
宇都宮二荒山神社(うつのみやふたあらやまじんじゃ)
宇都宮の街いちばんの繁華街から、鳥居をひとつくぐるだけで空気が変わる。約1,600年、この街を見守り続けてきた祈りの場所。
このページでわかること
- 宇都宮二荒山神社の由緒と、名前が似た日光二荒山神社との違い
- 大鳥居と約100段の石段、境内摂末社の見どころ
- アクセス、駐車場、御朱印、例祭(秋山祭、菊水祭)の情報
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、徒歩圏の宇都宮餃子の名店
- 宇都宮市街エリアの宿の料金比較(楽天トラベル、じゃらん、Booking.com)
宇都宮二荒山神社ってどんな神社?
宇都宮のいちばんの繁華街、馬場通りを歩いていると、突然、大きな鳥居が視界に飛び込んできます。その先に続くのは約100段の石段。一段のぼるごとに、車の音やアーケードの喧騒がすっと遠のいていく感覚は、都会の神社ならではのものです。社伝によれば、その始まりは仁徳天皇41年(西暦353年)にさかのぼります。下野国造に任じられた奈良別王が、曽祖父にあたる豊城入彦命をこの地の氏神として祀ったのが起こりとされ、839年に現在の明神山(臼ヶ峰)へ遷座しました。主祭神は豊城入彦命、相殿には大物主命と事代主命が祀られています。現在の社殿は明治10年(1877年)の再建で、本殿は神明造。地元では「参拝すれば下野国にあるすべての神社のご利益を受けられる」とも言い伝えられ、家内安全、厄除、交通安全のご利益で知られています。境内には12の摂末社が点在し、それぞれに異なるご利益があるので、本殿だけでなく一社ずつめぐってみるのもおすすめです。約1,600年という歴史の長さと、宇都宮という街の中心に鎮座しているという立地。このふたつが同時に成り立っている場所は、実はそう多くありません。
日光二荒山神社とは、別の神社です
「二荒山神社」という同じ名前が栃木県内に2社あることは、地元の人でも混同することがあります。日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)と、この宇都宮二荒山神社(うつのみやふたあらやまじんじゃ)は、読み方からして違う、独立した別の神社です。日光二荒山神社は男体山をはじめとする日光連山そのものをご神体と仰ぐ山岳信仰の社で、大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命を祀り、日光開山の祖である勝道上人が767年に開いたと伝わります。一方の宇都宮二荒山神社は、先述の通り353年に奈良別王が豊城入彦命を祀ったのが始まりで、日光の山からは離れた宇都宮の市街地に鎮座しています。祭神も創建の由緒も異なる、まったく別の法人、別の施設です。ただし歴史的には無関係だったわけではなく、鎌倉時代の説話集『続古事談』には両社の関係をうかがわせる記述が残るなど、古くから縁の深い社として扱われてきました。両社とも「下野国一宮」を名乗っており、どちらが本来の一宮かという論争が過去にあったことも、あわせて知っておくと参拝がより興味深くなります。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 宇都宮二荒山神社(うつのみやふたあらやまじんじゃ)/下野国一宮 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1 |
| 口コミ | Googleマップで最新の評価と写真を確認できます口コミを見る › |
| 参拝料 | 無料(境内は自由に参拝可能) |
| 御朱印 | 複数種類あり、初穂料500円から(社頭のご案内により変動する場合があります) |
| 駐車場 | 神社西側、参道入口付近に約300台の有料駐車場(60分300円、最大12時間1,500円)。ご祈祷利用者は2時間無料 |
| アクセス | 東武宇都宮線 東武宇都宮駅から徒歩約10分/JR宇都宮駅から徒歩約15〜20分 |
| 所要時間の目安 | 境内散策で20分〜40分 |
| 例祭 | 10月21日「秋山祭」。菊水祭では鳳輦渡御と流鏑馬神事が行われます |
行き方・駐車場
宇都宮の街の中心、馬場通り沿いに大鳥居が立っています。東武宇都宮線の東武宇都宮駅からは徒歩約10分、JR宇都宮駅からは徒歩約15〜20分。バスやオリオン通り方面から歩いてくる人も多く、街歩きの途中でふらりと立ち寄れる立地です。車の場合は、神社西側の参道入口付近に約300台収容の有料駐車場があり、60分300円、最大12時間1,500円。ご祈祷を受ける方は利用時間内2時間が無料になります。表参道は大鳥居から本殿まで石段が約100段続くので、歩きやすい靴がおすすめです。
季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
境内のイチョウや桜が芽吹き、石段まわりの緑が一気に色づく季節です。表参道を吹き抜ける風が心地よい時期でもあります。
夏(6〜9月)
都会の中の杜だからこそ、木陰に入るとひんやりと涼しく感じられます。石段は照り返しが強いので、日中は水分補給を忘れずに。
秋(10〜11月)
10月21日の例祭「秋山祭」で街が賑わう季節。境内のイチョウやもみじも色づき、参拝と紅葉を一度に楽しめます。
冬(12〜2月)
初詣では餃子おみくじ目当ての参拝客で賑わいます。空気が澄み、石段の上から見下ろす街並みが一年でいちばんくっきりと見える季節です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 大鳥居の前で、街と神域の境目を感じる
馬場通りの喧騒から一歩入ると、石段の先に別の空気が広がります。鳥居をくぐる瞬間の切り替わりを、まずは立ち止まって味わってみてください。

2. 神明造の本殿にじっくり参拝する
明治10年再建の本殿は、シンプルながら格式を感じさせるつくり。家内安全、厄除、交通安全のご利益で知られ、日々多くの参拝者が訪れます。

3. 12の摂末社をめぐる
境内には本殿のほかに12の摂末社が点在しています。それぞれにご利益が異なるので、御朱印を集めながら一社ずつめぐるのも楽しみ方のひとつです。

4. 餃子おみくじで運試し
フライパンに見立てた台から箸で餃子そっくりのおみくじをつまみ上げる「しあわせぎょうざおみくじ」。餃子の街ならではの遊び心あるおみくじで、参拝の記念になります。

5. 石段を下りたら、そのまま街歩きへ
表参道のすぐ東隣にはうつのみや表参道スクエア、少し歩けばオリオン通りや宇都宮城址公園も徒歩圏内。参拝のあとは、そのまま宇都宮の街歩きに合流できます。
あわせて回りたい、近くの見どころ

うつのみや表参道スクエア
表参道の東隣に建つ複合商業施設。ショップやオフィス、休憩スペースが揃い、参拝の前後にちょっと立ち寄るのに便利です。


宇都宮城址公園
宇都宮城の本丸の一部を復元した公園。清明台、富士見櫓や土塁、堀に加え、資料館「清明館」も併設されています。桜の名所としても知られます。
近くの人気飲食店
宇都宮といえば餃子の街。表参道から歩いてすぐの馬場通り周辺に、餃子の名店が集まっています。参拝のあとは、そのまま餃子めぐりへどうぞ。
宇都宮みんみん 本店餃子専門店神社前/評価3.49(2,888件)/食べログ 餃子 百名店 2024 選出店📍Googleマップで現在地からのルートを見る神社のすぐ前という立地で、宇都宮餃子の代名詞的な一軒。焼き餃子の香ばしさと、行列ができる人気ぶりは一度体験する価値があります。
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正嗣 宮島本店餃子専門店(テイクアウト)徒歩約5分/評価3.74(1,608件)/焼き餃子、水餃子のみ📍Googleマップで現在地からのルートを見るご飯もビールも置かず、焼き餃子と水餃子だけで勝負する専門店。テイクアウト専門で、売り切れ次第終了なので早めの時間がおすすめです。
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来らっせ 本店餃子テーマパーク徒歩約4分/評価3.27(1,367件)/MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店B1F📍Googleマップで現在地からのルートを見る宇都宮餃子会加盟の複数の名店の味を一度に食べ比べできる、いわば餃子のテーマパーク。お土産コーナーも充実しています。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
宇都宮市街エリアはビジネスホテルが充実し、駅からも神社からも動きやすい拠点です。翌朝いちばんに参拝してから餃子めぐりへ、という一泊にも向いています。

宇都宮市街エリア
参拝と餃子めぐりを一泊で楽しむ滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
表参道の石段は約100段。参拝を快適にするアイテムをまとめました。
歩きやすい靴大鳥居から本殿まで、約100段の石段が続きます。足元が快適だと、境内の摂末社めぐりまで余裕を持って回れます。
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小銭入れお賽銭に加え、駐車場や餃子おみくじの支払いにも小銭を使う場面が多い神社です。まとめておくと窓口でもたつきません。
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御朱印帳入れ巾着本殿のほか12の摂末社をめぐりながら、御朱印を集める参拝者も多い神社です。持ち歩く機会が多いなら、専用の巾着があると安心です。
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折りたたみ傘石段は屋根のない箇所が多く、雨の日は足元が滑りやすくなります。街歩きと合わせるなら一本持っておくと安心です。
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モバイルバッテリー大鳥居、本殿、摂末社、餃子おみくじと、撮りたくなる被写体が続きます。そのまま街歩きへ合流する日も多いので、予備の電池があると安心です。
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よくあるご質問(FAQ)
宇都宮二荒山神社と日光二荒山神社は同じ神社ですか。
いいえ、別の神社です。読み方も「うつのみやふたあらやまじんじゃ」と「にっこうふたらさんじんじゃ」で異なり、祭神も創建の由緒も異なります。栃木県内に同じ「二荒山神社」という名前の神社が2社あるため混同されがちですが、それぞれ独立した神社です。
参拝料はかかりますか。
境内は無料で自由に参拝できます。御朱印は複数種類あり、初穂料は500円からとされています。
駐車場はありますか。
神社西側、参道入口付近に約300台収容の有料駐車場があります。料金は60分300円、最大12時間1,500円で、ご祈祷を受ける方は利用時間内2時間が無料になります。
石段はどのくらいありますか。
表参道の大鳥居から本殿まで、石段が約100段続きます。歩きやすい靴での参拝がおすすめです。
宇都宮二荒山神社は何のご利益がありますか。
家内安全、厄除、交通安全のご利益で知られています。地元では「参拝すれば下野国にあるすべての神社のご利益を受けられる」とも言い伝えられています。
宇都宮二荒山神社は、宇都宮の街歩きの起点にしたい場所。参拝のあとは、そのまま餃子めぐりやオリオン通り方面の散策へつなげてみてください。
航空券も、まとめて比較
羽田・成田・伊丹など各地から東京へ。宇都宮へは東京から東北新幹線や東武線特急が便利です。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















写真提供(Wikimedia Commons):表参道大鳥居 Asanagi(CC0)/本殿 Saigen Jiro(Public Domain)/明神山遠景 Miyuki Meinaka(CC BY-SA 4.0)/提灯 Asanagi(CC BY-SA 3.0)/宇都宮城址公園 Miyuki Meinaka(Public Domain)/カトリック松が峰教会 Asanagi(CC0)/うつのみや表参道スクエア Asturio Cantabrio(CC BY-SA 4.0)/餃子(イメージ) Adryan R. Villanueva(CC BY-SA 4.0)
