
仲間川マングローブクルーズ(なかまがわマングローブクルーズ)
大原港から船に乗った瞬間、街の気配が消えます。流域面積日本一のマングローブ林を、エンジン音だけを連れてゆっくり遡っていく時間。
このページでわかること
- 仲間川が「流域面積日本一のマングローブ林」と呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
- 大原港すぐの「ショップじゅごん」での乗船券の買い方(予約不要)
- 日本最大のサキシマスオウノキを船上から見学するポイント
- 運航が潮の干満で変動する仕組みと、乗る前に確認しておきたいこと
- 西表島の他の見どころ(ピナイサーラの滝、マリユドゥ・カンピレーの滝、由布島)との回り方
仲間川マングローブクルーズってどんなところ?
西表島の南側を流れる仲間川は、流域面積が日本一のマングローブ林を抱える川です。その一帯は「仲間川天然保護区域」として国の天然記念物に指定されており、約200haにわたってオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギといったマングローブ植物が川の両岸を埋めています。大原港からすぐの「ショップじゅごん」で乗船券を買えば、予約なしでそのまま観光船に乗り込めるのも魅力。エンジン音を響かせながら川を遡っていくと、両岸の緑がしだいに深くなり、やがて根を大きく張り出した日本最大のサキシマスオウノキが船上から見えてきます。板根と呼ばれるその根の造形は、まるで自然が造った彫刻のよう。運航のダイヤは潮の干満によって変わるため、時刻表をあてにせず、その日の状況を港で確認してから乗るのがこの川の流儀です。西表島に来たなら、まず最初に体で感じてほしい、島の呼吸そのもののような時間です。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 仲間川マングローブクルーズ/仲間川天然保護区域(国指定天然記念物) |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町字南風見(西表島) |
| 乗船券 | 大原港すぐの「ショップじゅごん」で販売。予約不要 |
| 運航 | 潮の干満で運航時間が変動するため、断定的な時刻表はありません。当日港で状況を確認してください |
| 見どころ | 日本最大のサキシマスオウノキを船上から見学できます |
| アクセス | 石垣港離島ターミナルから高速船で大原港まで約40分。港から乗船場まで徒歩すぐ |
行き方・駐車場
西表島へは、石垣港離島ターミナルから高速船に乗ります。仲間川マングローブクルーズの乗船場がある大原港までは約40分。反対側の上原港へは約45〜50分かかるため、仲間川を目的にするなら大原港ゆきの便を選ぶのが基本です。港に着いたら、すぐそばの「ショップじゅごん」で乗船券を購入すれば、その場でクルーズ船に乗り込めます。予約は不要ですが、運航は潮の干満によって時間が変わるため、断定的な時刻表は存在しません。当日、港で最新の運航状況を確認してから予定を組んでください。真夏は炎天下での待ち時間も体力を奪うので、日陰で待つ、こまめに水分を取るなど、熱中症対策を忘れずに。フェリーの時刻は季節や天候で変動するため、事前に運航会社の公式サイトで最新のダイヤを確認しておくと安心です。石垣島側の空港や市街からのレンタカーが未手配なら、レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
石垣島内の移動はレンタカーが便利
西表島の乗船場までは高速船ですが、石垣島側では新石垣空港や市街から石垣港離島ターミナルまでの移動にレンタカーがあると身軽です。八重山を回る日程を組むなら、早めの手配が安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
西表島の春は雨が増え始める時期。雨上がりのマングローブ林は緑がいっそう濃く見え、観光客も比較的少なめで、静かなクルーズを楽しめます。
夏(6〜8月)
一年で最も蒸し暑くなる季節。日差しが強烈なので、大原港での待ち時間も含めて熱中症対策は必須です。船上は川風が心地よく、暑さをしのぐ時間にもなります。
秋(9〜11月)
台風シーズンが落ち着き始め、湿度も少しずつ和らぐ時期。マングローブの緑と青空のコントラストが美しく、写真映えする季節でもあります。
冬(12〜3月)
西表島でも比較的過ごしやすい季節。観光客が落ち着き、ゆったりとクルーズを楽しみたい人にはおすすめの時期です。ただし海況は日によって変わるため、当日の運航状況の確認は忘れずに。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 大原港で乗船券を買い、そのまま乗り込む
「ショップじゅごん」で乗船券を買えば予約なしでそのまま乗船できます。到着したその足で川に出られる身軽さが、この体験の入り口です。

2. 流域面積日本一の林を、船上から見渡す
仲間川天然保護区域は国指定天然記念物。オヒルギやメヒルギが川岸を埋め尽くす景観は、他の川ではなかなか味わえないスケール感です。

3. 日本最大のサキシマスオウノキを探す
上流に進むと現れる、板根が大きく張り出したサキシマスオウノキ。自然が作った彫刻のような根の造形を、船上からじっくり眺めてください。

4. エンジン音と川風だけの時間に身をゆだねる
西表島に着いてまず最初に、島の呼吸を感じられる場所。会話を減らして、川と森の気配に耳を澄ませてみてください。

5. 同じ日にピナイサーラの滝へ足を延ばす
体力と天候に余裕があれば、沖縄県一の落差を誇るピナイサーラの滝のツアーと組み合わせるのも西表島らしい一日の過ごし方です。
あわせて回りたい、近くの見どころ

ピナイサーラの滝
沖縄県一の落差55mを誇る象徴的な滝。カヌーとトレッキングを組み合わせたツアーでのみアクセスできます。仲間川と同じ西表島内の見どころです。

マリユドゥの滝・カンピレーの滝
浦内川上流、ジャングルクルーズとトレッキングで巡る西表島屈指の滝コンビ。軍艦岩からの往復は初心者向けの約3時間です。

由布島
西表島から水牛車でのんびり渡る、島全体が亜熱帯植物園の小島。仲間川クルーズとあわせて、西表島の一日に組み込みやすい見どころです。
近くの人気飲食店
仲間川の乗船場がある大原港の周辺には、乗船前後の腹ごしらえに使える食堂が点在しています。西表島は店の数そのものが限られるので、断定的な店名より先に、営業状況を当日確認する前提で立ち寄るのが安心です。
大原港周辺の食堂沖縄そば・定食📍Googleマップで現在地からのルートを見る大原港の近くには、沖縄そばや定食を出す食堂が数軒あります。クルーズの前後にさっと食事を済ませるのに便利な立地です。営業時間は店により異なるため、当日の確認をおすすめします。
大原港周辺の売店・軽食コーナー売店・軽食📍Googleマップで現在地からのルートを見る港のターミナル周辺には、軽食や飲み物を扱う売店もあります。乗船待ちの合間の水分補給や、ちょっとした行動食の調達に活用してください。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
仲間川は水面の反射と緑の濃淡が主役の被写体です。船は揺れるので、無理な身を乗り出しは禁物。安全に配慮しながら、川の表情を切り取ってください。
出航直後の川幅の広い場所で全景を撮る大原港を出てすぐは川幅が広く、両岸の緑と空を一枚に収めやすいポイントです。船が動き出す前の一枚も、旅の記録として残しておきたい構図です。
船の揺れに注意して安全な体勢で撮影を
岸に寄るタイミングで根の造形を狙う船が岸に寄るタイミングは、マングローブの複雑な根の造形を撮る好機です。水面すれすれの低い位置から狙うと、林の密度が伝わります。
手すりから身を乗り出さないでください
サキシマスオウノキは引きで全体を日本最大のサキシマスオウノキは板根が大きく張り出しています。近づきすぎず引いて撮ると、根の広がりと木の大きさがしっかり伝わります。
船内アナウンスのタイミングに合わせて構えておくとスムーズです
このエリアの宿(料金比較)
仲間川クルーズは日帰りでも十分楽しめますが、西表島に宿を取れば早朝の静かな港や、夜の満点の星空まで味わえます。石垣島から日帰りで通う場合も、西表・石垣を横断して宿を比較してみてください。

石垣・西表エリア
西表島の自然をじっくり味わうなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
仲間川クルーズは船上で過ごす時間が中心。強い日差しと、待ち時間の暑さから逃げる工夫を持っていくと快適です。
帽子(UVカット)船上は日陰が少なく、大原港での待ち時間も日差しにさらされます。つばの広い帽子があると、体感がかなり変わります。
日焼け止め(サンゴにやさしいタイプ)西表島の紫外線は本州とは桁違い。船上は照り返しも強いので、こまめに塗り直せる携帯サイズがあると安心です。
双眼鏡船は岸から一定の距離を保って進みます。サキシマスオウノキや野鳥をもっと近くで見たいときに、双眼鏡が一つあると景色の解像度が変わります。
モバイルバッテリー写真や動画を撮り続けると、スマートフォンの充電はあっという間に減ります。次の予定(滝ツアーや由布島)に響かないよう、予備の電源を持っておくと安心です。
虫除けスプレーマングローブ林の周辺は虫が多い環境です。港での待ち時間や乗下船時のためにも、一本持っておくと快適に過ごせます。
よくあるご質問(FAQ)
仲間川マングローブクルーズは予約が必要ですか。
予約は不要です。大原港すぐの「ショップじゅごん」で乗船券を購入すれば、そのまま乗船できます。
運航時間は何時から何時までですか。
仲間川の運航は潮の干満によって時間が変動するため、断定的な時刻表はありません。当日、港で最新の運航状況を確認してください。
石垣島からどうやって行きますか。
石垣港離島ターミナルから高速船に乗り、大原港まで約40分です。港から乗船場までは徒歩すぐの距離です。
仲間川の見どころを教えてください。
流域面積日本一のマングローブ林(仲間川天然保護区域、国指定天然記念物)と、日本最大のサキシマスオウノキが船上から見学できます。
暑さ対策は必要ですか。
真夏の西表島は炎天下での待ち時間も体力を奪います。帽子や日焼け止め、こまめな水分補給など、熱中症対策をしっかり行ってください。
仲間川マングローブクルーズは、石垣・竹富・西表 モデルコースの西表島終日に組み込みやすい、島に着いてまず最初の一枠。由布島や滝ツアーと組み合わせて一日を組んでみてください。
航空券も、まとめて比較
新石垣空港ゆきの国内線をANA、JAL、ピーチ、ソラシドエアなど横断比較。西表島は港のダイヤに合わせた早朝出発が有利になることもあるので、早めのチェックが安心です。
















