
神居古潭(かむいこたん)
石狩川が上川盆地から石狩平野へと流れ出る境に広がる渓谷。アイヌ語で「神の住む場所」を意味し、悪神ニッネカムイを英雄サマイクルが退治したという伝説が今も語り継がれる、旭川八景のひとつです。
このページでわかること
- 神居古潭の由来と、悪神ニッネカムイを巡るアイヌ伝説
- 旧神居古潭駅舎、蒸気機関車の展示、神居大橋の見どころ
- 行き方・駐車場(無料、約30台)
- あわせて回りたい渓谷内の見どころと近くの飲食店
- 旭川市街地エリアの宿の料金比較(楽天トラベル、じゃらん、Booking.com)
神居古潭ってどんな場所?
神居古潭は、石狩川が上川盆地から石狩平野へと流れ出る境に広がる渓谷です。地名はアイヌ語の「カムイ(神)コタン(集落、住む場所)」に由来し、古くからアイヌの人々の聖地とされてきました。緑泥片岩の岩肌を縫うように流れる急流は荒々しくも美しく、川岸には天然記念物に指定された「おう穴群」が点在しています。この地には、悪神ニッネカムイが岩を投げ込んで通行するアイヌの人々を溺れさせようとし、山の神ヌプリカムイと英雄神サマイクルが力を合わせて退治したという伝説が伝わっており、川岸に残るおう穴群はニッネカムイが足を取られた跡だと語り継がれています。1997年には旭川の代表的な風景を選んだ「旭川八景」のひとつにも数えられました。渓谷には明治43年(1910年)建設の旧神居古潭駅舎と3両の蒸気機関車が保存され、白い神居大橋が対岸へと架かる、歴史と自然が重なり合う景勝地です。
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基本情報
| 名称 | 神居古潭(かむいこたん) |
|---|---|
| 所在地 | 北海道旭川市神居町神居古潭 |
| 由来 | アイヌ語で「カムイ(神)コタン(集落)」 |
| 見どころ | 旧神居古潭駅舎、蒸気機関車展示、神居大橋、おう穴群(天然記念物) |
| 選定 | 旭川八景(1997年選定) |
| 散策料 | 無料 |
| 駐車場 | 無料、約30台(トイレは使用中止) |
| アクセス | JR旭川駅から車で約40分/旭川空港から車で約50分 |
| 所要時間の目安 | 30分〜1時間 |
行き方・駐車場
JR旭川駅から車で約40分、旭川空港からは約50分の距離です。公共交通機関の場合は、旭川駅から道北バス留萌行きまたは中央バス芦別、深川方面行きに乗車し、「夢殿観音前」で下車します。神居大橋の手前に無料駐車場(約30台)が用意されていますが、トイレは使用中止となっているため、事前に済ませてから向かうと安心です。渓谷内は舗装されていない箇所もあるため、歩きやすい靴での訪問がおすすめです。レンタカーが未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
神居古潭は旭川駅から離れた渓谷にあり、バスの本数も限られるため、車での移動が便利です。旭山動物園や富良野・美瑛方面とあわせて周遊するなら、早めにレンタカーを押さえておきましょう。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
雪解けとともに桜が咲き始め、芽吹いたばかりの新緑と渓谷の急流のコントラストが楽しめます。
夏(6〜9月)
緑に包まれた渓谷を吹き抜ける風が心地よい季節。神居大橋からの眺めが特に映えます。
秋(10〜11月)
渓谷一帯がナナカマドやカエデで赤やオレンジに染まる、一年で最も人気の高い季節です。秋分の日には「こたんまつり」も開かれます。
冬(12〜2月)
雪に包まれた渓谷は静寂に包まれます。路面が凍結しやすいため、車での訪問には冬タイヤと慎重な運転が必要です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. アイヌ伝説に思いを馳せながら渓谷を眺める
悪神ニッネカムイを英雄サマイクルが退治したという伝説の舞台。急流とおう穴群を眺めながら、その物語に触れてみましょう。

2. 神居大橋を渡って対岸へ
渓谷を見下ろす白い吊り橋。渡った先からは旧駅舎とSLの展示を間近に見られます。

3. 旧神居古潭駅舎とSLを見学する
明治43年建設の駅舎が復元され、3両の蒸気機関車とともに保存されています。鉄道の歴史を感じられる一角です。

4. 天然記念物のおう穴群を探す
川岸の岩に無数に空いた穴は、水流が長い年月をかけて削った自然の造形。伝説ではニッネカムイの足跡とも言われます。

5. 紅葉シーズンに合わせて訪れる
ナナカマドやカエデが色づく秋は、白い神居大橋と紅葉のコントラストが最も美しい季節です。
あわせて回りたい、渓谷内の見どころ


近くの人気飲食店
神居古潭がある神居町エリアには、地元で長く親しまれるそば店があります。
そば源 神居店そば、うどん旭川市神居三条/定休:第2・4火曜、第3・5水曜★3.14(23件)📍Googleマップで現在地からのルートを見る神居古潭から市街地へ戻る途中に立ち寄れるそば店。玉子とじそばが人気です。
食べログで見る ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
神居古潭はJR旭川駅から車で約40分。買い物やグルメの拠点にもなる旭川市街地エリアの宿を拠点にすると動きやすくなります。

旭川市街地エリア
観光の拠点として動きやすい滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
渓谷の岩場や遊歩道を歩くため、足元まわりのアイテムがあると安心です。
滑りにくいアウトドアシューズ渓谷の岩場や未舗装の遊歩道は足元が不安定なため、滑りにくい靴があると安心して歩けます。
防寒アウター渓谷は市街地より風が通り抜けやすく、季節を問わず体感温度が下がりがち。一枚羽織れるアウターがあると安心です。
モバイルバッテリー市街地から離れた渓谷で、周辺にコンビニが少なめ。写真撮影や地図アプリでバッテリーを消耗しがちなので、予備があると安心です。
コインケース/小銭入れ周辺の飲食店や自動販売機の利用は現金のみのことも。あらかじめ小銭を分けておくとスムーズです。
防水スマホケース神居大橋からの撮影や川辺での散策も多く、端末を守れるケースがあると安心です。
よくあるご質問(FAQ)
神居古潭の読み方は。
「かむいこたん」と読みます。アイヌ語で「カムイ(神)コタン(集落)」を意味します。
神居古潭にはどんな伝説がありますか。
悪神ニッネカムイが岩を投げ込んで通行するアイヌの人々を溺れさせようとし、山の神ヌプリカムイと英雄神サマイクルが力を合わせて退治したという伝説が伝わっています。川岸のおう穴群は、その際にニッネカムイが足を取られた跡と語られています。
駐車場はありますか。
神居大橋の手前に無料駐車場(約30台)があります。トイレは使用中止となっているため、事前に済ませておくと安心です。
旧駅舎やSLは見学できますか。
明治43年建設の旧神居古潭駅舎が復元され、3両の蒸気機関車とともに屋外で無料公開されています。神居大橋を渡った対岸にあります。
神居古潭までの所要時間は。
JR旭川駅から車で約40分、旭川空港から車で約50分です。
写真クレジット: 石狩川渓谷 撮影: Totti(Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)、神居大橋 撮影: Takisaw(Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)、旧神居古潭駅舎 撮影: Ff2249(Wikimedia Commons, CC0)、おう穴群 撮影: DrTerraKhan(Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0)、紅葉の渓谷 撮影: Katsumasa Miyazaki(Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0)
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