
龍澤山善宝寺(りゅうたくさんぜんぽうじ)
海の安全と大漁を祈り続けて千年余り。6万坪の境内に五重塔がそびえ、龍神が身を隠したと伝わる貝喰の池が静かに水をたたえる、庄内浜の守り神です。
このページでわかること
- 善宝寺が「龍神を祀る海の守護寺」と呼ばれる由来
- 明治16年建立の五重塔と、龍王殿・貝喰の池などの見どころ
- 行き方・駐車場(無料100台)とアクセス方法
- あわせて回りたい近くの見どころと飲食店
- 湯野浜温泉エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
龍澤山善宝寺ってどんなお寺?
庄内平野から日本海へ向かう県道の先、杉木立を突き抜けて空を刺す黒々とした五重塔が忽然と現れます。曹洞宗の寺院でありながら五重塔を持つのは全国でも珍しく、明治16年(1883年)に34世水野禅法の代で建立されたこの塔は総欅造り、高さ38メートル余り。その姿だけで、ここがただの寺ではないことが伝わってきます。龍澤山善寳寺の始まりは平安時代、天慶から天暦年間(938〜957年)にまでさかのぼります。天台宗の僧・妙達が開いた龍華寺という小さな草庵が、室町時代の永享年間(1429〜1441年)に太年浄椿によって善寳寺と改められました。寺伝によれば、二龍神がみずから寺号を授け、境内の貝喰の池に身を隠したと伝わり、これが「龍神を祀る祈祷寺」としての善宝寺の原点になっています。海の安全と大漁を願う漁業関係者の信仰を、千年以上にわたって集め続けてきました。6万坪という広大な境内には、五重塔のほかにも天保4年(1833年)再建の亀甲葺き八棟造りの龍王殿、安政2年(1855年)落成の五百羅漢堂、文久2年(1862年)再建の総欅造りの山門など、大小30棟の堂塔伽藍が点在し、うち6棟が登録有形文化財に指定されています。本堂裏手の貝喰の池は、二龍神が身を隠したと伝わる神聖な池。1990年代には黒い模様が人の顔のように見える鯉、いわゆる「人面魚」が全国的な話題となり、その鯉は今も静かにこの池を泳いでいます。海上安全、大漁満足、商売繁盛のご利益を求めて、庄内はもちろん全国から参拝者が訪れる、日本有数の龍神信仰の聖地です。
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基本情報
| 名称 | 龍澤山 善寳寺(りゅうたくさんぜんぽうじ) |
|---|---|
| 所在地 | 山形県鶴岡市下川字関根100 |
| 電話 | 0235-33-3303 |
| 拝観料 | 境内無料 |
| 駐車場 | 無料100台 |
| アクセス | JR鶴岡駅から湯野浜温泉方面バスで約30分/山形自動車道鶴岡ICから車で約10分 |
| 所要時間の目安 | 40分〜1時間 |
行き方・駐車場
JR鶴岡駅から善宝寺までは、庄内交通バスの湯野浜温泉方面行きに乗って約30分、「善宝寺」バス停で降りればすぐ目の前です。車の場合は、山形自動車道の鶴岡ICから約10分、日本海東北自動車道の鶴岡西ICからは約15分。境内には無料駐車場が100台分用意されているので、マイカーでもレンタカーでも安心です。鶴岡市街地から日本海側の湯野浜温泉へ向かう県道沿いにあるため、海水浴や温泉とあわせて立ち寄る人も多いスポットです。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
善宝寺から湯野浜温泉、加茂水族館、由良海岸まで、庄内浜エリアを効率よく回るなら車が便利です。夏の繁忙期はレンタカーが早い段階で埋まることもあるので、旅程が決まったら早めの予約が安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
境内の杉木立に新緑が萌える季節。参道を歩くだけでも気持ちのよい時期です。
夏(6〜9月)
鬱蒼とした杉木立が強い日差しを遮り、境内は驚くほど涼しく感じられます。貝喰の池の鯉たちも活発に動く時期です。
秋(10〜11月)
杉木立に混じる紅葉が、黒々とした五重塔の屋根と美しい対比を見せてくれます。
冬(12〜2月)
庄内特有の重い雪雲の下、静まり返った境内に立つ五重塔は一段と神秘的な表情に。積雪時は足元に注意してください。
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1. 五重塔を間近で見上げる
総欅造り、高さ38メートル余りの塔を真下から見上げると、その迫力に圧倒されます。曹洞宗の寺院で五重塔を持つのは全国でも珍しい存在です。

2. 杉木立の参道をゆっくり歩く
杉の木々の間から塔の姿が見え隠れする参道は、境内の広さを実感できる散策路。季節ごとに木々が見せる表情の違いも楽しみのひとつです。

3. 龍王殿で海上安全を祈願する
天保4年(1833年)に再建された亀甲葺き八棟造りの社殿。漁業関係者が海上安全と大漁満足を祈願してきた、善宝寺信仰の中心地です。
あわせて回りたい、近くの見どころ



近くの人気飲食店
善宝寺から鶴岡駅方面へ戻る途中の大山地区は、酒蔵が点在する古くからの町。地元で長く愛される食堂や居酒屋が揃っています。
鈴木屋ラーメン・そば・うどん大山/定休:火曜/★3.17(42件)📍Googleマップで現在地からのルートを見る昔ながらの中華そばが名物の老舗食堂。手打ちの麦切りやそばも味わえます。
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旬彩亭 なな八居酒屋・食堂大山/不定休/★3.03(3件)📍Googleマップで現在地からのルートを見る店主が毎朝市場で仕入れる庄内の旬の食材を使った、8品の小鉢付き定食が人気です。
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やきとりみさき焼き鳥大山/定休:月曜/17:00〜23:00📍Googleマップで現在地からのルートを見る地元客に長く愛されてきた焼き鳥店。夕方からの参拝帰りに立ち寄るのにちょうどよい時間帯です。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
善宝寺の周辺は宿が少ないため、車で約10分の湯野浜温泉を拠点にするのがおすすめです。日本海に面した白砂の海岸沿いに宿が並び、参拝と海の景色をあわせて楽しめます。

湯野浜温泉エリア
参拝と庄内浜観光の拠点になる温泉地※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
広い境内をゆっくり参拝するのにあると便利なアイテムです。

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よくあるご質問(FAQ)
善宝寺のご利益は何ですか。
海上安全、大漁満足、商売繁盛です。古くから龍神を祀り、海の安全を祈願する漁業関係者から篤い信仰を集めてきました。
拝観料はかかりますか。
境内は無料で拝観できます。
貝喰の池の「人面魚」は今も見られますか。
本堂裏手の貝喰の池には、黒い模様が人の顔のように見える鯉が今も生息しています。1990年代に全国的な話題となりました。
駐車場はありますか。
境内に無料の駐車場が100台分あります。
善宝寺までのアクセス方法は。
JR鶴岡駅から庄内交通バスの湯野浜温泉方面行きで約30分。車の場合は山形自動車道鶴岡ICから約10分です。
航空券も、まとめて比較
庄内空港ゆきの国内線をANA、JALなど横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















写真クレジット: 五重塔(Hideyuki KAMON, Martin Lopatka/CC BY-SA 2.0)、龍王殿(CC BY-SA 4.0)、加茂水族館外観、由良海岸・白山島(CC BY-SA 4.0)、湯野浜温泉(Ippei Ogiwara/CC BY 2.0)、いずれもWikimedia Commonsより。
