
赤田の大仏(長谷寺)
山あいの静かな集落に、高さ約9mの金箔観音が忽然と現れる。奈良、鎌倉と並ぶ「日本三大長谷観音」の一つでありながら、寺の読み方だけがこの寺だけ違う、知る人ぞ知る古刹です。
このページでわかること
- 赤田の大仏がなぜ「ちょうこくじ」と読むのか、その由来
- 行き方・駐車場、拝観料などの基本情報
- 赤田大仏祭りなど季節ごとの見どころ
- あわせて回りたい近くの見どころと飲食店
- 由利本荘市街エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
赤田の大仏ってどんなスポット?
由利本荘市赤田、山あいの静かな集落に、金色に輝く高さ約9mの十一面観世音菩薩が安置された寺院があります。正法山長谷寺、通称「赤田の大仏」です。奈良県桜井市、神奈川県鎌倉市の長谷寺とともに「日本三大長谷観音」の一つに数えられながら、寺名の読み方だけがこの寺だけ異なります。奈良、鎌倉が「はせでら」と読むのに対し、赤田の長谷寺は「ちょうこくじ」。同じ字を書いて違う音で呼ばれる、この土地ならではの由緒がここにあります。開山は江戸時代中期、亀田藩の僧・是山泰覚禅師。安永4年(1775年)に寺を開き、天明6年(1786年)、二年の歳月をかけて木造金箔押しの十一面観音像を完成させました。像の胎内には、奈良の長谷寺本尊と同じ木から彫られたとされる小さな観音像が納められているという言い伝えも残ります。明治21年(1888年)の火災で伽藍とともに焼失しましたが、地域の人々の手で再建され、今も変わらぬ姿で参拝者を迎えています。境内はいつでも自由に参拝でき、拝観は無料。毎年8月21〜22日には、大仏の分身を約1km離れた赤田神明社まで運ぶ「赤田大仏祭り」が行われます。神仏混淆の名残を今に伝える全国でも珍しい祭礼として、秋田県の無形民俗文化財に指定されています。ご利益は諸願成就。山あいの小さな集落にこれほど大きな祈りの対象があることに、多くの参拝者が驚きと感動を覚えます。
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基本情報
| 名称 | 長谷寺(ちょうこくじ)/通称「赤田の大仏」 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県由利本荘市赤田字上田表115 |
| 宗派 | 曹洞宗(正法山長谷寺) |
| 本尊 | 十一面観世音菩薩立像(高さ約9m、木造金箔押し) |
| 開山 | 是山泰覚禅師(安永4年/1775年) |
| ご利益 | 諸願成就 |
| 拝観料 | 無料 |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 例祭 | 赤田大仏祭り(8月21〜22日、秋田県指定無形民俗文化財) |
| 電話 | 0184-22-1349 |
| アクセス | 日本海東北自動車道 大内JCTから車で約10分/JR羽後本荘駅からバスで約25分「赤田大仏前」下車 |
行き方・駐車場
日本海東北自動車道の大内JCTから県道を北東へ約5km、車で10分ほどの距離です。JR羽越本線の羽後本荘駅からは羽後交通バスで約25分、「赤田大仏前」で下車すればすぐ。羽後岩谷駅からはタクシーで約7分です。境内には無料の駐車場が用意されています。公共交通機関の本数は多くないため、レンタカーでの訪問が安心です。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
赤田の大仏がある由利本荘市北部の山あいエリアは、公共交通機関の本数が限られています。周辺の見どころとあわせて回るなら、レンタカーを押さえておくのが安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
雪解けとともに境内の緑が戻る季節。山あいの静けさの中、ゆっくりと参拝できます。
夏(8月)
8月21〜22日の赤田大仏祭りは必見。神輿や獅子舞、ひょっとこ踊りが集落を練り歩きます。
秋(10〜11月)
周囲の山々が色づき、金色の観音像とのコントラストが美しい季節です。
冬(12〜2月)
雪化粧した本堂と金箔の大仏のコントラストが見もの。積雪時は足元に注意が必要です。
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1. 高さ約9mの金箔観音を見上げる
本堂内、間近から見上げる大仏の迫力は写真では伝わりきりません。静かに手を合わせる時間を大切に。

2. 「ちょうこくじ」の由来に触れる
日本三大長谷観音のうち、読み方が違うのはこの寺だけ。案内板や由緒書きで歴史を確かめてみましょう。

3. 隣接する五峰苑でバラ園と美術館めぐり
大仏と同じ「上田表」にある五峰苑には、バラ園や菖蒲園、是山和尚の資料館も併設されています。

4. 赤田神明社もあわせて参拝
大仏祭りで神輿が渡る神社。長谷寺とセットで訪れると、神仏混淆の由緒がより実感できます。

5. 道の駅おおうち ぽぽろっこで温泉休憩
車で約10分。日帰り温泉と直売所を備えた道の駅で、参拝後にひと休みできます。
あわせて回りたい、近くの見どころ



近くの人気飲食店
赤田は山あいの集落で飲食店が少なめ。車で10分ほどの道の駅おおうち周辺まで足をのばすと選択肢が増えます。
レストランきぬさや食堂・郷土料理・カフェ岩谷町字西越36/道の駅おおうち ぽぽろっこ内📍Googleマップで現在地からのルートを見る道の駅おおうち内にある食堂。地元食材を使った郷土料理が味わえ、参拝の前後に立ち寄りやすい一軒です。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
赤田周辺には宿泊施設が少なく、車で15分ほどの由利本荘市街地(羽後本荘駅前エリア)を拠点にすると、飲食や買い物もあわせて便利です。

羽後本荘駅前エリア
由利本荘市内の観光拠点として動きやすい滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
参拝や周辺散策であると便利なアイテムです。
御朱印帳秋田三十三観音霊場第8番札所でもある長谷寺。御朱印集めをする参拝者も多く、1冊あると旅の記念になります。
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虫除けスプレー山あいの集落にあるお寺のため、夏場は特に虫が多くなりがち。五峰苑のバラ園散策とあわせて用意しておくと快適です。
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モバイルバッテリー赤田は市街地から離れた山あいのエリアで、周辺にコンビニや充電できるお店が少なめ。地図アプリや写真撮影でバッテリーを消耗しがちなので、予備があると安心です。
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よくあるご質問(FAQ)
赤田の大仏(長谷寺)とは何ですか。
秋田県由利本荘市赤田にある曹洞宗の寺院、正法山長谷寺の本尊、十一面観世音菩薩立像の通称です。高さ約9mの木造金箔押しで、奈良、鎌倉とともに「日本三大長谷観音」の一つに数えられます。
なぜ「長谷寺」を「ちょうこくじ」と読むのですか。
奈良、鎌倉の長谷寺はいずれも「はせでら」と読みますが、赤田の長谷寺だけは古くから「ちょうこくじ」と読まれてきました。同じ日本三大長谷観音の一つでありながら、読み方だけが異なる珍しい例です。
拝観料はかかりますか。
拝観は無料です。境内はいつでも自由に参拝できます。
駐車場はありますか。
境内に無料の駐車場が用意されています。
赤田大仏祭りとはどんなお祭りですか。
毎年8月21〜22日に行われる、秋田県指定無形民俗文化財の祭礼です。大仏の分身とされる観音像が約1km離れた赤田神明社に運ばれ、翌日神輿に乗せられて長谷寺に戻る、神仏混淆の名残を今に伝える全国でも珍しい祭典です。
写真提供: Wikimedia Commons(撮影 whiz0520/Jun K 各氏、CC BY 3.0/CC BY-SA 2.0)
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