
乙女の滝(おとめのたき)
白笹山の清流が、幅5m、落差10mを滑り落ちる。登山の必要がなく、駐車場から数分で会いに行ける、板室の森に隠れた癒しの滝です。
このページでわかること
- 乙女の滝の由来と、伝えられる2つの伝説
- 行き方、駐車場と、遊歩道での安全上の注意点
- 季節ごとの楽しみ方と、編集部おすすめの過ごし方
- 木の俣渓谷、板室温泉など周辺の見どころと飲食店
- 板室エリアの宿の料金比較
乙女の滝ってどんなスポット?
那須連山の最西端にそびえる白笹山(標高1,719m)。その懐から湧き出した清流が沢名川となり、板室の森の中で幅約5m、落差約10mの滝となって流れ落ちるのが乙女の滝です。登山の必要はなく、県道266号沿いの駐車場から歩いてすぐという気軽さも魅力で、日光国立公園の指定エリア内にありながら、地元でも「知る人ぞ知る」と言われる静かな穴場です。名前の由来には、いくつかの言い伝えが残ります。ひとつは、若者が滝のほとりで髪を洗う美しい女性に出会ったところ、その足は魚のような姿をしていたという人魚伝説。もうひとつは、近くの沼ッ原湿原にまつわる大蛇の化身の伝説で、盲目となった蛇が癒しを求めてこの滝を訪れたとも語り継がれています。水量豊かな流れが絶えず砕けて舞い上げる細かな水しぶきに包まれると、確かに心がすっと洗われるような感覚を覚えます。地元では、水の浄化作用にあやかった癒しとリフレッシュのパワースポットとしても親しまれている滝です。
フォトギャラリー

基本情報
| 名称 | 乙女の滝(おとめのたき) |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県那須塩原市板室703 |
| 規模 | 幅約5m、落差約10m |
| 水源 | 白笹山(標高1,719m)を源とする沢名川 |
| 料金 | 無料 |
| 駐車場 | 「乙女の滝休憩所」前に無料駐車場(普通車約20台) |
| トイレ | 駐車場東側に公衆トイレ(冬期12月中旬〜3月中旬は閉鎖) |
| 遊歩道 | 駐車場から階段を約30m下ると観瀑台。さらに約30m下ると河原に出られる |
| アクセス | 東北自動車道「那須IC」から車で約30分、「黒磯板室IC」から約40分。JR黒磯駅から関東バス「板室温泉経由那須ハイランドパーク行き」で約45分、「乙女の滝」下車すぐ |
行き方・駐車場
東北自動車道「那須IC」または「黒磯板室IC」から県道266号を板室方面へ進むと、進行方向左手に「乙女の滝」の看板が見えてきます。駐車場は「乙女の滝休憩所」前に普通車約20台分、無料で利用できます。公共交通の場合は、JR黒磯駅から関東バス「板室温泉経由那須ハイランドパーク行き」に乗車し、その名も「乙女の滝」バス停で下車すればすぐです。板室エリアの移動は車があると格段に動きやすいので、未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
板室エリアの周遊には車が便利
乙女の滝から木の俣渓谷や板室温泉へは、いずれも車で数分の距離。板室街道沿いをまとめて周遊するなら、車があると圧倒的に動きやすくなります。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
白笹山の雪解け水が加わり、水量が豊かになる季節。新緑と滝の白さのコントラストが美しく映えます。
夏(6〜8月)
天然のミストが涼をもたらす避暑スポット。木の俣渓谷とあわせて訪れる人が多いベストシーズンです。
秋(10〜11月)
白笹山方面の紅葉が沢名川に映り込む季節。落ち葉で足元が滑りやすくなるため、より慎重な歩行が必要です。
冬(12〜3月)
公衆トイレが12月中旬〜3月中旬は閉鎖。積雪、路面凍結の可能性があり、防寒と滑りにくい靴での訪問が安心です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 観瀑台から滝を見上げる
駐車場から階段を約30m下るとたどり着く観瀑台。木々の間から幅5m・落差10mの滝を見渡せます。

2. さらに階段を下って河原へ
観瀑台からさらに約30m、手すりを使いながら階段を下れば河原に出られ、水しぶきをより近くに感じられます。

3. マイナスイオンで心身をリフレッシュ
絶えず砕ける水しぶきに包まれるひととき。水の浄化作用にあやかった癒しのパワースポットとして親しまれています。

4. 人魚伝説に思いを馳せる
髪を洗う美しい女性に出会った若者の伝説など、この滝に伝わる言い伝えを知ってから訪れると、水音の聞こえ方も少し変わってきます。

5. 木の俣渓谷、板室温泉とあわせて板室を周遊
板室街道沿いに位置する木の俣渓谷、板室温泉とはいずれも車で数分。板室エリアをまとめて巡るのがおすすめです。
あわせて回りたい、近くの見どころ



那須ハイランドパーク
那須の大自然に囲まれた遊園地。乙女の滝へ向かうバスの終点にもなっており、家族連れの周遊コースに組み込みやすいスポットです。
板室街道沿いの木の俣渓谷、板室温泉は車で数分。あわせて「行き方・駐車場」もご覧ください。
近くの人気飲食店
板室エリアは飲食店が多くないため、事前にチェックしておくと安心です。いずれも那須塩原市内、車で立ち寄りやすいお店を紹介します。
那須高原蕎麦 石心そば那須塩原市西岩崎/木〜日・祝11:30〜14:00(売切次第終了)・月火水定休/★3.62(254件)📍Googleマップで現在地からのルートを見る森の中の隠れ家のような一軒。日本料理のキャリアを積んだ店主が打つ、こだわりの十割そばが味わえます。
食べログを見る ›
那須蕎麦 山月そば那須塩原市戸田/11:00〜14:30(LO14:00)・水曜+不定休/★3.40(113件)📍Googleマップで現在地からのルートを見るそば畑を眺めながら味わえる、食堂のような気取らない一軒。田舎そばと、喉ごしの良い山月そばの2種類が選べます。
食べログを見る ›
庭園喫茶 水琴亭喫茶・甘味処那須塩原市板室(板室観光ホテル大黒屋内)/9:00〜16:00📍Googleマップで現在地からのルートを見る板室温泉の宿の中にある庭園喫茶。那珂川を望む日本庭園を眺めながら、あんみつやコーヒーでひと息つけます。
食べログを見る ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
乙女の滝と同じ板室・百村エリアを拠点にする「那須アウトバックツアーズ」では、関東随一の清流・那珂川源流部を歩くシャワークライミングを開催しています。天然プールやジャンプ台もあるスリル満点の内容ながら、6歳から参加できるレギュラーコースもあり、初めての沢遊びにもおすすめです。ほかに沼ッ原ハイキングなどのツアーも用意されています。予約は公式サイトまたは電話(080-5184-5900、8:00〜19:00)から。
那須アウトバックツアーズ シャワークライミングの詳細を見る ›
このエリアの宿(料金比較)
乙女の滝は板室温泉のすぐそば。那須七湯のひとつに数えられる古くからの湯治場を拠点にすれば、滝や渓谷めぐりのあとに温泉でゆっくり疲れを癒せます。

板室温泉エリア
滝・渓谷めぐりと湯治を両方楽しみたい滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
階段や水辺の遊歩道を歩くことになるため、揃えておくと安心なアイテムをまとめました。



クマ鈴板室・百村エリアではクマの目撃情報が出ています。森の中を歩く際は音の出るものを携行し、単独行動は避けましょう。
最安値料金 550円〜(2026/7時点・楽天)
よくあるご質問(FAQ)
乙女の滝の名前の由来は何ですか。
いくつかの伝説が伝わっています。ひとつは、髪を洗う美しい女性(実は人魚だった)に若者が出会ったという伝説。もうひとつは、近くの沼ッ原湿原に伝わる大蛇の化身が、盲目となって癒しを求めこの滝を訪れたという伝説です。
駐車場はありますか。
「乙女の滝休憩所」前に無料駐車場(普通車約20台)があります。
滝壺に入ることはできますか。
滝壺や沢への立ち入りは禁止されています。観瀑台や河原までの遊歩道の外へは出ないでください。
登山の装備は必要ですか。
必要ありません。駐車場から階段を約30〜60m下るだけで観瀑台、河原まで到達できます。ただし滑りやすいため、歩きやすい靴での訪問をおすすめします。
アクセス方法を教えてください。
東北自動車道「那須IC」から車で約30分、「黒磯板室IC」から約40分です。JR黒磯駅からは関東バス「板室温泉経由那須ハイランドパーク行き」で約45分、「乙女の滝」バス停下車すぐです。
乙女の滝は、木の俣渓谷、板室温泉とあわせて巡りたい板室エリアの隠れた癒しスポット。人魚伝説に思いを馳せながら、マイナスイオンあふれる清流のそばでゆっくり過ごしてみてください。
新幹線・高速バスも、まとめて比較
各地から那須塩原方面へ。東北新幹線「那須塩原駅」までの乗車券や、都心からの高速バスを横断比較。早めのチェックでお得な運賃を見つけましょう。
















写真クレジット: 乙女の滝 Photo by Stu (CC BY-SA 3.0 / GFDL) via Wikimedia Commons/殺生石 Photo by 663highland (CC BY-SA 3.0 / GFDL) via Wikimedia Commons/那須ロープウェイ Photo by Kanohara (Public domain) via Wikimedia Commons/那須ハイランドパーク Photo by Tomokazu Kitajima (CC BY-SA 3.0) via Wikimedia Commons
