
川原毛地獄(かわらげじごく)
青森県の恐山、富山県の立山と並ぶ日本三大霊地の一つ。草木の生えない灰白色の山肌のあちこちから硫気が噴き出す、大同2年(807年)開山と伝わる修験の霊場です。
このページでわかること
- 川原毛地獄が「日本三大霊地」と呼ばれる由来と、大同2年(807年)開山の歴史
- 硫化水素ガスへの安全な向き合い方と、冬季通行止め(11月〜5月上旬)の期間
- 行き方・駐車場(約20台)と、隣接する川原毛大湯滝、泥湯温泉へのアクセス
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい近くの見どころ
- 周辺エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
川原毛地獄ってどんなスポット?
秋田県湯沢市の山あい、標高約800mの場所に、草木がまったく生えない灰白色の斜面が突然広がるスポットがあります。川原毛地獄です。青森県の恐山、富山県の立山と並び「日本三大霊地」の一つに数えられ、あちこちの岩肌から白い噴気が音を立てて噴き出し、あたりには硫黄の匂いが立ち込めます。伝承によれば、大同2年(807年)に月窓和尚がこの地を開山したのが始まりとされ、以来千年以上にわたって修験の霊場として人々の祈りを集めてきました。かつては硫黄鉱山としても稼働し、昭和62年に建立された川原毛地蔵菩薩は、鉱山で亡くなった人々の霊を今も静かに供養しています。木々に囲まれた道から地獄地帯に近づくにつれ、地面の色が緑から灰色へと変わり、噴気の音が少しずつ大きくなっていく感覚は、他のどんな観光地でも味わえないものです。厄除けや供養のご利益を求めて訪れる人はもちろん、荒々しい大地の息づかいそのものを一目見ようと、多くの旅行者がこの静かな山あいを目指します。
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基本情報
| 名称 | 川原毛地獄(かわらげじごく) |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県湯沢市高松番沢 |
| 由来 | 大同2年(807年)月窓和尚開山と伝わる、日本三大霊地の一つ |
| ご利益 | 厄除け、供養 |
| 料金 | 無料 |
| 駐車場 | 川原毛地獄駐車場(約20台) |
| アクセス | JR湯沢駅から車で約45分/湯沢横手道路須川ICから約30分 |
| 冬季 | 11月〜5月上旬は積雪のため道路が完全通行止め |
| 所要時間の目安 | 30分〜1時間 |
行き方・駐車場
川原毛地獄へは、湯沢横手道路の須川ICで降り、高松・三途川渓谷を抜けて木地山を直進、泥湯方面へ向かう道を進みます。カーナビには「川原毛地獄駐車場」を目的地に設定するのが確実です。JR湯沢駅からは車で約45分、須川ICからは約30分。駐車場は約20台分あり、隣接して川原毛大湯滝の駐車場(約50台)も整備されています。冬季(11月〜5月上旬)は積雪のため道路そのものが完全に通行止めとなるため、訪問時期には十分注意してください。レンタカーが未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
川原毛地獄へは山あいの道を走る車移動が前提です。湯沢市街地からも距離があり、冬季は通行止めとなるため、訪問時期にあわせてレンタカーを早めに確保しておくと安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
例年5月上旬に冬季通行止めが解除され、シーズンが始まります。残雪と灰白色の斜面が織りなす景色に出会えることもあります。
夏(6〜9月)
7月上旬〜9月中旬は隣接する川原毛大湯滝の入浴適期。地獄地帯の散策とあわせて、天然の露天風呂を楽しめる季節です。
秋(10〜11月)
紅葉と灰白色の山肌のコントラストが美しい季節。例年秋には、鉱山殉職者を供養する川原毛地蔵祭が営まれます。
冬(12〜2月)
11月〜5月上旬は積雪のため道路が完全に通行止めとなり、訪問はできません。次のシーズンの解除情報を確認しましょう。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 遊歩道を歩いて地獄地帯を巡る
柵沿いに整備された遊歩道から、あちこちで噴気が立ちのぼる様子を間近に見られます。柵の外には絶対に出ないようにしましょう。

2. エメラルド色の湯だまりを眺める
灰白色の斜面のところどころに現れる、青緑色に澄んだ湯だまり。硫黄泉ならではの鮮やかな色合いです。

3. 川原毛地蔵菩薩に手を合わせる
昭和62年、硫黄鉱山で亡くなった人々を供養するために建立されたお地蔵様。厄除け、供養を願う人が静かに手を合わせていきます。

4. 足を延ばして川原毛大湯滝の露天風呂へ
遊歩道を抜けた先にある、滝そのものが温泉という全国でも珍しいスポット。入浴適期は7月上旬〜9月中旬、水着着用が必須です。

5. ジオスタ☆ゆざわで火山の成り立ちを学んでから訪れる
ゆざわジオパークの情報発信拠点。川原毛地獄がどうしてこの景観になったのかを知ってから歩くと、見え方がぐっと変わります。
あわせて回りたい、近くの見どころ

川原毛大湯滝
滝そのものが温泉という、全国でも極めて珍しい天然の露天風呂。適温期は7月上旬〜9月中旬で、水着の着用が必須です。


近くの人気飲食店
川原毛地獄の周辺は山あいの秘湯エリアのため、飲食店の数は多くありません。日帰り入浴とあわせて利用できる、近隣の温泉宿の食事処を選びました。
泥湯温泉 奥山旅館温泉宿の食事処、鯉料理泥湯温泉/日本秘湯を守る会加盟、日帰り入浴可📍Googleマップで現在地からのルートを見る川原毛地獄から徒歩約30分、車ならすぐの秘湯宿。名物は鯉料理で、日帰り入浴もでき、散策の合間の休憩に立ち寄れます。
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秋の宮温泉郷 鷹の湯温泉温泉宿の食事処、イワナ・郷土料理秋の宮温泉郷/日本秘湯を守る会加盟、日帰り入浴可📍Googleマップで現在地からのルートを見る役内川のほとりに佇む秘湯の宿。清流育ちのイワナ料理や、寒い季節はきりたんぽ鍋など秋田の郷土料理が味わえます。
食べログ予約 ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
川原毛地獄の周辺は温泉宿が点在する秘湯エリアです。泥湯温泉や秋の宮温泉郷に宿を取れば、日帰り入浴や食事とあわせてゆっくり滞在できます。

泥湯温泉・秋の宮温泉郷エリア
秘湯めぐりとあわせて滞在するなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
山あいの秘境エリアで、近くにコンビニなどはありません。事前に揃えておくと当日ラクになるアイテムをまとめました。
歩きやすいトレッキングシューズ遊歩道は火山灰質の地面で、雨天時は滑りやすくなります。足元がしっかりした靴での訪問が安心です。
羽織れる防寒アウター標高約800mの山あいは、平地より気温が低め。噴気で体感が変わることもあるので、脱ぎ着しやすい1枚があると安心です。
水着足を延ばして川原毛大湯滝に入浴するなら必須のアイテム。適期は7月上旬〜9月中旬です。
熊鈴周辺は熊の生息域でもあります。鈴やラジオなど音の出るものを携行すると、遭遇のリスクを減らせます。
温泉タオル泥湯温泉や川原毛大湯滝など、日帰り入浴のスポットが多いエリア。1枚持っておくと、思い立ったときにすぐ立ち寄れます。
よくあるご質問(FAQ)
川原毛地獄はなぜ「日本三大霊地」と呼ばれるのですか。
青森県の恐山、富山県の立山と並び、古くから修験の霊場として信仰を集めてきたことに由来します。大同2年(807年)に月窓和尚が開山したと伝わります。
硫化水素ガスは危険ですか。
濃度が高い箇所があるため、遊歩道の柵の外や立入禁止区域には絶対に入らないでください。ガスは地面付近に滞留しやすいため、しゃがみ込んだり長時間同じ場所に留まったりしないよう注意しましょう。
冬でも訪問できますか。
できません。11月〜5月上旬は積雪のため道路が完全に通行止めとなります。訪問前に開通情報を確認してください。
川原毛大湯滝にはいつ入浴できますか。
入浴適期は7月上旬〜9月中旬です。水着の着用が必須で、川原毛地獄の駐車場から遊歩道経由で徒歩約15〜20分かかります。
駐車場はありますか。
川原毛地獄駐車場に約20台分あります。隣接して川原毛大湯滝の駐車場(約50台)も整備されています。
写真提供: Raita Futo(Wikimedia Commons, CC BY 2.0)/Waiesu(Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)/Ippukucho(Wikimedia Commons, CC BY 3.0)/shidax(Wikimedia Commons, CC BY 3.0)/RickardA(Wikimedia Commons, Public Domain)/さかおり(Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)/Soica2001(Wikimedia Commons, Public Domain)
川原毛地獄は、隣接する湯沢市の秘湯めぐりとあわせて訪れたいスポットです。周辺の温泉地や見どころも、あわせてチェックしてみてください。
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