
竹富島の集落(赤瓦の町並み)
高速船を降りて数分。サンゴの白い道を曲がるたび、赤瓦の屋根とブーゲンビリアの赤が入れ替わり立ち替わり現れます。
このページでわかること
- 竹富島の集落が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された理由と、編集部5指標による評価
- 東、西、仲筋という3つの集落に残る赤瓦屋根とサンゴの石垣の町並み
- 三線の演奏付きで定番の水牛車観光の楽しみ方
- 石垣港離島ターミナルから竹富島までのアクセス(高速船10〜15分、片道880円)と島内の移動手段
- 島内の食事処や、石垣島の宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
竹富島の集落ってどんなところ?
高速船を降りて数分歩くと、時間の流れそのものが変わります。竹富島には東、西、仲筋という3つの集落があり、赤瓦の屋根と白い漆喰のシーサー、サンゴの石垣が織りなす町並みが、今も暮らしの中でそのまま息づいています。1987年、この一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。観光地として整備されたのではなく、島の人たちが守り続けてきた暮らしの風景が、結果として指定を受けたという順番に、この島の誠実さが表れています。真っ白なサンゴの砂道は、車ではなく人と自転車と水牛車のための道。ゆっくり角を曲がるたびに、赤瓦の家並みとブーゲンビリアの赤、デイゴの緑が入れ替わり立ち替わり現れます。三線の音色を響かせながらゆっくり進む水牛車観光は、この島でいちばん定番の過ごし方。屋根の上でこちらを睨むシーサーに手を振りながら、島の速度に自分を合わせていく。それだけで、旅の疲れがほどけていくのがわかります。
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基本情報
| 名称 | 竹富島の集落(東集落、西集落、仲筋集落) |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富 |
| 指定 | 1987年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定 |
| 見どころ | 赤瓦屋根とサンゴの石垣が続く町並み、水牛車観光(三線の演奏付き) |
| アクセス | 竹富港(東港)から徒歩約10〜15分、またはレンタサイクルで約5分 |
| 見学時間の目安 | 集落散策で1〜2時間、水牛車観光は約30分 |
行き方・駐車場
竹富島へは石垣港離島ターミナルから高速船で10〜15分、片道880円です。竹富港(東港)に着いたら、集落までは徒歩約10〜15分、レンタサイクルなら約5分。港のすぐそばにレンタサイクル店が並んでいるので、思い立ったらすぐに自転車で島を回れます。竹富島には路線バスやレンタカーがなく、島内の移動は徒歩、レンタサイクル、水牛車が基本。真っ白なサンゴの砂道は車を想定していないので、この移動手段こそが集落の景観を守ってきた理由でもあります。集落の入口にはいくつか水牛車の乗り場があり、三線の演奏を聴きながら赤瓦の町並みをのんびり巡る観光が定番。所要時間は約30分で、当日受付できる場合もありますが、繁忙期は事前予約が安心です。石垣港離島ターミナルまでのアクセスに車を使う人は、レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
石垣島側の移動はレンタカーが便利
竹富島の中にレンタカーはありませんが、石垣港離島ターミナルまでのアクセスには、石垣島でのレンタカーが役立ちます。新石垣空港からターミナルへ直接向かうなら、早めの手配が安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
海風がまだ心地よい季節。集落を歩くにはいちばん快適な時期で、庭先のブーゲンビリアやハイビスカスも鮮やかに咲きます。
夏(6〜8月)
強い日差しの下、赤瓦の屋根とサンゴの石垣の白がいっそう際立つ季節。日中は暑さが厳しいので、日陰を選びながらの散策がおすすめです。
秋(9〜11月)
旧暦9月から10月にかけて、世持御嶽で種子取祭(タナドゥイ)が行われます。約600年の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財に指定された、島でもっとも大切な祭りです。
冬(12〜3月)
過ごしやすい気候で、集落散策にはねらい目の季節。日没が早いので、水牛車観光や散策は早めの時間に計画すると安心です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 赤瓦の屋根の連なりを眺める
一軒だけでなく、屋根が連なって見える場所を探すのがコツ。赤瓦の色合いは一軒ごとに微妙に違い、経年の風合いが町並みに奥行きを与えています。

2. シーサーの表情を見比べる
一軒ごとに違う顔つきのシーサーが、屋根の上から島を見守っています。怖い顔、笑った顔、家によって個性があるので、探しながら歩くと飽きません。

3. 三線の音を聴きながら水牛車に乗る
ゆっくりとした足取りで進む水牛車の上、鳴らされる三線の音色に耳を澄ませてみてください。歩くのとはまったく違う速さで、集落の景色が流れていきます。

4. 日暮れどきの集落を歩く
観光客が減る夕方は、集落がいちばん静かになる時間。家々に明かりがともり始める頃合いを歩くと、暮らしの島としての竹富島の素顔が見えてきます。

5. 石垣越しの庭木や花を探す
サンゴの石垣は低く積まれているので、庭先の花木がよく見えます。ハイビスカスやブーゲンビリア、季節の花を探しながら歩くのも楽しみ方のひとつです。
あわせて回りたい、近くの見どころ

なごみの塔(赤山公園)
集落のほぼ中心、赤山公園に立つ国の登録有形文化財の塔。老朽化のため登壇はできませんが、外観の見学は集落散策の途中に組み込みやすい距離です。


西桟橋
国登録有形文化財のサンゴ石造りの桟橋。西向きの立地を生かした夕日の名所で、集落から自転車で足を延ばせる距離にあります。

竹富島ビジターセンター ゆがふ館
竹富港のすぐそばにある観光案内拠点。集落を歩く前に立ち寄ると、島の自然や文化への理解が深まります。
石垣・八重山 3泊4日モデルコースで竹富島を効率よく回る順番を見る ›
近くの人気飲食店
竹富島は小さな島なので、集落の中や港へ続く道沿いに、地元で愛される食堂やカフェが点在しています。営業時間や定休日は変動しやすいので、訪問前の確認が安心です。
そば処 竹の子八重山そば・食堂📍Googleマップで現在地からのルートを見る1975年創業、竹富島でも指折りの老舗八重山そば店。コクがありながらあっさりとしたスープが特徴で、ランチタイムには行列ができる人気ぶりです。そばがなくなり次第終了。

ちろりん村カフェ・バー📍Googleマップで現在地からのルートを見る仲筋集落の端にあるおしゃれなカフェ&バー。南国のスムージーやカクテル、島カレー、八重山つけそばが楽しめ、島内では貴重な遅い時間まで営業する一軒です。

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
竹富島の集落は、静けさとサンゴの白い道そのものが主役です。急がず、生活の場であることを意識しながら歩くと、より深く景色を味わえます。
屋根の連なりを、少し引いて撮る一軒だけでなく、数軒の赤瓦屋根が重なって見える場所を探すと、集落らしい奥行きのある写真になります。電線が入りにくい角度を探すのもコツです。
民家の敷地内には立ち入らないでください
砂の道は、まっすぐ奥まで入れる白いサンゴの道がまっすぐ続く構図は、竹富島らしさが伝わりやすい一枚。人や水牛車が入るタイミングを待つと、スケール感が出ます。
水牛車の通行を妨げない位置で撮影を
シーサーは望遠気味に寄る屋根の上のシーサーは思ったより高い位置にあります。ズームで表情を切り取ると、一軒ごとの個性が際立ちます。
道路の真ん中に立ち止まらないよう注意してください
このエリアの宿(料金比較)
竹富島には宿泊施設がほとんどなく、日帰りで巡るのが基本の島です。宿泊するなら石垣島に泊まり、高速船で竹富島へ通うのが定番の組み方。石垣島の宿を横断で比べてみてください。

石垣島(竹富島への玄関口)
竹富島日帰りの拠点にするなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
竹富島の集落は炎天下の砂道を歩く時間が長くなります。日差し対策と歩きやすい靴を中心に、身軽に楽しめる持ち物を選びました。
UVカット帽子集落には日陰の少ない道が多く、真夏の日差しは想像以上です。つばの広いUVカット帽子があると、散策がぐっと快適になります。
歩きやすい靴サンゴの砂道は思ったより凹凸があります。ヒールやサンダルより、歩き慣れたスニーカーの方が集落散策には向いています。
虫除けスプレー緑の多い集落は、季節によって虫が気になることがあります。肌の露出が多い服装のときは特に、虫除けを一本持っておくと安心です。
携帯扇風機風の少ない路地では体感の暑さが増します。首かけタイプの携帯扇風機があると、水牛車の待ち時間なども快適に過ごせます。
ウェットティッシュ砂道を歩くと手や足が汚れやすくなります。水牛車に乗る前後や食事の前に使えるウェットティッシュを、ポーチに一つ入れておくと便利です。
よくあるご質問(FAQ)
竹富島の集落へはどうやって行きますか。
石垣港離島ターミナルから高速船で10〜15分、片道880円です。竹富港(東港)に着いたら、集落までは徒歩約10〜15分、レンタサイクルなら約5分です。
竹富島の集落が重要伝統的建造物群保存地区に選定されたのはいつですか。
1987年(昭和62年)に、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。赤瓦屋根とサンゴの石垣が続く、東、西、仲筋の3つの集落が対象です。
水牛車観光はどこで乗れますか。
集落の入口付近にいくつか乗り場があります。三線の演奏を聴きながら約30分かけて集落を巡るのが定番のコースです。当日受付できる場合もありますが、繁忙期は事前予約が安心です。
竹富島の集落にレンタカーはありますか。
ありません。竹富島の島内移動は徒歩、レンタサイクル、水牛車が基本です。港のそばにレンタサイクル店が並んでいます。
集落散策にはどれくらい時間がかかりますか。
集落全体をゆっくり歩くと1〜2時間が目安です。水牛車観光を組み合わせる場合は、さらに30分ほど見ておくと安心です。
竹富島の集落は、石垣・八重山 3泊4日モデルコースで竹富島を訪れる日の、最初に歩きたいエリア。ゆがふ館で島の予習をしてから集落へ向かうのが黄金ルートです。
航空券も、まとめて比較
新石垣空港ゆきの国内線をANA、JAL、ピーチ、ソラシドエアなど横断比較。八重山は人気路線で空席が日々動くため、早めのチェックが安心です。
















