
十六羅漢岩(じゅうろくらかんいわ)
日本海の荒波が打ち寄せる岩礁に、22体の仏の姿が刻まれています。海で命を落とした漁師を悼み、海の安全を祈り続けた一人の僧の祈りが、150年以上たった今も岩に残っています。
このページでわかること
- 十六羅漢岩が刻まれた由来と、彫らせた寛海和尚の物語
- 22体の磨崖仏の内訳と、行き方・駐車場情報
- 夕日が美しく見える時間帯と、あわせて回りたい近くの見どころ
- 隣接する食事処「サンセット十六羅漢」など、近くの飲食店
- 吹浦・遊佐エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
十六羅漢岩ってどんなスポット?
山形県遊佐町の吹浦海岸、日本海の荒波が絶えず打ち寄せる岩礁に、22体の仏の姿が刻まれています。江戸時代の終わり、この地の海禅寺21代住職・寛海和尚は、海の仕事で命を落とした漁師たちを弔い、これから海に出る人たちの安全を祈るため、岩肌に仏を刻むことを発願しました。托鉢で資金を集め、地元の石工たちとともに1864年に着工。5年の歳月をかけ、明治元年(1868年)、十六羅漢に釈迦牟尼仏、文殊菩薩、普賢菩薩、観音菩薩、舎利仏、目蓮を加えた22体の磨崖仏と獅子像が、ついに完成しました。これほどの規模の磨崖仏が岩礁に刻まれているのは日本海側では類を見ず、水産庁の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも選ばれています。寛海和尚自身は、岩の完成から3年後の1871年、羅漢岩のかたわらの海に身を投じ、みずから海を見守る仏になったと伝えられます。今も岩に刻まれた表情の一つひとつに、その祈りの重みが宿っているようです。
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基本情報
| 名称 | 十六羅漢岩(じゅうろくらかんいわ) |
|---|---|
| 所在地 | 山形県飽海郡遊佐町吹浦字西楯 |
| 造立 | 1864年発願、明治元年(1868年)完成。海禅寺21代寛海和尚が5年をかけて造仏 |
| 構成 | 十六羅漢+釈迦牟尼仏・文殊菩薩・普賢菩薩・観音菩薩・舎利仏・目蓮の計22体、獅子像を含む |
| 拝観料 | 無料 |
| 駐車場 | 約100台(無料) |
| アクセス | 日本海東北自動車道 酒田みなとICから車で約30分/JR吹浦駅から徒歩約15分 |
| 見学時間の目安 | 20〜30分 |
| ベストタイム | 日中は岩と海のコントラスト、日没前後は夕日に浮かぶシルエットが見どころ |
行き方・駐車場
日本海東北自動車道「酒田みなとIC」から国道7号を北へ約30分。JR羽越本線「吹浦駅」からは徒歩約15分、車なら約5分です。国道345号を挟んで岩礁の向かいに約100台分の無料駐車場が整備されており、駐車場のすぐそばには食事処「サンセット十六羅漢」もあります。駐車場から磨崖仏までは、柵沿いの遊歩道を歩いてすぐ。足元は岩場で凹凸があるため、歩きやすい靴での訪問をおすすめします。庄内エリアの移動は車が中心になるので、未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
十六羅漢岩から鳥海山大物忌神社、丸池様まで、遊佐町の見どころは車移動が基本です。庄内エリアは公共交通の本数が限られるため、旅程が決まったら早めにレンタカーを押さえておくのが安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
雪解けとともに海の色も澄んでくる季節。日本海の荒々しさが落ち着き、遊歩道も歩きやすくなります。
夏(6〜9月)
毎年7月最終土曜日には「十六羅漢まつり」が開催され、海の安全を祈る地元の行事に触れられます。日差しが強いので日焼け対策を忘れずに。
秋(10〜11月)
空気が澄み、岩と日本海のコントラストが際立つ季節。台風シーズンでもあるため、訪問前に海況の確認を。
冬(12〜2月)
日本海特有の荒波と地吹雪で、岩場は特に危険です。無理に近づかず、遊歩道や車内から荒々しい冬の日本海を眺めるのがおすすめです。
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1. 展望台から岩と日本海のコントラストを望む
遊歩道の先の展望台に立つと、岩礁と日本海の水平線が一望できます。まずはここで全体像を眺めてから、磨崖仏に近づくのがおすすめです。

2. 22体それぞれの表情を見比べる
十六羅漢に釈迦牟尼仏や観音菩薩などを加えた22体は、一体ごとに表情が異なります。近くでゆっくり見比べてみましょう。

3. 日没前後、夕日に浮かぶシルエットを狙う
日本海に太陽が沈む時間帯は、磨崖仏が黒いシルエットとして浮かび上がります。天候が良ければ一年で最も感動する時間です。

4. すぐ隣の食事処でとびうおラーメンを味わう
駐車場に隣接する「サンセット十六羅漢」で、日本海を眺めながらひと休み。とびうお出汁のラーメンが名物です。

5. 寛海和尚の物語に思いを馳せる
この岩を彫らせた寛海和尚は、完成の3年後にみずから羅漢岩のかたわらの海に入り、守り仏になったと伝えられます。その祈りの背景を知ってから見ると、岩の表情がまた違って見えてきます。
あわせて回りたい、近くの見どころ



近くの人気飲食店
十六羅漢岩の駐車場すぐそばから、車で少し足を延ばした先まで。日本海の景色とあわせて楽しめるお店を紹介します。
サンセット十六羅漢ラーメン吹浦字西楯/年中無休(1/1のみ休)/とびうおラーメンが名物📍Googleマップで現在地からのルートを見る十六羅漢岩の駐車場に隣接する、海が見える一軒家レストラン。飛魚出汁のあっさりスープが評判です。
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展望レストラン ラ・メール和洋定食吹浦字西浜/予約推奨/カキフライ定食が人気📍Googleマップで現在地からのルートを見る日本海を見渡せる高台のレストラン。地産地消のフライ定食や、夕日を眺めながらのドリンクバーが評判です。
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中華そば七郎ラーメン遊佐町北目字蟻塚/塩中華(青さ入り)が名物📍Googleマップで現在地からのルートを見る少し内陸の高瀬地区まで足を延ばして立ち寄りたい人気のラーメン店。青さ海苔をのせた塩中華が名物です。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
十六羅漢岩は遊佐町吹浦の海沿いにあり、鳥海山大物忌神社や丸池様とあわせて回るなら、吹浦・遊佐エリアの宿を拠点にすると動きやすくなります。

吹浦・遊佐エリア
日本海の見どころめぐりの拠点として動きやすい滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
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よくあるご質問(FAQ)
十六羅漢岩とはどんな場所ですか。
山形県遊佐町の吹浦海岸にある岩礁で、海禅寺21代寛海和尚が漁師の供養と海上安全を願い、1864年から5年かけて明治元年(1868年)に完成させた22体の磨崖仏です。日本海側ではこれほどの規模の磨崖仏は珍しく、貴重な歴史文化財産とされています。
拝観料はかかりますか。
無料です。駐車場も無料で利用できます。
駐車場はありますか。
国道345号を挟んで岩礁の向かいに、約100台分の無料駐車場があります。
アクセス方法を教えてください。
日本海東北自動車道 酒田みなとICから車で約30分。JR吹浦駅からは徒歩約15分、車なら約5分です。
いつ訪れるのがおすすめですか。
日中は岩と日本海のコントラストが楽しめ、日没前後は磨崖仏が夕日に浮かぶシルエットが見どころです。ただし冬場や荒天時は岩場に近づかず、安全第一で見学してください。
写真提供: 十六羅漢岩の遊歩道(Ultzsahari/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons)、展望台からの眺め(Ultzsahari/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons)、磨崖仏群(Ultzsahari/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons)、女鹿埼灯台(Yauchi/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons)。各写真は元データを改変せず使用しています。
十六羅漢岩から車で約5分の鳥海山大物忌神社(吹浦口ノ宮)、車で約10分の丸池様とあわせて、遊佐町の祈りの場をめぐる旅にしてみませんか。
航空券も、まとめて比較
十六羅漢岩へは庄内空港が最寄り。羽田からのANA便を中心に、航空券の料金を横断比較できます。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















