
なごみの塔(赤山公園)
玻座間西集落の丘に、白いコンクリートの塔が静かに立っています。かつて島いちばんの展望地だった塔を、今は下から見上げる時間が待っています。
このページでわかること
- なごみの塔が竹富島のシンボルになった歴史と、編集部5指標による評価
- 塔の高さ4.5m、歩道からの高さ約8.7m、鉄筋コンクリート造という構造の見どころ
- 老朽化のため2016年から登壇できない現状と、2020年の保存修繕工事について
- 石垣港離島ターミナルから竹富島までのアクセス(高速船10〜15分、片道880円)と赤山公園までの行き方
- 島内の食事処や、石垣島の宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
なごみの塔ってどんな場所?
赤山公園の小さな丘の上に、ぽつんと立つ白いコンクリートの塔があります。なごみの塔は、玻座間西集落のほぼ中心にあるこの公園のシンボルで、塔自体の高さは4.5m、歩道からの高さは約8.7m。2006年3月に国の登録有形文化財に登録された、竹富島の歴史を静かに物語る建造物です。かつては島いちばんの展望地として、多くの旅人がこの階段を上り、赤瓦の海を見渡してきました。ただし今は、老朽化のため2016年9月20日から登り降りができません。2019年10月から2020年2月末にかけて保存修繕工事が行われましたが、修繕後も国や県からは不特定多数の利用は難しいとの見解が示され、現在も登壇は禁止のままです。だからこそ、今のなごみの塔の楽しみ方は、下から見上げること。青空に向かって伸びる白い塔と、周りを囲む岩とガジュマルの緑。かつて多くの人がここから見た景色に思いを馳せながら、地上からその姿を静かに見上げる時間も、島の歴史に触れるひとつの過ごし方です。
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基本情報
| 名称 | なごみの塔(赤山公園) |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富(玻座間西集落、赤山公園内) |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造。塔自体の高さ4.5m、歩道からの高さ約8.7m |
| 指定 | 2006年3月27日、国の登録有形文化財に登録 |
| 利用制限 | 老朽化のため2016年9月20日から登り降り禁止。2019年10月〜2020年2月末に保存修繕工事を実施したが、修繕後も利用が制限されており、現在も登壇はできません |
| アクセス | 竹富港(東港)から徒歩約15分、またはレンタサイクルで約5分 |
行き方・駐車場
竹富島へは石垣港離島ターミナルから高速船で10〜15分、片道880円です。竹富港(東港)から赤山公園までは、徒歩約15分、レンタサイクルなら約5分。集落の中を通り抜けていく道のりなので、赤瓦の町並み散策とあわせて立ち寄るのがおすすめです。赤山公園自体は入場無料で、いつでも外観を見学できます。ただし、なごみの塔は老朽化のため2016年9月20日から登り降りができません。2019年10月から2020年2月末にかけて保存修繕工事が行われましたが、修繕後も国や県から不特定多数の利用は難しいとの見解が示され、現在も登壇は禁止されています。公園内の階段には立入禁止の掲示があるので、掲示に従って外観の見学にとどめてください。石垣港離島ターミナルまでのアクセスに車を使う人は、レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
石垣島側の移動はレンタカーが便利
赤山公園への移動は徒歩やレンタサイクルが基本ですが、石垣港離島ターミナルまでのアクセスには、石垣島でのレンタカーが役立ちます。新石垣空港から直接向かうなら、早めの手配が安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
公園を囲む緑が芽吹き、過ごしやすい気候になる季節。集落散策の合間に立ち寄るのにちょうどいい時期です。
夏(6〜8月)
強い日差しの下、白い塔の色がいっそう際立つ季節。日陰の少ない公園なので、日中は帽子や日傘があると安心です。
秋(9〜11月)
旧暦9月から10月にかけて、赤山公園にほど近い世持御嶽で種子取祭(タナドゥイ)が行われます。約600年の歴史を持つ、島でもっとも大切な祭りです。
冬(12〜3月)
過ごしやすい気候で、公園散策にはねらい目の季節。日没が早いので、集落散策とあわせて午前中や午後早めに訪れるのがおすすめです。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 白い塔を、下から静かに見上げる
青空に向かって伸びる白いコンクリートの塔は、下から見上げるだけでも十分に印象的です。周りを囲む岩とガジュマルの緑とのコントラストを楽しんでください。

2. 塔が歩んできた歴史に思いを馳せる
2006年に国の登録有形文化財となったこの塔は、かつて多くの旅人が階段を上った展望地でした。今は登れませんが、その歴史を知ってから眺めると、見え方が変わってきます。

3. 公園のベンチで、ひと休みする
赤山公園には腰を下ろせる場所があります。集落散策の合間に立ち寄って、木陰で少し休むのにちょうどいい広場です。

4. 公園の周りの集落散策とあわせて楽しむ
なごみの塔は集落のほぼ中心にあります。塔を見学したあとは、そのまま周辺の赤瓦の町並みを歩いて、竹富島らしい景色を続けて味わってみてください。

5. 夕方の静けさの中で塔を眺める
観光客が減る夕方は、公園がいちばん静かになる時間。日中とは違う落ち着いた空気の中で、塔と向き合う時間を過ごせます。
あわせて回りたい、近くの見どころ

竹富島の集落(赤瓦の町並み)
東、西、仲筋の3つの集落からなる、国の重要伝統的建造物群保存地区。なごみの塔は集落のほぼ中心にあり、散策の合間に立ち寄れます。


西桟橋
国登録有形文化財のサンゴ石造りの桟橋。西向きの立地を生かした夕日の名所で、塔の見学のあと自転車で足を延ばせます。

竹富島ビジターセンター ゆがふ館
竹富港のすぐそばにある観光案内拠点。なごみの塔をはじめ、島の文化財についての資料も揃っています。
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近くの人気飲食店
赤山公園の周辺には食事処が多くありません。すぐそばの集落まで歩くと、地元で愛される食堂やカフェが見つかります。
HaaYa nagomi-cafe(ハーヤナゴミカフェ)カフェ📍Googleマップで現在地からのルートを見るなごみの塔の目の前にある、竹富島唯一の2階建て建物のカフェ。かき氷やケーキセット、カレーやタコライスなどの軽食が楽しめます。



※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
なごみの塔は登壇できないぶん、外観をどう見せるかが写真の見どころになります。周囲の岩や緑を含めて、塔全体の佇まいを楽しんでください。
塔全体を、周囲の岩や緑と一緒に塔だけでなく、公園の岩やガジュマルの緑を手前に入れると、赤山公園らしい奥行きのある一枚になります。青空の日は特に白い塔が映えます。
塔の階段や柵の内側には立ち入らないでください
掲示や案内板も、記録として撮っておく立入禁止の理由や修繕の経緯を伝える掲示板があれば、あわせて撮っておくと、あとで見返したときに塔の歴史を思い出しやすくなります。
夕方は、周辺の集落の灯りとあわせて日が傾く時間帯は、塔のまわりの集落に灯りがともり始めます。塔単体よりも、周辺の風景と組み合わせると、竹富島らしい雰囲気が出ます。
暗くなってからは足元に注意してください
このエリアの宿(料金比較)
なごみの塔のある竹富島には宿泊施設がほとんどなく、日帰りで巡るのが基本の島です。宿泊するなら石垣島に泊まり、高速船で竹富島へ通うのが定番の組み方。石垣島の宿を横断で比べてみてください。

石垣島(竹富島への玄関口)
竹富島日帰りの拠点にするなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
なごみの塔の周辺は集落の一部で、歩きと日差し対策が中心になります。虫除けや扇風機など、快適に見学するための持ち物を選びました。
UVカット帽子赤山公園は日陰の少ない場所もあります。つばの広いUVカット帽子があると、見学中の日差し対策になります。
歩きやすい靴公園内は岩の多い場所もあります。歩き慣れたスニーカーがあると、足元を気にせず見学できます。
コンパクト双眼鏡塔には登れませんが、双眼鏡があれば、遠くの屋根やシーサーの表情まで細かく観察できます。集落散策のお供にもなります。
虫除けスプレー緑の多い公園なので、季節によって虫が気になることがあります。肌の露出が多い服装のときは、虫除けを一本持っておくと安心です。
携帯扇風機風の少ない公園内では体感の暑さが増します。首かけタイプの携帯扇風機があると、見学中も快適に過ごせます。
よくあるご質問(FAQ)
なごみの塔には登れますか。
登れません。老朽化のため2016年9月20日から登り降りが禁止されています。2019年10月から2020年2月末にかけて保存修繕工事が行われましたが、修繕後も国や県から不特定多数の利用は難しいとの見解が示され、現在も登壇はできません。
なごみの塔はいつ国の文化財に登録されましたか。
2006年3月27日に、国の登録有形文化財に登録されました。塔自体の高さは4.5m、歩道からの高さは約8.7mです。
なごみの塔へはどうやって行きますか。
石垣港離島ターミナルから高速船で10〜15分、片道880円です。竹富港(東港)から赤山公園までは、徒歩約15分、レンタサイクルなら約5分です。
赤山公園の見学に料金はかかりますか。
無料です。いつでも公園に入り、なごみの塔の外観を見学できます。
なごみの塔の近くに食事処はありますか。
塔の目の前に「HaaYa nagomi-cafe(ハーヤナゴミカフェ)」があり、かき氷やカレー、タコライスなどの軽食を楽しめます。
なごみの塔は、石垣・八重山 3泊4日モデルコースで竹富島の集落を歩く日に、赤瓦の町並みとあわせて立ち寄りたいスポット。塔の外観を見学したあとは、そのまま集落散策へ続けるのが自然な流れです。
航空券も、まとめて比較
新石垣空港ゆきの国内線をANA、JAL、ピーチ、ソラシドエアなど横断比較。八重山は人気路線で空席が日々動くため、早めのチェックが安心です。
















