
蔵王御釜(ざおうおかま)
駐車場から数分歩いただけなのに、目の前に現れたのは異世界でした。荒々しい外輪山に抱かれたエメラルドグリーンの湖面は、光の角度で色を変えると言われています。
このページでわかること
- 蔵王御釜の見どころと、編集部5指標による評価
- 見学無料、ただし蔵王ハイラインの通行料(普通車往復600円)が別途必要
- 周囲約1,080m、直径約325m、最大水深約27.6mという火口湖の規模
- 蔵王エコーライン・ハイラインの開通期間(例年4月下旬〜11月上旬)という基礎知識
- 駐車場からのアクセスと、蔵王キツネ村とあわせた回り方
蔵王御釜ってどんな火口湖?
宮城県蔵王町と山形県上山市にまたがる蔵王連峰の一角、標高約1,600メートル付近に広がるのが「御釜(おかま)」です。正式には「五色沼」とも呼ばれ、周囲約1,080メートル、直径約325メートル、最大水深約27.6メートルという規模を持つ火口湖。荒々しい外輪山に囲まれたこの湖は、天候や太陽光の角度によって水面の色が緑、青、エメラルドグリーンなどに変化することから「五色沼」の名がついたとされます。周辺は今も活火山としての活動が続くエリアで、噴気が見られる場所もあり、地球の営みを間近に感じられる貴重な景観です。訪れるには、蔵王エコーラインから分岐する有料道路「蔵王ハイライン」を通り、終点の駐車場まで車で向かうのが一般的なルート。駐車場から徒歩3分ほどで御釜を見下ろす展望スポットに到着し、さらに歩けば刈田岳山頂や「馬の背」と呼ばれる稜線からも眺めを楽しめます。蔵王エコーライン・ハイラインはいずれも冬季閉鎖される山岳道路で、通行できるのは例年4月下旬から11月上旬までのグリーンシーズンに限られます。夏でも標高が高く肌寒いことがあるため、防寒対策をして訪れたい場所です。
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基本情報
| 名称 | 御釜(五色沼)蔵王連峰の火口湖 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県刈田郡蔵王町・山形県上山市(蔵王連峰刈田岳付近) |
| 見学料 | 無料(蔵王ハイラインの通行料が別途必要、普通車往復600円が目安) |
| 規模 | 周囲約1,080m、直径約325m、最大水深約27.6m |
| 蔵王ハイライン開通期間 | 例年4月下旬〜11月上旬(冬季閉鎖)、通行時間の目安7:30〜17:00(季節により変動) |
| アクセス | 蔵王ハイライン終点の駐車場から徒歩約3分で展望スポットへ |
| 注意事項 | 蔵王ハイラインの通行料は現金のみ。標高が高く夏でも肌寒いことがある |
| 最新情報 | 通行期間や料金は宮城交通公式サイトでご確認ください |
行き方・駐車場
蔵王御釜へは、蔵王エコーラインから分岐する有料道路「蔵王ハイライン」を利用するのが一般的です。仙台方面からは東北自動車道 白石ICから蔵王エコーライン経由で向かいます。蔵王ハイラインは普通車往復600円が目安(2025年4月改定、現金のみ)で、終点に駐車場があります。駐車場から徒歩3分ほどで御釜を見下ろす「蔵王山頂レストハウス・御釜展望台」に到着し、さらに歩けば刈田岳山頂や「馬の背」と呼ばれる稜線からも眺めを楽しめます。蔵王エコーライン・ハイラインはいずれも冬季閉鎖される山岳道路で、2026年の開通期間は4月24日から11月上旬までを予定。通行時間の目安は7:30〜17:00ですが、開通直後や閉鎖前は8:00〜16:00と短縮されることがあります。標高約1,600メートル付近は夏でも肌寒く感じることが多く、風も強いため、防寒着を用意しておくと安心です。蔵王キツネ村など周辺スポットとあわせて回るなら、レンタカーの最安値比較もチェックしてみてください。
蔵王エコーライン・ハイラインは車が必須
蔵王御釜へは公共交通機関でのアクセスが難しく、車が実質必須のスポットです。蔵王キツネ村や白石城とあわせて回るなら、レンタカーでの周遊がおすすめです。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
例年4月下旬に蔵王ハイラインが開通。残雪と新緑が同時に見られることもある季節です。
夏(6〜8月)
標高が高いため、平地の真夏日でも涼しく感じられます。防寒着は夏でも持参がおすすめです。
秋(9〜11月)
御釜周辺の紅葉と、エメラルドグリーンの湖面のコントラストが美しい季節。混雑することが多いです。
冬(12〜3月)
例年11月上旬で蔵王ハイラインは冬季閉鎖され、御釜への直接アクセスはできなくなります。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. まず展望スポットで全景を見る
駐車場から徒歩3分ほどの展望スポットからは、歩かずに御釜の全景を一望できます。天候や時間帯で変わる水面の色を、まずここで確かめてください。

2. 外輪山の地層模様に目を向ける
御釜を囲む外輪山には、火山活動の歴史を物語る縞模様の地層がくっきりと現れています。湖面だけでなく、周囲の岩肌にも注目してみてください。

3. 刈田岳山頂や馬の背まで足を延ばす
時間と体力に余裕があれば、刈田岳山頂や「馬の背」と呼ばれる稜線まで歩いてみてください。展望スポットとは違う角度から御釜を眺められます。

4. 天候を選んで、色の変化を楽しむ
御釜の水面の色は天候や時間帯で表情を変えます。晴れた日の午前中は特に発色が良いとされ、条件が合えば違う日に再訪する価値もあります。
あわせて回りたい、近くの見どころ

近くの人気飲食店
蔵王ハイライン終点の駐車場には売店やレストハウスがあり、軽食を取ることができます。本格的な食事は麓の蔵王温泉街や遠刈田温泉で楽しむのが一般的です。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
蔵王御釜は展望スポットからのパノラマが最大の見どころです。晴天の日の午前中は特に湖面の発色が良く撮影に向いています。
展望スポットは横構図でパノラマに外輪山と湖面を一緒に画角に収める横構図が定番です。晴天の午前中は湖面の発色が良く、鮮やかな一枚になります。
展望スポットは柵の外に出ないようご注意ください
高い位置からは湖の形を強調刈田岳山頂など高い位置から見下ろすと、御釜の楕円形がよりくっきりと見えます。稜線歩きに余裕があれば挑戦してみてください。
稜線は風が強いことがあるためご注意ください
外輪山の縞模様は望遠で寄る外輪山の地層模様は望遠気味に寄ると質感がよく伝わります。順光の時間帯を選ぶと色の違いがくっきり出ます。
強風の日は三脚の使用に注意してください
このエリアの宿(料金比較)
蔵王御釜への拠点としては、麓の遠刈田温泉や蔵王温泉が便利です。翌朝早くに御釜を訪れるなら、蔵王エリアに前泊するのがおすすめです。

白石・宮城蔵王エリア
蔵王御釜を拠点に回るなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
標高約1,600m付近は夏でも肌寒く、風も強いエリアです。この2点から逆算して選びました。
薄手の羽織りもの(防風・防寒)標高が高く、平地より気温が5〜10度ほど低く感じられます。夏でも羽織りものを一枚持っていくと安心です。
歩きやすいスニーカー展望スポットまでの道や刈田岳周辺は舗装されていない箇所もあります。歩きやすい靴での訪問がおすすめです。
よくあるご質問(FAQ)
蔵王御釜の見学は無料ですか。
見学自体は無料ですが、蔵王ハイラインという有料道路を通行する必要があり、普通車往復600円が目安です(現金のみ、改定されることがあります)。
御釜の規模はどれくらいですか。
周囲約1,080m、直径約325m、最大水深約27.6mです。「五色沼」とも呼ばれ、天候や光の角度で水面の色が変化します。
蔵王ハイラインはいつ通行できますか。
例年4月下旬から11月上旬までのグリーンシーズンのみです。冬季は積雪のため閉鎖されます。
駐車場から御釜まではどれくらい歩きますか。
蔵王ハイライン終点の駐車場から徒歩約3分で展望スポットに着きます。刈田岳山頂や馬の背まではもう少し歩きます。
御釜の水面はなぜ色が変わるのですか。
天候や太陽光の角度によって水面の見え方が変化するためと言われています。晴れた日の午前中は特に発色が良いとされます。
蔵王御釜を見学したら、車で約40分の蔵王キツネ村へ。雄大な自然と可愛らしいキツネたちを1日でめぐる、蔵王ならではのコースです。
仙台までの航空券も、まとめて比較
仙台空港ゆきの国内線をANA、JAL、Peachなど横断比較。蔵王御釜へは仙台市内から東北自動車道経由の車移動が基本です。
















