
大山(だいせん)
見る角度によって富士山にも見える「伯耆富士」。標高1,729m、中国地方の屋根が、里からも登山道からも違う顔を見せてくれます。
このページでわかること
- 大山が「伯耆富士」「中国地方最高峰」と呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
- 最高峰・剣ヶ峰(1,729m)が立入禁止で、一般登山者の山頂は弥山(1,709m)という基礎知識
- 夏山登山道の難易度(片道約3時間、初級〜中級向け)と登山シーズン(6〜10月)
- 大山寺エリアへのアクセスと、修験道の霊場としての歴史
- 大山・米子エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
大山ってどんな山?
中国地方の最高峰、標高1,729m。見る角度によって富士山のような美しい円錐形に見えることから「伯耆富士(ほうきふじ)」の愛称で親しまれています。実際の最高地点は「剣ヶ峰」ですが、稜線が崩落し危険なため現在は立入禁止。一般登山者が目指せる山頂は、剣ヶ峰の手前にある「弥山(みせん)」(標高1,709m)です。この山は古くから信仰の対象でもありました。奈良時代、富士山・白山・熊野と並ぶ山岳修行の霊場として大山寺が建立され、修験道の拠点として栄えてきた歴史があります。夏山登山道は整備が行き届いており、危険な箇所も少ないため、登山経験が1〜2年程度あれば無理なく挑戦できるルートとされています。片道約3時間、往復6時間前後を見込む本格的な登山ですが、夏は高山植物、秋は紅葉と、季節ごとに異なる表情を楽しめます。麓の大山寺エリアには宿坊や参道もあり、登山をしない人でも山岳信仰の雰囲気を味わえます。
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基本情報
| 名称 | 大山(だいせん)/伯耆富士、中国地方最高峰 |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県西伯郡大山町大山 |
| 標高 | 最高地点は剣ヶ峰(1,729m、立入禁止)。一般登山者の山頂は弥山(1,709m) |
| 登山料 | 無料(大山寺周辺の駐車場は有料) |
| 夏山登山道 | 片道約3時間、往復6時間前後が目安。整備が行き届き初級〜中級向け |
| 登山シーズン | 6月〜10月頃。夏は高山植物、秋は紅葉が見頃 |
| アクセス | JR米子駅から路線バスで大山寺バス停まで約50分。米子自動車道 米子ICから車で約30〜40分 |
行き方・駐車場
JR米子駅からは路線バスで「大山寺」バス停まで約50分です。車の場合は米子自動車道の米子ICから約30〜40分。登山口となる大山寺エリアには有料駐車場が複数あり、シーズン中は早朝から混み合うため、余裕を持った到着がおすすめです。夏山登山道は大山寺から阿弥陀堂・行者谷別れを経て弥山山頂へ向かうルートが一般的で、片道約3時間が目安。整備された木道や階段が多く、登山経験が浅くても挑戦しやすいコースとされていますが、標高差は1,000m近くあり、本格的な登山装備が必要です。天候が変わりやすい山でもあるため、出発前に最新の気象情報を確認してください。登山をしない場合も、大山寺エリアの参道散策だけで山岳信仰の雰囲気を十分楽しめます。
大山・米子エリアはレンタカーが便利
大山寺エリアはバスの本数が限られ、登山口までの移動に時間がかかりがちです。米子駅や米子鬼太郎空港でのレンタカー手配があると、早朝出発の登山にも対応しやすくなります。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
残雪が残る中、山開き前後から徐々に登山シーズンへ。麓は新緑が芽吹き始めます。
夏(6〜8月)
登山本番のシーズン。高山植物が咲き、稜線からの展望も澄み渡ります。天候の急変に注意してください。
秋(9〜11月)
紅葉が山全体を彩る、大山観光のハイライトシーズン。多くの登山者・観光客で賑わいます。
冬(12〜3月)
積雪期は本格的な冬山装備が必要な上級者向けの時期。一般登山道としての利用は基本的にシーズンオフです。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 弥山山頂からの展望を楽しむ
片道約3時間の登山の先に広がる、標高1,709mからの大パノラマ。剣ヶ峰は立入禁止ですが、弥山からの眺めだけでも十分な達成感があります。

2. 「伯耆富士」の姿を麓から眺める
登山をしなくても、麓や海岸線から見る大山の姿は一見の価値があります。角度によって表情が変わるので、いくつかのビューポイントを巡るのもおすすめです。

3. 紅葉シーズンの山肌を楽しむ
秋になると山全体が赤や黄色に染まり、荒々しい北壁の岩肌とのコントラストが見事です。麓からのドライブでも十分に楽しめます。

4. 大山寺の歴史を感じる
奈良時代に開山された大山寺は、山岳修行の霊場として栄えた歴史があります。登山の前後に参道を歩き、その空気を感じてみてください。
あわせて回りたい、近くの見どころ

近くの人気飲食店
大山寺エリアには宿坊や食事処が点在し、登山前後の腹ごしらえに便利です。名物の大山そばも味わえます。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
大山は山容そのものが被写体です。角度や季節によって印象が大きく変わるので、複数のビューポイントを試してみてください。
海越しの大山を狙う日本海側から望む大山は、海と空のブルーと雪の白のコントラストが際立ちます。晴れた冬の日が特に狙い目です。
撮影は安全な場所から行ってください
紅葉と北壁のコントラスト秋は紅葉に染まる山肌と、荒々しい北壁の岩肌の対比が見どころ。麓からの引きの構図で全体を収めるのがおすすめです。
登山道以外の立ち入りは避けてください
このエリアの宿(料金比較)
大山登山の拠点は大山寺エリアか米子市街。早朝出発の登山を計画するなら、大山寺周辺の宿坊や旅館に前泊するのが定番です。

大山寺・米子エリア
早朝登山に備えて前泊するなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
標高差1,000m近くを登る本格的な登山です。登山の基本装備から逆算して選びました。
登山靴・トレッキングシューズ片道約3時間、標高差1,000m近くの登山道です。足首をしっかり固定できる登山靴が必須です。
マウンテンパーカー(防風・防水)標高が上がるにつれ気温が下がり、天候も変わりやすくなります。防風・防水のアウターが安心です。
ステンレスボトル/水筒往復6時間前後の行程です。登山道に自販機はないため、十分な量の水分を用意してください。
登山用帽子稜線に出ると日差しと風を直接受けます。あご紐付きの登山用帽子があると安心です。
よくあるご質問(FAQ)
大山の山頂には登れますか。
最高地点の剣ヶ峰(1,729m)は稜線の崩落により立入禁止です。一般登山者が目指せる山頂は弥山(1,709m)で、夏山登山道から片道約3時間で到達できます。
大山登山にはどれくらいの経験が必要ですか。
夏山登山道は整備が行き届いており、登山経験が1〜2年程度あれば無理なく挑戦できるとされています。ただし標高差は1,000m近くあるため、本格的な登山装備は必須です。
大山の登山シーズンはいつですか。
一般的には6月〜10月頃が適したシーズンです。夏は高山植物、秋は紅葉が見頃を迎えます。
大山寺へのアクセスを教えてください。
JR米子駅から路線バスで「大山寺」バス停まで約50分です。車の場合は米子自動車道 米子ICから約30〜40分です。
「伯耆富士」と呼ばれるのはなぜですか。
見る角度によって富士山のような美しい円錐形に見えることから、旧国名「伯耆国」にちなんでこう呼ばれています。
大山は、麓の大山寺エリアが登山の拠点。早朝出発の登山に備えて前泊するのが定番ルートです。
米子鬼太郎空港ゆきの航空券も、まとめて比較
大山・米子エリアへは米子鬼太郎空港が最寄り。羽田からの直行便を中心に、鉄道派は往路と復路で交通手段を変えると総額が下がることがあります。
















