
出雲大神宮(いずもだいじんぐう)
出雲大社より古いと伝わる、丹波国いちのみや。夫婦の神さまが並んで鎮まるこの社は、京都で「縁結び」と言えばまずここの名が挙がる。
このページでわかること
- 出雲大神宮が「元出雲」と呼ばれる由来と、祭神の夫婦神のこと
- 縁結び・健康長寿のご利益と、御神水「真名井の水」のいただき方
- 創建和銅2年、本殿が国の重要文化財である基本情報とアクセス
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい近くの見どころ
- 亀岡・湯の花温泉エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
出雲大神宮ってどんなところ?
京都で縁結びと言えば、まずこの社の名が挙がります。京都府亀岡市、亀岡盆地の東にそびえる御蔭山(みかげやま)のふもとに鎮まる出雲大神宮。丹波国の一宮であり、社伝によれば和銅2年(709年)に社殿が建てられたと伝わります。祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)と、その后神である三穂津姫命(みほつひめのみこと)。夫婦の神さまが並んで祀られているからこそ、ここは古くから「縁結び」の社として信仰を集めてきました。縁は男女のことだけではありません。人と人、仕事や暮らしのつながりまでを結ぶと考えられています。そしてこの社には、もうひとつ大きな物語があります。「元出雲」という呼び名です。社伝では、島根の出雲大社はこの出雲大神宮から神さまを勧請したとされ、つまり出雲信仰の源はここにあるという伝えです。島根の出雲大社とは別の社ですが、その「元」を名乗るだけの古い歴史がこの境内には流れています。本殿は室町時代の建立で、国の重要文化財。御蔭山からは「真名井の水」と呼ばれる御神水が湧き、今も参拝者が汲みに訪れます。境内の参拝は無料です。派手さはありませんが、山を背にした静けさと、夫婦神の気配が、ここにしかない安心感を残していきます。
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基本情報
| 名称 | 出雲大神宮(いずもだいじんぐう)/丹波国一宮 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府亀岡市千歳町千歳出雲无番地(〒621-0002) |
| 口コミ | Googleマップで最新の評価と写真を確認できます口コミを見る › |
| 料金 | 境内参拝は無料。授与品や特別な祈祷は各料金(変動する場合があります) |
| ご利益 | 縁結び、健康長寿。夫婦神をまつり、良縁・夫婦円満の信仰で知られます |
| 見どころ | 国の重要文化財の本殿、御神水「真名井の水」、御蔭山(神体山) |
| アクセス | JR「亀岡駅」から京阪京都交通バスで「出雲大神宮前」下車すぐ。車では京都縦貫道・千代川ICから約10分 |
| 所要時間の目安 | 参拝と境内の散策で約40分から1時間 |
行き方・駐車場
公共交通ならJR嵯峨野線の亀岡駅が起点です。駅前から京阪京都交通のバスに乗り、「出雲大神宮前」で降りればすぐ。本数は多くないので、行きと帰りの時刻は先に調べておくと安心です。車なら京都縦貫自動車道の千代川インターチェンジから約10分、境内には無料の駐車場があります。亀岡は保津川下りやトロッコ列車の玄関口でもあり、川の体験と組み合わせて一日で回る人が多い土地です。
京都までの新幹線は早めに比較を
亀岡はJR嵯峨野線で京都駅から30分弱。遠方から向かうなら、京都までの往復をまとめて手配するのが効率的です。行楽シーズンは指定席と宿から先に埋まります。








季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
境内や参道の桜が芽吹き、山を背にした社が一年でいちばん明るくなる季節。良縁を願って参拝に訪れる人が増える時期でもあります。
夏(6〜9月)
御蔭山のふもとで、市街より少し涼やか。御神水「真名井の水」が心地よく感じられる季節です。亀岡の保津川下りと組み合わせるなら夏が快適。
秋(10〜11月)
亀岡はもみじの名所が点在するエリア。出雲大神宮の周辺も色づき、静かに紅葉を楽しめます。トロッコ列車の車窓と合わせるのが定番です。
冬(12〜2月)
初詣は縁結びを願う参拝者でにぎわいます。三が日を外せば、山の澄んだ空気の中で静かに手を合わせられます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 大鳥居をくぐって、まず山の気配を吸い込む
参道の入口に立つ大鳥居の先には、御蔭山のふもとの社が待っています。市街の喧騒がふっと消える境目。ここで一度立ち止まると、参拝の時間が変わります。

2. 夫婦神に、縁結びを願う
拝殿の奥に鎮まるのは大国主命と后神の三穂津姫命。夫婦の神さまが並ぶこの社で手を合わせると、良縁や夫婦円満を願う気持ちが自然と言葉になります。

3. 御神水「真名井の水」をいただく
御蔭山から湧く霊水は、古くから御神水と崇められてきました。持ち帰る人のために、空の容器を用意しておくのがおすすめ。健康長寿を願う人が水を汲みに訪れます。

4. 「元出雲」の物語を、境内で感じる
島根の出雲大社はこの社から勧請されたという社伝が残ります。出雲信仰の源をたどる、という視点で境内を歩くと、静かな社の見え方が一段深くなります。

5. 重要文化財の本殿を、じっくり見上げる
拝殿の奥に建つ本殿は室町時代の建立で、国の重要文化財。派手さはありませんが、屋根の反りや木組みに時代の手仕事が残ります。急がず見上げてみてください。
あわせて回りたい、近くの見どころ
保津川下り(乗船場)
亀岡から嵐山まで、約2時間かけて保津川を舟で下る名物体験。船頭の竿さばきと、瀬を越えるたびの水しぶきがたまりません。出雲大神宮で良縁を願ったあと、川で一気に景色を変えるのが亀岡らしい一日の組み方です。
トロッコ亀岡駅
嵯峨野トロッコ列車の亀岡側の駅。保津峡の渓谷沿いをゆっくり走る観光列車で、紅葉と新緑の季節はとくに人気です。トロッコで嵐山へ抜け、帰りは保津川下りで戻る周遊が定番の楽しみ方。
鍬山神社
亀岡の総鎮守で、秋の紅葉が美しいことで知られる古社。二つの本殿が並ぶ独特の社殿と、池を巡る境内が見どころです。出雲大神宮とあわせて、亀岡の古社を二社まわる小さな巡りにぴったり。
丹波亀山城跡
明智光秀が丹波統治の拠点として築いた城の跡。今は宗教法人の敷地内にあり、受付を通せば石垣や堀の一部を見学できます。光秀ゆかりの地をたどる亀岡歩きの一枚に。
湯の花温泉
亀岡の山あいに湧く静かな温泉地。戦国時代に武士が刀傷を癒したと伝わる古湯で、露天風呂を備えた宿が点在します。参拝と川下りで歩いたあと、ここで一泊するのが亀岡の王道コースです。
近くの人気飲食店
参拝と川下りで歩いたあとは、亀岡の味で締めくくりたいところ。名物のうなぎと、庭園を眺める日本料理から2軒を選びました。
うな一うなぎ亀岡市下矢田町/地元で評判のうなぎ専門店📍Googleマップで現在地からのルートを見る亀岡で長く親しまれるうなぎの店。香ばしく焼き上げたうな重は、参拝と川下りで歩いた体にちょうどいいごちそうです。行楽シーズンは混みあうので、時間をずらして訪ねるのがおすすめ。
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がんこ亀岡 楽々荘日本料理・懐石亀岡市北町/登録有形文化財の邸宅と庭園でいただく和食📍Googleマップで現在地からのルートを見る明治の実業家が建てた邸宅を生かした料理店。手入れの行き届いた庭園を眺めながら、うなぎや会席をゆっくり味わえます。旅の締めに、少し特別な一席を持ちたい人に。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
出雲大神宮のある亀岡は、保津川のアウトドア体験が充実した土地です。参拝とあわせて、川で一日を思いきり遊ぶプランを選びました。いずれも事前予約ができます。
- 京都・亀岡・保津川 カヤック体験(約4時間)
亀岡・保津川でインストラクターと一緒に漕ぐカヤック。初心者向けに丁寧なレクチャーがあるので、はじめてでも安心して水上に出られます。参拝のあとに、川の目線で亀岡を味わえる一日です。
アソビューで予約する › - 保津川 半日ラフティング(ビックスマイル)
保津川の瀬を、みんなでボートに乗って下る半日ラフティング。水しぶきを浴びながら激流を越える爽快さは格別です。小学生から参加できるので、家族連れやグループの亀岡遊びにぴったり。
アソビューで予約する › - 京都・亀岡 午前ラフティング(アウトドアクラブNuts)
遊びの多さに定評のある、午前発の本格ラフティング。ガイドが盛り上げてくれるので、亀岡の川を思いきり満喫できます。午後は参拝や温泉に回す、という一日の組み方がしやすいプランです。
アソビューで予約する ›
※料金、催行日、対象年齢は各予約サイトの最新情報をご確認ください。天候や川の状況により中止となる場合があります。
このエリアの宿(料金比較)
亀岡・湯の花温泉に泊まる最大の利点は、出雲大神宮の参拝と保津川の川下りを、朝から夜までゆったり組めることです。日帰りだと慌ただしい亀岡も、一泊すれば古湯につかって旅の疲れを流せます。山あいの露天風呂と京料理で、良縁祈願の一日を締めくくれます。

亀岡・湯の花温泉エリア
参拝と川下りをゆったり組む一泊向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
出雲大神宮の参拝と亀岡歩きを快適にする持ち物を選びました。とくに御神水を持ち帰るなら、容器の準備がものを言います。
持ち帰り用のボトル御神水「真名井の水」を持ち帰るための必需品。密閉できるボトルなら移動中もこぼれません。参拝中の水分補給にも使えて、亀岡歩きの一本になります。
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御朱印帳ケース出雲大神宮から鍬山神社と、亀岡の古社を巡るなら御朱印帳は持っておきたいところ。巾着に入れておけば、汗や雨で紙が傷むのを防げます。
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歩きやすい靴境内は御蔭山のふもとで、参道や周辺には段差もあります。滑りにくいスニーカーなら、参拝も亀岡の川辺歩きも快適。旅程を欲張るほど足元がものを言います。
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UVカットハット参道や川辺は日差しを遮るものが少ない場所もあります。たためるタイプなら、社殿に入る前にさっとしまえて便利。夏の亀岡歩きの相棒です。
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虫除けスプレー御蔭山のふもとで木々に囲まれた境内は、夏場は蚊がいます。参道に入る前にひと吹きしておくと、落ち着いて参拝に集中できます。川辺の体験にも重宝します。
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よくあるご質問(FAQ)
出雲大神宮は島根の出雲大社と同じ神社ですか。
別の神社です。出雲大神宮は京都府亀岡市にある丹波国一宮で、島根県の出雲大社(いずもおおやしろ)とは異なります。社伝では、出雲大社はこの出雲大神宮から神を勧請したとされ、そのため「元出雲」とも呼ばれています。
出雲大神宮のご利益は何ですか。
縁結びと健康長寿で知られます。祭神の大国主命と后神の三穂津姫命が夫婦神としてまつられており、良縁成就や夫婦円満を願う参拝者が多く訪れます。
参拝に料金はかかりますか。
境内の参拝は無料です。授与品の初穂料や特別な祈祷には各料金がかかります。料金や受付時間は変わる場合があるため、訪問前にご確認ください。
御神水「真名井の水」は持ち帰れますか。
御蔭山から湧く御神水として古くから親しまれており、汲んで持ち帰る参拝者もいます。持ち帰る場合は空の容器を用意しておくと安心です。
亀岡駅から出雲大神宮へのアクセスは。
JR亀岡駅前から京阪京都交通のバスに乗り、「出雲大神宮前」で下車すればすぐです。バスの本数は多くないため、帰りの時刻も先に確認しておくとよいでしょう。
出雲大神宮は、亀岡めぐりの朝いちばんに置くのがおすすめ。参拝で良縁を願い、昼は保津川で遊び、夜は湯の花温泉へ。亀岡の一日の組み方はエリアページでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
伊丹空港・関西空港ゆきの国内線をANA、JAL、ジェットスターなど横断比較。京都・亀岡は行楽シーズンに席も宿も動きが早いので、早めのチェックが安心です。
















