
瑞鳳殿(ずいほうでん)
経ヶ峰の杉木立を石段で登りきると、極彩色の彫刻に覆われた門が現れる。仙台藩祖・伊達政宗は、死してなおこれほど華やかな場所に眠っていました。
このページでわかること
- 瑞鳳殿の見どころと、編集部5指標による評価
- 拝観料(大人・大学生570円、高校生410円、小中学生210円)と開館時間
- 伊達政宗の霊廟として建てられた桃山様式の極彩色建築という歴史的価値
- 戦災焼失から発掘調査、再建までの数奇な歴史
- 仙台駅からのアクセスと、感仙殿・善応殿とあわせた回り方
瑞鳳殿ってどんなところ?
仙台市街を見下ろす経ヶ峰の丘に、仙台藩祖・伊達政宗の霊廟「瑞鳳殿」があります。政宗の遺言により、寛永14年(1637年)に二代藩主・忠宗が造営したもので、桃山様式の絢爛豪華な彫刻と極彩色の装飾で知られています。参道の石段は杉木立に囲まれ、俗世から離れていくような静けさの中を登っていくと、金箔と彩色に彩られた門と本殿が姿を現します。この瑞鳳殿には数奇な歴史があります。創建当初の建物は国宝にも指定されていましたが、昭和20年(1945年)7月の仙台空襲で焼失。その後、昭和49年(1974年)の発掘調査で政宗の遺骨が発見され、そこから得られた資料をもとに昭和54年(1979年)に再建されたのが現在の姿です。平成13年(2001年)には解体復元工事も行われ、創建当初の華やかな彩色が蘇りました。境内には、二代藩主・忠宗の霊廟「感仙殿」、三代藩主・綱宗の霊廟「善応殿」も並び、伊達家歴代藩主の霊廟群として一体で見学できます。資料館「瑞鳳殿資料館」では、発掘調査で見つかった副葬品などの資料が展示され、政宗の人物像により深く触れることができます。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 瑞鳳殿(仙台藩祖・伊達政宗公霊屋) |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2 |
| 拝観料 | 大人・大学生570円、高校生410円、小中学生210円(個人料金) |
| 開館時間 | 2月1日〜11月30日 9:00〜16:50(最終入館16:30)、12月1日〜1月31日 9:00〜16:20(最終入館16:00) |
| 休館日 | 12月31日は全館休館。1月1日は瑞鳳殿のみ開館(感仙殿・善応殿・資料館は休館) |
| 見どころ | 瑞鳳殿(伊達政宗霊廟)、感仙殿(二代忠宗霊廟)、善応殿(三代綱宗霊廟)、瑞鳳殿資料館 |
| アクセス | JR仙台駅からタクシーで約10分、または観光シティループバス「るーぷる仙台」で約15分 |
| 問い合わせ | 電話 022-262-6250。最新情報は瑞鳳殿公式サイトでご確認ください |
行き方・駐車場
JR仙台駅からは、観光シティループバス「るーぷる仙台」を使うと約15分で最寄りのバス停に着きます。タクシーなら約10分。バス停から瑞鳳殿の入口までは、杉木立に囲まれた石段の参道を数分歩きます。石段には手すりも設置されていますが、段数があるため歩きやすい靴での訪問がおすすめです。開館時間は季節により異なり、2月1日〜11月30日は9:00〜16:50(最終入館16:30)、12月1日〜1月31日は9:00〜16:20(最終入館16:00)です。拝観の所要時間は、瑞鳳殿・感仙殿・善応殿・資料館をすべて見学して30分〜1時間ほどが目安。仙台七夕まつりの期間中には「瑞鳳殿 幻想灯夜」というライトアップイベントが行われることもあります。仙台城跡や大崎八幡宮など、伊達政宗ゆかりのスポットとあわせて巡るなら、レンタカーの最安値比較もチェックしてみてください。
仙台市内の周遊はレンタカーが便利
瑞鳳殿は経ヶ峰の丘の上にあり、仙台城跡や大崎八幡宮など伊達政宗ゆかりのスポットは市内に点在しています。まとめて回るならレンタカーが効率的です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
杉木立の参道に新緑が戻り、極彩色の門とのコントラストが際立つ季節です。
夏(6〜8月)
仙台七夕まつりの期間中には「瑞鳳殿 幻想灯夜」のライトアップが行われ、昼とは違う幻想的な姿を見せます。
秋(9〜11月)
境内の木々が色づき、桃山様式の彫刻と紅葉が重なる、フォトジェニックな季節です。
冬(12〜3月)
参道の杉木立が静けさを増し、冬枯れの中に極彩色の門がひときわ鮮やかに浮かび上がります。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 杉木立の石段を、ゆっくり登る
経ヶ峰の丘へ続く石段の参道は、俗世から離れていくような静けさに包まれています。急がずに、木漏れ日を感じながら登ってみてください。

2. 極彩色の門と本殿をじっくり見る
再建にあたり創建当初の彩色が忠実に再現された瑞鳳殿。彫刻の一つひとつに込められた意匠を、時間をかけて見学してください。

3. 感仙殿・善応殿もあわせて巡る
瑞鳳殿だけでなく、二代忠宗の感仙殿、三代綱宗の善応殿も同じ境内にあります。伊達家三代の霊廟をまとめて見学できる貴重な機会です。

4. 資料館で発掘調査の記録を知る
瑞鳳殿資料館には、昭和49年の発掘調査で見つかった副葬品などが展示されています。戦災焼失と再建の歴史を知ってから境内を歩くと、見え方が変わります。
あわせて回りたい、近くの見どころ



近くの人気飲食店
瑞鳳殿は仙台市街から少し離れた丘の上にあり、周辺は静かな住宅街です。食事は仙台駅周辺まで戻るのが基本的な流れになります。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
瑞鳳殿は彫刻の細部と、参道の静けさが撮影の見どころです。極彩色の彩りを活かすなら順光の時間帯がおすすめです。
門は正面から彫刻の彩りを撮る極彩色の彫刻がびっしりと施された門は、正面からの順光でその彩りが最もよく写ります。近づいて彫刻のディテールに寄るのもおすすめです。
堂内の一部は撮影が制限されています
石段の参道は奥行きを活かす杉木立の中をまっすぐ延びる石段は、下から見上げる縦構図で奥行きが出ます。木漏れ日が差す午前中が特におすすめです。
石段は段差があるため撮影中の足元に注意
資料館は緑とのコントラストで瑞鳳殿資料館は周囲の木々に囲まれた落ち着いた佇まい。極彩色の本殿とは対照的な、静かな一枚が撮れます。
館内は撮影ルールに従ってください
このエリアの宿(料金比較)
瑞鳳殿は仙台市街の丘の上にあり、市内中心部のホテルから車やバスで手軽に訪れられます。仙台駅周辺に宿を取るのが定番です。

仙台市中心部エリア
瑞鳳殿を拠点に回るなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
参道には段数の多い石段があり、境内は屋外での見学が中心です。この2点から逆算して選びました。
歩きやすいスニーカー瑞鳳殿への参道は段数の多い石段です。感仙殿・善応殿・資料館まで見学するなら、歩き慣れた靴がおすすめです。
ステンレスボトル/水筒石段を登る参道には自販機が多くありません。夏場の見学は特に、事前に水分を用意しておくと安心です。
よくあるご質問(FAQ)
瑞鳳殿の拝観料はいくらですか。
大人・大学生570円、高校生410円、小中学生210円です(個人料金)。団体割引や障害者割引もあります。
瑞鳳殿の開館時間を教えてください。
2月1日〜11月30日は9:00〜16:50(最終入館16:30)、12月1日〜1月31日は9:00〜16:20(最終入館16:00)です。
瑞鳳殿はなぜ再建されたのですか。
創建当初の建物は国宝でしたが、昭和20年(1945年)の仙台空襲で焼失しました。昭和49年(1974年)の発掘調査をもとに、昭和54年(1979年)に再建されています。
仙台駅からのアクセスを教えてください。
観光シティループバス「るーぷる仙台」で約15分、タクシーで約10分です。
瑞鳳殿だけでなく他の建物も見学できますか。
はい。同じ境内に二代忠宗の霊廟「感仙殿」、三代綱宗の霊廟「善応殿」、発掘資料を展示する「瑞鳳殿資料館」があり、あわせて見学できます。
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