
入水鍾乳洞(いりみずしょうにゅうどう)
冷たい地下水に膝まで浸かり、懐中電灯ひとつを頼りに進む。手つかずの闇の奥で、大地そのものの神秘とパワーに触れる稀有な探検スポットです。
このページでわかること
- 入水鍾乳洞のA・B・Cコースの違いと、水に浸かる本格探検の魅力
- 料金、営業時間、レンタル装備、予約が必要なコース
- 行き方・駐車場と、探検前に知っておきたい注意点
- あわせて回りたい近くの見どころと飲食店
- 郡山エリアの宿の料金比較
入水鍾乳洞ってどんなスポット?
福島県田村市の山あいに、もうひとつの鍾乳洞があります。あぶくま洞から車でわずか10分、地元の人々が1927年に発見し、1934年には国の天然記念物に指定された入水鍾乳洞です。全長約900mの洞内は、入口から奥へとA・B・Cの3つのコースに分かれています。観光地として整備されたAコースは普段着のまま歩けますが、Bコースへ足を踏み入れた瞬間、景色は一変します。水温10度前後の冷たい地下水が足首から膝までを浸し、頼りになるのは懐中電灯やろうそくの灯りだけ。人の手がほとんど加えられていない、生まれたままの闇と岩肌がそこにはあります。さらに奥のCコースは案内人同伴の予約制で、ヘルメットやプロテクターを身につけた本格的なケイビング体験ができます。整備された観光鍾乳洞とはひと味違う、大地そのものと向き合うような感覚。ご利益をうたう社寺とは異なりますが、長い年月をかけて水が刻んだ地底の造形と静けさに触れると、日常では味わえない大地のパワーを全身で感じられるはずです。
フォトギャラリー


※フォトギャラリーは現在2枚のみ掲載しています。実写の追加取得が確認でき次第、順次追加します。
基本情報
| 名称 | 入水鍾乳洞(いりみずしょうにゅうどう) |
|---|---|
| 所在地 | 福島県田村市滝根町菅谷字大六89-3 |
| 指定 | 国指定天然記念物(1934年12月28日指定、1927年発見) |
| 洞の規模 | 全長約900m(A・B・Cの3コース) |
| 営業時間 | 通常期(3月上旬〜10月下旬):8:30〜17:00 冬季(10月下旬〜3月上旬):8:30〜16:30 |
| 入洞料金 | Aコース:大人600円/小人500円 Bコース:大人1,000円/小人800円 Cコース:7,000円(要予約・案内人同伴) |
| レンタル | ヘルメット、Tシャツ、ショートパンツ、膝パッド、サンダル、ろうそく、ヘッドライト、レインコート(各有料) |
| 駐車場 | 40台(無料) |
| アクセス | JR磐越東線「菅谷駅」から車で約5分/磐越自動車道「田村スマートIC」から約20分 |
※料金、営業時間、Cコースの受付条件は変更される場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
行き方・駐車場
車の場合は磐越自動車道「田村スマートIC」または「小野IC」から約20分。電車の場合はJR磐越東線「菅谷駅」からタクシーで約5分です。隣接するあぶくま洞からは車で約10分の距離にあり、2つの鍾乳洞をセットで回るのが定番のコースです。周辺は山あいのため、公共交通機関のみでの訪問はタクシーの利用が前提になります。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
入水鍾乳洞は山あいに位置し、あぶくま洞とのセット観光には車がほぼ必須。郡山や福島の空港・駅でレンタカーを確保しておくと、2つの鍾乳洞と周辺散策までスムーズに回れます。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
雪解け水で地下水がやや冷たく感じられる季節。入口周辺の新緑と洞窟の対比が印象的です。
夏(6〜9月)
洞内は年間を通じて水温10度前後。真夏でも冷たい水に触れると、外の暑さを忘れる涼しさが味わえます。
秋(10〜11月)
混雑が落ち着く狙い目シーズン。あぶくま洞とあわせた紅葉ドライブにもおすすめです。
冬(12〜2月)
積雪や路面凍結の影響で営業時間が8:30〜16:30に短縮されます。防寒対策を万全にお出かけください。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. Aコースで気軽に鍾乳石の造形美を楽しむ
普段着のまま歩ける整備された区間。まずはAコースで洞窟の雰囲気をつかむのがおすすめです。

2. Bコースで冷たい地下水に膝まで浸かる本格探検
水温10度前後の地下水に膝まで浸かりながら進む、手つかずの区間。懐中電灯の灯りだけが頼りです。

3. Cコースで案内人と行く本格ケイビング(要予約)
ヘルメットやプロテクターなどの装備一式を身につけ、案内人同伴でさらに奥へ。予約制のため事前確認が必要です。

4. あぶくま洞とセットで「地底の神秘」を満喫する
車で約10分の距離にある、対照的な2つの鍾乳洞。整備された地底の絶景と、手つかずの探検を一日で味わえます。

5. 懐中電灯の灯りだけを頼りに進む、非日常の暗闇体験
照明設備のないBコース以降は、自分の懐中電灯だけが頼り。日常では味わえない静けさと暗闇に包まれます。
あわせて回りたい、近くの見どころ


星の村天文台
県内最大級、口径65cmの反射式天体望遠鏡を備える天文台。あぶくま洞に隣接しており、地底探検のあとに夜空の神秘へ足を延ばせます。

大滝根山
標高1,192m、阿武隈山地の最高峰。入水鍾乳洞やあぶくま洞を育んだカルスト台地の水源にあたる山で、登山や自然散策が楽しめます。

あじさい回廊
あぶくま洞へ向かう道沿い、約1kmにわたってあじさいが植えられたエリア。例年7月中旬が見頃で、2つの鍾乳洞めぐりとあわせて楽しめます。
※あぶくま洞、星の村天文台、大滝根山の写真は現地の実写です。あじさい回廊の写真は別の名所で撮影されたイメージです。
近くの人気飲食店
入水鍾乳洞の周辺、および車で数分の距離に、鍾乳洞ならではのメニューから地元の定食まで揃っています。
レストランあぶくまカフェ・軽食あぶくま洞敷地内/10:00〜14:30LO・年中無休📍Googleマップで現在地からのルートを見る2025年春にリニューアル。鍾乳洞をイメージしたホワイトカレーや、あぶくま洞貯蔵ワインを使った塩ラーメンなど、ここでしか味わえないメニューが揃います。
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かなや食堂食堂・焼肉滝根町神俣/1974年創業・あぶくま洞から車で約3分📍Googleマップで現在地からのルートを見る精肉店併設の老舗食堂。焼肉や定食など、探検で汗をかいたあとにがっつり食べたいときにおすすめです。
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さんくるげラーメン滝根町神俣/平日7:00〜12:00(スープなくなり次第終了)・土日祝休📍Googleマップで現在地からのルートを見る火入れしない生醤油を使ったまろやかなスープが評判の人気店。営業は平日午前のみ、スープがなくなり次第終了なので早めの来店がおすすめです。
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※レストランあぶくま、かなや食堂、さんくるげの写真はイメージです。営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
入水鍾乳洞周辺の田村市滝根町には宿泊施設が少ないため、車で約1時間の郡山市街地を拠点にすると、周辺観光や交通の便がまとまりやすくなります。

郡山駅前エリア
田村市方面の観光拠点として動きやすい滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
Bコース以降は膝まで水に浸かります。快適に探検するためのアイテムをまとめました。
防水サンダル(シャワーサンダル)洞内でもレンタルできますが、履き慣れたものを持参すると足元が安定します。濡れても滑りにくいタイプがおすすめです。
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大きめのタオルBコース以降は膝までしっかり濡れます。洞から出たあと、手早く体を拭けるタオルがあると安心です。
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ヘッドライト洞内でもレンタルできますが(400円)、両手が空くヘッドライトを持参すると、Bコースの水の中でも足元を照らしながら安心して進めます。
最安値料金 980円〜(2026/7/18時点・楽天)
羽織るもの(カーディガン等)洞内は年間を通じて約10度前後。濡れた体で外に出ると特に肌寒く感じるため、一枚羽織れるものがあると安心です。
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よくあるご質問(FAQ)
入水鍾乳洞の読み方を教えてください。
「いりみずしょうにゅうどう」と読みます。福島県田村市滝根町にある、国指定天然記念物の鍾乳洞です。
A・B・Cコースの違いは何ですか。
Aコースは普段着のまま歩ける整備された観光コース。Bコースは水温10度前後の地下水に膝まで浸かりながら進む探検コースで、懐中電灯やろうそくの灯りが頼りです。Cコースは案内人同伴・要予約の本格ケイビングコースで、ヘルメットやプロテクターを着用します。
入洞料金はいくらですか。
Aコースは大人600円、小人500円。Bコースは大人1,000円、小人800円。Cコースは7,000円で、要予約・案内人同伴です。
濡れても大丈夫な服装は必要ですか。
Bコース以降へ進む場合は必要です。水温10度前後の地下水に膝まで浸かるため、濡れてもよい靴やレンタルのサンダル、着替え、タオルを用意しておくと安心です。
あぶくま洞とは違う場所ですか。
はい、別の鍾乳洞です。あぶくま洞は整備された観光鍾乳洞、入水鍾乳洞は水に浸かりながら進む探検型の鍾乳洞で、車で約10分の距離にあります。同じカルスト台地の地下水系にあり、セットで訪れる人が多いスポットです。
入水鍾乳洞は、あぶくま洞とセットで訪れるのが定番。整備された地底の絶景と、水に浸かる本格探検、両方を一日で味わえます。
航空券も、まとめて比較
福島空港ゆきの国内線をANA、JALなど横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















