
山神社(やまのかみしゃ)
願いが叶ったら、まくらを倍にして納める。江戸の昔から変わらないその約束を守り続ける、東北屈指の子授け・安産の社です。
このページでわかること
- 山神社の由来と、子授け・安産の授与品「神枕(おまくら)」倍返しの習わし
- 行き方・駐車場とアクセス情報
- どんと祭、例大祭など季節ごとの祭事と楽しみ方
- あわせて回りたい近くの見どころ(小牛田駅、花野果市場、黄金山神社)と飲食店
- 安産祈願の参拝にあると助かるアイテム
山神社ってどんな神社?
宮城県北部、遠田郡美里町の田園地帯に、平安時代末期から860年以上にわたって信仰を集めてきた小さな社が鎮座しています。永治元年(1141年)、摂津国の住人・小山田清寧が家の守り神として勧請したのがはじまりと伝わり、元亀2年(1571年)に御神体がこの地へ遷され、天正3年(1575年)に祠が建てられました。以来、寛文2年(1662年)の社殿造営、元文5年(1740年)の火災からの再建、文化6年(1809年)の改築と、江戸時代を通じて武士から庶民まで幅広い信仰を集め続けます。明治41年(1908年)の町内大火で一度は全焼しましたが、大正6年(1917年)12月26日に現在の地へ遷座祭が斎行され、今の姿になりました。祀られているのは山の女神・木花之佐久夜毘売命。古くから「小牛田のやまのかみさま」として親しまれ、子宝、安産、縁結び、子育てにご利益があるとされています。最も有名なのが、安産・子授け祈願の授与品「神枕(おまくら)」。ひとつひとつ手作りされたこの枕を受けて願をかけ、赤ちゃんが授かる、あるいは無事に生まれるという願いが叶ったら、感謝の気持ちを込めて枕を倍にして納める「倍返し」の習わしが、江戸時代から途切れることなく今も続いています。
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基本情報
| 名称 | 山神社(やまのかみしゃ)/通称「小牛田のやまのかみさま」 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県遠田郡美里町牛飼字斎ノ台37 |
| 御祭神 | 木花之佐久夜毘売命(合祀:大山咋神、天照大御神、誉田別命) |
| ご利益 | 子宝、安産、縁結び、子育て |
| 一般参拝時間 | 9:00〜16:00 |
| 祈祷受付 | 9:00〜12:00、13:00〜16:00 |
| 祈祷初穂料 | 5,000円より(安産祈願) |
| 駐車場 | 無料20台。週末はガードマンが配置される |
| アクセス | JR東北本線 小牛田駅から徒歩約20〜25分/車で約5分 |
| 電話 | 0229-33-2082 |
行き方・駐車場
JR東北本線 小牛田駅から北へ約2km、徒歩なら20〜25分、車なら約5分の田園地帯にあります。車の場合は東北自動車道 古川ICから国道108号線、県道19号線を経由して約30分。境内には無料駐車場が20台分あり、初詣やどんと祭などの繁忙期の週末はガードマンが配置され、安心して駐車できます。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
美里町は公共交通の本数が限られるエリア。花野果市場や涌谷町の黄金山神社まで足を延ばすなら、車移動が快適です。仙台空港や仙台駅から出発する場合は、事前にレンタカーを押さえておくと安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
2月17日の祈年祭に続き、旧暦3月11・12日には春季例大祭。境内に桜やツツジが咲きはじめ、近くの小牛田公園(素山公園)でも桜まつりが開かれます。
夏(6〜9月)
社殿裏の日本庭園で紫陽花が見頃を迎える「あじさい祭り」の季節(6〜7月)。緑濃い境内を、涼を求めて参拝する人が増えます。
秋(10〜11月)
旧暦10月11・12日の秋季例大祭に続き、11月15日は七五三祝、11月23日は新嘗祭。実りとともに、子どもの成長を祝う参拝客で賑わいます。
冬(12〜2月)
1月1日の歳旦祭からはじまる一年。1月14日には宮城県北地域でも最大級と言われる「どんと祭」が行われ、境内は一年で最も熱気に包まれます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 「神枕(おまくら)」を受け、子授け・安産を祈願する
山神社を象徴する授与品。願いが叶ったら倍にして納める「倍返し」の習わしは、江戸時代から今も続いています。

2. 拝殿、本殿でじっくり参拝する
大正6年に現在地へ遷座した社殿。860年以上の歴史に思いを馳せながら、静かに手を合わせたい場所です。

3. 社殿裏の日本庭園で四季の花を楽しむ
桜、ツツジ、紫陽花と季節ごとに表情を変える庭園。参道の空気とあわせて、静かなひとときを過ごせます。

4. 1月14日の「どんと祭」で地域の熱気に触れる
宮城県北地域でも最大級と言われるどんと祭。正月飾りを納めに集まる人々で、境内が一年で最も賑わう日です。

5. 小牛田駅前の老舗「村上屋」で名物「山の神まんじゅう」を味わう
山神社にあやかって名付けられた、明治33年創業以来の名物。粒餡を白い薄皮で包んだ蒸し饅頭で、参拝の土産に選ぶ人が絶えません。
あわせて回りたい、近くの見どころ

小牛田駅(西口)
山神社への玄関口となるJR東北本線の駅。西口を出てすぐの場所に、明治33年創業の老舗「山の神まんじゅう本舗 村上屋」本店があります。

美里町農産物直売所 花野果市場
国道346号沿いにある地場産直売所。野菜や果物、餅加工品のほか、農家レストラン「はなやか亭」ですいとん定食なども味わえます。

黄金山神社(涌谷町)
天平21年、日本で初めて金が産出されたと伝わる金運招福の神社。あわせて参拝する人も多い、宮城県北の人気パワースポットです。神社の詳しい由来を見る ›
近くの人気飲食店
小牛田駅周辺には、地元で長く愛される食堂や中華料理店が揃っています。参拝の前後に立ち寄るのにちょうどよい距離です。
丸竹食堂食堂・ラーメン小牛田駅前/定休:木曜/〜¥999/評価3.31(70件)📍Googleマップで現在地からのルートを見る小牛田駅近くで地元客に長く親しまれる食堂。ラーメンから定食まで揃う、参拝帰りに立ち寄りやすい一軒です。
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幸楽中華料理小牛田/定休:月曜/〜¥999/評価3.21(20件)📍Googleマップで現在地からのルートを見る地元で長く愛される中華料理店。ボリューム満点の一皿が揃い、家族連れの参拝客にも人気です。
食べログ予約 ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
あると助かるアイテム
安産祈願の参拝にあわせて、事前に揃えておくと当日ラクになるアイテムをまとめました。
御朱印帳安産祈願の参拝記念に。お気に入りの一冊を持って訪れましょう。
お守り入れ授与いただいた神枕やお守りを大切に持ち帰るための巾着。参拝の記念にもなります。
虫除けスプレー境内や社殿裏の日本庭園は緑が多く、夏場は虫が出ることも。ひと吹きしておくと快適です。
歩きやすいスニーカー境内や庭園周辺は砂利道の箇所があります。妊娠中の参拝者も多いため、履き慣れた靴がおすすめです。
よくあるご質問(FAQ)
山神社の拝観料はかかりますか。
参拝は無料です。安産祈願などの祈祷を受ける場合は、初穂料5,000円よりとなります。
「神枕(おまくら)」とは何ですか。
子授け・安産を祈願するための授与品です。願いが叶ったら感謝を込めて枕を倍にして納める「倍返し」の習わしが、江戸時代から今も続いています。
駐車場はありますか。
無料駐車場が20台分あります。初詣やどんと祭など混雑が予想される週末はガードマンが配置されます。
山神社へはどうやって行きますか。
JR東北本線 小牛田駅から徒歩約20〜25分、車で約5分です。東北自動車道 古川ICからは車で約30分です。
どんと祭はいつ行われますか。
毎年1月14日、宮城県北地域でも最大級と言われるどんと祭が行われます。
写真提供: Wikimedia Commons(鳥居・参道・拝殿・本殿 撮影: Bachstelze / CC BY-SA 3.0、小牛田駅西口 撮影: Mister0124 / CC BY-SA 4.0、花野果市場 撮影: ToshiJapon / CC BY-SA 4.0、黄金山神社(涌谷町)鳥居 撮影: ChiefHira / CC BY-SA 3.0)
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