
鳴子峡(なるこきょう)
展望台から見下ろした瞬間、渓谷全体が燃えているように見えました。深さ約100メートルのV字谷を、アーチ状の大深沢橋が静かにまたいでいます。
このページでわかること
- 鳴子峡の見どころと、編集部5指標による評価
- 見学無料、栗駒国定公園に属するV字谷の絶景
- 鳴子峡のシンボル・大深沢橋と、展望台からの定番ビュー
- 大深沢遊歩道(一周2.2km)と各遊歩道の開放期間
- 鳴子温泉からのアクセスと、日本こけし館とあわせた回り方
鳴子峡ってどんな渓谷?
鳴子温泉の中心部から車で10分ほど、大谷川が刻んだ深さ約100メートルのV字谷が鳴子峡です。栗駒国定公園の一角に位置し、宮城県内でも屈指の紅葉スポットとして知られています。渓谷を象徴するのが、鳴子峡レストハウス脇の展望台から一望できるアーチ状の橋「大深沢橋」。橋そのものは道路橋ですが、切り立った崖と紅葉に囲まれたその姿は、鳴子峡を象徴する一枚として多くの人がカメラを向けます。渓谷沿いには複数の遊歩道が整備されています。鳴子峡レストハウスを起点に一周2.2キロメートルを巡る「大深沢遊歩道」は終日開放(気象状況により閉鎖の場合あり)。ほかにも中山平口・鳴子口それぞれから伸びる短い遊歩道があり、開放期間は例年4月下旬から11月下旬までで、時間は9時から16時までと定められています。柱状節理の岩肌がむき出しになった渓谷は、紅葉だけでなく新緑の季節も美しく、四季を通じて自然の造形美を楽しめる場所です。鳴子温泉での湯めぐりとあわせて、東北を代表する渓谷美を訪れてみてください。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 鳴子峡(栗駒国定公園) |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県大崎市鳴子温泉字星沼 |
| 見学料 | 無料(展望台・遊歩道とも) |
| 大深沢遊歩道 | 鳴子峡レストハウス起点、一周2.2km、終日開放(気象状況により閉鎖あり) |
| 鳴子峡・中山平峡遊歩道 | 開放期間は例年4月下旬〜11月下旬、開放時間9:00〜16:00 |
| レストハウス | 紅葉シーズンの営業時間は8:00〜17:00、電話0229-87-2050 |
| アクセス | 東北自動車道 古川ICから国道47号経由で約33km。JR中山平温泉駅から徒歩約30分(約2.2km) |
| 最新情報 | 遊歩道の開放状況は鳴子温泉観光協会公式サイトでご確認ください |
行き方・駐車場
車の場合は東北自動車道 古川ICから国道47号を鳴子温泉方面へ約33km。鳴子峡レストハウスに隣接する駐車場が便利です。紅葉シーズンの週末は駐車場が混雑するため、時間に余裕を持って向かうのがおすすめです。公共交通の場合は、JR陸羽東線の中山平温泉駅から徒歩約30分(約2.2km)、または鳴子温泉駅からバスやタクシーを利用します。紅葉シーズンには臨時バスが運行されることもあるため、事前に鳴子温泉観光協会のサイトで最新の時刻表を確認してください。レストハウス脇の展望台からは、歩かずに大深沢橋と渓谷の絶景を一望できます。遊歩道を歩きたい場合は、一周2.2kmの大深沢遊歩道か、中山平口・鳴子口それぞれの短い遊歩道を選べます。ただし遊歩道の開放期間は例年4月下旬〜11月下旬、開放時間は9:00〜16:00と定められているため、時期と時間には注意してください。鳴子温泉での宿泊とあわせるなら、レンタカーの最安値比較もチェックしてみてください。
鳴子温泉エリアはレンタカーが便利
鳴子峡は鳴子温泉の中心部から車で10分ほどの距離ですが、公共交通の本数は限られます。日本こけし館など周辺スポットとまとめて回るなら、レンタカーが便利です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
芽吹きの新緑が渓谷を彩り、紅葉シーズンとはまた違う爽やかな景観が楽しめます。
夏(6〜8月)
深緑に包まれた渓谷を、遊歩道からひんやりとした空気とともに歩けます。
秋(9〜11月)
鳴子峡いちばんの見頃。渓谷全体が赤や黄色に染まり、大深沢橋との対比が絶景を作ります。
冬(12〜3月)
遊歩道の多くは開放期間外となり、冬季は積雪と閉鎖に注意が必要です。展望台からの眺めは季節を問わず楽しめます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. まず展望台から定番ビューを見る
鳴子峡レストハウス脇の展望台からは、歩かずに大深沢橋と渓谷の絶景を一望できます。まずここで全体像を確認してから、遊歩道を検討するのがおすすめです。

2. 遊歩道で渓谷を間近に歩く
大深沢遊歩道や中山平口・鳴子口の遊歩道は、展望台とは違う角度から渓谷を楽しめます。開放期間と時間を確認してから歩いてみてください。

3. 柱状節理の岩肌に注目する
鳴子峡の崖は柱状節理という規則的な岩の割れ目が特徴です。紅葉だけでなく、この地質学的な造形美にも目を向けてみてください。

4. 時間帯を変えて、光の違いを楽しむ
午前と午後では渓谷に差し込む光の角度が変わり、紅葉の見え方も違ってきます。時間があれば、違う時間帯に何度か展望台を訪れてみてください。
あわせて回りたい、近くの見どころ

近くの人気飲食店
鳴子峡レストハウスでは軽食や土産物を扱っており、鳴子温泉街まで足を延ばせばより豊富な食事の選択肢があります。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
鳴子峡は展望台からの定番ビューと、遊歩道から見上げる崖の迫力、それぞれ違った撮影の楽しみがあります。
展望台は橋を主役に横構図で大深沢橋と渓谷を一緒に画角に収める横構図が定番です。紅葉が最も色づく時間帯(午前中の順光)を狙うと発色が良くなります。
展望台は紅葉シーズン、多くの人で賑わいます
谷底からは崖を見上げる縦構図で遊歩道から谷底に近づいたら、切り立った崖を見上げる縦構図がおすすめ。柱状節理の岩肌の質感がよく写ります。
遊歩道の開放期間・時間を事前に確認してください
遊歩道は奥行きを活かすまっすぐ延びる遊歩道は、奥行きを意識した構図にすると渓谷の広がりが伝わります。人物を点景として入れるとスケール感が出ます。
足元が滑りやすい箇所があるためご注意ください
このエリアの宿(料金比較)
鳴子峡は鳴子温泉のすぐそばにあり、湯めぐりとあわせて楽しめるのが魅力です。紅葉シーズンは宿の予約が早く埋まりやすいため、早めの手配がおすすめです。

鳴子温泉エリア
鳴子峡を拠点に回るなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
遊歩道は渓谷沿いの起伏があり、紅葉シーズンは気温が下がりやすい山間部です。この2点から逆算して選びました。
歩きやすいスニーカー遊歩道は舗装されていますが、渓谷沿いのため起伏があります。歩きやすい靴での訪問がおすすめです。
薄手の羽織りもの(防寒)紅葉シーズンの山間部は朝晩の冷え込みが強まります。薄手の羽織りものが一枚あると快適に見学できます。
よくあるご質問(FAQ)
鳴子峡の見学は無料ですか。
はい、展望台・遊歩道とも見学は無料です。
遊歩道はいつでも歩けますか。
大深沢遊歩道は終日開放(気象状況により閉鎖の場合あり)ですが、鳴子峡・中山平峡の遊歩道は開放期間が例年4月下旬〜11月下旬、開放時間が9:00〜16:00と定められています。
鳴子峡のシンボルとされる橋は何ですか。
「大深沢橋」というアーチ状の道路橋です。展望台から渓谷とあわせて一望でき、鳴子峡を代表する景観になっています。
鳴子温泉からのアクセスを教えてください。
車で約10分です。JR中山平温泉駅からは徒歩約30分(約2.2km)です。
紅葉の見頃はいつ頃ですか。
例年10月中旬から下旬が見頃とされますが、その年の気候により変動します。訪問前に最新の紅葉情報を確認するのがおすすめです。
鳴子峡を見学したら、車で約5分の日本こけし館へ。鳴子系こけしの伝統工芸にも触れる、鳴子温泉エリアの定番コースです。
仙台までの航空券も、まとめて比較
仙台空港ゆきの国内線をANA、JAL、Peachなど横断比較。鳴子峡へは仙台駅から陸羽東線、または東北道経由の車移動が基本です。
















