
タデ原湿原・長者原(たでわらしつげん・ちょうじゃばる)
標高1,000mに広がる、国内最大級の中間湿原。木道を歩くだけで、くじゅう連山と季節の花に囲まれます。
このページでわかること
- タデ原湿原が「国内最大級の中間湿原」と呼ばれる理由と、編集部5指標評価
- 面積約38ha、標高約1,000m、2005年にラムサール条約に登録された経緯
- 一部バリアフリーの木道と、長者原ビジターセンターの使い方
- 牧ノ戸峠や瀬の本高原との位置関係(やまなみハイウェイ32.5km地点)
- 坊ガツル、久住山登山の玄関口としての一面
タデ原湿原・長者原ってどんなところ?
やまなみハイウェイを走っていると、標高1,000mのあたりで視界がふっと開けます。タデ原湿原は面積約38ha、国内最大級の面積を誇る中間湿原。乾燥した草原と湿った湿地が入り混じる独特の環境で、2005年には隣接する坊ガツル湿原とともに「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」としてラムサール条約に登録されました。湿原の中には木道が整備されていて、一部はバリアフリー対応。小さな子どもからお年寄りまで、特別な装備なしに湿原の空気を味わえるのが最大の魅力です。散策の起点になるのが長者原ビジターセンター。草花や生きものの最新情報、くじゅう地域の自然についての展示があり、木道歩きの前後に立ち寄る人がほとんどです。やまなみハイウェイ上では32.5km地点にあたり、牧ノ戸峠までは約5km、瀬の本高原までは約9km。峠越えの手前で、いったん高原らしいゆったりとした景色に包まれる場所です。長者原はまた、坊ガツルや久住山への登山口としても知られ、湿原歩きの観光客と本格的な登山者が同じ駐車場から出発していく、くじゅう高原らしい交差点になっています。
フォトギャラリー



基本情報
| 名称 | タデ原湿原(たでわらしつげん)/長者原(ちょうじゃばる) |
|---|---|
| 所在地 | 大分県玖珠郡九重町長者原 |
| 面積・標高 | 面積約38ha、標高約1,000m |
| 入場料 | 無料(木道は自由に散策可能) |
| 登録 | 2005年、坊ガツル湿原とともに「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」としてラムサール条約登録 |
| 設備 | 木道(一部バリアフリー)、長者原ビジターセンター |
| 位置 | やまなみハイウェイ32.5km地点。牧ノ戸峠まで約5km |
行き方・駐車場
やまなみハイウェイ沿い、長者原バス停すぐの立地です。大分自動車道 九重ICから車で約20分(概算)。牧ノ戸峠からは約5km、瀬の本高原からは約9km(概算)と、くじゅう高原ドライブの中間地点にあたります。長者原ビジターセンターに駐車場があり、木道の入口もすぐそば。木道は歩きやすいですが、雨天時は滑りやすくなるので注意してください。レンタカー未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
くじゅう高原めぐりはレンタカーで
長者原からやまなみハイウェイ沿いの各スポットへは、公共交通の本数が限られます。くじゅう高原全体を効率よく回るなら、レンタカーでの移動が現実的です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
新緑が湿原を包み、山焼き後の若草が芽吹く季節。くじゅう連山の残雪とのコントラストが美しい時期です。
夏(6〜8月)
緑の湿原と青空のコントラストが鮮やかな季節。木道を渡る風が心地よく、長時間の散策にも向いています。
秋(9〜11月)
ススキが湿原一面を覆う季節。夕方の逆光でススキが輝く時間帯は、一年でも指折りの美しさです。
冬(12〜3月)
山焼き前の枯れ野原が広がる季節。防寒対策をすれば、人の少ない静かな湿原歩きが楽しめます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 木道をゆっくり一周する
一部バリアフリーの木道は、特別な装備なしに湿原の空気を味わえます。くじゅう連山を眺めながらのんびり歩いてみてください。

2. 長者原ビジターセンターに立ち寄る
散策の前後に立ち寄れば、草花や生きものの最新情報が手に入ります。くじゅう地域の自然について知ってから歩くと、見える景色が変わります。

3. 登山者の出発を見送る
長者原は坊ガツルや久住山への登山口。早朝、登山準備をする人たちの姿から、この場所がただの観光地でないことが伝わってきます。

4. 季節の花を探しながら歩く
中間湿原ならではの植生で、季節ごとに違う花が咲きます。木道から外れずに、足元の小さな変化を楽しんでください。
あわせて回りたい、近くの見どころ

やまなみハイウェイ(牧ノ戸峠)
長者原から約5km、やまなみハイウェイの最高地点。標高1,330mの峠から、くじゅう連山と阿蘇方面を一望できます。


坊ガツル湿原・久住山
長者原登山口から徒歩約2時間。タデ原湿原とともにラムサール条約に登録された、くじゅう連山の懐に広がる湿原です。
近くの人気飲食店
長者原周辺は、やまなみハイウェイ沿いの食事処が集まるエリア。散策の前後にちょうどいい距離感で選べます。
レストハウスやまなみレストラン・カフェ📍Googleマップで現在地からのルートを見る長者原にある展望レストラン。豊後牛や九重"夢"ポーク、高原野菜を使った料理を、タデ原湿原とくじゅう連山を眺めながら味わえます。

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
木道からの撮影は、湿原とくじゅう連山を同時に収められるのが魅力。季節と時間帯で表情が大きく変わります。
木道は水平線を意識して湿原は開けた地形なので、水平をきちんと合わせるだけで写真の印象が大きく変わります。くじゅう連山を背景に入れるのが定番です。
木道から外れずに撮影してください
足元の小さな景色も見逃さない湿地に咲く小さな花や、季節ごとの草紅葉など、足元にも見どころがあります。マクロ撮影を試してみるのもおすすめです。
植生保護のため木道からは降りないこと
このエリアの宿(料金比較)
長者原周辺、九重・日田・天瀬エリアに宿を取れば、翌朝の坊ガツル登山や牧ノ戸峠ドライブへの移動がスムーズです。

九重・日田・天瀬エリア
タデ原湿原・長者原めぐりの拠点に※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
木道歩きは軽装で楽しめますが、坊ガツルや久住山への登山口も兼ねる場所。天候の変わりやすさに備えた装備があると安心です。
歩きやすいスニーカー木道は雨天時に滑りやすくなります。グリップの効いた靴で歩くと安心です。
薄手の羽織りもの標高1,000mの湿原は、天候が変わると急に肌寒くなります。1枚持っておくと安心です。
ステンレスボトル長者原ビジターセンター周辺以外は自販機が少なめ。水分補給用に持っておくと安心です。
よくあるご質問(FAQ)
タデ原湿原の入場料はいくらですか。
無料です。木道が整備されており、自由に散策できます。
タデ原湿原はなぜラムサール条約に登録されているのですか。
面積約38haの国内最大級の中間湿原であることが評価され、2005年に隣接する坊ガツル湿原とともに「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」として登録されました。
木道は車椅子やベビーカーでも歩けますか。
木道の一部はバリアフリー対応です。ただし雨天時は滑りやすくなるため、天候を確認してから訪れることをおすすめします。
長者原ビジターセンターでは何ができますか。
草花や生きものの最新情報、くじゅう地域の自然についての展示が見られます。散策の前後に立ち寄ると、湿原の見方が変わります。
坊ガツルや久住山への登山口はここですか。
はい。長者原は坊ガツル、久住山への代表的な登山口の一つです。登山口から坊ガツルまでは徒歩約2時間です。
タデ原湿原・長者原は、くじゅう高原モデルコースで牧ノ戸峠とくじゅう花公園をつなぐ中継地点。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
熊本空港IN、大分空港OUTの周遊なら、往路と復路で空港を変える組み方が定番です。ANA、JAL、スカイマークなど各社の運賃を横断比較できます。
















