
副川神社(そえがわじんじゃ)
高岳山の山頂近くに鎮座する、現存する社地としては日本最北の式内社。江戸時代に秋田藩から篤く崇敬された秋田藩三国社の一つで、杉木立の参道の先には八郎潟の大パノラマが広がります。
このページでわかること
- 副川神社が「現存最北の式内社」と呼ばれる理由
- 里宮から奥宮までの行き方、駐車場
- 参道の常夜灯に伝わる、八郎潟舟運の歴史
- あわせて回りたい近くの見どころと飲食店
- 八郎潟町エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
副川神社ってどんな神社?
秋田県八郎潟町の高岳山(標高221.4m)の山頂近くに、副川神社は鎮座しています。平安時代の延喜式神名帳に記載された式内社「出羽国山本郡一座 小副川神社」に比定される古社で、現存する社地としては日本最北の式内社とされています。中世には牛頭天王を祀る修験道の聖地であったと伝わり、江戸時代初期に秋田藩が藩内の古社復興を進める中で、この高岳山が式内社の所在地と定められました。1714年、京都の吉田家から久保田藩(秋田藩)へ副川神社の存否を尋ねられた際、藩の神社奉行であった茂木知教が高岳山を霊地として社を置いたという記録も残っています。藩政期を通じて30石の社領を持ち、秋田藩三国社の一つとして篤く崇敬され、1872年には郷社に昇格しました。参道は杉木立の中を抜けて山頂へと続き、道中には高さ約2.5mの石灯籠が立っています。干拓によって姿を変える前の八郎潟を行き交う舟にとって、この灯りは灯台の役割を果たしていたと伝わり、静かな山中に往時の暮らしを感じさせる一基です。
フォトギャラリー



基本情報
| 名称 | 副川神社(そえがわじんじゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県南秋田郡八郎潟町浦大町字小坂45(里宮)。社殿(奥宮)は高岳山山頂近く |
| 由緒 | 延喜式内社に比定される古社。中世は牛頭天王を祀る修験道の聖地であったと伝わる |
| 料金 | 無料 |
| 参道 | 里宮から山頂近くの社殿までは杉木立の中を徒歩で登る山道 |
| アクセス | 秋田自動車道 五城目八郎潟ICから車で約10分/JR八郎潟駅から車で約10分 |
| 所要時間の目安 | 参拝と展望あわせて1時間〜1時間30分 |
行き方・駐車場
秋田自動車道 五城目八郎潟ICから県道を北東へ約4km、車で約10分です。国道7号から高岳山方面へ折れ、住宅地の間を抜ける小径を進むと里宮の入口に着きます。里宮の周辺に数台分の駐車スペースがあります。里宮から山頂近くの社殿までは杉木立に囲まれた参道を徒歩で登るため、歩きやすい靴での訪問がおすすめです。周辺の移動はレンタカーが便利なので、未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
八郎潟町周辺は公共交通の本数が限られ、車での移動が基本になります。周辺の見どころとあわせて回るなら、レンタカーを早めに押さえておくと安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
一本桜展望所の桜が見頃を迎え、参道の杉木立も新緑に色づきます。
夏(6〜9月)
杉木立の参道は木陰が多く、涼しく歩けます。展望所からの八郎潟の眺めも爽快です。
秋(10〜11月)
空気が澄み、男鹿半島まで見渡せる日も。紅葉した社叢も見どころです。
冬(12〜2月)
雪化粧した社殿と参道は静寂そのもの。積雪、凍結時は参道が滑りやすいため注意しましょう。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 里宮から杉木立の参道を登る
石鳥居をくぐり、常夜灯の立ち並ぶ杉木立の中を山頂近くの社殿へと登っていきます。

2. 常夜灯に、かつての八郎潟舟運を思う
約2.5mの石灯籠は、干拓前の八郎潟を行き交う舟の灯台代わりだったと伝わります。

3. 一本桜展望所から大パノラマを望む
男鹿半島と八郎潟の干拓地を一望できる、参道随一の展望ポイントです。

4. 山頂近くの社殿に参拝する
杉に囲まれた静かな境内で、現存最北の式内社に手を合わせましょう。

5. すぐ近くの浦城跡もあわせて歴史散策
同じ浦大町にある中世の山城跡。高岳山とセットで巡れる距離です。
あわせて回りたい、近くの見どころ



近くの人気飲食店
八郎潟町の中心部には、地元で親しまれる食堂やカフェが点在しています。参拝の前後に立ち寄るのがおすすめです。

カフェどんぐりカフェ・カレー中田/はちパル内/定休:月・火曜/★3.07(9件)📍Googleマップで現在地からのルートを見る図書館併設の交流施設「はちパル」内にあるカフェ。ランチのカレーが人気です。
食べログで見る ›

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。飲食店の写真は店舗の実写が確保できなかったため、ジャンルのイメージ画像を使用しています。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
八郎潟町周辺は宿泊施設が限られるため、八郎潟駅周辺エリアで事前にチェックしておくと安心です。

八郎潟駅周辺エリア
周辺観光の拠点として動きやすい滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
杉木立の参道を歩くうえで、あると安心なアイテムをまとめました。
歩きやすいウォーキングシューズ里宮から山頂近くの社殿までは山道の参道が続きます。歩きやすい靴があると安心です。
最安値料金 2,480円〜(2026/7/16時点・楽天)
御朱印帳入れ巾着副川神社は式内社の古社。御朱印帳を汚さず持ち歩ける巾着があると、他の神社めぐりにも重宝します。
最安値料金 880円〜(2026/7/15時点・楽天)
トレッキングポール杉木立の参道は勾配のある山道です。熊の目撃情報がある地域でもあり、足元を支えつつ人の気配も伝えられるポールがあると安心です。
最安値料金 1,980円〜(2026/7/16時点・楽天)
モバイルバッテリー山あいの神社で、周辺にコンビニ等が少なめ。地図アプリや写真撮影でバッテリーを消耗しがちなので、予備があると安心です。
最安値料金 1,280円〜(2026/7/16時点・楽天)
よくあるご質問(FAQ)
副川神社はどこにありますか。
秋田県南秋田郡八郎潟町の高岳山山頂近くにあります。麓の里宮の住所は浦大町字小坂45です。
なぜ「現存最北の式内社」と呼ばれますか。
平安時代の延喜式神名帳に記載された式内社の中で、現存する社地としては日本最北に位置するためです。
山頂の社殿まで車で行けますか。
車で行けるのは麓の里宮までです。山頂近くの社殿までは杉木立の参道を徒歩で登ります。
参道の常夜灯にはどんな由来がありますか。
高さ約2.5mの石灯籠で、干拓前の八郎潟を行き交う舟の灯台代わりだったと伝わります。
駐車場はありますか。
里宮の周辺に数台分の駐車スペースがあります。
副川神社は、浦城跡や三倉鼻公園とあわせて、八郎潟町の歴史と絶景を一度に楽しめるスポットです。
航空券も、まとめて比較
秋田空港ゆきの国内線をANA、JALなど横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















