
三徳山三佛寺 投入堂(みとくさんさんぶつじ なげいれどう)
標高約900mの断崖に、まるで放り込まれたように建つ国宝。「日本一危険な国宝」への参拝登山は、修行そのものです。
このページでわかること
- 投入堂が「日本一危険な国宝」と呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
- 入山料800円(大人)に加え、本堂参拝志納金400円が別途必要な料金体系
- 服装規定(スニーカー不可、金具のない登山靴推奨)と、単独登山不可のルール
- 受付時間8:00〜15:00、下山時間16:30という時間の制約
- 三朝温泉エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
投入堂ってどんなお堂?
706年に役行者(えんのぎょうじゃ)が修験道の行場として開いたと伝わる三徳山。849年には慈覚大師が大日如来・釈迦如来・阿弥陀如来の三仏を安置し、これが「三佛寺」の名の由来になりました。その奥の院にあたるのが投入堂です。標高899.9mの断崖の窪みに、まるで放り投げて置かれたかのように建つこの懸造りの御堂は、「役行者が法力で崖の下から投げ入れた」という伝説からその名がつきました。国宝に指定されている建造物としては、日本でも屈指の到達難易度を誇り、「日本一危険な国宝」と呼ばれています。参拝には正式な参拝登山が必要で、鎖場や木の根がむき出しの急斜面を越えていく行程は、観光というより修行に近い体験です。単独での登山は認められておらず、必ず2人以上での入山が求められます。服装や靴のチェックも厳しく、スニーカーやかかとの高い靴では入山許可が下りないこともあります。この厳格さこそが、1300年近く姿を保ってきた投入堂を守り続けてきた理由でもあります。
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基本情報
| 名称 | 投入堂(なげいれどう)/三徳山三佛寺奥院、国宝 |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県東伯郡三朝町三徳 |
| 入山料 | 大人800円、小・中学生400円(本堂までの参拝志納金400円は別途) |
| 受付時間 | 8:00〜15:00(下山時間16:30) |
| 服装規定 | スニーカー不可。金具のない登山靴を推奨。靴が理由で不可の場合、わらじ(900円)に履き替えれば入山できることがある |
| 登山の条件 | 単独登山は不可。必ず2人以上での入山が必要 |
| アクセス | JR倉吉駅からバスで約40分「三徳」下車、徒歩約10分で三佛寺本堂へ |
| 所要時間の目安 | 参拝登山は往復1〜1.5時間程度(個人の体力・天候により変動) |
行き方・駐車場
JR倉吉駅からは日本交通バスで約40分、「三徳」バス停で下車し、徒歩約10分で三佛寺本堂に着きます。車の場合は鳥取自動車道 鳥取ICから約50分、米子自動車道 湯原ICから約40分が目安です。本堂で入山受付を済ませたら、参拝登山道へ。鎖場や木の根がむき出しの急斜面が連続するため、金具のない登山靴と両手の空く服装が必須です。受付は8:00〜15:00までで、下山時間は16:30と定められています。天候(雨天・積雪)によっては入山そのものが禁止される日もあるため、訪問前に公式サイトで最新の入山状況を確認してください。三朝温泉からは車で約10〜15分の距離なので、温泉に宿を取り、朝いちばんで登山に挑む人も多いスポットです。
三朝温泉エリアはレンタカーが便利
三徳山三佛寺はバスの本数が限られる山間部にあります。三朝温泉に宿を取り、朝いちばんで参拝登山に挑むなら、レンタカーがあると時間の融通が大きく利きます。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
雪解け後、新緑が芽吹く季節。登山道が乾いていれば比較的登りやすい時期とされます。
夏(6〜8月)
緑が深まる季節ですが、蒸し暑さと虫対策が必要です。汗をかくため、着替えの用意もおすすめです。
秋(9〜11月)
紅葉が美しい季節で、参拝登山の人気が最も高まります。断崖に映える紅葉は格別です。
冬(12〜3月)
積雪・凍結により入山が禁止されることが多い季節です。訪問前に必ず最新情報を確認してください。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 登り切った先で投入堂を見上げる
鎖場や急斜面を越えた先、視界が開けて現れる投入堂の姿は、修行を終えた達成感とともに特別な感動があります。

2. 道中の行場を体感する
文殊堂、地蔵堂、鐘楼堂など、参拝登山道には修験道の行場が点在します。ひとつひとつが千年以上の信仰の歴史を物語ります。

3. 遠望スポットからも眺める
参拝登山をしなくても、三徳山を望む展望スポットから投入堂の姿を遠望できます。体力に自信がない人はこちらも選択肢です。

4. 国宝の建築様式を見る
懸造り(かけづくり)と呼ばれる、断崖に柱を立てて建てる建築様式。木の柱がどう御堂を支えているか、間近で確かめてみてください。
あわせて回りたい、近くの見どころ


近くの人気飲食店
三徳山周辺は山間の集落のため飲食店は限られます。参拝登山の前後は、車で10〜15分の三朝温泉街まで足を延ばすのが定番です。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
投入堂は、三徳山の断崖に建つ国宝です。参拝そのものが登山で、単独では入山できません。元消防士の登山ガイドや自然ガイドが同行するプランなら、足元を見てもらいながら安全に登れます。
ガイド同行の投入堂参拝登山鎖場や木の根をよじ登る道が1時間ほど続きます。手を使って登る場面が多いので、同行者がいる安心感は大きいです。最後に断崖の窪みへ現れる御堂を見上げた瞬間、誰もが言葉を失います。
入山の受付と装備の確認入山は2名以上が原則で、靴底の検査があります。条件を満たさない靴はわらじに履き替えます。輪袈裟を掛けて登る修験の道であり、観光ではなく参拝であることが受付の時点で伝わってきます。
現地受付(三佛寺の受付で入山手続き。受付時間と休止日は季節により変わります)
遥拝所からの参拝体力や天候の都合で入山しない選択もできます。国道沿いの遥拝所からは、断崖に張りついた御堂を安全な場所から拝めます。まずここで全体像をつかんでから登るのもおすすめです。
現地自由(入山せずに投入堂を望める遥拝所が国道沿いにあります)
下山後の三朝温泉登り切った脚をほぐすなら、車で15分ほどの三朝温泉へ。世界有数のラドン含有量を誇る湯で、参拝の緊張と疲れが一気にほどけます。日帰り入浴を受け入れる宿と公衆浴場が揃っています。
現地利用(日帰り入浴は各旅館と公衆浴場で受付。時間は施設によって異なります)
このエリアの宿(料金比較)
三徳山への参拝登山は朝の早い時間帯が安全。前泊するなら、車で10〜15分の三朝温泉が定番の拠点です。

三朝温泉エリア
参拝登山に前泊で挑むなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
参拝登山は正式な服装・装備が求められます。入山許可の条件から逆算して選びました。
金具のない登山靴スニーカーやかかとの高い靴では入山許可が下りません。底にスパイクや金具のない登山靴が必須です。
両手が空く動きやすい服装鎖場では両手を使います。荷物は肩掛けせずリュックにまとめ、動きやすい服装で臨んでください。
ステンレスボトル/水筒登山道に自販機はありません。汗をかく行程なので、事前に十分な水分を用意してください。
小銭入れ入山料や志納金、わらじの購入は現金です。小銭を分けておくと受付がスムーズです。
よくあるご質問(FAQ)
投入堂の入山料はいくらですか。
入山料は大人800円、小・中学生400円です。これとは別に、本堂までの参拝志納金400円が必要です。
投入堂への参拝登山にはどんな服装が必要ですか。
スニーカーやかかとの高い靴、サンダルでは入山許可が下りません。金具のない登山靴が確実です。靴が理由で不可の場合、わらじ(900円)に履き替えることで入山できることがあります。
一人でも参拝登山はできますか。
できません。単独登山は禁止されており、必ず2人以上のグループで入山する必要があります。
投入堂への参拝の受付時間を教えてください。
受付時間は8:00〜15:00で、下山時間は16:30と定められています。天候により入山が禁止される日もあります。
三徳山三佛寺へのアクセスを教えてください。
JR倉吉駅からバスで約40分「三徳」バス停下車、徒歩約10分です。車の場合は鳥取自動車道 鳥取ICから約50分、三朝温泉からは車で約10〜15分です。
三徳山三佛寺 投入堂は、三朝温泉から車で約10〜15分。前泊して朝いちばんの参拝登山に挑むのが定番ルートです。
米子鬼太郎空港ゆきの航空券も、まとめて比較
三徳山・三朝温泉エリアへは米子鬼太郎空港からのアクセスも便利です。羽田からの直行便を中心に、鉄道派は往路と復路で交通手段を変えると総額が下がることがあります。
















