
フレペの滝(乙女の涙)(ふれぺのたき)
川を持たないのに、滝がある。知床の山々が長い時間をかけて集めた地下水が、断崖の途中でしみ出し、静かに海へと滴り落ちていきます。
このページでわかること
- フレペの滝が「乙女の涙」と呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
- 流入河川を持たず、地下水が断崖からしみ出して海へ流れ落ちる珍しい滝の成り立ち
- 知床自然センターから遊歩道を歩いて約20分、通年無料というアクセスの良さ
- 針広混交林の遊歩道で出会える野鳥やエゾシカなど、道中の自然観察の楽しみ方
- ウトロエリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
フレペの滝ってどんな場所?
フレペの滝は、少し変わった成り立ちを持つ滝です。多くの滝が川の水を集めて流れ落ちるのに対し、フレペの滝には流入する河川がありません。知床の山々から長い時間をかけて浸み込んだ地下水が、断崖の途中でしみ出し、そのまま海へと滴り落ちていくのです。その繊細な流れ方から「乙女の涙」という通称でも親しまれています。知床自然センターの裏手から遊歩道を歩くこと約20分、草原を抜け、知床らしい針広混交林の中を進んでいくと、断崖の展望台にたどり着きます。運が良ければ、野鳥やエゾシカと出会うこともある道のり。知床五湖やカムイワッカ湯の滝のように規制や特別な装備を必要とせず、通年無料で歩けるという気軽さも、フレペの滝ならではの魅力です。
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基本情報
| 名称 | フレペの滝(通称:乙女の涙) |
|---|---|
| 所在地 | 北海道斜里郡斜里町、知床自然センターの裏手 |
| 料金 | 通年無料 |
| アクセス | 知床自然センターの裏手から遊歩道を徒歩約20分。往復約2km、所要約40分 |
| 滝の特徴 | 流入河川を持たず、知床の山々から浸み込んだ地下水が断崖の途中でしみ出し、海へ流れ落ちる |
| 道中の自然 | 草原と針広混交林を抜ける遊歩道。野鳥やエゾシカと出会うこともある |
行き方・駐車場
フレペの滝へは、知床自然センターの裏手にある遊歩道の入口から歩いて向かいます。片道約1km、所要約20分、往復では約2kmで約40分ほどの道のりです。高低差の少ない歩きやすい遊歩道で、草原を抜けたあと針広混交林の中を進み、断崖の展望台に到着します。知床五湖のようなヒグマ活動期の規制やカムイワッカ湯の滝のようなマイカー規制もなく、通年無料で歩けるのが大きな特徴です。知床自然センターにはウトロ市街から車でアクセスでき、駐車場も整備されています。知床観光の合間に、装備を気にせず気軽に立ち寄れるスポットとして組み込みやすい場所です。
知床自然センターまではレンタカーで
フレペの滝の入口となる知床自然センターへは、ウトロ市街から車での移動が便利です。知床観光の合間に立ち寄れるよう、レンタカーの行程に組み込んでおきましょう。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
雪解け後、遊歩道の状況が安定してくる時期。針広混交林の芽吹きとともに歩きやすくなります。
夏(6〜8月)
緑が深まり、遊歩道の木陰が心地よい季節。野鳥やエゾシカとの出会いも期待できます。
秋(9〜11月)
草原と森が紅葉に色づき、断崖からの眺めも一段と美しくなる季節です。
冬(12〜3月)
積雪期は遊歩道の状況が変わることがあります。防寒と滑り止めを備え、訪問前に知床自然センターで最新の状況を確認してください。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 「乙女の涙」の由来を確かめる
流入する川がないのに水が流れ落ちる、その繊細な滴りを実際に見ると、乙女の涙という名前の意味が腑に落ちます。

2. 遊歩道の道中でエゾシカを探す
草原と針広混交林を抜ける道のりは、それ自体が知床らしい自然観察の時間。静かに歩けば、野鳥やエゾシカに出会えるかもしれません。

3. 展望台から断崖と海を見渡す
滝の展望台からは、断崖とオホーツク海が一望できます。滝そのものだけでなく、この眺めもフレペの滝の魅力です。

4. 知床自然センターとセットで訪れる
入口となる知床自然センターでは知床の自然について学べる展示もあります。滝を歩く前後に立ち寄っておくと、旅の理解が深まります。
あわせて回りたい、近くの見どころ

知床世界遺産センター
フレペの滝の入口となる知床自然センターとは別の施設で、ウトロ市街にあります。あわせて訪れると知床の自然への理解がより深まります。

近くの人気飲食店
知床自然センターには軽食が取れる施設があり、フレペの滝を歩いた前後の休憩に便利です。しっかりした食事はウトロ市街まで戻るのがおすすめです。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
フレペの滝は展望台からの撮影が中心です。断崖と海、滝の滴りをどう構図に収めるかがポイントになります。
滴りの繊細さを望遠で切り取る滝そのものは大きな水量ではないため、望遠で滴りの部分を切り取ると「乙女の涙」らしい繊細な表情が撮れます。
柵の外へ出ての撮影は危険です
断崖と海を含めた広い構図で撮る展望台からは断崖全体とオホーツク海が見渡せます。滝だけでなく周囲の景観も含めて撮ると、スケール感が伝わります。
強風時は展望台での長時間滞在を避けてください
このエリアの宿(料金比較)
フレペの滝は日帰りでも気軽に歩けるスポット。前後の行程に合わせて、ウトロ温泉エリアに宿を取るのが便利です。

ウトロ温泉エリア
フレペの滝散策の拠点として便利な温泉街※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
フレペの滝は歩きやすい遊歩道ですが、天候や道中の自然観察に備えた装備があると快適です。
歩きやすいスニーカー往復約2kmの遊歩道は整備されていますが、雨天後はぬかるむこともあります。歩きやすい靴を選びましょう。
コンパクト双眼鏡遊歩道で出会う野鳥やエゾシカをよく観察したいときに便利です。展望台からの眺めもより楽しめます。
虫除けスプレー草原と森を歩く遊歩道は夏場、虫が多くなります。散策前にひと吹きしておくと快適です。
よくあるご質問(FAQ)
フレペの滝は無料で見られますか。
はい、通年無料です。知床自然センターの裏手から遊歩道を歩いて向かいます。
知床自然センターからどのくらい歩きますか。
片道約1km、所要約20分です。往復では約2km、所要約40分ほどの道のりです。
なぜ「乙女の涙」と呼ばれるのですか。
フレペの滝は流入する河川を持たず、知床の山々から浸み込んだ地下水が断崖の途中でしみ出して海へ流れ落ちています。その繊細な滴り方から「乙女の涙」という通称で親しまれています。
遊歩道は歩きやすいですか。
草原と針広混交林を抜ける、高低差の少ない遊歩道です。ヒグマ活動期の規制などはなく、通年歩くことができます。
野生動物に会えますか。
運が良ければ、遊歩道沿いで野鳥やエゾシカに出会うことがあります。餌を与えたり近づきすぎたりしないよう注意してください。
フレペの滝は、知床モデルコースで知床自然センターとセットで組み込む、通年歩ける気軽なスポット。周辺の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
女満別空港、釧路空港ゆきの国内線をANA、JAL等横断比較。フレペの滝は通年訪れられるスポットなので、航空券のオフシーズン割引を活用するのもおすすめです。
















