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県大崎市鳴子温泉字湯元31-1 |
| 御祭神 | 大己貴命、少彦名命 |
| ご利益 | 温泉守護、安産祈願、縁結び、無病息災、子授け |
| 創建 | 承和2年(835年)と伝わる/延喜式内社 |
| 社殿 | 昭和10年建立、総欅造り |
| 参拝料 | 無料 |
| 駐車場 | 普通車5台(無料) |
| アクセス | JR陸羽東線 鳴子温泉駅から徒歩約6分(坂道を上る) |
| 問い合わせ | 0229-82-2320 |
行き方・駐車場
JR陸羽東線 鳴子温泉駅から温泉街の坂道を上って徒歩約6分。駅前から延びる早稲田湯通りを進み、共同浴場「滝の湯」の脇の石段を上ると、程なく鳥居が見えてきます。道中は湯けむりの匂いと足湯、共同浴場が点在し、歩くだけでも鳴子らしさを味わえる参道です。境内の駐車場は普通車5台分とやや手狭なため、繁忙期は鳴子温泉駅前の市営駐車場を利用し、そこから徒歩で向かうのが確実です。レンタカーが未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
鳴子温泉駅からは徒歩圏内です
温泉神社は鳴子温泉駅から徒歩約6分の高台にあり、公共交通機関でも十分参拝できます。ただし鳴子峡や日本こけし館など周辺の見どころまで足を延ばすなら、レンタカーがあると一日の自由度が大きく変わります。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
山あいに新緑が萌える季節。雪解け直後の参道はぬかるみやすいので、足元に気をつけて上りましょう。
夏(6〜9月)
湯けむりの中、木陰の石段が心地よい季節。参拝のあとは鳴子峡の新緑ドライブとあわせるのもおすすめです。
秋(10〜11月)
鳴子峡の紅葉と時期が重なり、参拝者、観光客ともに一年で最も賑わう季節です。
冬(12〜2月)
雪化粧した境内が凛とした空気に包まれます。石段は凍結しやすく、滑りにくい靴での参拝をおすすめします。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 温泉の守り神に、安産・縁結びを祈願する
「湯に浸かり参拝すると子宝に恵まれ安産になる」と伝わる古社。静かに手を合わせる時間を大切にしたいスポットです。

2. 境内の火山岩と土俵に、鳴子の歴史を感じる
噴火の際に飛んできたと伝わる火山岩や、草相撲の土俵、こけし像など、境内には鳴子ならではの逸話が詰まっています。

3. 鳥居前の「滝の湯」で、神社の御神湯に浸かる
神社の御神湯として千年の歴史を持つ共同浴場。参拝のあとに一浴すれば、鳴子らしい湯めぐりが完成します。

4. 早稲田桟敷湯の前衛建築を見学する
早稲田大学の学生が温泉を掘り当てたことに由来する共同浴場。黄色い打ちっぱなしの建築も見どころです。

5. 御朱印を受け、参拝の記念にする
社務所では御朱印を授与しています。湯けむり漂う町並みを見下ろしながら、参拝の記念にどうぞ。
あわせて回りたい、近くの見どころ




近くの人気飲食店
温泉神社の参道から鳴子温泉駅にかけては、鳴子ならではの郷土食が味わえる店が点在しています。参拝の前後にぜひ立ち寄ってみてください。
たかはし亭食堂、郷土料理定休:火・水・木曜/★3.20(31件)📍Googleマップで現在地からのルートを見る古民家のお座敷でいただく郷土料理の店。名物「鳴子焼きそば おくずかけ」は野菜や地場食材をふんだんに使った一皿です。
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銀の匙洋食鳴子温泉駅近く/★3.20(41件)📍Googleマップで現在地からのルートを見るマスターがひとりで切り盛りする洋食店。じっくり煮込んだビーフシチューとハンバーグが評判です。
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ゑがほ食堂そば鳴子温泉駅から徒歩1分/★3.29(84件)📍Googleマップで現在地からのルートを見る地元産のそば粉を使った手打ちそばの店。春は山菜、秋はきのこと、季節の恵みをのせたそばが名物です。
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餅処 深瀬甘味処、和菓子創業100年以上/元祖「栗だんご」の店📍Googleマップで現在地からのルートを見る鳴子名物「栗だんご」のパイオニア。無添加にこだわり、創業当初からのレシピを守り続けています。予約がおすすめです。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
温泉神社の参拝とあわせて、鳴子温泉の湯宿に一泊するのがおすすめです。神社を見上げる高台の温泉街には、日帰り入浴を受け付ける老舗旅館も多く点在しています。

鳴子温泉エリア
参拝とあわせて湯めぐりを楽しむなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
参拝と湯めぐりをあわせて楽しむにあたり、事前に揃えておくと当日ラクになるアイテムをまとめました。
温泉タオル参拝のあとは鳥居前の「滝の湯」や「早稲田桟敷湯」に立ち寄るのが鳴子流。一枚あるだけで、思い立った瞬間に湯へ入れます。
御朱印帳/お守り入れ温泉神社は安産祈願、縁結びのお守りを受ける参拝者も多い神社です。御朱印帳やお守り入れを携えて行くと、旅の記念にもなります。
歩きやすい靴参道は駅からの坂道と境内の石段が続きます。滝の湯や早稲田桟敷湯まで歩き回るなら、履き慣れた靴がおすすめです。
モバイルバッテリー山あいの温泉街は電波が不安定なこともあり、地図アプリでバッテリーを消耗しがち。予備があると安心です。
よくあるご質問(FAQ)
温泉神社はいつ創建されましたか。
承和2年(835年)、鳴子の地で熱湯が噴き出した際に、朝廷がこの地に社を建てて温泉の神を祀ったと伝わります。延喜式にも名を連ねる古社です。
温泉神社のご利益は何ですか。
祭神は大己貴命と少彦名命。温泉守護のほか、安産祈願、縁結び、無病息災、子授けのご利益で知られています。
鳴子温泉駅からのアクセスは。
鳴子温泉駅から坂道を上って徒歩約6分です。駅から続く早稲田湯通りを進み、共同浴場「滝の湯」の脇の石段を上ります。
駐車場はありますか。
境内に普通車5台分の駐車場があります。繁忙期は鳴子温泉駅前の市営駐車場の利用がおすすめです。
御朱印はいただけますか。
社務所にて御朱印を授与しています。
写真提供: 滝の湯、早稲田桟敷湯、鳴子温泉遠景 撮影者・Zhaitengli(Wikimedia Commons, CC BY 4.0)/鳴子こけし 撮影者・Mhashi(Wikimedia Commons, CC0 1.0)
温泉神社は、鳥居前の「滝の湯」や日本こけし館とあわせて、鳴子温泉の湯めぐり散策に組み込みやすいスポットです。宮城県の観光スポット一覧から、県内の他エリアもあわせてチェックしてみてください。
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