
月山神社本宮
夏の三ヶ月だけ、山頂への扉が開く。標高1984メートル、月読命が鎮まる出羽三山の奥宮へ。
このページでわかること
- 月山神社本宮の由来、月読命信仰と「生まれかわりの旅」の意味
- 開山期間(7月1日〜9月15日ごろ)と参拝に必要な御祓い料
- 月山八合目からのアクセス、駐車場、登山の所要時間
- あわせて巡りたい弥陀ヶ原湿原、御田原参籠所、湯殿山神社などの見どころ
- 麓の志津温泉、鶴岡エリアの宿の料金比較
月山神社本宮ってどんなスポット?
出羽三山の中でも最高峰、標高1984メートルの月山山頂に鎮座するのが月山神社本宮です。祭神は月読命。夜と死の国を司るとされる神で、この山そのものが古くから死者の魂が還る場所、庄内地方で「あの世」に最も近い霊場として崇められてきました。現世の幸せを祈る羽黒山、来世の幸福を祈る湯殿山とあわせて巡る出羽三山参りは「生まれかわりの旅」と呼ばれ、月山はその中で過去、つまり自分の来し方を見つめ直す山とされています。五穀豊穣、金運、先祖供養、運気上昇までうたわれるご利益は幅広く、山形県内屈指のパワースポットとも称されます。ただしこの社殿は誰でもいつでも参拝できる場所ではありません。開山期間は例年7月1日から9月15日ごろまでの、わずか2ヶ月半。積雪期は道そのものが閉ざされ、神職も下山してしまいます。月山八合目から山頂まで徒歩で2時間30分から3時間、参拝には御祓い(初穂料500円)が必須という、正真正銘の登拝です。たどり着いた先に広がるのは、庄内平野と日本海、鳥海山まで見渡す大パノラマ。汗をかいた分だけ、その景色は特別なものになります。
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基本情報
| 名称 | 月山神社本宮 |
|---|---|
| 御祭神 | 月読命(つきよみのみこと) |
| 所在地 | 山形県東田川郡庄内町立谷沢字本澤31(社殿は月山山頂、標高1984m) |
| 開山期間 | 例年7月1日〜9月15日ごろ。積雪期は登拝不可 |
| 参拝時間 | 7:00〜16:00ごろ(開山期間中) |
| 参拝料 | 御祓い料 1名500円(参拝には必須) |
| アクセス | 月山八合目から徒歩約2時間30分〜3時間(片道) |
| 駐車場 | 月山八合目に無料駐車場あり(約150〜170台) |
| 所要時間の目安 | 八合目からの往復で5〜6時間 |
行き方・駐車場
月山神社本宮へは、まず登拝口となる月山八合目を目指します。車の場合は山形自動車道あさひICから約1時間30分、鶴岡ICから約28km。公共交通機関ならJR鶴岡駅から庄内交通バス「羽黒山頂・月山8合目行き」で約1時間30分です。8合目レストハウス付近に無料駐車場(約150〜170台)がありますが、夏の週末は午前中で満車になることも珍しくありません。ここから先は車では入れず、弥陀ヶ原湿原、御田原参籠所、仏生池小屋を経て山頂まで徒歩約2時間30分〜3時間、往復では5〜6時間を見込んでおきましょう。庄内エリアの移動は路線バスの本数が限られるため、車があると計画が立てやすくなります。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
月山八合目までの移動には車が実質必須。開山期間はわずか2ヶ月半と短く、夏休みや連休に予約が集中しやすい時期です。日程が決まったら、まずレンタカーを押さえるのが鉄則です。














季節ごとの様子
春(4〜6月)
山頂はまだ厚い残雪に覆われ閉山中。月山八合目までの道路自体も雪解けを待って開通するため、参拝はできません。
夏(7〜9月15日ごろ)
唯一の開山期間。御祓いを受けて本宮を参拝できる、年に一度だけ開く窓です。混雑を避けるなら早朝出発が鉄則。
秋(9月16日〜11月)
閉山し神職も下山、社殿は無人になります。麓の志津温泉や庄内平野は紅葉が見頃を迎える季節です。
冬(12〜3月)
深い雪に閉ざされ、登拝そのものが行われません。月山はこの時期、スキーヤーが訪れる別の顔を見せます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 御祓いを受けて本宮に参拝する
鳥居をくぐる前に、まず御祓い(初穂料500円)を受けるのが正式な作法。ここから先は撮影が制限される神域です。

2. 弥陀ヶ原湿原の木道で足慣らしをする
八合目から広がる高層湿原。6〜8月は高山植物が咲き誇り、いきなりの急登の前に呼吸を整えられます。

3. 御田原参籠所・仏生池小屋を経て登る
九合目の仏生池小屋には真名井神社が佇みます。行者の休息地として今も昔も変わらない役割を担う場所です。

4. 山頂の社殿で静かに手を合わせる
石垣に守られた小さな社殿の前で、自分の来し方を振り返る。これが「生まれかわりの旅」の核心です。

5. 庄内平野と鳥海山の大パノラマを眺める
晴れた日は庄内平野から日本海、鳥海山まで一望。登り切った人だけが受け取れる景色です。
あわせて回りたい、近くの見どころ




近くの人気飲食店
登拝口の月山八合目から、麓の志津温泉、庄内町側の道の駅まで、アクセスルートごとに食事処があります。
月山レストハウス食堂・軽食月山八合目駐車場内/営業:7〜10月上旬📍Googleマップで現在地からのルートを見る中華丼や月山カレーなど、登拝前後の腹ごしらえに。土産物売り場も併設しています。
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月山の宿かしわや山菜そば・郷土料理志津温泉/評価3.00(食べログ)📍Googleマップで現在地からのルートを見る志津温泉の小さな宿。月山の麓で採れる山菜をたっぷり使った季節のそばが名物です。
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そば処 大梵字十割そば道の駅「月山」月山あさひ博物村内/定休:火曜📍Googleマップで現在地からのルートを見る朝日産そば粉100%の手打ち十割そば。庄内町側のルートで立ち寄りやすい一軒です。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
月山神社本宮は日帰り登拝も可能ですが、早朝出発のために前泊するなら、麓の志津温泉か、玄関口となる鶴岡エリアに宿を取るのが定番です。羽黒山、湯殿山とあわせて出羽三山を巡るなら、鶴岡エリアを拠点にすると動きやすくなります。

鶴岡・庄内エリア
早朝出発の前泊、出羽三山めぐりの拠点向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
正真正銘の登山道であり、御祈祷を受ける神域でもあります。装備と参拝マナー、両方の備えがあると安心です。
トレッキングシューズ八合目から山頂まで石畳や岩場が続きます。足首を守れる靴でないと、下りで足を痛めがちです。
防風・防寒アウター標高1984mの山頂は真夏でも風が強く、体感温度が大きく下がります。1枚あると安心です。
トレッキングポール往復5〜6時間、特に下りの膝への負担を減らしてくれます。石畳や木道の段差でも安定します。
熊よけ鈴月山周辺は熊の生息情報がある山域です。人の気配を知らせる鈴を1つ携行しておきましょう。
小銭入れ御祓い料500円は現金でのお納めが基本。山頂で慌てないよう、小銭を分けておくと安心です。
よくあるご質問(FAQ)
月山神社本宮はいつ参拝できますか。
開山期間は例年7月1日から9月15日ごろまでです。積雪期は道そのものが閉ざされ、登拝できません。
参拝にお金はかかりますか。
御祓い料として1名500円が必要です。本宮を参拝するには必須の作法とされています。
山頂まではどれくらいかかりますか。
月山八合目から徒歩で片道約2時間30分〜3時間、往復では5〜6時間が目安です。
登山の装備は必要ですか。
はい。標高1984mの本格的な登山道です。登山靴、雨具、防寒着が必須で、天候の急変にも備えてください。
駐車場はありますか。
月山八合目に無料駐車場(約150〜170台)があります。夏の週末は午前中で満車になることもあります。
月山神社本宮は、羽黒山、湯殿山とあわせて巡る出羽三山「生まれかわりの旅」の要。開山期間中の登拝計画は、早めの日程確保がおすすめです。
写真提供: Wikimedia Commons(撮影: Soica2001、ChiefHira、yari hotaka、Crown of Lenten rose の各氏、CC BY 2.0 / CC BY-SA 3.0 / パブリックドメイン)
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