梓川の清流越しに望む河童橋と穂高連峰TRAVEL HUB
#橋#絶景#ハイキング#上高地

河童橋(かっぱばし)

橋の真ん中で、誰もが一度足を止める。梓川の流れの向こうに穂高連峰がそびえ、振り返れば焼岳。標高1,500mの空気が、旅の理由を教えてくれます。

長野県松本市安曇上高地中部山岳国立公園/標高約1,500m更新: TRAVEL HUB編集部
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このページでわかること

  • 河童橋が上高地のシンボルと呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
  • 通年マイカー規制のもとでの行き方、沢渡・あかんだな駐車場とシャトルバスの料金
  • 開通期間(例年4月17日〜11月15日)と、季節ごとの楽しみ方
  • 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて歩きたい近くの見どころ
  • 上高地・乗鞍・白骨エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
0.0総合評価5点満点
人気度5.0
絶景度5.0
写真映え5.0
アクセス4.5
売店・食事4.5

※編集部が現地情報と公開データ(受賞歴、設備、所要アクセス等)をもとに独自評価しています。

河童橋ってどんな橋?

上高地バスターミナルから、林の中の道を5分ほど歩きます。木立が切れた瞬間、視界がまるごと入れ替わる。梓川の澄んだ流れの上に、木製の吊橋が一本。そして正面には、穂高連峰が壁のようにそびえています。河童橋は上高地のシンボルであり、この谷でいちばん多くの人が足を止める場所です。橋の板を踏むとわずかに揺れ、下を見れば水底の石まで数えられそうな清流。振り返れば、噴煙をたなびかせる焼岳が立っています。ひとつの橋の上で、北アルプスの荒々しさと梓川のやさしさが同時に手に入る。その贅沢さが、この橋が特別である理由です。標高は約1,500m。真夏でも空気はひんやりと乾いていて、下界の暑さがまるで嘘のように感じられます。橋のたもとには売店や食堂、ホテルが集まっているので、ここを起点に大正池へ下るのも、明神池へ足を延ばすのもうまくいきます。ただし上高地は通年マイカー規制。自家用車では入れないぶん、たどり着いた景色は静かで、澄んでいます。バスを降りて歩いてきた人だけが、この一枚の橋の上に立てます。

基本情報

河童橋 基本情報(早見表)
名称河童橋(かっぱばし)/梓川に架かる木製の吊橋
所在地長野県松本市安曇上高地
エリア中部山岳国立公園(上高地)、標高約1,500m
料金無料(上高地への入域、河童橋の通行とも無料)
開通期間例年4月17日〜11月15日。冬期は閉鎖(最新の日程は上高地公式サイトでご確認ください)
アクセス上高地バスターミナルから徒歩約5分。通年マイカー規制のため沢渡またはあかんだなでシャトルバス、タクシーに乗換
所要時間の目安橋の往復と河原の散策で30分〜1時間、大正池や明神池まで歩くなら半日〜1日
ベストな時間帯穂高連峰がすっきり見えるのは早朝。日中は人が増えるため、静けさを求めるなら朝いちばん

行き方・駐車場

上高地は通年マイカー規制です。自家用車はレンタカー、自動二輪を含めて釜トンネルより先へは入れません。松本市方面からは沢渡(さわんど)駐車場(1日800円)、高山市方面からはあかんだな駐車場(1日600円)に停め、シャトルバスかタクシーに乗り換えます。沢渡から上高地までのシャトルバスは往復2,800円、片道1,500円、所要約25〜30分。公共交通なら松本駅からアルピコ交通上高地線で新島々へ約30分、そこから上高地行きバスで約1時間です。松本バスターミナルからの直行便「ナショナルパークライナー」もあります。釜トンネルの通行時間は通常5:00〜19:00、7月と8月のみ5:00〜20:00で、帰りのバスの最終時刻が行程の締切になります。最新の運行日程と時刻は上高地公式サイトで必ずご確認ください。沢渡やあかんだなまでの移動にレンタカーを使うなら、レンタカーの最安値比較からどうぞ。

レンタカーは沢渡・あかんだなまでの足に

上高地の中へは車で入れませんが、沢渡やあかんだなの駐車場までは車が便利です。松本や高山を組み合わせる旅なら、レンタカーとシャトルバスの組み立てが最も自由が利きます。夏休みと紅葉期は早めの手配が安心です。

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季節ごとの楽しみ方

🌸

春(4〜5月)

例年4月17日の開通で山が開きます。開山祭は例年4月27日。穂高連峰にはまだたっぷりと雪が残り、芽吹きはじめた新緑と雪の白のコントラストが一年で最も鮮やかな季節です。

☀️

夏(6〜8月)

標高1,500mの避暑地の本領。下界が猛暑でも、梓川の川風はひんやりとしています。7月と8月は釜トンネルの通行が20時までのび、行程に余裕が生まれます。

🍂

秋(9〜11月)

カラマツやダケカンバが色づき、雪をかぶりはじめた穂高との色の重なりが見られます。閉山式は11月15日。朝の冷え込みは真冬並みなので防寒は厚めに。

❄️

冬(11月中旬〜4月中旬)

閉山期間で、バスも宿も休みに入ります。一般の観光として訪れることはできません。次のシーズンの開通を待ちましょう。

編集部おすすめの過ごし方 5選

梓川の清流越しに見る河童橋と穂高連峰

1. 朝いちばんの橋の上に立つ

穂高連峰は日が高くなるほど雲を呼びます。すっきりと稜線まで見えるのは早朝。上高地に泊まった人だけが味わえる、静かな河童橋がここにあります。

河童橋の下流側から望む焼岳と梓川の河原

2. 橋の上で振り返って焼岳を探す

穂高ばかり見ていると見逃します。橋の上で下流側を振り返ると、噴煙をたなびかせる焼岳。北アルプス唯一の活火山で、1915年の噴火が大正池を生みました。

梓川の河原と残雪の山並み

3. 河原に降りて水に手を浸す

橋のたもとから河原に降りられます。雪解け水の梓川は真夏でも痛いほど冷たく、この一瞬で標高1,500mを体が理解します。腰を下ろして山を眺めるだけの時間を、ぜひ。

河童橋の木製の橋板と親柱

4. 橋のたもとでひと息つく

河童橋の周りには売店、食堂、ホテルが集まっています。五千尺ホテル上高地のラウンジや上高地食堂など、山の上とは思えない選択肢があるのもこの橋の周りだけです。

河童橋を起点に梓川沿いを歩くハイキングコース

5. ここを起点に梓川沿いを歩く

下流へ向かえば田代池、大正池。上流へ向かえば岳沢湿原、明神池。高低差がほとんどない遊歩道なので、歩いた分だけ景色が変わります。帰りのバスの時刻から逆算して距離を決めましょう。

安全に楽しむために。上高地は標高約1,500m。真夏でも朝晩は冷え込むので、防寒着は必ず持参してください。天候は変わりやすく、遊歩道は木道や砂利道が続くため、歩きやすい靴が安心です。開通期間は例年4月17日〜11月15日で冬期は閉鎖されます。ツキノワグマの生息地でもあるため、現地の掲示と最新情報の確認を忘れずに。

あわせて回りたい、近くの見どころ

田代橋・穂高橋と梓川の流れ

田代橋・穂高橋

梓川本流に連続して架かる2本の橋。橋の上からは霞沢岳や六百山が望め、右岸コースと左岸コースの分岐点にもなっています。河童橋とはまた違う、静かな橋の時間が流れます。

河童橋から徒歩約15分
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岳沢湿原の透明な水面と立ち枯れ木

岳沢湿原

河童橋から梓川右岸を歩いて約15分。立ち枯れの木が水面に映る、息をのむほど静かな湿原です。左岸コースより人が少なく、上高地の中では穴場と言える場所。

河童橋から徒歩約15分
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明神池の水面と明神岳

明神池・明神橋

穂高神社奥宮の境内にある神域の池。明神岳を映す鏡のような水面は、上高地の奥にひそむもうひとつの世界です。拝観料は大人500円、小学生200円。

河童橋から徒歩約1時間
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大正池の水面に映る焼岳と立ち枯れ木

大正池

1915年の焼岳の噴火が梓川をせき止めて生まれた池。水鏡に映る焼岳と穂高は、上高地でも一、二を争う名景です。早朝の朝靄の時間帯が格別。

河童橋から徒歩約1時間(下流方向)
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梓川右岸のウェストン碑

ウェストン碑

日本近代登山の父と呼ばれるウォルター・ウェストンを讃えるレリーフ。この谷が「日本アルプス」として世界に知られるきっかけをつくった人物です。毎年6月にウェストン祭が開かれます。

河童橋から徒歩約20分
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近くの人気飲食店

上高地は国立公園の中。コンビニはなく、食事処はホテルと山小屋、バスターミナルの食堂に限られます。だからこそ、山の上で出てくる一皿の温かさは格別です。河童橋の周りは、上高地の中でいちばん選択肢が多いエリアです。

  • 河童橋畔に建つ五千尺ホテル上高地の周辺風景
    五千尺ホテル上高地 LOUNGEカフェ・スイーツ河童橋のたもと/レアチーズケーキ、信州産りんごのアップルパイ📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    河童橋の目の前に建つホテルのスイーツカフェ。穂高連峰を仰ぎながらケーキをいただく時間は、山を歩いたあとのごほうびそのものです。営業時間は公式サイトでご確認ください。

  • 上高地バスターミナル周辺の風景
    上高地食堂食堂・定食上高地バスターミナル隣接/早朝から営業📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    バスターミナルの隣にある、上高地でもっとも気軽な食堂。早朝から開いているので、始発のバスで着いてそのまま朝食、という使い方ができます。

  • 梓川沿い、上高地帝国ホテル方面の風景
    上高地帝国ホテルホテルラウンジ田代橋近く/宿泊者以外もラウンジを利用可📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    1933年開業、赤い三角屋根が森に映える日本初の本格山岳リゾートホテル。ロビーラウンジは宿泊者以外も利用でき、アップルパイが名物です。営業時間は公式サイトでご確認ください。

  • 上高地の遊歩道沿いに建つ山小屋の風景
    嘉門次小屋山小屋・岩魚明神池のそば/名物は岩魚の塩焼き📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    明神池のほとりに建つ山小屋。囲炉裏でじっくり焼き上げる岩魚の塩焼きが名物です。河童橋からは徒歩約1時間、明神まで歩く人へのごほうびになります。

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。

撮影のコツ

河童橋は上高地でもっともカメラが並ぶ場所。だからこそ、時間と立ち位置を少しずらすだけで、写真は大きく変わります。

  • 梓川の河原から見上げる河童橋と穂高連峰
    河原に降りて、川面を入れる

    橋の上からではなく、たもとの河原に降りて低い位置から狙うと、梓川の透明な流れと橋、穂高連峰が一枚に収まります。上高地を象徴する構図です。

    おすすめ時間帯:早朝(穂高の稜線が最も出やすい)
  • 河童橋から望む焼岳
    下流側を向いて焼岳を主役にする

    穂高側は誰もが撮ります。橋の上で反対を向き、焼岳を主役にすると、同じ場所とは思えない一枚になります。噴煙が写り込めば大成功です。

    おすすめ時間帯:午前中(順光で山肌の立体感が出る)
  • 河童橋の木製の橋板とワイヤー
    橋そのものに寄る

    橋板の木目、ワイヤー、親柱の文字。引きの絶景ばかりでなく、足元に寄った一枚を混ぜると、旅の記録に手ざわりが生まれます。

    混雑を避けるなら:早朝、または夕方のバスが引けたあと
  • 残雪をまとった山並みと梓川
    季節を写し込む

    残雪の5月、深緑の8月、黄葉の10月。同じ構図でも季節でまるで別の場所になります。何度も通う人が絶えないのは、この変化のためです。

    レンズの目安:広角(山と橋を一枚に収めやすい)

このエリアの宿(料金比較)

上高地に泊まる最大の価値は、朝と夕方にあります。日帰りの人がバスで帰ったあとの河童橋は、驚くほど静か。朝靄が晴れていく穂高連峰を橋の上から独り占めできるのは、この谷に泊まった人だけの特権です。上高地内のホテルのほか、沢渡や乗鞍高原、白骨温泉の宿から通う組み立ても人気です。

宿泊者だけが出会える、静かな朝の上高地と梓川
🌄 朝の河童橋を独り占め🏔 穂高連峰を望む立地🚌 シャトルバスで乗換

上高地・乗鞍・白骨エリア

山岳リゾートと温泉宿から選べる
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18,000円〜
1泊1室2名・朝食付(サンプル)
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じゃらん
19,500円〜
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Booking.com
20,800円〜
1泊1室2名(サンプル)
料金を見る

※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。

あると助かるアイテム

上高地にコンビニはありません。売店はありますが品数は限られます。標高1,500mの気温と、砂利道や木道が続く遊歩道を前提に、持って行くと当日ラクになるものをまとめました。

  • トレッキングシューズ
    トレッキングシューズ

    河童橋から先の遊歩道は砂利道と木道が続きます。高低差はほとんどありませんが、距離が長いので足元の安定が一日を左右します。

  • マウンテンパーカー(防風・撥水)
    マウンテンパーカー(防風・撥水)

    標高約1,500m。真夏でも朝晩は冷え込み、山の天気は急に変わります。防寒と雨よけを一枚で兼ねられるので、季節を問わず入れておきたい装備です。

  • ステンレスボトル/水筒
    ステンレスボトル/水筒

    自動販売機は限られ、歩く距離は長くなりがちです。空気が乾いているぶん喉の渇きに気づきにくいので、手元に一本あると安心して歩けます。

  • 虫除けスプレー
    虫除けスプレー

    梓川沿いと湿原まわりは、初夏から夏にかけて虫が出ます。立ち止まって山を眺める時間が長い場所だからこそ、効いてきます。

  • モバイルバッテリー
    モバイルバッテリー

    景色が良すぎて、想定の何倍も撮ってしまう場所です。気温が低いと電池の減りも早くなります。帰りのバス時刻を調べる電池を残しておくためにも一つ。

よくあるご質問(FAQ)

河童橋へマイカーで行けますか。

行けません。上高地は通年マイカー規制で、自家用車はレンタカーや自動二輪を含めて釜トンネルより先へ入れません。松本方面からは沢渡駐車場(1日800円)、高山方面からはあかんだな駐車場(1日600円)に停め、シャトルバスかタクシーに乗り換えます。

沢渡から上高地までのシャトルバスの料金と所要時間を教えてください。

往復2,800円、片道1,500円で、所要は約25〜30分です。最新の時刻表と運賃はアルピコ交通と上高地公式サイトでご確認ください。

河童橋はいつでも訪れることができますか。

できません。上高地の開通期間は例年4月17日〜11月15日で、冬期は閉鎖されます。釜トンネルの通行時間は通常5:00〜19:00、7月と8月のみ5:00〜20:00です。最新の日程は上高地公式サイトでご確認ください。

河童橋から上高地バスターミナルまでどのくらいかかりますか。

徒歩約5分です。平坦な道なので、荷物があっても負担になりません。橋のたもとには売店や食堂、ホテルが集まっています。

真夏でも上着は必要ですか。

必要です。上高地の標高は約1,500mあり、真夏でも朝晩は冷え込みます。梓川沿いは川風も抜けるため、防風性のある上着を一枚持っていくと安心です。

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部では、「自然と涙が溢れる感動体験」をテーマに、実際に訪れた場所の中から、心から感動できるスポットや体験だけを厳選して紹介しています。掲載情報は編集部による現地取材や公式情報をもとに作成しており、定期的に最新の内容に更新。また、宿泊料金については複数の予約サイトを横断比較し、おトクなプランをご案内しています。

河童橋は、上高地・松本 1泊2日モデルコースの1日目の中心。大正池から歩いてここへ着く順番が、いちばん感動が積み上がります。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。

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