
知床峠(しれとことうげ)
標高738m。国道334号の頂点に立つと、知床連山の向こうに国後島が浮かんで見えることがあります。この道は一年のうち約半年しか通れません。
このページでわかること
- 知床峠が国内の国道で唯一、冬季に全面閉鎖される区間である理由
- 標高738mからの眺めと、天候に恵まれた日だけ見える国後島
- 冬期(概ね10月下旬〜4月下旬)の通行止め区間(23.8km)の基礎知識
- ウトロ・羅臼を結ぶ知床横断道路としての役割とドライブの楽しみ方
- ウトロ・羅臼エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
知床峠ってどんな場所?
知床半島を横断する国道334号、通称・知床横断道路の最高地点が知床峠です。標高は738m。ウトロ側から知床連山の裾野を縫うように登ってきた道が、この峠でふっと視界を開きます。天候に恵まれれば、国後島を遠くに望むことができるのも知床峠ならではの体験です。ただし、この道は一年中通れるわけではありません。冬期、概ね10月下旬から4月下旬にかけて、延長23.8kmの区間が全面通行止めになります。これは国内の国道の中でも唯一、冬季に全面閉鎖される区間として知られています。裏を返せば、この峠を車で越えられるのは一年のうち約半年だけ。知床峠に立つという体験そのものが、季節が許してくれた特別な時間だということです。ウトロと羅臼、知床半島の両側を一日で行き来できる貴重なルートでもあり、知床観光の周遊コースに欠かせない存在になっています。
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基本情報
| 名称 | 知床峠(しれとことうげ) |
|---|---|
| 所在地 | 北海道斜里郡斜里町・目梨郡羅臼町の境(国道334号) |
| 標高 | 738m |
| 道路 | 国道334号(知床横断道路) |
| 冬期通行止め | 概ね10月下旬〜4月下旬、延長23.8km区間。国内の国道で唯一、冬季に全面閉鎖される区間 |
| 見どころ | 知床連山の眺望。天候良好時は国後島を遠望 |
| 最新情報 | 通行止めの解除・開始日は道路管理者の発表に従うため、訪問前に最新情報をご確認ください |
行き方・駐車場
知床峠は国道334号(知床横断道路)でウトロと羅臼を結ぶ峠で、ウトロ側からも羅臼側からも車で向かうことができます。知床半島は公共交通機関が限られているため、レンタカーでの移動が基本です。峠の展望地には駐車スペースがあり、車を停めて景色を楽しむことができます。冬期は概ね10月下旬から4月下旬まで全面通行止めとなるため、この期間はウトロと羅臼の間をこの道で行き来することはできません。開通期間中も、山岳道路特有の霧や強風で視界が悪くなることがあるため、走行には注意が必要です。ウトロ、羅臼どちらを起点にする場合も、レンタカーの手配は早めに済ませておくと当日の行程を組みやすくなります。
知床横断道路はレンタカーが必須
知床峠を越えてウトロと羅臼を一日で行き来するなら、レンタカーが唯一の現実的な移動手段です。冬期閉鎖の時期を避け、開通期間中に旅程を組みましょう。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
雪解け直後の開通初期。残雪の知床連山と新緑のコントラストが楽しめますが、路面状況は変わりやすいので走行には注意が必要です。
夏(6〜8月)
一年で最も気持ちよくドライブできる季節。視界が良ければ国後島までくっきりと見渡せることもあります。
秋(9〜11月)
知床連山の紅葉が知床峠から一望できる季節。閉鎖直前の時期でもあるため、通行止め開始日を事前に確認してから訪れてください。
冬(12〜3月)
概ね10月下旬〜4月下旬は全面通行止め。この期間、知床峠を通ってウトロと羅臼を行き来することはできません。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 展望地で車を停め、知床連山を見渡す
峠の頂点には駐車スペースがあります。走り抜けるだけではもったいない、車を停めてこそ味わえる景色がここにあります。

2. 国後島が見える日を狙う
天候に恵まれた日だけ、遠く国後島を望むことができます。空気が澄んだ日を選べれば、それだけで旅の記憶に残る一枚になります。

3. ウトロと羅臼、両方の表情を味わう
知床峠を境に、ウトロ側と羅臼側では見える景色がまったく違います。一日で両方を走り抜けることで、知床半島の広がりを実感できます。

4. 霧や強風の日は無理をしない
山岳道路のため天候の影響を受けやすい場所です。視界が悪い日は無理に展望を求めず、安全運転を優先してください。
あわせて回りたい、近くの見どころ

近くの人気飲食店
知床峠周辺に飲食店はありません。食事はウトロ市街か羅臼市街まで移動してから、峠越えの前後で計画的に済ませておくのがおすすめです。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
知床峠は展望地からの撮影が中心です。天候と光の条件がすべてを決めるスポットなので、時間に余裕を持って訪れてください。
空気が澄んだ日を選ぶ国後島が見えるかどうかは天候次第。旅程に予備日があるなら、天気予報を見ながら訪れる日を調整すると成功率が上がります。
駐車スペース以外への駐停車は避けてください
広角で知床連山の広がりを収める峠からは知床連山が横一列に広がって見えます。広角で撮ると、この場所ならではのスケール感が写真に出ます。
路肩からの撮影は交通の妨げにならないよう配慮を
このエリアの宿(料金比較)
知床峠越えを行程に組み込むなら、ウトロと羅臼のどちらか、あるいは両方に宿を取るのが定番です。峠の開通期間と当日の天候を見ながら、宿泊地を決めましょう。

ウトロ・羅臼エリア
知床峠越えの拠点に便利な温泉街※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
知床峠は山岳道路のドライブが主役。天候の急変に備える装備と、展望地でゆっくり過ごすための備えを揃えました。
防風・撥水ジャケット標高738mの峠は市街地より気温が低く、風も強くなりがちです。車を降りて展望を楽しむなら一枚あると安心です。
コンパクト双眼鏡国後島や遠くの山並みをはっきり見たいときに便利です。展望地での滞在がぐっと楽しくなります。
モバイルバッテリー山岳エリアは電波が不安定になることがあります。写真撮影や地図アプリの利用に備えて予備電源を持っておきましょう。
よくあるご質問(FAQ)
知床峠はいつ通行止めになりますか。
概ね10月下旬から4月下旬にかけて、延長23.8kmの区間が全面通行止めになります。国内の国道の中でも唯一、冬季に全面閉鎖される区間です。開通・閉鎖の正確な日付は年により変動するため、訪問前に最新情報をご確認ください。
知床峠から国後島は必ず見えますか。
いいえ、天候が良好な場合に限り見えます。霧や曇りの日は見えないこともあるため、確実に見たい場合は天気予報を確認して訪れる日を選ぶことをおすすめします。
知床峠の標高はどのくらいですか。
標高738mです。国道334号(知床横断道路)の最高地点にあたります。
ウトロと羅臼、どちらから知床峠に向かえばよいですか。
どちらからでも向かえます。知床峠は両市街を結ぶ知床横断道路の途中にあるため、旅程に合わせてどちら側から登っても構いません。
知床峠に飲食店はありますか。
ありません。食事はウトロ市街か羅臼市街で済ませてから峠に向かうのが基本です。
知床峠は、知床モデルコースでウトロと羅臼を一日でつなぐハイライト。周辺スポットとの組み合わせ方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
女満別空港、釧路空港ゆきの国内線をANA、JAL等横断比較。知床峠の開通期間に合わせて旅程を組む場合は、早めの航空券手配がおすすめです。
















