
硫黄山(いおうざん)
標高1,562m、知床連山で唯一今も噴気を上げる活火山。カムイワッカから先は通行許可が必要で、ヒグマの気配が絶えない道のり。知識と経験を持つ上級者だけに開かれた山です。
このページでわかること
- 硫黄山が知床連山で唯一の活火山と呼ばれる理由と、上級者限定である根拠
- カムイワッカ〜登山口間(約600m)の通行規制と、徒歩通行に必要な手続き
- コースタイムの目安(登り4.5時間、下り3.5時間、片道)
- ヒグマ多発地帯としての注意点と、登山道の閉鎖・解除が繰り返されている実情
- ウトロ・羅臼エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
硫黄山ってどんな山?
標高1,562m、知床連山を構成する山々の中で唯一、今も活動を続ける活火山が硫黄山です。知床岬側から羅臼岳へと連なる知床連山縦走路の一角にあり、単体で登る人もいれば、羅臼岳から硫黄山まで縦走する人もいます。登山口へは、カムイワッカ湯の滝の先からアクセスしますが、カムイワッカから登山口までの約600区間は落石の危険があるため車両通行止めとなっており、徒歩で通行する場合は事前の申請が必要です(申請の可否や期間は年により変わるため、必ず最新情報を確認してください)。知床羅臼ビジターセンターの公式情報によるコースタイムは、登り4.5時間、下り3.5時間(片道)。往復では8時間前後を見込む、体力と経験が求められる上級者向けの行程です。そして知床はヒグマの高密度生息地。硫黄山のコースは特に「ヒグマが多数出没するコースで、充分な注意が必要」と公式に警告されています。2025年8月には羅臼岳の登山道でヒグマによる死亡事故が発生し、硫黄山の登山口も一時閉鎖されました。2026年に入ってからも閉鎖と解除が繰り返されており、訪問前の情報確認は登山計画の一部として欠かせません。
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基本情報
| 名称 | 硫黄山(いおうざん) |
|---|---|
| 所在地 | 北海道斜里郡斜里町・目梨郡羅臼町(知床連山) |
| 標高 | 1,562m(知床連山唯一の活火山) |
| コースタイムの目安 | 登り4.5時間、下り3.5時間(片道、知床羅臼ビジターセンター公式) |
| 難易度 | 上級者限定。長時間の行動、火山地形、ヒグマ多発地帯での知識と経験が必要 |
| 通行規制 | カムイワッカ〜登山口間(約600m)は落石の危険により車両通行止め。徒歩通行には事前の申請が必要(年により条件が変わる) |
| 通行許可の問い合わせ先 | 知床データセンターまたは知床羅臼ビジターセンター(0153-87-2828) |
| 登山適期 | 例年6月〜9月頃が目安。年によりカムイワッカのマイカー規制期間と重なるため事前確認が必須 |
行き方・駐車場
ウトロ市街から知床五湖方面へ進み、知床世界遺産センター付近から知床公園線でカムイワッカ湯の滝方面を目指します。カムイワッカ周辺は例年、期間限定でマイカー規制が敷かれ、規制期間中はシャトルバスでのアクセスに切り替わります。カムイワッカから硫黄山登山口までの約600m区間は落石の危険により車両通行止めで、徒歩で通行する場合は事前の申請が必要です。申請の要否や具体的な手続きは年によって変わるため、必ず知床データセンターまたは知床羅臼ビジターセンター(0153-87-2828)へ事前に問い合わせてください。登山口までの道のりからしてすでに本格的な行程のため、日帰りでも早朝出発が前提です。レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
カムイワッカまではレンタカーが前提
カムイワッカ湯の滝周辺は期間限定のマイカー規制があり、シャトルバスに切り替わる時期もあります。訪問時期の規制状況を事前に確認してから車を手配しましょう。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
残雪が多く、登山道の状況も読みにくい時期。登山適期の本格化は初夏以降です。
夏(6〜8月)
登山適期の中心ですが、カムイワッカのマイカー規制期間と重なることがあります。ヒグマの活動も活発な季節で、最新の出没情報の確認が欠かせません。
秋(9〜11月)
9月に入ると秋の気配が増し、天候の急変にも注意が必要になります。登山シーズンの終盤です。
冬(12〜3月)
積雪期は登山シーズンではありません。カムイワッカ周辺や知床公園線自体が冬季閉鎖の対象になります。
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1. 登る前に通行許可と最新情報を確認する
カムイワッカ〜登山口間の通行申請、ヒグマの出没情報、登山道の開放状況。この3点を知床データセンターやビジターセンターで確認してから計画を確定させてください。

2. 活火山ならではの荒々しい地形を歩く
知床連山の中でも硫黄山だけが見せる、火山特有の荒涼とした山肌。緑豊かな他の知床の景色とは違う表情に出会えます。

3. 長時間の行程を計画的に歩く
登り4.5時間、下り3.5時間という長丁場。休憩ポイントと時間配分をあらかじめ決め、無理のないペースで進むことが下山までの安全につながります。

4. カムイワッカ湯の滝を起点として意識する
硫黄山への道のりは、カムイワッカ湯の滝から始まります。登山前後に滝の景観もあわせて楽しむと、知床の自然の連続性を実感できます。

5. 知床連山縦走の一部として捉える
体力と経験に十分な余裕がある登山者は、羅臼岳から硫黄山への連山縦走に挑戦することもあります。まずは単体での登頂から実力を見極めてください。
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近くの人気飲食店
登山口周辺には店がありません。食事はウトロ市街で済ませてから向かうのが基本です。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
登山中は安全確保が最優先。撮影は行動の妨げにならない範囲、休憩ポイントで手短に済ませてください。
火山地形のコントラストを撮る緑の少ない荒々しい山肌は、知床連山の中でも硫黄山だけの個性。光の当たり方で表情が大きく変わります。
落石の危険がある区間は撮影のための長時間滞在を避ける
カムイワッカ湯の滝と合わせて記録する登山の起点となるカムイワッカ湯の滝も、硫黄山登山のストーリーの一部として撮っておくと旅の記録が立体的になります。
滝周辺は滑りやすいため撮影時も足元に注意
このエリアの宿(料金比較)
硫黄山登山は早朝出発が前提。ウトロ側を拠点にすれば、カムイワッカ方面へのアクセスがスムーズです。

ウトロ・知床エリア
早朝出発の登山に便利な立地※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
往復8時間前後、火山地形とヒグマ多発地帯を歩く上級者向けの行程です。装備は妥協せずに揃えてください。
トレッキングシューズ火山性の荒れた地形を長時間歩きます。足首をしっかり守るミドルカット以上のトレッキングシューズが必須です。
ヘッドライト往復8時間前後の行程は早朝出発が基本。日の出前の行動や下山遅れに備えて携行しておくと安心です。
ステンレスボトル/水筒往復8時間前後の行程に自販機はありません。多めの水分を持って出発してください。
よくあるご質問(FAQ)
硫黄山の標高とコースタイムを教えてください。
標高1,562m、知床連山で唯一の活火山です。知床羅臼ビジターセンターの公式情報では、コースタイムは登り4.5時間、下り3.5時間(片道)とされています。
カムイワッカから硫黄山登山口までは自由に歩けますか。
いいえ。カムイワッカから登山口までの約600m区間は落石の危険により車両通行止めで、徒歩で通行する場合も事前の申請が必要です。年により条件が変わるため、知床データセンターまたは知床羅臼ビジターセンター(0153-87-2828)へ必ず事前確認してください。
硫黄山は初心者でも登れますか。
おすすめしません。往復8時間前後の長時間行動、火山性の荒れた地形、ヒグマ多発地帯であることを踏まえると、十分な登山経験と体力を持つ上級者限定の山です。
硫黄山の登山道は閉鎖されることがありますか。
あります。2025年8月に羅臼岳の登山道でヒグマによる死亡事故が発生した際、硫黄山の登山口も一時閉鎖されました。2026年に入ってからも閉鎖と解除が繰り返されているため、訪問前の確認が欠かせません。
硫黄山登山の通行許可はどこに問い合わせればよいですか。
知床データセンター、または知床羅臼ビジターセンター(0153-87-2828)にお問い合わせください。カムイワッカ〜登山口間の通行可否、登山道の開放状況、ヒグマの出没情報をあわせて確認できます。
硫黄山は、知床モデルコースの中でも上級者限定の登山オプション。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
女満別空港ゆきの国内線をANA、JALなど横断比較。カムイワッカ方面への移動時間が長いため、早朝便を選ぶと行動計画に余裕が生まれます。

















