
加蘇山神社(かそやまじんじゃ)
霊山・石裂山(おざくさん)の山懐に抱かれた秘境の古社。樹齢1000年の千本桂と、大岩の裂け目に鎮座する奥の宮が、静かな霊気を放っています。
このページでわかること
- 加蘇山神社の由来と、勝道上人ゆかりの伝承
- 授かれるご利益(五穀豊穣、武運長久、心願成就)
- 行き方・駐車場と、参拝前に知っておきたい道路事情
- 千本桂、奥の宮・石裂岩など境内奥の見どころと、登山時の注意点
- 参拝のあとに立ち寄りたい近くの飲食店
加蘇山神社ってどんなスポット?
栃木県鹿沼市の最奥部、霊山・石裂山(おざくさん)の山懐に、加蘇山神社は静かに鎮座しています。社伝によれば神護景雲元年(767年)、日光を開いたことで知られる勝道上人がこの地を開いたと伝わり、平安時代の国史『日本三代実録』にも「賀蘇山神」として記録が残る由緒ある古社です。弘仁年間には弘法大師空海がこの山に登り、天照大神を合わせ祀ったという伝承も残されています。祀られているのは磐裂命、根裂命、武甕槌男命の三柱。古くから五穀豊穣と武運長久の神として崇敬を集め、源頼義が武具を奉納した記録も伝わるほど篤い信仰の対象でした。参道の石段脇には鹿沼市指定天然記念物の巨杉が並び、山腹へと続く道には樹齢1000年と伝わる県天然記念物「千本桂」がそびえます。さらに奥へ進むと、大岩の裂け目に社殿を構える奥の宮が現れ、山頂には摂社の月山神社が鎮座しています。巨木と苔むした岩肌に包まれたその佇まいは、訪れる人の心を鎮め、静かな力で満たしてくれるような、そんな不思議な気配をたたえています。
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基本情報
| 名称 | 加蘇山神社(かそやまじんじゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県鹿沼市上久我3880 |
| 電話 | 0289-63-2188(鹿沼市経済部観光交流課) |
| 祭神 | 磐裂命(いわさくのみこと)、根裂命(ねさくのみこと)、武甕槌男命(たけみかづちのみこと) |
| ご利益 | 五穀豊穣、武運長久、心願成就 |
| 参拝料 | 無料 |
| 駐車場 | 加蘇山神社専用駐車場 10台(無料、トイレあり) |
| アクセス | 東北自動車道 鹿沼ICから車で約35分(約23km) |
行き方・駐車場
東北自動車道「鹿沼IC」から国道121号、県道の山道を経由して車で約35分(約23km)。道中はすれ違いが難しい狭路が続くため、対向車に気を配りながらゆっくり進みましょう。バスの場合は、東武日光線「新鹿沼駅」からリーバス「久我線」で約40分、JR日光線「鹿沼駅」からは約50分、いずれも「石裂山」バス停で下車し徒歩約5分です。バスは本数が少ないため、事前に時刻を確認しておくと安心です。境内すぐそばに加蘇山神社専用の無料駐車場(10台、トイレあり)があるので、参拝には車が便利です。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
山あいの狭路は車の運転に注意
加蘇山神社へ向かう道は、すれ違いの難しい狭路が続く山道です。バス便も本数が限られるため、時間にゆとりを持って参拝するなら車が便利です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
石裂山の山肌を彩るアカヤシオが見頃を迎え、登山道が華やかな装いに包まれます。
夏(6〜8月)
千本桂の新緑と清流の涼が心地よい季節。本格的な登山道のため、熱中症・虫対策は万全に。
秋(9〜11月)
千本桂や巨杉が色づく、登山シーズンのハイライト。日没が早まるため下山時間に余裕を持ちましょう。
冬(12〜2月)
積雪や路面凍結のリスクが高い季節です。冬装備がない場合は、下の宮までの参拝にとどめるのが安全です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. まずは下の宮で静かに参拝する
石段を上った先に建つ本社「下の宮」。巨杉に囲まれた境内は、それだけで山の霊気を感じられる場所です。

2. 御神木「千本桂」に会いに行く
下の宮から徒歩約40分。樹齢1000年と伝わる県天然記念物の巨木が、静かな存在感で迎えてくれます。

3. 奥の宮「石裂岩」の岩屋を訪ねる
下の宮から徒歩約1時間。大岩の裂け目に社殿を構える奥の宮は、この神社ならではの神秘的な光景です。

4. 装備を整えて石裂山の山頂を目指す
鎖とハシゴが連続する本格登山道の先に、標高879mの山頂と摂社・月山神社があります。周回で往復約5時間、経験者向けです。

5. アカヤシオの時期にあわせて訪れる
春はピンクのアカヤシオが山肌を彩ります。花の便りを確認してから計画するのがおすすめです。
あわせて訪ねたい、境内奥の見どころ




近くの人気飲食店
加蘇山神社が鎮座する上久我一帯は、地元産のそばを味わえる店が点在するエリア。参拝の行き帰りに立ち寄れます。
そば処 久我そば・地粉手打ち鹿沼市上久我27-1/月曜定休・評価3.09(37件)📍Googleマップで現在地からのルートを見る廃校になった旧久我小学校をリノベーションしたそば店。地元産のそば粉を使った手打ちそばが名物です。
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なゆた庵そば・自家栽培自家製粉鹿沼市上久我860-2/月曜定休・11:30〜15:00(LO14:30)📍Googleマップで現在地からのルートを見る上久我産のそばを自家栽培・自家製粉する一軒。竹林の光が差し込む店内で味わう、挽きたて打ちたてのそばが自慢です。
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手打ち蕎麦処 嵯峨そば・鹿沼そば認証店鹿沼市上永野261-4/月・火曜定休・10:30〜15:00(LO14:30)📍Googleマップで現在地からのルートを見る鹿沼そば認証店。田舎風の手打ちそばと季節の天ぷらが味わえ、併設の「花の森 嵯峨ガーデン&カフェ」でひと休みもできます。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
加蘇山神社は山あいに位置し、周辺に宿泊施設は多くありません。鹿沼駅・新鹿沼駅周辺の市街地エリアを拠点にすると、翌日の観光やアクセスがしやすくなります。

鹿沼市街地エリア
加蘇山神社や日光方面への拠点として動きやすい滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
境内奥は鎖場やハシゴのある本格的な登山道で、天候も変わりやすいエリアです。参拝前に揃えておくと安心なアイテムをまとめました。

熊よけ鈴加蘇山神社の境内一帯は前日光県立自然公園の指定域で、ツキノワグマの生息域としても知られています。登山道を歩くなら熊よけ鈴があると安心です。
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よくあるご質問(FAQ)
加蘇山神社の読み方を教えてください。
「かそやまじんじゃ」と読みます。栃木県鹿沼市上久我の霊山・石裂山(おざくさん)の山中に鎮座しています。
加蘇山神社のご利益は何ですか。
五穀豊穣、武運長久をはじめ、心願成就を願う神様として信仰されています。
駐車場はありますか。
加蘇山神社専用の無料駐車場があります(10台、トイレあり)。ただし道中は離合が難しい狭路が続くため、運転には注意してください。
奥の宮や石裂山の山頂まではどのくらいかかりますか。
下の宮から千本桂まで徒歩約40分、奥の宮(石裂岩)まで約1時間です。山頂・月山神社を含む周回コースは合計で往復約5時間かかり、鎖場やハシゴのある本格登山道のため十分な装備が必要です。
登山初心者でも参拝できますか。
下の宮(本社)までの参拝は誰でも可能です。ただし奥の宮より先は「行者返しの岩」などの難所があり、滑落事故も発生しているため、本格的な登山装備と経験がない場合は無理に立ち入らないことをおすすめします。
加蘇山神社は、石裂山(おざくさん)の山懐に鎮座する秘境の古社。千本桂と奥の宮までの参拝は、装備と時間にゆとりを持って計画してみてください。
新幹線・高速バスも、まとめて比較
各地から東京・宇都宮方面へ。鹿沼までは東北新幹線と在来線の乗り継ぎ、または都心からの高速バスが便利です。早めのチェックでお得な運賃を見つけましょう。
















写真クレジット: 鳥居 Photo by Espressopod (CC BY-SA 4.0) via Wikimedia Commons/下の宮、千本桂、奥の宮(石裂岩) Photo by Koda6029 (CC BY-SA 4.0) via Wikimedia Commons
